【これで準備は完璧!】CCNA試験で必要な持ち物と試験当日の流れ|CCNA
試験の日が近づいてきたけど、何を準備すればいいかわからない…!
- ・当日必ず必要なものは?
- ・試験当日のおおまかな流れは?
- ・CCNAの有効期限の確認と更新方法は?
試験の日が近づいてくると、しっかり準備していても、なにか忘れているものがないか不安になりますよね。
CCNAを受けるうえでこれだけは忘れちゃダメ!という持ち物があります。当日忘れてしまうと試験を受けられなくなってしまうので要注意です。
事前に読みたい⇒取得すべき資格はこれだ!CCNAとLPIC、本当に必要なのはどっち?
目次
1.試験当日に必要な持ち物
CCNA試験では、当日必ずもっていかなければならないものがいくつかあります。
試験当日までに必要な持ち物の確認を忘れずにしましょう。
1-1.【絶対必要!】2種類の身分証明書
CCNA試験の当日には、試験会場で本人確認が行われます。
Cisco試験配信の委託先であるピアソンVUEでは、本人確認書類として使用できる書類の組み合わせとして、以下のものを挙げています。
- (1) A グループから 2 点
- (2) A グループから 1 点 + B / C / D グループから 1 点
- (3) B グループから 1 点 + C グループから 1 点
上記の組み合わせの本人確認書類を必ず持っていきましょう!
●Aグループ:政府発行の顔写真付き身分証明証
- ・運転免許証(運転経歴証明書、仮運転免許証、国際運転免許証を含む)
- ・パスポート
- ・写真付住民基本台帳カード
- ・在留カード
- ・特別永住者証明書
- ・障がい者各種手帳
- ・マイナンバーカード
上記以外にも、日本政府発行の顔写真付き本人確認書類で、発行者名および印が確認可能なもの (宅建士証など) はAグループの書類として有効なものです。
●Bグループ:要件を満たした社員証、学生証
社員証や学生証は、以下の要件を満たすもののみ、Bグループ書類として有効なものと認められます。
有効な社員証、学生証
- ・顔写真が貼付されている
- ・姓・名ともに記載されている
- ・企業・団体・教育機関名またはロゴや校章が記載されている
- ・以下のいずれかに該当している
1.プラスチックカードに印刷されている
2.ラミネート加工が施されている
3.顔写真に割り印またはエンボス加工がされている(紙製可)
●Cグループ
- ・年金手帳
- ・健康保険証(仮保険証含む)
- ・クレジットカード/キャッシュカード/デビットカード(署名付き)
- ・各種公共施設利用者カード(署名付き)
●Dグループ
A~Cグループ以外の、日本国内で発行された氏名と顔写真、または氏名と署名を確認できる本人確認書類
1-2.事前申請なしで持ち込めるものリスト
ピアソンVUEによると、医療器具、補助具、および医薬品は、事前に承認を得なくても、試験当日に試験監督員の確認を受ければ持ち込むことができます。
●医療器具
- ・マスクや手袋(※オンライン受験時の着用は不可)
- ・眼帯
- ・眼鏡
- ・補聴器
- ・ルーペ (電子ルーペは除く)
- ・吸入器
●補助具
- ・包帯、ギプス、医療用ブレース、その他固定具
- ・杖、松葉杖
- ・歩行器
- ・クッション
- ・医療用足台
●医薬品
- ・のど飴
- ・目薬
- ・点鼻薬
- ・錠剤(※ 包装や容器は持込不可)
上記のものは全て事前承認なしで持ち込み可能です。
自分自身の健康状態に合わせて、必要なものは忘れずに持っていくようにしましょう。
しかし、オンラインで受験する場合は認められない持ち物もあるので要注意です。
2.試験当日の主な流れ
ここでは、試験当日の主な動きについて解説していきたいと思います。
普段慣れない動きで焦らないように、大まかな流れを把握して余裕を持って試験に臨めるように準備をしておきましょう。
2-1.試験の予約から試験前日まで
- ①ネットで試験を申し込みます。この際に、試験や会場、日時を選択します。
- ②前日にメールによる通知が届きます。
試験はいつでも受験することができ、開始時間も自分の都合がいい時間を選ぶことができます。
試験の24時間前までキャンセルが可能で、試験前日になるとメールによる通知が届きます。
●予約方法
ピアソンVUEから申し込みが可能です。予定ギリギリで申し込みをすると、取りたい時間で予約がとれない場合があります。
予約は早めに済ませるようにしましょう。
●支払い方法
クレジットカード払いの場合、申し込み時に必要な情報を入力して支払いを完了させます。
通常のクレジットカード決済と変わりなく行うことが可能です。
現金払いの場合、テストセンターによっては現金支払いができない可能性があります。
受験する前にテストセンターを検索して確認しましょう。
2-2.会場到着後
会場到着後は以下の流れになっています。
- ①受付で名前、試験を伝えて本人確認を行います。
- ②注意事項を確認し署名を行い、スコアレポートに載る顔写真を撮影します。
- ③ロッカーに全ての私物を預けます。
- ④持ち物検査実施後、試験中のメモ用にホワイトボードとペンを借り、試験会場に入室します。
試験ごとに注意事項が違うので、試験会場に入ったらよく確認しましょう。
紙は試験官に言えば新しいものをもらえますが、最初にもらった紙は回収されます。
2-3.試験開始前(着席後)
着席後は簡単な試験のチュートリアルが行われます。
- ①パソコンの画面の内容に沿って、試験内容が正しいことを確認します。
- ②例題を用いて、操作方法の確認を行います。
- ③簡単なアンケートを実施し、同意書に同意します。
席にはパソコンの他に呼び出しボタンやイヤーマフ、使い捨ての耳栓が置いてあるので、必要に応じて利用しましょう。
2-4.試験中
画面には今何問目なのか、残りの時間は何分何秒なのかも表示されます。
また、これはCCNAの大きな特徴ですが、次の問題に進むと前の問題を見返すことができなくなるので注意が必要です。
2-5.試験後
- ①試験終了と同時に画面上で合否を確認します。
- ②退室して受付に行きます。
- ③ホワイトボードとペンを返却し、スコアレポートをもらいます。
- ④ロッカーに預けた荷物を忘れず受取終了です。
残り時間が0になるか、試験を終了するボタンを押すとその瞬間に試験結果が分かるようになっています。
試験終了後、点数等が記載されているスコアレポートを受付の人からもらったら受験完了です。
以上が試験当日の主な流れになります。
3.試験の概要
この記事を読まれている方はある程度、CCNA試験について理解されているかと思いますが、改めて試験の概要について簡単に解説したいと思います。
試験概要 |
詳細 |
試験時間 |
120分 |
合格率(%) |
非公開 |
合格ライン |
正答率60%以上 |
目安勉強時間 |
初学者140時間~200時間程度 |
出題数 |
102問 |
出題形式 |
選択形式、ドラック&ドロップ |
受験方式 |
CBT方式(コンピュータでの受験) |
受験費 |
36,960円(税込) |
受験場所 |
全国のテストセンター |
開催時期 |
通年 |
URL |
合格点に関しては非公開ですが、1,000点満点中825点以上で合格できると言われています。
試験問題に関しても非公開ですが、約100問前後だと言われています。
試験時間120分の中で約100問を解かなけれなならないため、1問1問にかける時間を意識して試験に臨みましょう。
4.CCNAの有効期限の確認と更新方法
CCNAの資格には有効期限が定められており、資格を取得してから3年間有効です。
しかし、時間が経つにつれ、いつ資格を取得したか曖昧になってきますよね。
ここでは、資格の有効期限の確認方法と更新方法を解説します。
4-1.CCNA有効期限の確認方法
確認方法としてはCCNAトラッキングシステムへログインする必要があります。
ログイン後、「CERTIFICATIONS」を選択し「Cert Status & Download PDF」を選択しましょう。
この方法を使えば、上記のように合格履歴が表示されます。
「EXPIRE DATE」と表示されている日付が有効期限となります。
4-2.CCNA更新方法
CCNAの更新方法
- ・再度CCNAに合格する
- ・CCNAの上位資格を取得する
基本的にどちらの方法で更新をしても問題はありませんが、すでに実務に携わっているなら1つ上のCCNPを受けることをおすすめします。
実際の業務を通してより深い理解を得ているため、知識のアップデートという意味でも挑戦してみてはいかがでしょうか。
5.まとめ
試験の前日の夜までには必要な持ち物は準備しておくようにしましょう。
特に本人確認書類は、当日忘れてしまうと試験を受ける事が出来ません。
また、試験日までに復習はしっかりしておくようにしましょう。
復習を通して実力が足りないと感じた場合は、24時間前までならキャンセルすることも可能です。
より合格に近づくためにも準備を怠らずに試験に挑んでいきましょう!
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この記事の監修者
エンジニア
大学卒業後、新卒で不動産会社に就職。その後23歳で開発エンジニアにキャリアチェンジし、3年間大手Slerにて様々な開発に携わる。その後、インフラストラクチャー企業にて人材コンサルタントとして経験を積み、株式会社ユニゾン・テクノロジーを創業。現在の代表取締役