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【データで解説】組み込みエンジニアは激務?ホワイト企業に転職するには

組み込みエンジニアは激務って本当?

組み込みエンジニアは本当に激務なのか?

✓本記事の結論

  • ・組み込みエンジニアは企業によって激務かどうかが決まる
  • ・他のエンジニアの職種に比べると残業時間はやや多い
  • ・平均残業時間は28.3時間

組み込みエンジニアは電子レンジやエアコン、テレビなどの家電や自動車、スマートフォンなどを動作させるためのソフトウェアを開発する仕事で、組み込みエンジニアは欠かせない存在となっています。

そんな中、組み込みエンジニアは過度な残業が多く、激務なのではないかと言われています。

本記事ではデータを基に詳しく解説していきます。

また、以下の記事ではそもそも組み込みエンジニアとは何なのかについて詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。

組み込みエンジニアとは?仕事内容から年収・将来性・転職方法なども解説

1.【データで見る】組み込みエンジニアは激務なのか?

組み込みエンジニアはインターネットでは、激務と囁かれています。

調査の中でわかったことは以下の通りです。

調査結果

  • ・残業時間、有給消化率から考えると激務とは言えない
  • ・組み込みエンジニアの月平均残業時間は28時間ほど
  • ・組み込みエンジニアは場合によっては激務になる

組み込みエンジニアに限らず、ITエンジニアの多くは残業時間が20〜30時間程度となっています。

ただし、入社する企業によっては激務とも言われていますので、詳しく解説していきます。

1-1.組み込みエンジニアの残業時間

大手転職サイトdodaのデータ」によると、組み込みエンジニアの月平均残業時間28.3時間となっています。

また、下記グラフは、厚生労働省が公表したITエンジニアの月平均残業時間に関するデータです。

直近1年間の月平均所定外労働時間

直近1年間の月平均所定外労働時間

IT業界1248社を対象に月平均残業時間を調べたところ、20時間未満が49%、30時間未満が78%という結果になっています。

多くのITエンジニアが残業時間30時間未満で働いており、日本の月平均残業時間が20.8時間であることと比べると激務とはいえないでしょう。

また、厚生労働省の調査によると月平均残業時間を改善している企業が64%と半数以上います。

1ヶ月あたりの所定外労働時間の改善

1ヶ月あたりの所定外労働時間の改善

IT業界の残業時間を減らす試みは多くの企業がしており、少しずつ改善されてきているため、なるべく残業したくないと考えている人には嬉しい情報です。

1-2.有給消化率は60%~80%

厚生労働省の調査によると、IT業界の有給消化率が60%〜80%の企業は45%となっており、半数以上の企業が有給消化率60%以上を記録しています。

直近1年間の有給休暇取得率

直近1年間の有給休暇取得率

出典:厚生労働省のデータ

日本企業全体の有給消化率は約50%程度のため、ITエンジニアが有給を消化しづらいということはないでしょう。

ITエンジニアはスキルが高く重宝されやすい職業のため、有給消化もできなければ、不満が生まれ退職に繋がりかねないため、有給休暇を取得することは推奨されつつあります。

また、有給消化率を改善している企業も多く、全体の54%が該当します。

有給休暇取得率の改善

有給休暇取得率の改善

ITエンジニアが働きやすい環境を整えている企業が多くあるので、激務が嫌な場合そのような企業に入社するのも1つの手でしょう。

厚生労働省の月平均残業時間や有給消化率を基準に考えると、組み込みエンジニアが必ずしも激務であるとはいえない結果になりました。

1-3.スキルがないと残業が多くなる

組み込みエンジニアとして働く人の中には、十分な経験やスキルを持っていない方もいるでしょう。

与えられた仕事に対して、能力が低いと仕事を終わらすまでに時間がかかってしまうため、残業が多くなる傾向にあります。

また、組み込みエンジニアとしての経験が浅い場合、仕事に慣れていなかったりチームとして動く際に上手くコミュニケーションを取れないあまり、残業が多くなることもあります。

基本的に組み込みエンジニアとして働く場合、納期に追われることになるため早め早めの行動が重要になるでしょう。

関連記事組み込みエンジニアに重要なスキル6選|必要な知識、資格についても解説

1-4.入社する企業による

ITエンジニアの残業時間は入社する企業によって大きく変わります。

多くの企業が月平均20〜30時間程度の残業時間に対して80時間を超える従業員も少なからずいます。

厚生労働省の調査結果では、80時間以上残業している従業員が1%以上いる企業の割合は40%となっています。

所定外労働時間が80時間を超える従業員の比率

所定外労働時間が80時間を超える従業員の比率

多くの従業員が20〜30時間程度の残業で済んでいる中、入社する企業によっては「最悪80時間を超える場合がある」ということを覚えておきましょう。

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2.組み込みエンジニアは激務と言われている理由

月平均残業時間や有給消化率からは激務とはいえない組み込みエンジニアですが、なぜ忙しいと言われているのでしょうか。

ここでは、組み込みエンジニアが激務と言われている理由について5つご紹介していきます。

激務と言われている理由

  • ・エンジニアが人手不足
  • ・納期が厳しい場合がある
  • ・バグが連続で発生すると残業が多くなる
  • ・技術領域が幅広い
  • ・仕様が変更になる場合がある

2-1.組み込みエンジニアが人手不足

組み込みエンジニアが激務と言われる理由の1つ目は、人手が不足しているからです。

人手不足の理由

  • ・幅広い技術が求められるため誰でもできる訳ではない
  • ・教育制度が整っている企業が少ない

組み込みエンジニアはプログラミングスキル以外にもハードウェアやソフトウェアの技術が求められます。

また、IoTの普及でネットワークの知識も必要となってきています。

そのため、誰でも簡単になれる職業ではないという理由から人手不足が要因となっています。

クライアント側が指定した納期を守らないといけないため、限られた時間の中で作業をこなしていく必要があり、激務であると言われています。

関連記事ITエンジニアの人材不足って嘘?本当?2023年最新のデータで解説!

2-2.納期が厳しい場合がある

組み込みエンジニアとして勤めると、必ず納期が設けられています。

しかし、問題が起きた場合やクライアント側からの変更があった場合は対処に時間がかかりやすいです。

企業からすると、最終確認を含めてクライアント側と決めた納期よりも早めに作業を終わらせたいと考えます。

結果的に、組み込みエンジニアに指定された納期はタイトになる可能性が高く、仕事を続けていくためにも納期は守らないといけないため激務になりやすいといえるでしょう。

2-3.バグが連続で発生すると残業が多くなる

開発中にエラー、バグが連続で発生してしまうと残業が多くなり、激務になる可能性が高くなります。

開発過程で連続してバグが発生してしまうと余分な作業を強いられてしまい、納期に間に合わないなんてこともあるでしょう。

そのため、時間外労働をしなければならず、組み込みエンジニアは激務だと言われてしまうのです。

また、納期を守るためにも就業時間は特に集中して作業しなければならないため、精神的にも体力的にもすり減りやすいといえるでしょう。

2-4.技術領域が幅広い

組み込みエンジニアは一般的なITエンジニアが扱うプログラミング言語の中でも難易度の高いC言語系のスキルが必要になります。

加えて、ソフトウェア・ハードウェアの知識やネットワークの知識など技術領域が幅広いため、激務と言われています。

技術領域が幅広いため、エラーが発生がした際、調査に時間を要します。

そのため、組み込みエンジニアは激務だと言われています。

2-5.仕様が変更になる場合がある

組み込みエンジニアが激務と言われる理由は、開発の仕様が変更されるケースがあるからです。

開発を進めていく中でクライアント側からの要望に応えることが基本ですが、IT技術に詳しくないクライアントだと要望や仕様変更が頻繁に行われる可能性が高くなります。

仕様変更や追加で機能を求められた場合、その分作業量は増えることになるため大変です。

作業量を考えて納期をずらしてくれるクライアントであれば大きな問題にはなりませんが、納期をずらさない場合単純に作業量が増えるだけになってしまい激務化してしまうでしょう。

3.組み込みエンジニアは激務から抜け出す方法

これから組み込みエンジニアを目指す上で激務を強いられたくないなら、抜け出す方法について理解しておくと良いです。

また、すでに激務だと感じている組み込みエンジニアの方はここで紹介する2つの方法を視野に入れてみてください。

激務から抜け出す方法

  • ・キャリアチェンジする
  • ・ホワイト企業に転職する

3-1.キャリアチェンジする

組み込みエンジニアが、激務から抜け出すならキャリアチェンジがおすすめです。

ITエンジニアの種類は組み込みエンジニア以外にもたくさんございます。

キャリアチェンジの例として、以下のITエンジニアを例にご紹介していきます。

キャリアチェンジ例

  • ・ソフトウェアエンジニア
  • ・IoT、AIエンジニア
  • ・Webエンジニア
  • ・システムエンジニア

ソフトウェアエンジニア

ソフトウェアエンジニアは、スマートフォンやPCのアプリや自動車などの制御システムを開発するエンジニアです。

組み込みエンジニアから転職する場合、ソフトウェアの知識やスキルをそのまま使えるだけでなく、ソフトウェアの開発のみに集中することができるためおすすめです。

IoT、AIエンジニア

IoTとは、従来の組み込みシステムをネットワークを通じて遠隔操作できるようになった家電などのことです。

IoT・AI業界は今後さらに発展を期待されている業界で、IoT・AIについて知識のあるエンジニアは重宝されます。

組み込みシステム開発の技術はどちらの分野でも使えるため、組み込みエンジニアから転職するのが最もおすすめといえるでしょう。

Webエンジニア

WebエンジニアはWebアプリやWebサイト関連の開発などを行うエンジニアで、組み込みエンジニアが使用するC言語やJavaといったプログラミング言語を使用しています。

そのためWebエンジニアにキャリアチェンジしやすく、新しい分野にて活躍できる可能性があります。

組み込みエンジニアとしての経験がすべて無駄にならないのは大きなポイントです。

システムエンジニア

システムエンジニアは組み込みエンジニアといった技術職とは異なり、要件定義など大まかな開発の設計を担当する職業です。

組み込みエンジニアとして活動した経験から、エンジニアのスケジュール管理やプログラマーごとの作業量を調節できるため、円滑に開発を進められるでしょう。

エンジニアとして実際に作業するよりも、マネジメントするほうが得意という方におすすめのキャリアチェンジです。

関連記事組み込みエンジニアのキャリアパス、キャリアチェンジについて解説

3-2.ホワイト企業に転職する

組み込みエンジニアが激務から抜け出す方法2つ目は、ホワイト企業に転職することです。

組み込みエンジニアになりたい方は、激務を避けるために残業が少ないかどうか、エンジニア社員の数が多いかどうかを1つの指標として比べると良いです。

激務な企業を避けて転職する方法として、以下の2つがおすすめです。

ホワイト企業に転職する方法

  • ・口コミをチェックする
  • ・IT専門の転職エージェントを利用する

口コミをチェックする

残業が少ない企業を調査する方法としては、勤めている社員の口コミを確認するのが良いでしょう。

残業の少ない企業を調査する方法

上記の口コミサイトを確認し、企業の残業時間を洗い出しましょう。

IT専門の転職エージェントを利用する

また、IT専門の転職エージェントを利用することもおすすめの一つです。

IT専門の転職エージェントであれば、企業の残業時間や有給消化率を求人を通して、教えていただくことができます。

弊社ユニゾンキャリアでは、IT専門の転職支援サービスを行っています。

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4.組み込みエンジニアのホワイト企業の特徴

次に組み込みエンジニアの転職するべきホワイト企業について解説します。

組み込みエンジニアは激務と言われるように、残業時間が多い企業なども多数存在します。

激務を避けるために転職をする際には、以下の特徴を確認して転職活動を進めましょう。

ホワイト企業の特徴

  • ・有給取得率が高い
  • ・平均残業時間が少ない
  • ・営業利益・成長率が高い
  • ・平均年収が高い

ホワイト企業に転職する際、有給取得率や平均残業時間はもちろん大事になりますが、最初でも述べたように成長率や先端業界への取り組みも見ると良いでしょう。

今後需要が高まる分野で組み込みエンジニアとしてのスキルを磨くことにより、キャリアの幅も広がります。

これらの特徴も参考にしながら転職先の企業を決めることで、入社後に激務で悩むことを防ぐことができます。

5.組み込みエンジニアのメリット

最後に組み込みエンジニアのメリットについて詳しく解説していきます。

激務と言われる組み込みエンジニアですが、その分メリットが多分にあるので確認しておきましょう。

メリット

  • ・IoT・AIの進歩で需要が上がっている
  • ・平均年収が高い

5-1.将来性が高い

組み込みエンジニアは将来性の高いエンジニア職で今後も必要とされていくとされています。

現状で考えても、スマートフォンや家電など身近にある製品の開発をしているのが組み込みエンジニアです。

生活必需品を作る仕事として今後も世の中から必要とされる存在であり、やりがいのある職業といえるでしょう。

関連記事組み込みエンジニアの将来性はある?需要は高い?【2023年版】

5-2.IoT・AIの進歩で需要が上がっている

昨今ではIoT・AIの急激な進歩により組み込みエンジニアの需要が年々上昇してきています。

特にIoT分野では、多くの家電製品が遠隔で動かせるようになってきており、今後もそのようなIoT化が進んでいくと考えられています。

家電業界・自動車業界・医療業界といったさまざまな業界でIoTシステムが組み込まれ始めており、IoT技術を持っている組み込みエンジニアは重宝されています。

そのため、組み込みエンジニアは激務と言われていますが、非常に需要の高い職種となってきています。

5-3.平均年収が高い

経済産業省の調べによると、組み込みエンジニアの平均年収は586万円となります。

令和3年 民間給与実態統計調査」によると日本の平均年収は443万円とされており、組み込みエンジニアの年収と比べると、143万円の差があります。

組み込みエンジニアの平均年収

組み込みエンジニアの平均年収

組み込みエンジニアの年代別平均年収

組み込みエンジニアの年代別平均年収は、以下の通りです。

年代

平均年収

20代

456万円

30代

491万円

40代

535万円

50代

565万円


早ければ20代には日本の平均年収よりも高い年収で生活することができます。

激務だといわれる組み込みエンジニアですが、平均年収が高いというメリットがあります。

関連記事組み込みエンジニアの平均年収は?年収1000万円も目指せる転職方法も解説

6.まとめ

本記事のまとめ

組み込みエンジニアは企業によって激務かどうかが決まります。

下請け会社でクライアント側の要望や仕様変更をすべて受け入れている場合、激務になりやすいです。

組み込みエンジニアの残業時間

  • ・他のエンジニアの職種に比べると残業時間はやや多い
  • ・平均残業時間は28.3時間

組み込みエンジニアの平均残業時間は28.3時間と他のITエンジニアと比べるとやや多いという結果でした。

激務を避けたい方は、口コミをしっかり確認し、転職エージェントを使ってキャリアチェンジや残業時間の少ない会社に転職するなど、対策することをおすすめします。

また、転職エージェントを使うときはIT専門の転職エージェントを選びましょう。

弊社ユニゾンキャリアでは、IT専門の転職支援サービスを行っています。

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この記事の監修者

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エンジニア

土肥 将司

大学卒業後、新卒で不動産会社に就職。その後23歳で開発エンジニアにキャリアチェンジし、3年間大手Slerにて様々な開発に携わる。その後、インフラストラクチャー企業にて人材コンサルタントとして経験を積み、株式会社ユニゾン・テクノロジーを創業。現在の代表取締役

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