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SES(客先常駐)のパワハラの回避方法と対処法

IT業界
SES(客先常駐)のパワハラとは?

SESってパワハラが多いの?

SESの客先現場でパワハラを避けるには?

SESの常駐先でパワハラを受けたらどう対処するの?


✓本記事の流れ

  • ・SESでのパワハラの現状や具体例について
  • ・SESの客先現場でのパワハラを避ける方法
  • ・客先でパワハラを受けた際の対処法

ここでは、SESでの客先常駐のパワハラの具体例や回避方法・対処法について詳しく解説しています。

SESエンジニアとして現在パワハラに悩んでいる方や対処したいと考えている方は、本記事をご参考ください。

まずそもそもSESとはどのような仕事内容なのかもっと詳しく知りたい方は、以下の記事もご覧ください。

SESとは?【簡単図解】仕組みや派遣との違いをわかりやすく解説

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1.SESの客先現場でのパワハラの現状と具体例

SESの客先現場では、残念ながらパワハラが起きてしまうことがあります。

あくまでもクライアント企業での出来事なのでパワハラについて相談しづらく、多少のことであれば耐えようと考えてしまう人も多いでしょう。

ここでは、代表的なパワハラ例を紹介するので、チェックしてみましょう。

1-1.厳しすぎる納期を強制される

相場と比較しても明らかに厳しすぎる納期を強制するのは、パワハラに当たります。

例えば、当初予定していたスケジュールをかなり前倒ししての納品しか認められない場合、ほぼ残業・休日出勤の強制とも受け取れます。

無理な納期に合わせることで成果物のクオリティが下がるなどトラブルに巻き込まれやすいため、注意しましょう。

ただし、話し合い次第で納期を調整できる場合はパワハラに当たりません。

あくまでも「厳しすぎる納期を強制されているか」「相談・変更を受け付けてくれるか」で判断するとよいでしょう。

1-2.逆に仕事を振ってもらえない

仕事をほとんど振ってもらえず、常に手持ち無沙汰で暇な状況を作るのもパワハラの一種です。

これはエンジニア以外の職種にも当てはまるパワハラであり、下記のような行動が当てはまります。

仕事を振られないパワハラの例

  • ・担当者に苦言を呈したら仕事がもらえなくなった
  • ・客先現場の人間関係が悪く仕事が干された
  • ・スキルが必要ない単純作業ばかり命じられるようになった
  • ・想定していたプロジェクトから理由なく外された
  • ・仕事を与えていないのに「サボっている」と言われた

パワハラと言うと暴力などの身体的な攻撃や職場いじめなどがイメージされますが、仕事を与えないことも立派なパワハラである点に注意しましょう。

1-3.偽装請負も存在する

SESで働くときに特に注意したいのが、「偽装請負」です。

SES企業で働くエンジニアに指揮・命令できるのはあくまでもエンジニアを雇用しているSES企業(派遣元企業)であり、クライアント企業ではありません。

そのため、SES企業の許可なく客先現場のリーダーやマネージャーがエンジニアの指揮・命令をした場合、偽装請負が疑われます。

SES企業の承諾なく下記のような事柄について指示された場合は注意しましょう。

  • ・出退勤時間や勤務場所に関する命令
  • ・仕事内容、納期、作業手順に関する命令
  • ・業務研修やイベント参加の強制
  • ・請負業務と直接関係のない作業の依頼

ただし、知識不足から悪気なく指揮しようとしてくる客先現場の担当者がいる可能性もあるので、事前に対処法を相談しておくとよいでしょう。

業務上最低限必要な依頼・注意やアドバイス程度であれば、問題ないとされることが多いです。

2.SESの客先現場でパワハラを避ける方法

ここでは、SESの客先現場においてパワハラを避ける方法を解説します。

事前にできる対処法もあるので、参考にしてみましょう。

2-1.案件を変更してもらう

既にパワハラを受けている場合、案件を変更してもらうのが理想です。

客先現場も変わるので環境を一新しやすく、人間関係もプロジェクトも一旦リセットされるため、パワハラのある客先現場から離れることができる最短での解決法と言えます。

自社の営業や上司などに相談をして、案件を変更できるか確認してみましょう。

2-2.チーム体制での案件に入っているSES企業に入社する

チーム体制で複数人が同時に案件に入るSES企業であれば、深刻なパワハラが起きにくくなります。

万が一パワハラが起きても他の人が気づいてくれるため対処も早く、大きなトラブルにまで発展することがありません。

同じ会社、同じチームの人がいると精神的な安心感も高くなるので、パワハラの心配なく働けるでしょう。

2-3.リモートがあるSES企業に入社する

リモート勤務を導入しているSES企業であれば、暴力・いじめ・無視・精神攻撃などのパワハラを避けやすくなります。

理不尽な扱いを受けてもチャット等のコミュニケーションで形が残ることが多く、パワハラの証拠を残せるため、対処しやすくなります。

ワークライフバランスも整いやすいので、働く環境を重視したい人はテレワークのあるSESを探しましょう。

3.SESの客先現場でパワハラを受けた際の対処法

SESの客先現場でパワハラを受けたときは、早めに対処するのが理想です。

ここでは、主な対処法を紹介するので、いざというときの参考にしてみましょう。

3-1.社内の人に相談する

まず検討するのは、派遣元のSES企業に相談することです。

自分を指揮・命令する立場の人やマネジメント権限のある人に相談すれば、案件の変更や客先現場への相談など、状況に応じて対応してくれるかもしれません。

特に深刻なパワハラであれば会社同士で解決に向けて動いてくれるため、精神的なストレスを減らすことができるでしょう。

3-2.他のSES企業に転職する

万が一派遣元のSES企業へ相談しても解決できなかったり、そもそも対応してくれなかったりする場合、転職を検討しましょう。

SES企業が変われば請け負う案件も直属の上司も変わるため、労働環境の抜本的な見直しにつながります。

質の高い案件を受注し、かつクライアント企業と密にコミュニケーションを取っているSES企業であれば、パワハラは起きません。

また、パワハラが起きたときにも毅然と対応してくれるため、安心して働けます。

3-3.仕事のスキルを上げる

エンジニアとして求められているスキルを上げ、クライアント企業からのニーズに可能な限り応えていくのもひとつの方法です。

特に短納期強制などのパワハラであれば、スキルアップや業務効率の見直しをすることで対応できる可能性があります。

反対に、スキルが低いままだと要望に対応できず、ストレスばかり溜まってしまうので注意しましょう。

3-4.労働基準監督署に相談する

労働基準監督署は労働関係法令の運用を監督する機関であり、労働者からの相談を受け付けています。

深刻なパワハラが疑われる場合、労働基準監督署が直接SES企業やクライアント企業に指導したり是正勧告を出してくれたりするため、強い圧力をかけられます。

申告者に対して不利益な取り扱いをすることもできないので、密告が原因で解雇されたり待遇を引き下げられたりすることはありません。

ただし、通報から対応までの期間は状況により異なります。

すぐに対応してもらえない場合もあるので、暴力など緊急性の高いパワハラがおこなわれているときは別の対処法も取りましょう。

4.パワハラを避けるSESエンジニアからの転職方法

どうしてもパワハラを回避できそうにないときは、遠慮せず転職するのがおすすめです。

また、パワハラのないSES企業を始めから選ぶのも効果的なので、これからSESで働きたい人も参考にしてみましょう。

4-1.転職エージェントを利用する

転職エージェントでは、応募先企業に関する様々な情報をアドバイスしてくれます。

転職エージェントが持つ情報

  • ・社風(企業風土)
  • ・人間関係の良し悪し
  • ・残業や休日出勤の実態
  • ・過去転職した人から寄せられる口コミ
  • ・男女比、年齢層、平均勤続年数など

求人票には掲載されない情報ばかりなので、応募先企業のリアルな姿を知りたいときに参考になります。

転職エージェントでは、早期離職を予防するため理想になるべく沿う応募先を見つけてくれるなど、手厚いサポートを受けることもできるため活用してみましょう。

なお、転職エージェントを活用すればSES以外の働き方も視野に入ります。

スキルを活かして上流工程に関われる職場に転職したり、IT系コンサルタントにキャリアチェンジしたりすることも可能なため、キャリアの選択肢を増やした人にもおすすめです。

4-2.口コミを確認する

SNSや口コミ投稿サイトを参考に、応募先企業の実態を確認しておく方法もあります。

転職する前にその企業のメリットやデメリットを知ることができ、思わぬ落とし穴やミスマッチに悩まなくて済むのがポイントです。

早期離職を防ぐ意味でも効果的で、応募先を比較する材料としても活用できます。

ただし、ベンチャー企業やスタートアップ企業の場合、十分な口コミが投稿されていないことも多いので注意しましょう。

どうしても口コミを知りたいときは、転職エージェントやヘッドハンターから寄せられる口コミを活用するのがおすすめです。

4-3.低いコンプライアンス意識の企業を避ける

コンプライアンス意識の低い企業を避けて応募し、ブラックな働き方にならないよう対策するのもおすすめです。

口コミの他、企業公式HPに掲載されているMVV(ミッション・ビジョン・バリュー)や社風に関する情報なども参考にしながら、総合的に判断していきましょう。

また、ハラスメントや労働基準法の知識が薄すぎる会社にも注意するようにしてください。

「知らないうちに違法行為やパワハラをしていた」というケースもあり、トラブルに巻き込まれる恐れがあります。

4-4.離職率が高い企業や電話対応が悪い企業は避ける

離職率が高い企業は、労働環境の悪さに悩んで転職した人が多い可能性があります。

早期離職が多い企業、設立年に対して平均勤続年数が短すぎる企業などにも注意しましょう。

表面化されていない課題がある可能性が高く、自分も同じように早期離職するしかなくなる恐れがあります。

また、電話対応が悪い企業も避けましょう。

転職時の問い合わせや応募を雑に扱ったり、レスポンスやマナーが悪いと感じたりするのであれば、入社後にもトラブルが起きる可能性があるでしょう。

5.パワハラを避けてSESからの転職を成功させるポイント

最後に、パワハラを避けてSESからの転職を成功させるポイントを解説します。

満足度の高い転職や、活躍のきっかけになる転職ができるよう、転職だけをゴールに据えないのがポイントです。

5-1.しっかりと企業研究をする

応募したい企業の企業研究はしっかり行いましょう。

その企業の事業内容や、魅力的なポイント、希望とは違う部分など、あらゆる角度から見て可視化しておく必要があります。

デメリットも承知のうえで入社するのか、デメリットを全く知らないまま入社するのかで、入社後の満足度は大きく変わります。

理想と現実のギャップが早期退職につながることが多いので、本当に入社したい会社か調査しておきましょう。

5-2.自分のスキルを把握する

自分のスキルを可視化し、客観的に証明できるよう準備しておくことも大切です。

スキルに見合わない条件や転職先を選んでしまった場合、入社後のプレッシャーが大きくなります。

「周りからの期待に応えられていない」という申し訳なさと、「面接時に言っていたスキルレベルと違う」という転職先からのマイナス評価が生じるため、誰にとっても得がありません。

スキルのミスマッチは早期退職にも繋がりかねないため、自分のスキルは必ず明確にしておきましょう。

5-3.選考対策を行う

理想的な転職先があっても、選考に通過して内定を得ない限り入社することはできません。

評判の良い会社は倍率も高い傾向にあるため、確実な選考対策をするのが重要です。

選考対策

  • ・履歴書・職務経歴書の添削
  • ・ポートフォリオの整備
  • ・想定問答集づくり(面接対策)
  • ・スキルに見合う条件提示(年収・待遇など)
  • ・基本的なビジネスマナーの確認

また、応募先企業について分析し、求める人物像と自分が合致するポイントを探しておくのもおすすめです。

「即戦力になりそう」「ポテンシャルが高そう」など高い評価を得ることができれば、内定に一歩近づきます。

6.まとめ:SESの客先現場でパワハラがある場合

SESの客先現場でパワハラがある場合、問題をそのまま放置することなく速やかに相談・報告しましょう。

パワハラを放置してしまうと心身共に悪い影響を与えてしまうため、我慢せずに対処していくことが大切です。

場合によっては案件を変えてもらったりSES企業から交渉してもらったりするなど、環境を変えていくための手段を講じていく必要があります。

どうしてもパワハラを解決できなさそうな場合、早めの転職を視野に入れるのも効果的です。

その場合、ブラック企業に入社しないためにも、ITに特化した専門の転職エージェントを活用するようにしましょう。

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この記事の監修者

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エンジニア

土肥 将司

大学卒業後、新卒で不動産会社に就職。その後23歳で開発エンジニアにキャリアチェンジし、3年間大手Slerにて様々な開発に携わる。その後、インフラストラクチャー企業にて人材コンサルタントとして経験を積み、株式会社ユニゾン・テクノロジーを創業。現在の代表取締役

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