入社前面談を行うSES企業は危険!優良SES企業を探すコツも紹介|SES
入社前面談をするSES企業って危険なの?
優良なSES企業に入りたいんだけど…
✓本記事の結論
- ・入社前面談を行うSES企業には入社するな!
- ・入社前面談している企業をやめといた方がいいのはエンジニア側に都合の悪いところばかりだから
- ・優良なSES企業を探すなら企業の内部事情について知ろう
本記事では、SES企業における入社前面談の実態を解説したうえでそれらの企業への入社を勧めない理由やどんな企業に入るべきかまで説明していきます。
目次
1.SES企業における入社前面談とは
SES企業における入社前面談について以下の流れに沿って解説します。
- ・SES企業の一般的な面談の流れ
- ・SES企業の入社前面談とは
入社前に行われるSES面談についての詳細はこちら⇒【SES面談パーフェクトガイド|流れ、質問、違法性、落ちる人を解説】
1-1.SES企業の一般的な面談の流れ
SES企業の入社前面談について解説する前に、ここではSES企業の一般的なSES面談の流れを解説していきます。
以下の画像をご覧ください。
基本的なSES企業の契約形態はSES企業と雇用契約を結び、クライアント企業(案件)先に常駐するというのが一般的なSES企業です。
一般的なSES企業の面談の流れ
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一般的には、入社してからクライアント先の面談をするのが一般的です。
SESについてよく分からない方は以下の記事をご覧下さい。
関連記事:SESとは?【図解】IT派遣との違いや契約のメリットをわかりやすく解説
1-2.SES企業の入社前面談の流れ
それでは、入社前面談について解説していきます。
「一般的な面談の流れ」と「入社前面談の流れ」の違いは順番です。
入社前面談をしているSES企業
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入社前面談を行っているSES企業はクライアント先の面談に合格した場合のみ入社が決まります。
一般的なSES企業であれば、入社日から給与が発生しますが、入社前面談の場合は合格するまで入社が決まらないため、給与も発生しません。
この時、技術者のスキルや資質によって案件への配属が断られることがしばしばあります。
つまり面談に落ちるということです。
入社日から給料が発生するのがふつうであるため、面談で案件が決まらない場合は永遠に給料は出ません。
このような危ない企業に引っかからないためには企業の内情を知るために転職・就職エージェントの利用が不可欠です。
SES企業の内情を詳しく知りたい方は詳細を以下でご確認ください。
2.入社前面談をするSES企業は入社しないほうがいい理由
結論からお伝えすると、入社前面談を行うSES企業には絶対に入社してはいけません。
理由としては以下となります。
- ・給与が発生しないため
- ・お金に余裕ない企業が多い
- ・研修がある企業はたくさんあるから
- ・ブラック企業の可能性が高い
詳しく解説します。
2-1.給与が発生しないため
上述した通り、入社前面談は無給で行われます。
面談に合格できない期間が続けば続くほど、給与が貰えない期間も同様に長引くことになります。
終わりが見えない面談によって不安を抱えることになる可能性が非常に高いです。
2-2.お金に余裕のないSES企業が多い
入社前に面談期間を設けることで、企業側は本来あなたに払わなければならない給与を浮かせることができます。簡単にいうとコストカットができます。
入社前面談を採用することは金銭的に苦しい企業にとっての抜け道になり得ます。
また、お金に余裕がないSES企業は倒産する可能性も高いため、お金に余裕がない企業に入社するのはオススメしません。
2-3.研修がある企業はたくさんあるから
研修で学ぶとITインフラについての理解を深めたり、プログラミングについて学び、現場での業務が円滑に行えるよう備えます。
特に未経験の方は研修を受けた方がいいのは明らかです。
多くの選択肢がある中で、わざわざ研修のないSES企業を選ぶメリットはないでしょう。
2-4.ブラック企業の可能性が高い
今まで説明してきた通り、入社前面談をする企業にはデメリットがたくさんあります。
このような企業は技術者の働きやすさを考慮していない可能性が高いです。
その結果、入社後も何らかのトラブルや不満を抱える恐れがあります。
3.入社前面談を行うSES企業の特徴は?
それでは、入社前面談を行うSES企業に入社しないようにするために、ブラック企業の特徴をお伝えします。
3-1.口コミが悪い
火のない所に煙は立たぬと言うように、やはり悪く言われるのにはそれなりの理由があることがほとんどです。
口コミを見れば、実際にその企業に関わりのあった人のリアルな声を知ることができます。
口コミを検索する方法としては以下のサイトを利用すると良いでしょう。
●転職会議
サイト先:転職会議
転職会議は元社員による口コミが多く掲載されており、働いていた方の口コミを見ることができます。
口コミは簡単に誰でも書くことができ、辞めた人が書くことがほとんどのため、全て鵜吞みにせずに参考程度に確認しましょう。
●openwork
サイト先:openwork
openworkも「社員・元社員の声」が掲載されており、働き手に対して、透明性を高めることを目的として運営されています。
そのため、ブラック企業を見極めるには非常に良い口コミサイトです。
3-2.3次請け・4次請け企業が多い
多重下請け構造のIT業界において、SES企業も1次請けの企業から4次請け以降の企業まで様々です。
商流が下がれば下がるほど、業務内容の質も下がり労働環境も悪化する傾向があります。
このような企業は避けることをおすすめします。
3-3.企業情報が曖昧
評価基準や単価・還元率などが不明瞭な会社には注意が必要です。
なぜなら、企業側の都合の良いようにあなたが使われてしまう恐れがあるからです。
また、社員のモチベーションをつなぎ留めるものがない企業は優秀な人材を失い、質が低い企業の可能性が高いです。
ここまで入社前面談を行うSES企業の特徴について説明してきましたが、実際には入社前面談を実施している企業を見分けるのはとても難しいです。
面接ではじめて入社前面談について聞かされることが多いのが現状です。
4.優良なSES企業を探す時のポイント
ブラック企業を避ける方法は解説しましたが、優良なSES企業を探す方法をご紹介します。
4-1.研修・教育制度の充実度を確認する
研修や教育に熱心に取り組んでいる企業は、働き手のキャリアを考えてくれていることが多いです。
十分な長さの研修期間が設けられることで、実際に業務に携わることになった時に不自由が少なくなります。
またイベント等の参加費を会社側が負担してくれるなど働きながらもスキルアップができる環境を整えてくれる企業は優良企業です。
4-2.口コミをチェックする
口コミはその企業の良し悪しがダイレクトに伝わってくる点で優れています。
openworkや転職会議などの口コミサイトで社員の声を確認してみましょう。
企業選びをするうえで有益な情報を得られること間違いなしです。
4-3.企業の内部事情を知る
自分にあった企業を選ぶには、まず企業についてしっかり知ることが大切です。
しかし実際にはネットで情報を調べても情報量が少なかったり、真偽が見分けにくい情報があったりと困っている方も多いのではないのでしょうか。
優良なSES企業を見分けるためには、企業の内部事情を知ることです。そのためにIT専門の転職エージェントから話を聞きましょう。
業界を熟知したITのプロアドバイザーが様々な企業の実態を詳しくあなたにお伝えできます!
5.まとめ:入社前面談をしているSES企業は絶対ダメ!
まとめると、入社前面談をしているSES企業には絶対入社しないようにしましょう。
一般的なSES企業の面談の流れは以下となります。
一般的なSES企業の面談の流れ
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入社前面談をしているSES企業の流れは以下となります。
入社前面談をしているSES企業
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一般的なSES企業と入社前面談をしているSES企業の違いは以下となります。
一般的なSES企業
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入社前面談をしているSES企業
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このように入社前面談をしているSES企業には多くのデメリットがあります。
入社前面談をしているSES企業は避けましょう。
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はじめに職歴をお聞かせください。
この記事の監修者
エンジニア
大学卒業後、新卒で不動産会社に就職。その後23歳で開発エンジニアにキャリアチェンジし、3年間大手Slerにて様々な開発に携わる。その後、インフラストラクチャー企業にて人材コンサルタントとして経験を積み、株式会社ユニゾン・テクノロジーを創業。現在の代表取締役