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クラウドエンジニアの仕事内容って?スキルと将来性についても解説

クラウドエンジニアの仕事内容

クラウドエンジニアってどんな職種なんだろう…

クラウドエンジニアって将来性のある職種なの?

✓本記事の流れ

  • ・クラウドエンジニアの仕事内容とは?
  • ・クラウドエンジニアにはどんなスキルが求められるの?
  • ・未経験からクラウドエンジニアになる方法!

ITエンジニアについて調べていくうちにクラウドエンジニアの存在を知ったものの実際にどんな職種なのかよくわかりませんよね。

近年、クラウドの台頭により従来のエンジニアに求められるスキルに変化が生じ、クラウドの需要が高まっています。

IT業界の人材不足とクラウドエンジニアの専門性の高さが相まって、クラウドエンジニアは将来性の高い職種です。

ここでは、そんなクラウドエンジニアの仕事内容について解説していきます!

1.クラウドエンジニアとは

クラウドエンジニアとはインフラエンジニアの一種であり、インターネット上のクラウドサービスを利用してシステムの構築や保守を行うクラウドに精通したエンジニアを指します。

クラウドサービスを利用するうえでクラウドエンジニアはなくてはならない存在です。

クラウドエンジニアがいなければ、クラウドサービスを使うことができません。

ITにはさまざまな職種がありますが、クラウドエンジニアはインフラエンジニアの職種の一つと位置付けられています。

具体的にはインフラエンジニアはこのように4つの職種に分かれます。

インフラエンジニアの種類

インフラエンジニアの4つの職種

もともとインフラエンジニアには3つの職種しかありませんでしたが、近年のクラウドの広がりを受け、新たにクラウドエンジニアがインフラエンジニアの職種の一つとして加えられました。

このようにクラウドエンジニアが新たな職種に加えられたのには理由があります。

自社にサーバーを置いて運用する「オンプレミス」よりクラウドサービスを利用して運用した方がコストダウンを図れるため、クラウドサービスを利用する企業が増えているからです。

クラウドサービスの利用が増えたため、新たにクラウドエンジニアがインフラエンジニアの職種の一つに加えられるようになりました。

インフラエンジニアの種類については次の記事で詳しく解説しています。

インフラエンジニアの4つの種類|仕事内容や求められるスキルを解説

2023.08.21

現在ではクラウドサービスの利用者の増加にともない、さまざまなパブリッククラウドが生まれています。

その中でも代表的なパブリッククラウドは3つあります。

代表的なクラウドサービスの例

  • ・AWS
  • ・Azure
  • ・GCP

それぞれのクラウドサービスについて簡単に説明します。

AWS

AWSはAmazonが提供するクラウドサービスで、正式にはAmazon Web Serviceといいます。

AWSの特徴は、IaaS型サービスからPaaS型サービス、さらにはAPIに至るまで、あらゆるサービスを提供している点です。

例えば、仮想化技術を使ったEC2、ストレージサービスのS3、データベースサービスのRDS、Aurora、サーバーレスアプリケーション基盤のLamda、顔認証APIのAmazon Rekognition APIなど数百ものサービスが提供されています。

パブリッククラウドの中ではシェアが一番高い点も特徴です。

Azure

AzureはMicrosoftが提供しているクラウドサービスで、AWSに次ぐシェアを持つパブリッククラウドサービスです。

Azureとは英語で「空」を意味し、クラウドが「雲」という意味の言葉であることから、クラウド(雲)が、Azure(空)に自由に浮かんでいる意味を込めてこの名前がつけられました。

Azureの特徴はOffice365といったマイクロソフトのサービスと相性がいい点です。

Office365の他にも、メールサーバーであるExchange Server、DBサーバーであるSQL Serverといったマイクロソフトの製品を使用したサービスのラインナップが揃っています。

近年、MicrosoftはChatGPTといったAIに力を注いでいて、Azure Immersive ReaderといったAIを駆使したサービスも展開しているため、今後のAzureのサービスには目が離せなくなっています。

GCP

GCPはGoogleが提供するクラウドサービスで、正式にはGoogle Cloud Platformといいます。

GCPの特徴はデータ解析、機械学習などの高性能なインフラ環境を活用できる点にあります。

そもそも、Googleは検索エンジンの最大手として、膨大なデータを処理したり、機械学習によって検索サービスを提供したりしているため、こうしたサービスを得意としています。

AWSやAzureに比べると規模が小さいように見えますが、実は全世界的にデータセンターを保有し、利用者も多いです。

Googleは常に先進的なサービスを提供し続けていることから、今後クラウドにおいても革新的なサービスを提供することが期待されています。

このように、クラウドエンジニアとはインフラエンジニアの一種であり、クラウドサービスには様々な種類があります。

「クラウドエンジニアについていまいち理解できていない…」そのような方には、一度IT業界に詳しい転職エージェントからクラウドエンジニアについて教えてもらうことをおすすめします。

弊社ユニゾンキャリアでは、IT専門の転職支援サービスを行っています。

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2.クラウドエンジニアの仕事内容とは

クラウドエンジニアの仕事は3つあります。

クラウドエンジニアの仕事

  • ・インフラ・クラウド設計
  • ・クラウドの構築作業
  • ・保守・運用

それぞれの仕事内容について解説していきます。

2-1.インフラ・クラウド設計

インフラ・クラウド設計の仕事内容はパブリッククラウドが提供するサービスのうち、どのサービスを利用するのか設計することです。

クライアントの要望を聞き、サービスの種類、規模、利用人数を把握し、どのクラウドサービスが適切なのか選定していきます。

最適な設計をするためには、クラウドサービスに関する深い理解と経験が求められます。

設計はとても難しい仕事ですが、知識と経験にもとづきクラウドサービスを組み合わせる点が最大の魅力で、設計ができる人材は重宝されることから収入の点においても他の職種のエンジニアに比べて高くなっています。

2-2.クラウドの構築作業

クラウド構築の仕事内容はクラウド上にシステムを構築することです。

設計書を基にクラウド上に仮想サーバーの構築、ミドルウェアのインストール、データベースの構築などを行います。

こうした構築作業は実機の操作が中心になりますが、問題なく構築作業を行うためには手順や操作内容をきちんと理解する必要があります。

設計書をもとに構築作業を進める中で、設計書には記載がなく想定と違うことが起こったときには、臨機応変に対応するだけの応用力が求められます。

このように、構築作業ができるエンジニアは応用力がつきやすく、設計ができるエンジニアと同様に重宝されています。

2-3.保守・運用

保守・運用の主な仕事内容は、サービスが安定して稼働しているか毎日調査をすることです。

具体的にはシステムにエラーが発生していないかモニタリングツールを使って確認する他に、OSのアップデート、システムトラブル時の対応やセキュリティ診断対応など、仕事内容は多岐に渡ります。

システムにはなくてはならない仕事、それが保守・運用です。

3.クラウドエンジニアの年収

需要の高いクラウドエンジニアですが、気になるのは年収です。

求人ボックスによると、クラウドエンジニアの平均年収は597万円だという調査結果が出ている一方で、国税庁の調査によると日本人の平均年収は443万円との結果になりました。

このように、クラウドエンジニアは一般的なサラリーマンに比べて年収が高いのですが、クラウドエンジニアだからといって年収が保証されているわけではありません。

クラウドエンジニアの年収はスキルと経験に比例するところが大きく、より高いスキルを身に付ければ、それだけ高い収入が期待できます。

エンジニアとして高収入を得るためには、常にスキルアップをしなければなりません。

4.求められるクラウドエンジニアのスキル

クラウドエンジニアになるためには最低限身につけておかなければならないスキルがあります。

具体的には以下の4つのスキルが必要です。

求められるスキル

  • ・クラウドに関する知識
  • ・サーバー・ネットワークに関する知識
  • ・ミドルウェアに関する知識
  • ・プログラミングスキル

それぞれのスキルについて詳しく解説していきます。

4-1.クラウドに関する知識

クラウドに関する知識を習得することはクラウドエンジニアになるための前提条件です。

言わずもがなクラウドエンジニアは仮想マシンやサーバー、ネットワークの仮想化の構築の他、クラウドから提供されているモニタリングツールを使った運用、果てはアカウント設計や登録作業、証明書管理など、多岐に渡る仕事をします。

そのため、AWS・Azure・GCPなどの主要なパブリッククラウドに関する深い知識と豊富な経験が必須になります。

クラウドの知識を身につけるうえで、まずは興味のあるクラウドサービスを見つけましょう。

そのうえで、どのパブリッククラウドのスキルを身につけたいのか明確にして、そのクラウドについてより深く理解するようにしてください。

4-2.サーバー・ネットワークに関する知識

サーバーやネットワークを仮想化するにはそれらに熟知している必要があります。

特に、Linux技術はパブリッククラウドの基盤になっているため、クラウドエンジニアになるためにはサーバーやネットワークに関する知識は必要不可欠です。

単にコマンドを覚えるだけではなく、カーネル、デバイスドライバ、ファイルシステム、ファイルの階層構造などOSに関する基礎的な知識も必要です。

一方で、ネットワークに関する知識はもっと難しく、ネットワーク機器の設定の他に、OSI参照モデル、プロトコルといったネットワークの概念に関する知識も必要です。

概念的なことは難しく覚えるのは大変ですが、クラウドエンジニアにとって重要なサーバーとネットワークの知識を積極的に身につけるようにしましょう。

4-3.ミドルウェアに関する知識

ミドルウェアはOSとアプリケーションソフトの中間にあり、アプリケーションを動かすためにOSの機能を補完する役割になります。

ミドルウェアに関する知識はクラウド上でシステムを構築する際に必要になります。

また、PaaS型のクラウドはミドルウェアを含めたパッケージで提供されていますが、IaaS型はハードウェア、OSまでしかサービスとして提供されないため、ミドルウェアのインストールが必要になります。

このようにクラウドによってはミドルウェアのインストールや設定が必要な場合があるため、ミドルウェアに関する知識も身につけておきましょう。

4-4.プログラミングスキル

クラウドエンジニアにはプログラミングスキルはいらないと思うかもしれませんが、そのようなことはありません。

プログラミング言語を習得することで作業を効率化することが可能です。

例えば、運用・保守のフェーズにおいてクラウドは定期的にOSをアップデートする必要がありますが、プログラミング言語を用いることでそれら作業をルーティン化し作業効率を図れます。

その他にもプログラミング言語を駆使して業務効率化に活かせるため、プログラミングスキルは案外重要だったりします。

5.クラウドエンジニアが取得すべき資格

クラウドエンジニアになるためには、資格を取得することが重要です。

クラウドエンジニアが取得すべき資格は以下の4つです。

取得すべき資格

  • ・AWS認定ソリューションアーキテクト
  • ・Microsoft Azure認定資格
  • ・Google Cloud認定資格
  • ・LPIC/LinuC

それぞれの資格について解説していきます。

5-1.AWS認定ソリューションアーキテクト

AWS認定ソリューションアーキテクトはAWSの認定資格です。

AWSのさまざまなサービスと、AWSのアーキテクチャに関する知識を問われる内容になっており、AWSを始めるのであれば、是非とも取得したい資格です。

AWSのコンセプト、全体像、主要なサービスについて学習できるからです。

AWSには、サービスによってさまざまな資格がカテゴライズされていますが、その中でも「AWS Solution Architect Associates(SAA-C03)」という資格を取得することをおすすめします。

5-2.Microsoft Azure認定資格

Microsoft Azure認定資格は、Azureに特化した認定資格です。

こちらの資格もAWSと同様に、サービスによってさまざまなカテゴリーに分かれていますが、その中でも「AZ-900:Microsoft Azureの基礎」という資格を取得することをおすすめします。

この資格はAWSソリューションアーキテクトと同じく、Azureの基本について出題されているため、全体像を知るためにも、まずは「AZ-900:Microsoft Azureの基礎」の取得を目標にしましょう。

5-3.Google Cloud認定資格

Google Cloud認定資格はGCPに関する資格です。

GCPの場合、AWSやAzureに比べると資格のカテゴリーは多くなく、資格取得のための学習が絞り込みやすい点が特徴です。

GCPの場合、「Associate Cloud Engineer」が入門編の資格で、GCPを使いたいのであれば、まずこの資格を取得すべきです。

この資格を取得すれば、GCPの全体像を把握できることから、ぜひとも取得しておきたい資格です。

5-4.LPIC/LinuC

LPIC/LinuC」はLinuxに関する資格で、Linuxサーバーに関する業務に携わるのであれば、取得が必須の資格です。

「LPIC/LinuC」では、Linuxの仕組みやコマンドについて体系的に出題されていて、Level 1からLevel 3まであり、それぞれテーマごとに出題範囲が変わっています。

特に、Level 2はコマンドを問う問題が出題されています。

level 2が取得できればLinuxに関しては実務レベルにあるといえますが、覚えることがたくさんあるので、まずはLevel 1を取得することを目標にしてください。

6.未経験からクラウドエンジニアになるには

IT業界の中でも、とても魅力的なクラウドエンジニア、ぜひともなりたい職種の一つです。

ここでは、未経験者がクラウドエンジニアになれるのか、クラウドエンジニアになるためにはどうすればよいのか解説していきます。

6-1.未経験からでもクラウドエンジニアになれる?

結論から言うとかなり難しいです。

クラウドエンジニアには数多くの知識と経験が求められるため、たとえ知識が豊富でも、経験が不足していれば、すぐにクラウドエンジニアになるのは難しいといえます。

クラウドエンジニアはインフラエンジニアの延長線上にあるため、まずはインフラエンジニアからキャリアをスタートし、スキル・知識が身に付き次第クラウドエンジニアへ転職するのが理想のキャリアステップです。

6-2.就職・転職エージェントを利用する

未経験者がクラウドエンジニアとして転職する場合、まず考えられるのが就職・転職エージェントを利用する方法です。

エージェントは希望条件に合う企業紹介から面接対策、書類添削など転職・就職に関することを無料でサポートしてくれます。

弊社ユニゾンキャリアでは、IT専門の転職支援サービスを行っています。

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6-3.ITスクールに通う

次に考えられるのは、ITスクールに通う方法です。

ITスクールは希望職種に合わせてスキルを身に付けられる授業やサービスを提供しています。

カリキュラムを終えた後は企業紹介から内定獲得までサポートしてくれる他にスクールによっては完全無料で行っている場合もあります。

6-4.求人サイトを利用する

最後に考えられる方法は求人サイトを利用することです。

求人サイトには未経験からでも募集している企業が多数掲載されています。

しかし、求人サイトだけでは完全ではないため、エージェントを利用しながら求人サイトも利用することで、より希望にあった企業を見つけることができます。

7.クラウドエンジニアの需要と将来性

総務省の資料によると、クラウドサービスの普及の推移は、ここ5年間で急速に伸びています。

世界のパブリッククラウドサービス市場規模(売上高)の推移及び予測

世界のパブリッククラウドサービス市場規模(売上高)の推移及び予測

クラウドサービスについては、コスト削減によるオンプレミスからの移行が進み、今後も右肩上がりに成長することが予想されています。

こうしたクラウドサービスの普及によって、クラウドエンジニアの需要も高まっています。

また、IT業界全体の人材不足も相まって、比較的新しい技術であるクラウドのエンジニアは不足しているため、クラウドエンジニアの将来性は高くなるものと思われます。

8.まとめ

この記事で紹介したクラウドエンジニアの仕事内容をまとめます。

クラウドエンジニアの仕事内容は以下となります。

クラウドエンジニアの仕事内容

  • ・インフラ・クラウド設計
  • ・クラウドの構築作業
  • ・保守・運用

どの仕事内容もクラウドにとって欠かすことはできません。

設計の仕事内容は、クライアントの要望を聞き、要件を把握したうえで、適切なクラウドサービスを選択し、システム全体の設計書を作ることです。

構築の仕事内容は、設計書や手順書をもとに、クラウド上に仮想環境を構築することを指し、コマンドや操作に熟知したうえで、応用力も求められます。

保守・運用の仕事内容は、環境を構築した後の日々の状態確認を行なう他に、OSのアップデート、システムトラブル時の対応など仕事は多岐に渡ります。

このような仕事を行うためには、多くの知識と長年の経験が必要で、すぐには身につかないため、クラウドエンジニアは敷居が高い職種です。

その一方で、クラウドエンジニアは将来性が高いです。

クラウドエンジニアの将来性

  • ・クラウドエンジニアの需要は増える
  • ・クラウドエンジニアの収入は高い
  • ・常に最先端の技術に触れることができる

今後、オンプレミスからクラウドへ移行する企業はますます増えるため、クラウドエンジニアの需要も増え、クラウドエンジニアの収入は右肩上がりに増えるものと思われます。

この記事を読んで、もしクラウドエンジニアを目指そうと思った時には、記事の内容を参考にぜひ挑戦してみてください。

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この記事の監修者

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エンジニア

土肥 将司

大学卒業後、新卒で不動産会社に就職。その後23歳で開発エンジニアにキャリアチェンジし、3年間大手Slerにて様々な開発に携わる。その後、インフラストラクチャー企業にて人材コンサルタントとして経験を積み、株式会社ユニゾン・テクノロジーを創業。現在の代表取締役

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