失敗しないWebエンジニアへの転職方法!転職に必要なことを解説
Webエンジニアに転職する際に必要なことを知りたい!
Webエンジニアとして就職する際に有利なスキルってどんなの?
✓本記事の流れ
- ・Webエンジニアの転職知識の解説
- ・Webエンジニアへの転職を成功させるコツ
- ・Webエンジニアに転職する際におすすめの転職エージェントの紹介
Webエンジニアへの転職をしたいが、何から始めればいいかわからないという方が多いと思います。
この記事では元エンジニアがWebエンジニアへの転職を成功させるコツを解説していきます!
Webエンジニアに転職する際に有利になるスキルや資格について解説するとともに、Webエンジニアとして転職する際のおすすめの転職エージェントについても紹介していきます!!!
目次
1.Webエンジニアへの転職を成功させるコツ
方向性が不明確なままでは、理想の転職を成功させるのは困難です。
Webエンジニアへの転職を成功させるため、以下の方法と手順を参考にしながら準備を進めていきましょう。
1-1.転職活動の流れを理解する
まずは転職活動の流れを理解しましょう。各準備にどれくらい時間がかかりそうなのか考えながら、大まかなスケジュールを立ててみることが大切です。
例えば転職の目標を3ヵ月にした場合のスケジュールとして以下のようなものが考えられます。
- ・準備期間(2週間ほど)
- ・企業探し、応募(2週間ほど)
- ・選考(1ヵ月ほど)
- ・退職手続き(1ヵ月ほど)
準備期間とは、転職理由や自分のスキルを正しく把握するための時間です。
いきなり求人探しを始めては自分に合う企業を絞り込みづらいので、最初に転職活動の方向性を定めてから準備するのがポイントになります。
1-2.転職理由を明確にする
理由が曖昧なまま転職してしまっては、新しい職場でも今抱えているのと同じ問題に直面する可能性があります。
ミスマッチによって何度も転職を繰り返す事態を避けるために、転職理由を明確にしてから具体的な行動に移しましょう。
明確にしておくべき3ポイント
- ・今の会社を辞める理由
- ・Webエンジニアに転職したい理由
- ・志望先の企業を選んだ理由
上記3つのポイントは転職活動の方向性を定めるのに役立つほか、選考でも質問されるケースが多く見られます。
なぜ転職を決めたのか自分の言葉で説明できるように準備しておきましょう。
1-3.転職先で優先することを整理する
仕事に求めるものは人それぞれたくさんあると思いますが、すべての条件を完璧に満たすような転職先を見つけるのは困難です。
こだわりすぎるといつまで経っても転職先が見つからない可能性があるため、希望条件の中でも特に何を優先するか整理しておきましょう。
仕事に求めるものの例
- ・上流工程のスキルを身につけられる
- ・客先常駐は避けたい
- ・一部リモートワークで働ける
そのほか、勤務地や年収、キャリアパスなども仕事に求めるものとして考えられます。
効率的に企業を探せるように、譲れない条件と妥協できる条件を明らかにしてみてください。
1-4.スキルの棚卸しをする
希望条件に合う企業が見つかっても、自分を評価してもらわないことには採用には至りません。
転職前の経験がどのように活きるのかを選考で説明できるように、今持っているスキルの棚卸しをしましょう。
整理しておきたいポイント
- ・これまで担当してきた業務
- ・チーム内での役割
- ・手がけたシステム、Webサイトなど
- ・使える言語、ツール
- ・Webエンジニアに役立つ資格
スキルは、志望する企業の特徴に沿ったものをアピールできるとより好印象です。
転職後の開発環境や仕事内容から逆算して、実際に活かせそうなスキルを積極的にアピールしましょう。
1-5.企業研究をする
Webエンジニアとひとまとめに言っても、活躍の場は多岐にわたります。
Web開発に関わる企業が数多く存在するなかで、「なぜその企業を選んだのか」を説明できるように志望企業のことを詳しく調べましょう。
見ておきたいポイント
- ・会社の基本情報(代表取締役、企業理念など)
- ・業界での立ち位置
- ・力を入れている分野
- ・職場の雰囲気
- ・キャリアパス
- ・勤務条件
企業研究は志望企業だけでなく、同業他社も含めて調べてみるのがおすすめです。
同業他社と比較しながら、「どんな強みがあるのか」「何が一番の魅力なのか」などを考えてみると、企業の特徴を理解しやすくなります。
1-6.本命の企業までに準備を重ねる
選考での面接、特に第一希望の企業となれば、誰しも緊張によって本来の力を発揮できなくなるものです。
緊張している中でもうまく自分を出し切るために、繰り返し模擬面接に臨んだり、志望動機を他者に添削してもらったりして準備を重ねましょう。
弊社が運営するユニゾンキャリアでは、エントリーシートの添削や面接対策などのサポートを行っております。
志望企業の内情を踏まえながら選考対策を進められるので、転職に不安のある方はぜひご利用ください!
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2.【転職する前に】Webエンジニアの転職知識を知ろう!
ここでは、Webエンジニアの仕事内容や将来性について紹介します。
Webエンジニアへの理解を深め、働き方が本当に自分に合っているのか今一度考えてみましょう。
2-1.Webエンジニアの仕事内容
Webエンジニアは、フロントエンドエンジニアとバックエンドエンジニアの2種類に大きく分けられます。
それぞれの仕事内容と用いられやすい言語を詳しく見ていきましょう。
●フロントエンドエンジニア
フロントエンドエンジニアは、ユーザーが実際に目にする部分の開発を担当するエンジニアです。
Webサイトでいえば、興味を引くような画像を配置したり、商品購入画面のデザインを考えたりするのが仕事となります。
用いられやすい言語
- ・HTML
- ・CSS
- ・JavaScript
Webデザイナーに近い業務を行うため、文章構造やレイアウトに関わる言語が多く用いられています。
●バックエンドエンジニア
一方のバックエンドエンジニアは、データベースやサーバーなど、ユーザーの目には触れない部分の開発を担当するエンジニアです。別名サーバーサイドエンジニアとも呼ばれています。
用いられやすい言語
- ・PHP
- ・Ruby
- ・Python
Webサイトに動きを加える「PHP」やWebアプリの開発に強い「Ruby(ルビー)」、AI開発で人気の「Python(パイソン)」などが用いられています。
2-2.Webエンジニアの将来性
Webエンジニアは将来性に期待できる職種です。
その要因の一つに、多くのIT企業で人材不足が課題となっていることが挙げられます。
上記の図は、情報処理推進機構がまとめた「DX白書2023」の中で明らかにされたデータです。
図によると、日本のIT企業の8割以上が、DXを推進する人材について「大幅に不足している」もしくは「やや不足している」と感じている現状が読み取れます。
中でも、Webエンジニアが手がけるWebサービスは、成長と進化が著しい分野です。
DXを推進していくうえでは専門スキルを持った人材が欠かせないため、Webエンジニアには今後も高い需要を見込めます。
2-3.Webエンジニアの年収
賃金構造基本統計調査によると、Webエンジニアが含まれるシステム・エンジニアの平均年収は約532万円です。
国税庁の民間給与実態統計調査で日本の平均年収は443万円とされているため、Webエンジニアの年収は全体の平均を大きく上回っていることがわかります。
年収が高い主な要因は、ITに関わる仕事の需要が高まっていることと、求められるスキルの専門性の高さです。
Webエンジニアは幅広い業界や企業で需要があるうえ、専門的なスキルを有しているために年収が高い傾向にあります。
3.Webエンジニアへの転職に有利なスキル
特定分野の知識やプログラミングスキルのように、目に見えるスキルがあると選考で有利に働きます。
フロントエンドとバックエンドそれぞれに必要なスキルを紹介するので、参考にしながら習得を目指してみてください。
既に習得している方は、具体的にどんなスキルで、どんな場面で活かせるかを説明できるようにしておくと選考でアピールしやすくなります。
3-1.フロントエンドエンジニアに必要なスキル
プログラミングスキルに加えて、インターフェースや管理システムの知識があるとフロントエンド開発に活かせます。
今の自分が持っているスキルと照らし合わせながら、以下のようなスキルの習得を目指しましょう。
●フロントエンド開発に用いられる言語のスキル
どんなWebサイト、Webアプリの開発に携わるにしてもプログラミングスキルは必須です。
HTML/CSS/Javascriptなど、フロントエンド開発で特に用いられる言語のスキルを身につけておきましょう。
実際の開発現場では、「HTML担当のWebエンジニア」「CSS担当のWebエンジニア」と分かれているケースはまずありません。
そのため、HTML/CSS/Javascriptのどれか1つではなく、すべてをバランスよく学んでいくのがおすすめです。
●UI/UX設計スキル
UI(ユーザーインターフェース)はユーザーが実際に目にする部分、UX(ユーザーエクスペリエンス)はサービスや製品を利用したときに得られる体験を意味します。
使い勝手がよく、楽しさを感じられるようなWebサイトを開発するにはどちらも欠かせないスキルです。
UI/UX設計スキルを磨くには実践から学ぶのが最適です。
具体的には、自分が制作したUIデザインを周りの人に評価してもらったり、魅力的なWebサイトから技術を学んだりする方法があります。
●CMSのスキル
CMS(コンテンツマネジメントシステム)は、Web開発の専門知識がなくても、簡単にWebサイトを作成・運営できるシステムのことです。
代表的な例に「WordPress」が挙げられます。
CMSのスキルがあれば、クライアントが管理しやすいWebサイトを提供できるため、より重宝されるWebエンジニアになります。
3-2.バックエンドエンジニアに必要なスキル
ユーザーの目には触れない部分の開発を担当するバックエンドエンジニアは、必要なスキルがフロントエンドエンジニアとは少し異なります。
中でも、以下のようなスキルを持っていると転職に有利です。
●バックエンド開発に用いられる言語のスキル
バックエンド開発にもプログラミングスキルは不可欠です。
用いられやすいRuby/PHP/Java/Pythonなどを中心に習得を目指しましょう。
どの言語の学習を優先すべきかは一概には言えませんが、Pythonは特に多くの開発現場で用いられている言語です。
転職先での仕事内容を踏まえつつ、優先して学習する言語を考えてみてください。
●データベースのスキル
バックエンド開発では、システム運用に必要なデータベースの構築を手がける場合があります。
データベース管理システムの扱いや、セキュリティの知識に長けていると、Webエンジニアとしての価値が高まります。
代表的なデータベース管理システムは、Oracle DatabaseやMicrosoft SQL Server、MySQLなどです。
●フロントエンドの知識
バックエンド開発では、フロントエンドエンジニアと連携を図りながら開発を進める場面が多く見られます。
その際、フロントエンドの知識を合わせて持っておくと、両方の業務領域をカバーできて作業が効率的です。
また、キャリアップの面でも、フロントエンドとバックエンド両方の知識があると有利です。
フルスタックエンジニアのように、開発業務に広く関わる職種への転職を目指しやすくなります。
4.Webエンジニアへの転職に有利な資格
資格があると、自分が持っているスキルの証明になります。
取得を目指すことで知識の向上につながるほか、企業によっては資格手当を受けられるので、ぜひチャレンジしてみてください。
Webエンジニアへの転職に特に有利な資格は次の5つです。
4-1.HTML5プロフェッショナル認定試験
「HTML5」「CSS3」「JavaScript」など、Webコンテンツの制作に欠かせない汎用的なスキルを証明するのがHTML5プロフェッショナル認定試験です。
試験は通年で実施されており、テストセンターでの受験、もしくは自宅や職場からのオンライン受験を選択できます。
難易度は「レベル1」「レベル2」の2種類です。
勉強を通じてWebコンテンツのデザインスキルや、動的な表現を可能にするスキルを養えるため、特にフロントエンド開発の知識を深めたい方におすすめです。
4-2.Ruby技術者認定試験
Ruby技術者認定試験は、主にWebアプリの開発に使われるプログラミング言語「Ruby(ルビー)」の開発能力を測る資格です。
日本で開発された言語なので、学習にあたって日本語の情報を集めやすい点が大きな魅力です。
難易度は「シルバー」と「ゴールド」の2種類、いずれの試験も通年で実施されています。
シルバーでは基本的な知識、ゴールドではシルバーで問われる知識をさらに掘り下げた実践的な知識が必要になります。
4-3.PHP技術者認定試験
PHP技術者認定試験は、WebサイトやWebアプリの開発に使われるプログラミング言語「PHP」のスキルを証明する資格です。
Webエンジニアに関わる言語の中で比較的学習のハードルが低いため、初めて取得を目指す資格としてもおすすめです。
試験は「初級」「上級/準上級」「ウィザード」に分かれており、転職に活かすなら上級以上の合格が目安になります。
時期にかかわらず随時実施しているため、指定のテストセンターで好きなときに受験可能です。
4-4.Python3エンジニア認定基礎試験
Python3エンジニア認定基礎試験は、AI開発でよく使われるプログラミング言語「Python(パイソン)」のスキルを証明する資格です。
試験は「基礎」「データ分析」「実践」があり、時期にかかわらず随時受験可能です。
試験の実施機関が認定するスクールで、模擬試験が無料公開されています。
未経験の方はどんな試験なのかの確認、経験者の方は自分の力試しにチャレンジしてみてください。
Python試験とPHP試験の無料模擬試験サイト(プライム・ストラテジー)
Python3エンジニア認定基礎試験受験対策プラン(ダイビック)
4-5.Oracle認定Javaプログラマ
Oracle認定Javaプログラマは、プログラミング言語「Java」の権利者であるOracle社が認定する資格です。
Oracle社自身が認定するベンダー資格ということで、Javaの資格の中でも特に高い知名度を誇っています。
試験は「ブロンズ」「シルバー」「ゴールド」の難易度別に分かれており、時期にかかわらず随時受験可能です。
ブロンズとシルバーには前提条件がありませんが、ゴールドのみ先にシルバーに合格しておく必要があります。
5.Webエンジニアに転職する際は転職エージェントを利用しよう
企業選びに選考対策、年収交渉など、転職活動はやることが多すぎて「何をすればいいのかわからない」状況に陥りがちですよね。
転職エージェントではそうした準備を手取り足取りサポートしてもらえるので、Webエンジニアに転職する際はぜひ利用しましょう。
数多くの転職エージェントが存在するなかで、Webエンジニアの転職におすすめなのはIT特化型の転職エージェントです。
IT特化型の転職エージェントはITエンジニア求人を専門的に取り扱っているため、自分が興味のある分野だけに絞って企業を探せます。
たとえばユニゾンキャリアには、IT業界に精通したキャリアアドバイザーが在籍しており、志望企業の内情を踏まえながら対策を進められます。
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6.未経験からWebエンジニアに転職できるか?
転職可能です。
人材不足を背景に、未経験でも積極的に採用して育成しようとする企業が多く見られ、転職しやすい環境が整っています。
とはいえ、Webエンジニアに求められるスキルを学んでおかないと厳しい側面があるのも確かです。
Webエンジニアの需要の高さだけを当てにするのではなく、自分でもスクールを利用したり転職エージェントを利用したりして、転職を有利に進めていきましょう。
弊社では、転職エージェントと合わせて「ユニゾンカレッジ」という無料のITスクールを運営しています。
PythonやJavaなどのWebエンジニアに必要なスキルを、動画と機器を使いながら実践的に身につけていける点が特徴です。
「ITスクールに通いたいけど、金銭面に不安がある」という方も、ユニゾンカレッジは完全無料で利用できるので心配いりませんよ!
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7.まとめ:Webエンジニアに転職するなら準備が大切!
Webエンジニアは将来性が高く、未経験からでも十分目指せる職種ですが、誰でも簡単になれるわけではありません。
理想の転職を実現させるために、徹底的に企業研究したり、資格取得にチャレンジしたりするなど、入念な準備を心がけましょう。
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このようなことで
悩まれています。
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こんにちは!
はじめに職歴をお聞かせください。
この記事の監修者
エンジニア
大学卒業後、新卒で不動産会社に就職。その後23歳で開発エンジニアにキャリアチェンジし、3年間大手Slerにて様々な開発に携わる。その後、インフラストラクチャー企業にて人材コンサルタントとして経験を積み、株式会社ユニゾン・テクノロジーを創業。現在の代表取締役