新卒からフロントエンドエンジニアになる方法とは?適性や就活対策を紹介
新卒でフロントエンドエンジニアになれるの?
どんな人がフロントエンドエンジニアに向いているの?
フロントエンドエンジニアになるために新卒がやるべきことは?
✓本記事の流れ
- ・新卒でフロントエンジニアになる方法やメリットを解説
- ・フロントエンジニアに向いている人の特徴を紹介
- ・新卒でフロントエンジニアを目指す人がやるべき就活対策を紹介
本記事では、新卒からフロントエンジニアへの就職を考えている人に向けて、新卒からフロントエンドエンジニアになる方法や、新卒でフロントエンドエンジニアになることのメリットについて解説しています。
新卒でフロントエンドエンジニアへの就職を考えている人や、どのような就活対策をするべきか知りたい方は、是非参考にしてください。
目次
1.新卒からフロントエンドエンジニアになることは可能?
結論から言うと、新卒からフロントエンドエンジニアになることは可能です。
新卒であれば未経験でも採用している企業が多く、文系から目指すこともできます。
ただし、フロントエンドエンジニアとして働くために必要な知識や技術も多く、新卒でも求められるスキルは高いです。
未経験の新卒からフロントエンドエンジニアを目指す場合は、基本的なプログラミング言語の習得が必要不可欠となります。
2.新卒からフロントエンドエンジニアになる方法
新卒からフロントエンドエンジニアになる方法はいくつかあり、自分に合った方法で就職活動を進めることが大切です。
新卒からフロントエンドエンジニアになる方法をご紹介します。
2-1.就活エージェントを利用する
一人で就活することが不安な方には、就活エージェントの利用がおすすめです。
就活エージェントでは、希望に沿った求人紹介やESの添削、面接対策などのサポートを無料で受けられます。
弊社ユニゾンキャリアでは、IT専門の就活・転職の支援サービスを行っています。
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2-2.大手求人サイトの利用
大手求人サイトを利用することで、新卒からフロントエンドエンジニアに就職できます。
求人サイトには、さまざまな企業の求人がまとめて掲載されているため、自分のペースで就職活動を進められます。
しかし、求人検索から選考対策まで全て自分で行う必要があり、専門的なアドバイスを受けることはできないです。
もし、就活に関するサポートも受けたい方は、就活エージェントと併用することをおすすめします。
2-3.新卒採用試験を受ける
企業が実施する新卒採用試験を受けることで、フロントエンドエンジニアになることができます。
基本的に新卒採用試験は、大学を卒業予定の学生が対象となるため、最低限の知識をアピールできれば、未経験でも採用してもらえる可能性が高いです。
ただし、IT業界は新卒の就活生から人気があるため、事前の対策は怠らないようにしてください。
2-4.インターンシップに参加する
インターンシップに参加すれば、そのままフロントエンドエンジニアとして採用してもらえることがあります。
基本的にインターンシップは、実施期間から短期と長期の2つに分けられます。
1カ月以上の期間が設けられているものは長期に分類されて、インターンを通じて高い評価を得ることができれば、そのまま社員として採用してもらえます。
2-5.大学のキャリアセンターを利用する
大学には就活を支援してくれる「キャリアセンター」という部署があります。
キャリアセンターを利用することで、新卒からフロントエンドエンジニアを目指せます。
キャリアセンターでは、その大学とつながりのある企業を中心に紹介してくれるため、一般から応募するよりも書類選考を通過する可能性が高いです。
ただし、就活エージェントと比較するとサポートは手薄なので、注意してください。
3.新卒からフロントエンドエンジニアになるメリット
新卒からフロントエンドエンジニアになるメリットをご紹介します。
フロントエンドエンジニアになることを検討されている方は、以下のメリットを参考にしてみてください。
- ・需要がある職業である
- ・最新の技術を身につけることができる
- ・比較的給料が高い
- ・転職しやすい
3-1.需要がある職業である
現在、IT業界は全体的に人手不足が深刻化しています。
一方でIT化は日々進んでいるため、フロントエンドエンジニアは将来性と需要の両方がある職種です。
また、「DX白書2023」によると、DX化を推進する人材の「量」、「質」の両方で大幅に不足していることが分かります。
DX化の推進の影響やIT人材の不足により、フロントエンドエンジニアなどのITエンジニアは需要が高く将来性がある職種であると言えます。
新卒から将来性と需要のある職種に就けることは、大きなメリットとなります。
3-2.最新の技術を身につけることができる
IT業界は技術の進歩がかなり早く、業務をこなすには最新の技術をキャッチアップする必要があります。
そのため、フロントエンドエンジニアの業務をこなすことで、最新の技術を習得し続けることができます。
また、最近は企業の研修制度も充実しているため、最新の技術を身につけやすいです。
3-3.比較的給料が高い
フロントエンドエンジニアの平均給与は、550〜600万円と言われています。
国税庁の「令和3年分 民間給与実態統計調査」によると、日本人の平均給与は443万円です。
つまり、フロントエンドエンジニアの給与は平均よりも高くなっています。
また、スキルが重視される職種であるため、若いうちから高収入を目指しやすいです。
3-4.転職しやすい
フロントエンドエンジニアを含むITエンジニアは、年齢や経験年数よりもスキルが評価されます。
そのため新卒で入社後、しっかりとスキルを身につければ、希望通りの転職を実現しやすいです。
フロントエンドエンジニア以外の職種でもITエンジニアであれば、スムーズに転職することができます。
そのため、転職もキャリアプランの選択肢の一つとなります。
4.新卒からフロントエンドエンジニアに向いている人の特徴
新卒からフロントエンドエンジニアを目指す場合は、「自分に合っているのか」ということを確認すべきです。
新卒からフロントエンドエンジニアへの就職が向いている人の特徴をご紹介します。
入社後に後悔しないためにも、自分に合っている職種であるのかを考えてみてください。
4-1.デザインが好き
フロントエンドエンジニアは、Webサイトやアプリなどにおいてユーザーが直接触れる部分の設計や構築を行います。
そのため、Webサイトやアプリなどの「デザイン」が好きな人は、フロントエンドエンジニアに向いています。
全てのユーザーが見やすいと感じるためには、見た目の美しさはもちろん、全てのユーザーが見やすいデザインを考えることも大切です。
4-2学習意欲が高い
フロントエンドエンジニアが身を置くIT業界のトレンドの移り変わりは激しいため、新しい技術やデザインを習得しようとする向上心や学習意欲が求められます。
向上心や学習意欲がない場合、フロントエンドエンジニアになったことを後悔します。
「一度、習得したら終わり」という職種ではないので、その点は事前に把握しておきたいポイントです。
4-3.コミュニケーション能力に長けている
フロントエンドエンジニアはパソコンに向かって黙々と作業するイメージがあると思いますが、Webデザイナーやクライアントとのやり取りが多いです。
そのため、日々の業務をこなすために、コミュニケーション能力が必要となります。
特に、意思疎通できるコミュニケーション能力が必要で、その能力がなければスキル・知識があってもフロントエンドエンジニアとして活躍することは難しいです。
4-4.効率的に業務を進められる
現場によってはスピード感を求められることがあるため、効率的に業務を進められる人がフロントエンドエンジニアに向いています。
常に「もっと効率的に業務を進められないか」と考えることが大切で、システムの自動化や新しい技術の導入などにチャレンジしなければいけません。
4-5.利用者の立場になって考えられる
フロントエンドエンジニアとして活躍している人は、利用者の立場になって考えることが得意です。
フロントエンドエンジニアの作ったものはユーザーの目に直接触れるため、常にユーザー目線で考えることが優良なWebサイト・アプリの制作につながります。
独りよがりな考え方をしてしまう人は、フロントエンドエンジニアに向いていないです。
5.新卒からフロントエンドエンジニアを目指すときに求められるスキル
新卒の場合は未経験でも採用されますが、最低限のスキルは求められます。
ここでは、新卒からフロントエンドエンジニアを目指すときに求められるスキルを具体的にご紹介します。
5-1.プログラミング言語の知識
新卒からフロントエンドエンジニアを目指すときは、基礎的なプログラミング言語の知識が求められます。
新卒でも求められることの多い以下の3つのプログラミング言語をご紹介します。
- ・HTML
- ・CSS
- ・JavaScript
●HTML
HTMLとは、さまざまなデータをコンピューターが読み取れるようにタグ付けする言語です。
HTMLを記述することで、検索エンジンがWebサイトの構造を把握しやすくなります。
それほど難しい言語ではないので、未経験でも1カ月程度の勉強で基礎的な知識は身につけられます。
●CSS
CSSはHTMLと組み合わせて使用するプログラミング言語で、Webページの文字色や大きさ、背景、配置などのデザインを設定できます。
CSSはHTMLの基礎的な知識を身につけてから、学習することがおすすめです。
●JavaScript
JavaScriptは、Webサイトやシステムの開発に使われているプログラミング言語です。
高い汎用性が特徴的なプログラミング言語で、Webサイトに動きをつけるために使われます。
HTML・CSSとも組み合わせて使えるため、同時に身につけておきたい言語です。
5-2.UX/UIの設計
UX/UIの設計とは、ユーザーの目に直接触れる画面の表示や入力方法などを設計することです。
フロントエンドエンジニアとしてユーザーに有益なWebサイト・アプリを作り上げるには、UI/UXに関する知識が求められます。
UX/UIの設計について詳しくご紹介します。
●UX設計とは
UX設計とは、UIを含む幅広い概念で、ユーザーがプロダクトを快適に利用できるように設計することです。
UX設計において、ユーザーにどのような体験を提供したいのかなどを分析することが需要になります。
また、より良いUX設計はUI設計の構成を決めることにもつながり、UIはUXの要素の一つであるというイメージを持つと良いでしょう。
●UI設計とは
UI設計とは、Webサイトやアプリのデザイン性・操作性を設計することを指します。
UI設計を使いこなすことで、ユーザーの支持を得られるWebサイトやアプリを作ることができます。
最近はデザインや使いやすさに関してユーザーから求められる基準が高くなっているため、新卒からフロントエンドエンジニアを目指す場合はUI設計の習得が必須です。
QUERYYの記事ではUI/UXのデザインについて詳しく解説しているので、気になる方はぜひ参考にしてみてください。
5-3.CMS構築のスキル
CMS構築とは、CMSを使ってWebサイトの制作や更新ができるシステムを作り上げることです。
CMSを構築することで、専門的な知識がない人でも簡単にWebサイトの制作や更新ができます。
最近は大枠だけプロのエンジニアに依頼し、日々の編集や更新は自社で行う企業が増えていて、フロントエンドエンジニアがCMS構築を担うケースが多いです。
5-4.SEOに関する知識
新卒からフロントエンドエンジニアを目指す場合、SEOに関する知識が求められます。
SEO対策は、フロントエンドエンジニアに関係のないイメージがあるかもしれませんが、Webサイトのコンテンツ作成だけでは対策が不十分です。
Webサイト内部の構造がSEOに大きく関わるため、フロントエンドエンジニアもSEOに関する知識が必要になります。
サイト内部のSEO対策はそれほど複雑ではないので、新卒からでも基礎知識は習得しやすいです。
6.新卒からフロントエンドエンジニアを目指すときにおすすめの資格3選
新卒からエンジニアを目指すときは、アピールできる実務経験がない場合が多いと思います。
その中で知識やスキルをアピールするには、資格の取得が効果的です。
新卒からエンジニアを目指すときに取得すべきおすすめの資格を3つご紹介します。
6-1.基本情報技術者試験
基本情報技術者試験とは、ITに関する基礎的な知識と技能が問われる国家資格です。
IT業界で働くうえでは習得しておきたい資格の1つで、新卒の方が取得することで就職活動を有利に進めることができます。
完全未経験の状態から取得するには、2〜4カ月の勉強時間が必要です。
基本情報技術者試験は国家資格ですが、合格率はそれほど低くないので、しっかりと勉強すれば学生時代に合格できます。
6-2.Webデザイン検定
Webデザイン検定とは、Webサイトの制作に必要なWebデザインやシステム構築などの知識や技能、実務能力が問われる資格です。
Webデザイン検定は1級〜3級に分けられていて、3級でも就活では高い評価を受けることができます。
また、3級であれば独学でも合格できるため、学生時代の習得を目指しやすい資格です。
6-3.Webクリエイター能力検定
Webクリエイター能力検定とは、Webサイト制作のデザイン知識およびWebページのコーディング能力を測定・評価する資格です。
Webクリエイター能力検定のレベルはスタンダードとエキスパートに分けられていて、スタンダードが初心者向きとなっています。
そのため新卒からエンジニアを目指す場合は、スタンダードの取得を目指してみてください。
7.新卒からフロントエンドエンジニアになるための就活対策
新卒からフロントエンドエンジニアになることは、決して簡単なことではありません。
将来性・需要のある職種として人気があるので、しっかりと就活対策することが大切です。
新卒からフロントエンドエンジニアになるための就活対策をいくつかご紹介するので、下記から参考にしてみてください。
7-1.必要な知識を身につける
上記でお伝えした通り、新卒の未経験でも基礎的な知識は求められます。
そのため、フロントエンドエンジニアに必要な知識を身につけることが就活対策の1つです。
必要な知識を身につける学習方法を3つご紹介します。
主な学習方法
- ・プログラミングスクール
- ・長期インターンシップ
- ・独学
●プログラミングスクール
短期間で効率的に知識を身につけるには、プログラミングスクールでの学習がおすすめです。
学習する中で分からないことがあれば、いつでも講師に質問でき、その場で疑問点や不明点を解決できます。
ただし、プログラミングスクールに費用がとてもかかる場合が多いため、金銭面での負担が大きいことはデメリットです。
●長期インターンシップ
長期インターンシップに参加することで、実際の仕事現場を体験しながらプログラミングを学べます。
IT業界では長期インターンシップを実施していることが多く、比較的参加しやすいです。
また、長期インターンシップの経験は就活で高く評価されて、そのまま社員として採用されることもあるため、知識を学べること以外にもメリットが多いです。
●独学
新卒からフロントエンドエンジニアを目指すうえで必要な知識は、独学でも身につけられます。
独学で知識を身につける最大のメリットは、低コストで自分のペースで学習できることです。
最近は、無料の学習サイトや参考書などが充実しているため、独学でも学びやすくなっています。
ただし、分からないことがあっても頼れる人がいない点は、事前に把握しておきたいです。
7-2.ポートフォリオを準備する
新卒からフロントエンドエンジニアになるには、ポートフォリオを準備することが大切です。
ポートフォリオとは、自分の作品や書類をまとめたもので、具体的なスキル・知識をアピールできます。
ポートフォリオを準備することで、やる気やスキルのアピールにつながり、他の就活生との差別化も図れます。
7-3.資格を習得する
フロントエンドエンジニアになるための就活対策としては、「資格の取得」が挙げられます。
資格が絶対に必要なわけではありませんが、スキルや知識を客観的に証明できるため、採用担当者から高い評価を受けやすいです。
また、資格を取得するまでの過程から就職意欲や学習意欲の高さもアピールできます。
7-4.選考対策を行う
新卒の採用活動は、エントリーから内定まで長いため、選考対策を怠らないことが大切です。
履歴書やエントリーシートは、誤字脱字がないように具体的な内容を意識する必要があります。
また、書類選考だけではなく、面接選考の対策も入念に行うことが内定につながります。
知識やスキルが身についていても選考対策をしなければ、新卒からフロントエンドエンジニアになることはできないので、注意してください。
弊社ユニゾンキャリアでは、IT専門の就活・転職の支援サービスを行っています。
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8.フロントエンドエンジニアのキャリアパス
フロントエンドエンジニアが担当する業務は幅広いため、さまざまなキャリアパスが考えられます。
新卒で入社するときは、その職種のキャリアパスについて理解を深めておくことが大切です。
フロントエンドエンジニアのキャリアパスとして、考えられるものを大きく5つご紹介します。
8-1.フロントエンドエンジニアとしてスペシャリストを目指す
フロントエンドエンジニアとして技術を磨くことで、スペシャリストとして活躍できます。
新卒で入社後スキルを高め続けて、新しい知識や技術を積極的に身につけるようと努力することで、スペシャリストへのキャリアパスを実現しやすくなります。
フロントエンドエンジニアの業務にやりがいを感じる人は、スペシャリストを目指すキャリアパスがおすすめです。
8-2.独立する
新卒で入社後、企業で得た知識を活かしてフリーランスとして独立することが可能です。
フロントエンドエンジニアは、独立しやすい職種であり、実際にフリーランスで働いている方も多いです。
基本的な業務内容は同じですが、独立することで業務の幅が広がります。
案件の獲得からスケジュール管理まで行う必要があり、「自分はフリーランスに向いているのか」ということを慎重に考えることが重要です。
8-3.Webデザイナーにキャリアチェンジする
フロントエンドエンジニアは、Webデザイナーが制作したデータをもとに開発を行います。
そのため、Webデザイナーにキャリアチェンジする人は少なくありません。
Webデザイナーに必要な適正として、他のデザイナーが制作した豊富なデザインを見て、新しいことを積極的に取り入れられる柔軟さが挙げられます。
その能力に自信がある方は、Webデザイナーへキャリアチェンジしやすいです。
8-4.Webディレクターにキャリアチェンジする
フロントエンドエンジニアのキャリアパスには、Webディレクターへのキャリアチェンジがあります。
Webディレクターとは、Webサイト全体の進行管理を行う職種です。
システムの設計・構築よりも人との関わりにやりがいを感じる場合は、Webディレクターへのキャリアチェンジをおすすめします。
8-5.プログラマーにキャリアチェンジする
フロントエンドエンジニアは、JavaScriptなどのプログラミング言語を使うため、プログラマーへのキャリアチェンジが可能です。
フロントエンドエンジニアは、サーバーサイドのプログラミングに触れることも多く、フロントエンドとサーバーサイドの両方のスキルを身につけているプログラマーとして活躍できます。
ただし、より専門的なプログラミング言語を身につける必要があります。
9.新卒からフロントエンドエンジニアになったときの仕事内容
新卒から、フロントエンドエンジニアになったときの仕事内容について詳しくご紹介します。
業務内容を理解することは、スムーズに内定を獲得するためにも大切なことです。
9-1.フロントエンドエンジニアの仕事内容
フロントエンドエンジニアの仕事内容は、デザイナーから受け取ったデザインを基に、HTMLやCSS、JavaScriptで設計や実装を行うことです。
主に、ユーザーが直接目に触れる画面の設計や製造を担当します。
基本的に新卒から入社した場合、3カ月程度の入社後研修が実施されて、その研修プログラムを経てから実務に入ります。
新卒でいきなり実務に入ることはないので、その点は安心してください。
9-2.バックエンドエンジニアとの違い
フロントエンドエンジニアは、バックエンドエンジニアと混合して認識されることが多いです。
バックエンドとは、サーバーやデータベースなどユーザーの目には見えない仕組みを指します。
一方でユーザーが直接目に触れる画面の設計を担当するのが、フロントエンドエンジニアです。
つまり、使用するプログラミング言語に違いがあります。
9-3.Webデザイナーとの違い
Webデザイナーは、画面制作を担当する職種です。
ただし、Webデザイナーはページの見た目を設計するのが主な役割になります。
そのWebデザイナーが作ったデザインを基に、画面やバックエンドとの接続部分を開発するのがフロントエンドエンジニアです。
ユーザー目線では似ている職種になりますが、実際の業務内容は大きく異なります。
10.フロントエンドエンジニアの年収
フロントエンドエンジニアの年収は、平均で550〜600万円と言われています。
国税庁の「令和3年分 民間給与実態統計調査」によると、日本人の平均給与は443万円です。
つまり、フロントエンドエンジニアの年収は日本の平均よりも高くなっています。
また、スキルが重視される職種なので、20代で平均以上を目指すこともできます。
11.まとめ
この記事では、新卒からフロントエンドエンジニアになることについて詳しくお伝えしました。
新卒からフロントエンドエンジニアになるメリットは、以下の通りです。
- ・需要がある職業である
- ・最新の技術を身につけることができる
- ・比較的給料が高い
- ・転職しやすい
IT業界は人手不足が深刻化しているため、フロントエンドエンジニアの需要はかなり高いです。
平均年収は550〜600万円と比較的高いことも、新卒から目指す大きなメリットになります。
フロントエンドエンジニアに向いている人の特徴は以下の通りです。
- ・デザインが好き
- ・学習意欲が高い
- ・コミュニケーション能力に長けている
- ・効率的に業務を進められる
- ・利用者の立場になって考えられる
新卒で就職したことを後悔しないためには、事前に「自分に合っている仕事なのか」ということを慎重に考えるべきです。
そして、新卒がフロントエンドエンジニアになるための就活対策は以下の通りです。
- ・必要な知識を身につける
- ・ポートフォリオを準備する
- ・資格を習得する
- ・選考対策を行う
新卒からフロントエンドエンジニアになるためには、就活対策を怠らないことが大切です。
特に、選考対策には時間をかけることをおすすめします。
必要な知識が身についていても、ポートフォリオを準備しても、履歴書の内容や面接の受け答えができないと内定はもらえません。
この記事でお伝えした内容を参考にし、新卒からフロントエンドエンジニアを目指してみてください。
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はじめに職歴をお聞かせください。
この記事の監修者
エンジニア
大学卒業後、新卒で不動産会社に就職。その後23歳で開発エンジニアにキャリアチェンジし、3年間大手Slerにて様々な開発に携わる。その後、インフラストラクチャー企業にて人材コンサルタントとして経験を積み、株式会社ユニゾン・テクノロジーを創業。現在の代表取締役