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ネットワークエンジニアの平均残業時間は?働き方も解説

ネットワークエンジニアは残業が多い?

ネットワークエンジニアの残業はどれくらいなの?

ネットワークエンジニアになったら残業はなるべく避けたい,,,,,

 ✓本記事の流れ

  • ・ネットワークエンジニアの残業時間
  • ・ネットワークエンジニアのよくある残業理由
  • ・ネットワークエンジニアが残業を減らすためには? 

本記事では実際のネットワークエンジニアの残業について、またどのように残業を減らすかについても説明しています。

先に読んでおきたい⇒ネットワークエンジニアとは?仕事内容・年収・将来性をわかりやすく解説!

1.ネットワークエンジニアの平均残業時間を解説

近年は昔に比べるとIT業界の残業時間が少なくなってきています。

平均の残業時間

・22.9時間

調査:【doda】残業が少ない仕事・多い仕事は?平均残業時間ランキング【94職種別】

ネットワークエンジニアの工程は設計、構築、保守、運用、監視と分かれており、工程により残業時間は違ってきます。

それぞれで詳しく解説します。

1-1.設計・構築

設計・構築の残業時間

26時間

調査:ユニゾンキャリア(掲載求人の平均残業時間)

設計・構築の工程は納期を守ることが最優先されるため、自然と残業時間が多くなってしまいます。

残業時間が多くなるもっともな原因は、途中に起こるバグやクライアント側から追加の要望をされたときです。

要件の設計をして構築するまでスムーズにいかない場合は残業時間が増えてしまうでしょう。

また、既存するネットワークの変更などをする場合に、スケジュール通り作業が進まないと納期に間に合わせるために残業をしたり休日作業をすることになります。

1-2.保守 

保守の残業時間

・17時間

調査:ユニゾンキャリア(掲載求人の平均残業時間)

保守は設計・構築工程とは異なり、納期がないため、平均残業時間より少ない傾向にあります。

ただ、緊急を要する保守業務が発生する場合があり、その際は残業時間が増えたり、休日が稀に出社することもあります。

ただし、会社によっては人手不足や案件が重なっていることもあり、1人の技術者に対する負担が大きくなってしまうゆえに残業時間が多くなることもあります。

1-3.運用、監視

運用・監視の残業時間

・12時間

調査:ユニゾンキャリア(掲載求人の平均残業時間)

運用工程は主に、ネットワークに問題がないか監視することが基本で、定期的に行われる一定の業務とマニュアルに従い作業を進めていきます。

多くの場合2〜3交代制で運用業務を行うため、管理者によってシフトが決められており、残業時間が発生することは少ないです。

また、運用工程は24時間365日誰かしらが監視していなければなりません。

そのため、シフトの兼ね合いによっては夜勤が発生することもありますが、夜勤の場合は残業時間が発生することは少ないです。

ただし、運用に力を入れている企業の場合、業務の幅が広くメンテナンスや障害対応が大変になり残業をしなければいけないこともあります。

2.ネットワークエンジニアの勤務時間、働き方

ネットワーク技術者を未経験から目指すにあたり、勤務時間や働き方を知っておくことは大切です。

ここからは具体的なスケジュールや労働環境について詳しく解説していきます。

2-1.夜勤でシフト制

夜勤が発生する理由としては、全てのアプリ、システム、通信のネットワークを作っていくのが、ネットワークエンジニアです。

そのため、24時間365日安定的にネットワークを稼働させる必要があります。

ネットワークエンジニアは仕事の工程毎に「夜勤、シフト制」が発生するのかが決まります。

画像をご確認ください。

ネットワークエンジニアの働き方

ネットワークエンジニアの働き方

ネットワークエンジニアの仕事は大きく「下流工程」と「上流工程の2つに分かれています。

工程によって夜勤が発生するかが決まります。

  • ・下流工程:夜勤のシフト制
  • ・上流工程:平日の日勤のみ

※ただし、企業によっては夜勤が発生しません。

また、働き方として2交代制や3交代制により技術者に負担がかからないよう勤務体制を考えている企業もあります。

それぞれどのような働き方なのかは以下の通りです。

  • ・2交代制:1日を午前中と午後2つの勤務時間帯に分け、2つのグループを交代させながら勤務
  • ・3交代制:1日を午前中、午後、夜の3つの勤務時間帯に分け、3つのグループを交代させながら勤務

在籍している社員の数によって交代制が組まれるため、多いほど3交代制になる可能性は高くなります。

夜勤がどうしてもできない!という人は以下の記事をご確認ください。

ネットワークエンジニアの夜勤の働き方|回避方法も解説

2-2.一日のスケジュール

ネットワークエンジニアの一日のスケジュールについて確認していきましょう。

ネットワークエンジニアの働き方には「日勤」と「夜勤」があります。

日勤のスケジュール

時間帯

業務内容

9:00~10:00

出社、メール確認、日報作成、業務の整理

10:00~11:00

ネットワーク設計の検討、設定の変更、障害対応

11:00~12:00

社内打ち合わせ、報告書作成、資料作成

12:00~13:00

昼食休憩

13:00~14:00

ネットワークのモニタリング、ログチェック、不審な動きの検知

14:00~15:00

社内研修、技術書籍の読書、勉強会の準備

15:00~16:00

業務連絡、ユーザー対応、運用報告書の作成

16:00~17:00

ネットワークの保守作業、機器の設定変更、トラブルの対応

17:00~18:00

業務報告、社内MTG、残務処理、退社準備

18:00~

退社


日勤のスケジュールについてご紹介しましたが、基本的にトラブルや障害対応によって予定変更されることがあります。

忙しすぎて昼食が取れないということは少ないですし、研修制度や技術者の管理体制が整っている企業であれば、スキルアップのための勉強時間を設けてくれることもあるでしょう。

夜勤のスケジュール

2勤交代制の場合(1日で2日分働く)

時間帯

業務内容

18:00~18:15

出社、メール確認

18:15~20:00

日勤業務の引継ぎ連携、障害対応

20:00~21:00

社内打ち合わせ、夜勤用のマニュアル作成

21:00~23:00

ネットワークのモニタリング、ログチェック、不審な動きの検知

23:00~24:00

休憩

24:00~27:00

ログチェック、空き時間勉強

27:00~28:00

休憩

28:00~33:00

ネットワークの保守作業、機器の設定変更、トラブルの対応

34:00~35:00

日勤メンバーに引継ぎ、業務報告、残務処理

35:00~

退社


夜勤の業務はあくまでも一例となるため、企業によっては、スケジュールは変更となります。

2-3.ネットワークエンジニアの労働環境

元々、10年以上前はIT業界はブラック企業が多いと言われておりましたが、現在のIT企業はホワイト企業が多いです。

そのため、労働環境としては働きやすい企業が多く、劣悪な労働環境は少なくなっています。

ネットワークエンジニアは基本的に朝9時〜18時までの勤務が一般的ですが、シフトによっては夜勤が発生する場合もあります。

業務中にトラブルが起きたならすぐに対応しなければならず、残業が発生することもあるでしょう。

夜勤となると眠い目をこすりながら作業する姿をイメージするかもしれませんが、案外作業が多いわけではないため、人によってはスキルアップや資格勉強のために時間を使っている人もいます。

また、夜勤手当や休暇手当といった福利厚生が充実している企業であれば、夜勤後の休みを3日もらえることもあります。

ネットワーク技術者として夜勤を行う際は、体調や睡眠、ストレスなどの管理に気を遣うことが重要といえます。

2-4.有給消化率

厚生労働省が働き方改革を実施し、昔に比べて、有給消化率は各段に改善しました。

IT業界の過酷な労働環境を鑑みて、厚生労働省の「2018年度調査 労働時間の実態や長時間労働対策への取組状況調査」では多くの企業が有給消化率の改善を行ってきています。

しかしながら、技術職はプロジェクトの進捗状況やクライアントとのスケジュール調整などの理由から有給が取得できないこともあります。

また、普段から残業が多く忙しい会社は有休をとることが難しいといえます。

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3.ネットワークエンジニアのよくある残業理由

ネットワークエンジニアで就業していると残業がよくありますが、その理由は突然の対応に追われることが原因の場合が多いです。

ここでは、そんなよくある残業理由について以下3つをご紹介していきます。

残業理由

  • ・納期が近い
  • ・トラブルが発生している
  • ・日中に設定変更作業が行えない

3-1.納期が近い

残業になる理由の2つ目はプロジェクトの納期が近いということです。

納期は契約上、絶対に守らないといけないため、そのため、納期が近くなるにつれて作業時間が増えていき残業に繋がっていきます。

また、納期が近いときにシステムに不具合が起きた場合も、その対応に追われることで残業を強いられやすくなります。

プロジェクトの作業量やスキルが技術者に見合ってないと、納期に間に合わず残業となる場合も。

プロジェクトが大規模であったり、スケジュール通りに進んでいないと納期に間に合わせるために作業を行わなければならないため、残業時間は必然的に増えていくでしょう。

3-2.トラブルが発生している

突然トラブルが発生してしまうことで、対応するべき業務が増えることも残業の理由として挙げられます。

例えば、就業終了間際に急に契約企業様から連絡が入り、エラーやトラブルが発生し、問題の解決に時間がかかり、残業が発生する場合は多くあります。

迅速に対処するには、トラブルシューティングに使用する知識やスキルを継続的に勉強することが必要です。

4.ネットワークエンジニアの休日について

ネットワークエンジニアの休日は、企業やプロジェクトの規模や内容によって変わっていきます。

IT業界の働き方が改善されつつある昨今は、完全週休二日制の企業が多くなっています。

しかし、大企業や重要なプロジェクトに参加している技術者は、週末や祝日も含めて24時間体制で業務を行っているため休日出勤を強いられることもあるでしょう。

休日に出社した場合は、基本的に代休は取得できます。

ネットワークエンジニアとして、就職・転職を目指すのであれば、完全週休2日で祝日休みの企業を選択するとよいでしょう。

5.ネットワークエンジニアが残業時間を減らすためには

ネットワークエンジニアが残業時間削減を目指すなら以下の方法がおすすめです。

  • ・フリーランスになる
  • ・残業が少ない企業に入社する
  • ・自動化できるプログラミングのスキルを身に付ける

スキルを身に付ける上で、どのような点が重要となるのか見ていきましょう。

5-1.フリーランスになる

フリーランスになることで働き方を自由に選択することができます。

例えば、「週休4日だけ働きたい」「残業の少ないプロジェクト」などの働き方を自由に選択する方法があります。

ただし、フリーランスになるには、相当の経験実績とスキルが必要になります。

関連記事フリーランスエンジニアとは?働き方・年収・メリットなど解説

5-2.残業が少ない企業に入社する

残業を少なくするには、企業の社員による口コミ等を確認し、残業の少ない企業を選択するのも良いでしょう。

残業時間は以下のサイトで確認できます。

口コミサイト

求人情報や企業HPなども確認できることもあるため、口コミと併用してそちらも確認しましょう。

5-3.プログラミングスキルを身に付ける

残業をなるべく少なくしたいなら、ネットワークエンジニアに適したプログラミングスキルを身に付けるとよいです。

プログラミングスキルを身に付けることで、業務の効率化をし、残業を少なくする方法です。

プログラミングスキルを持っていると以下のようなことができます。

スキルの活用例

  • ・自動化ツールを作れる
  • ・スクリプトを作れる
  • ・APIを作れる

上記3つは、繰り返し作業やタスクの実行といった役割を持っていますが、どれも自動化や効率化を目的としています。

作業を効率的に行うことは、自分のためだけでなく会社にとっても有益です。

また、学習するべきプログラミングは以下がおすすめです。

プログラミング

  • ・コマンドプロンプト
  • ・PowerShell
  • ・UnixやLinuxのShell
  • ・Python

さらに、AnsibleやRESTful APIといったツールを身に付けることで、効率的な開発業務を行うことができます。

結果的に残業時間削減に繋がっていくため、少しずつ自分のものにしていくとよいでしょう。

関連記事ネットワークエンジニアに言語は必要?学習におすすめの言語も解説

6.残業が少ない環境でネットワークエンジニアとして働くには

残業が少ない労働環境に身を置きたいなら、意識して行動する必要があります。

特に企業選びや業務選びは重要で以下の2つのポイントはおさえておきたいです。

ポイント

  • ・運用・保守担当は比較的残業が少ない
  • ・ライフワークバランスを意識している企業を選ぶ 

6-1.運用・保守担当は比較的残業が少ない

一般的に運用・保守担当のエンジニアは、他の業務と比べると残業が少ないといえます。

残業が少ない理由は業務自体は24時間体制ですが、交代制で業務を回していくため休日出勤や夜勤があっても残業は少ないといえます。

具体的な運用・保守担当の業務は以下があります。

運用・保守の業務

  • ・システムの監視
  • ・トラブルシューティング
  • ・ネットワーク設定の変更
  • ・システムのバックアップ

また、運用・保守でも、その道のスペシャリストも多くいますので、年収を上げつつ、残業を少なくすることが可能です。

6-2.ライフワークバランスを意識している企業を選ぶ

近年では、社員が離職するのを防ぐためにワークライフバランスを意識している企業は多いです。

そのため、就職や転職を考えているなら気になる企業の労働環境や福利厚生を確認することをおすすめします。

確認する項目としては主に以下があります。

確認すべき項目

  • ・残業時間の上限や支払いの制度
  • ・フレックスタイム制度の導入
  • ・在宅勤務の導入
  • ・社員の平均残業時間

また、社風や従業員の様子なども確認できるとなおよいです。

社員の定時帰宅が当たり前か、残業することが美徳となっていないかなど働き方が自分に適しているかどうか考慮しましょう。

7.まとめ

ネットワークエンジニアの残業時間や休日事情について、解説してきました。

再度、ネットワークエンジニアの残業をまとめておきます。

残業時間

・ネットワークエンジニアの平均残業時間は22.9時間

また、ネットワークエンジニアの仕事は工程で分けられており、設計、構築、保守、運用、監視で残業時間も変わってきます。

各工程の残業時間

  • ・設計構築:26時間
  • ・保守:17時間
  • ・運用監視:12時間

ネットワークエンジニアは担当する業務によって残業時間に差が出てきます。

残業時間が多くなる理由として納期が近いことやトラブル発生などがあるため完全に無くすことは不可能といってよいでしょう。

ただ、残業時間を減らす取り組みをすることはできます。

残業時間を減らすためには

  • ・フリーランスになる
  • ・残業が少ない企業に入社する 
  • ・自動化できるプログラミングスキルを身に付ける

残業を減らすには、上記のような動きをすると改善される可能性があります。

ITエンジニアはスキルが高くなればなるほど、選択肢が広がります。

そのため、まずはネットワークエンジニアとして、スキルを高めるところから始めていきましょう。

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この記事の監修者

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エンジニア

土肥 将司

大学卒業後、新卒で不動産会社に就職。その後23歳で開発エンジニアにキャリアチェンジし、3年間大手Slerにて様々な開発に携わる。その後、インフラストラクチャー企業にて人材コンサルタントとして経験を積み、株式会社ユニゾン・テクノロジーを創業。現在の代表取締役

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