Java Silverの勉強サイトはこれだ!問題集も合わせて解説|Oracle認定Java
Java Silverを受験するために勉強したいけど、いいサイトが見つからない
どうやって勉強すれば、Java Silverに合格できるんだろう…
✓本記事の流れ
- ・おすすめの勉強サイトと参考書・問題集を確認しよう
- ・自分に合った勉強方法を知ろう
- ・Java Silverの過去問を確かめよう
本記事では、Java Silverに合格するための勉強サイトと参考書・問題集をご紹介しています。
効率よく勉強して合格を掴むためにも、ぜひ参考にしてみてください!
目次
1.Java Silver(SE11)とは?
まず初めに、「Java Silver SE11」の試験概要について説明していきます。
試験の概要を把握してから、試験勉強に取り掛かりましょう。
1-1.Java Silver(SE11)の概要
Java Silverの開催元である日本オラクル株式会社によると、Java Silverは以下のように定義されています。
Silver SE 11 認定資格は、Javaアプリケーション開発に必要とされる基本的なプログラミング知識を有し、上級者の指導のもとで開発作業を行うことができる開発初心者向け資格です。 |
Java SilverはOracle認定Javaプログラマー試験のひとつであり、Java Bronzeの上位に位置する資格になります。
難易度としては、Javaプログラミング中級者向けの資格です。
試験概要 |
詳細 |
試験名 |
Java Silver(Java SE 11 Programmer I) |
試験時間 |
180分 |
合格率(%) |
63.0% |
目安の勉強時間 |
80〜100時間程度 |
出題数 |
80問 |
出題形式 |
選択問題 |
受験方式 |
CBT方式(コンピュータでの受験) |
受験費 |
37,730円(税込) |
受験場所 |
全国のテストセンター |
開催時期 |
通年 |
URL |
1-2.Java Silver(SE11)の注意点
Java Silverには現在試験が行われているSE11と、以前試験が行われていたSE8などがあります。
現在、Java Silverで受験可能なのはSE11のみとなっています。
参考書などを購入する際に、間違えてSE8以前のものを購入しないように注意しましょう。
2.Java Silver(SE11)の勉強サイト
問題を解く前に見ておくとよい動画や、書籍では理解しにくかった箇所があった場合におすすめの動画や動画サイトを紹介していきます。
2-1.Oracle公式(YouTube)
Java Silverを開催している日本オラクル株式会社の公式You Tubeです。
試験範囲のポイントを解説している動画がおすすめです。
しかし内容がバージョンSE8になっており、現在のバージョンよりも古い点に注意してください。
時間に余裕がある場合、黒本などの問題演習に入る前にさらっと見ておくのが良いでしょう。
おすすめ動画(音が流れますのでご注意ください) |
2-2.黒本著者が教える やさしくない!? Java(YouTube)
Java Silver対策問題集である黒本の著者が、Javaの解説をしている動画です。
Javaを使ったプログラミングの仕組みをわかりやすく解説してくれています。
再生リストに「Java Silver対策講座」を作成してくれているので、理解しにくかった箇所を説明している動画を視聴するとよいでしょう。
3.Javaのおすすめ勉強サイト
Javaのプログラミングをやったことがない方やJavaの基礎からしっかり勉強したい方は、最初にJava Silverの勉強をするのではなく、基本的なJavaの学習から始めていきましょう。
ここでは、Javaの基本からしっかり勉強するためにおすすめの勉強サイトを紹介していきます。
3-1.Progate
プログラミング初心者向けに、プログラムの組み方を実践方式で学べる勉強サイトです。
様々なプログラミング言語のカリキュラムが用意されており、最初のレッスンは全て無料で受講できます。
初心者向けサイトなのでJava Silverの試験対策はできませんが、Javaという言語がどういったものなのかを掴みたい方にProgateがおすすめです。
かわいいイラストとわかりやすい手順で、プログラミングの方法を実践的に学べます。
こちらの勉強サイトはスマートフォンでも学習ができるので、場所を選ばずに学習できる点も魅力的です。
3-2.Udemy
動画買い切りのオンライン学習プラットフォームです。
参考書やWEBサイトで勉強中に理解しにくい項目があれば、そこを詳しく説明している動画を視聴するとよいでしょう。
ここでは、Java関連動画のベストセラーを2本ご紹介していきます。
●【Java-基礎】Javaプログラミング基礎入門講座
【Java-基礎】Javaプログラミング基礎入門講座 | Udemy
動画価格…3,600円
Javaの基礎知識を、図を用いて丁寧にじっくり解説されている講座です。Javaの知識ゼロからでも安心して学習できます。
用意されている演習問題で実際に手を動かしながら勉強できるので、わからないポイントがすぐに洗い出せる点もおすすめです。
購入を悩まれている方向けに、導入だけの無料版も公開されているので、悩まれている方は一度視聴をおすすめします。
●一週間で身につくJava言語
動画価格…3,600円(新規受講生割引価格:3000円)
Javaプログラミング未経験の人に向けて、1週間で学習できるカリキュラムが組まれた動画です。
動画のカリキュラムに沿って一週間勉強すれば、Javaプログラミングのことがある程度わかるように解説されています。
練習問題を挟みながら解説がされるため、着実に知識を身に着けることができるでしょう。
3-3.paiza
paizaは、勉強したいプログラミング言語を動画で学習できるサイトです。
3分動画でさっくり動画を見れるため、隙間時間で勉強できる点が魅力な勉強サイトです。
無料と有料プランがあり、無料でも多くのコンテンツを利用することができます。
無料で動画視聴をしてみて、自分に合うようであれば有料プランに入って勉強するのがおすすめです。
金額 |
無料プラン : ¥0 |
3-4.TECH PROjin Java練習問題
Javaに関する練習問題を多数掲載している勉強サイトです。
Java Silverに関する問題はJava8の頃のものになりますが、Java関連の問題を数こなすことができるためおすすめのサイトになります。
問題には簡単な解説や解答例が付いているので、間違えた問題は参考書や勉強サイトで復習するようにしましょう。
4.Java Silver(SE11)の試験対策におすすめの参考書と問題集
ここでは、Java Silverの試験対策に特におすすめの参考書を紹介していきます。
4-1.Java Silver(SE11)におすすめの参考書
Java Silverは、プログラミング未経験からでも順を追って勉強すれば合格できる試験です。
未経験からJavaを勉強する方への参考書と、ある程度理解をしている方に向けた参考書をそれぞれ紹介していきます。
●スッキリわかるJava入門 第3版
Javaの基礎をかみ砕いて、初心者の疑問をわかりやすく解説している書籍です。
Javaプログラミングに関する知識がない方は、まずこの本を読みJavaの基礎知識を頭に入れましょう。
●オラクル認定資格教科書 Javaプログラマ Silver SE11
Oracle認定Javaプログラマー試験の定番参考書として、紫本と呼ばれている本です。
Javaのプログラミングについてある程度理解を深めたら、本書で本格的に試験対策をしていきましょう!
各章末に分野ごとの練習問題が用意され、巻末には本番形式の模擬試験が2回分収録されています。
もちろん解説付きなので、わからない点があればすぐに解説を読めるのが嬉しいポイントです。
4-2.Java Silver(SE11)におすすめの問題集
参考書を読んである程度知識が付いたら、問題集を解いてみましょう。
参考書を読んでいるだけではわからない、自分が理解できていないポイントを洗い出すことができます。
合格するためには、多くの問題を解いて理解を深める必要があります。
問題集はできるだけ、早い段階から解くようにスケジュールを組みましょう。
●徹底攻略Java SE 11 Silver問題集
Oracle認定Javaプログラマー試験では定番の問題集で、黒本と呼ばれています。
この一冊を重点的に解いていればJava Silverに合格できるといわれるほど、Java Silver対策に特化した問題集になります。
問題集に迷ったら、まずはこの本がおすすめです。
●Javaプログラマ Silver SE11 スピードマスター問題集
分野別に収録された問題と、2回分の模擬試験を含めて合計303問が収録されているJava Silver対策に特化した問題集です。
問題ごとに解説がつけられているので、間違えたらすぐに確認することができます。
5.Java Silver(SE11)の過去問はあるのか?
練習問題に慣れてきたら、過去問題を解きたいと考える方も多いと思います。
そのような方のために、Java Silverの過去問について詳しく説明していきます。
5-1.Java Silver(SE11)の過去問はある?
結論を言いますと、Java Silverの過去問題は用意されていません。
WEB、書籍、どちらの方式でも公開されていないことから、Java Silverの過去問を解くことはできません。
5-2.過去問に似た問題を解く方法
過去問はありませんが、似た問題を解く方法が2つあるので紹介していきます。
●Oracle公式HPサンプル(SE8)
試験を主催している日本オラクル株式会社のホームページでは、試験のサンプル問題が掲載されています。
ただし、現在公開されている問題は古いバージョンであるSE8の問題です。
SE11で追加されたモジュールの問題などは入っていない点に注意してください。
●徹底攻略Java SE 11 Silver問題集(黒本)
今回の記事でご紹介している黒本ですが、実際の試験で表記を変えただけの問題が出題されたこともあります。
Java Silverを徹底対策している本なので、クオリティは過去問と遜色ないものになっています。
もしJava Silverの過去問を解きたい場合は、こちらの黒本を徹底的に読み込むことをおすすめします。
6.Java Silver(SE11)の理解度別の勉強時間
ここでは、Javaの理解度別に、使用するとよい参考書や勉強の仕方、勉強にかかる目安時間を説明していきます。
6-1Java初心者の勉強時間
Javaを勉強したことがなく、初めて触れる初心者の方は、まず初心者向けのJavaの参考書を読んでJavaの基礎を知るところから始めましょう。
勉強時間の目安は個人差がありますが、約80〜100時間ほど必要です。
Java初心者の勉強方法
- 初心者向け参考書や勉強サイトでJavaの基礎を勉強する
- 簡単な問題解く
- 理解できてないところを復習する
- ある程度理解したら、黒本の問題を解く
- 理解できてないところを復習する
問題を繰り返し解いて理解度を深めることが大切です。
一周して終わるのではなく、繰り返し何度も解くようにしましょう。
6-2.Javaを理解している人の勉強時間
Javaのプログラミングをある程度理解していて、まだ実務経験がない方は、理解できていない箇所を洗い出して重点的に勉強していきましょう。
勉強時間の目安は個人差がありますが、約20〜30時間ほど確保するようにしましょう。
Java理解者の勉強方法
- 理解してないところを洗い出す
- 参考書や勉強サイトで学習する
- 簡単な問題解く
- 理解できてないところを復習する
- ある程度理解したら、黒本の問題を解く
- 理解できてないところを復習する
苦手な問題が解けるようになるまで、繰り返し問題を解くようにしましょう。
6-3.Javaの実務経験者の勉強時間
Javaを使った実務経験がある方は、とにかく問題を解いて試験に慣れていきましょう。
勉強時間の目安は個人差がありますが、約20〜30時間ほどあれば問題ありません。
Java実務経験者の勉強方法
- 黒本の問題を解く
- 理解できてないところを復習する
7.まとめ
Java Silverの試験におすすめの勉強サイトや参考書・問題集について説明していきました。
自分に合った方法を見つけ繰り返し問題を解いていくことで、合格に近づくことができます。
勉強サイト |
参考書・問題集 |
|
しっかりと勉強をすれば取得できない資格ではありません。
Java Silverは、就職・転職する際に持っているとJavaの知識があることの証明になり、就職・転職活動にも有利に働きます。
計画的に勉強を進めて、Java Silverの合格を目指しましょう!
このようなことで
悩まれています。
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こんにちは!
はじめに職歴をお聞かせください。
この記事の監修者
エンジニア
大学卒業後、新卒で不動産会社に就職。その後23歳で開発エンジニアにキャリアチェンジし、3年間大手Slerにて様々な開発に携わる。その後、インフラストラクチャー企業にて人材コンサルタントとして経験を積み、株式会社ユニゾン・テクノロジーを創業。現在の代表取締役