「わかる!」と思わず相槌をうってしまうプログラマーあるある!|PG職業ガイド
プログラマーのあるあるってどんなの…?
プログラマーのあるあるについてもっと知りたい!
✓本記事の流れ
- ・あるあるを見る前にプログラマーの仕事内容を解説
- ・プログラマーのあるあるを18つご紹介!
- ・プログラマーが気になっている方にポイントを解説
プログラマーあるあるというのを最近SNSで見かけることが多いかもしれません。
実はプログラマーという職業は独特で、プログラマーならではの「あるある」がたくさんあるのです。
ここでは、元プログラマーがプログラマーのあるあるについて解説していきます!!
目次
1.あるあるの前に知っておきたいプログラマーの仕事
プログラマーのあるあるを見る前に、プログラマーとはどんな仕事かを知っておくとより面白くなります。
プログラマーという職業は、プログラミング言語を駆使してシステムの開発作業を行うことが主な仕事内容です。
システムエンジニアが作成した設計書をもとにしてシステムを形にするべく、コーディングをしていきます。
世に普及しているSNSやメールツールなどのサービスは、すべてプログラマーがプログラミングをして開発されたものなので、ITテクノロジーが浸透している現代社会において果たす役割は非常に大きいです。
プログラマーの仕事が気になる方や、未経験からプログラマーを目指したい方はぜひユニゾンキャリアのサービスがおすすめです。
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また、プログラマーの仕事内容や種類についてもっと詳しく知りたい人は、以下の記事をご覧ください。
→プログラマーとはどんな職業?徹底的に深堀り!やりがいや年収も解説
2.プログラマーあるある【仕事編】
ここでは、プログラマーとして働いていると遭遇する仕事上のあるあるとして以下の12個を紹介していきます。
プログラマーあるある!仕事編
- ・全角に苦しむ
- ・変数やタグを書き間違える
- ・なぜ動くのかがわからない
- ・プログラマーにしかわからない座り方がある
- ・たまに暗号に見える
- ・他の人のコードには触れない
- ・漠然とした指示を受けやすい
- ・コメントが役に立たない
- ・インデントが深すぎる
- ・気づいたら変数名がローマ字表記になっている
- ・作ったプログラムを廃棄しなければならない
- ・深夜にたたき起こされることがある
では、それぞれの事例を詳しく見ていきましょう。
2-1.全角に苦しむ
プログラマーの仕事あるあるの1つ目は全角入力に苦しむことです。
プログラマーが行うコーディング作業では、プログラミング言語のアルファベットや数字、記号などの文字をすべて半角で入力していく必要があります。
「ここにプログラマーは居るか」
ABC「いません。」
「ならば、次の文のおかしな点を答えろ。」
「I am a pen.」
A「英語わかんないよぉ…ふぇぇ…」
B「私がペンなのはおかしい。」
C「全角スペース。」「いたぞ、連れて行け。」#プログラマー狩り#駆け出しエンジニアと繋がりたい
— 平松 甲衣 |Web制作会社 (@hiramatsu_kai) February 17, 2020
しかし、どんなに気を付けていても、時々全角文字が紛れ込んでしまうことがあります。
半角で入力されるのが前提のシステムに全角で入力してしまうと、不具合の元になったり意図しない動作をしたりすることがあります。
バグの発生原因を調べたら全角文字だった!など、プログラマーは全角・半角によく苦しめられるのです。
2-2.変数やタグを書き間違える
プログラマーの仕事あるあるの2つ目は、変数やタグを書き間違えるというものです。
✅プログラミングでよくある凡ミス
・コードの中に全角文字が入ってる
・スペースが全角になっている
・{}の数が合ってない
・htmlの閉じタグが無い
・変数の記載ミス
・コピペ後の直し忘れ自分がよくするミスを並べました😌
凡ミスに1時間とか悩んだりするので、困ったらこれを見る感じ🙌— みったに (@mittani_s) March 4, 2020
htmlの閉じタグをつけ忘れたり、文字や数字などの値を入力できる領域である変数の記載をミスしたりすることは、現場で働いているプログラマーがよく経験する失敗です。
プログラムが変な動きをしていたら、もしかしたら変数を間違えて書いていたり、タグを間違えていたりすることが原因かもしれません。
2-3.なぜ動くのかがわからない
プログラマーの仕事あるあるの3つ目は、絶対にバグが起きるはずのプログラムが、なぜか正しく動いているというものです。
システムを改修していると、ごく稀に「なぜ正しく動くのかわかりませんが、直そうとするとバグが起きるのでそのままにしてあります。触らないでください」といったコメントが残されていることがあります。
明らかにバグが発生するはずなのに、なんで正しく動いているかわからない。
けれど直し方もわからないので、たいていの場合はそのままにするしかありません。
なんで動くんでしょうか……。
2-4.プログラマーにしかわからない座り方がある
プログラマーの仕事あるあるの4つ目は、プログラマーにしかわからない座り方があることです。
「ここにプログラマーは居るか」
ABC「いません。」
「PCで簡単な作業をしてくれ」
…10分後
Aの姿勢:70°
Bの姿勢:90°
Cの姿勢:135°「Cを連れて行け。」#プログラマー狩り#プログラマ狩り pic.twitter.com/RZ7FJ5zgaQ
— Nori (@sin0428ab) October 12, 2017
プログラマーは長時間のデスクワークが日常茶飯事になるので、目を背中に負担がかからないように背もたれにもたれかかって楽な姿勢で座る人が多くいます。
プログラマーを始めとしたエンジニア職は、気づくとみんな似たような姿勢をしていることが多いです。
2-5.たまに暗号に見える
プログラマーの仕事あるあるの5つ目は、プログラミングのコードがたまに暗号に見えることです。
コーディング作業で使う各種プログラミング言語は、アルファベットや数字、記号の組み合わせで成り立っていますが、その文字列をずっと眺めているとたまに何が書いてあるかわからなくなります。
特に自分以外の人が書いたコードは、暗号に見えやすいです。
そのため、他の人が書いたコードは読みこんで理解するのに時間がかかることが多いです。
2-6.他の人のコードに触りたくない
プログラマーの仕事あるあるの6つ目は、他の人が書いたコードには触りたくないということです。
自分以外の人が書いたソースコードは読みにくいと感じることが多いことから、できることなら他の人のコードにはあまり触りたくないと考えるプログラマーも多いでしょう。
そうは言っても、クライアントに「システムを改良して!」と言われたら、プログラマーはやるしかありません。
このコード触りたくないなぁ…と思いながらも、ちゃんと仕事をするのがプログラマーです。
2-7.漠然とした指示を受けやすい
プログラマーの仕事あるあるの7つ目は、漠然とした指示を受けやすいことです。
プログラマーは、開発現場でプロジェクトリーダーやクライアントから、「この日までに設計書どおりにいい感じに仕上げておいて」や「ちょいちょいとやれば楽勝でしょ」など抽象的な指示を受けやすいです。
そのため、キャリアの浅いプログラマーは指示の意図を汲み取れず、苦労する場合があります。
漠然とした指示を受けたら、認識を間違えないためにもちゃんと質問しましょう。
2-8.コメントが役に立たない
プログラマーの仕事あるあるの8つ目は、コメントが役に立たない場合があることです。
プログラミングにおけるコメントとは、ソースコード内に記載されている開発者のメモや処理の説明などの文章を指します。
別の人の書いたソースコードを読むとき、プログラミングの内容とコメントを両方読んで理解を深めていきますが、中には役に立たないコメントのせいで何をやっているか全くわからない処理もあります。
コメントが役に立たないことは珍しくないので、このようなプログラムを改修するとき、プログラマーはよく頭を抱えます。
2-9.インデントが深すぎる
プログラマーの仕事あるあるの9つ目は、インデントをネストしすぎた結果、深すぎて処理が読みにくい点です。
プログラミングにおけるインデントのネストとは、ソースコードを解読しやすくすることを目的に、行の頭に空白を挿入して字下げをすることを指します。
忘年会に向け #IT落語 を作ってるのだが現状
「ネストは深いわインデントはガタガタ、変数名もクラス名も適当って、こんなJava読まされる身にもなってみろ、頭がどうにかなっちまうよ!」
「いや書いてる方もおかしくなりそうで」
「どうして」
「オラ狂う、って」っていう
サゲまでしかできてない— よんてんごP (@yontengoP) November 6, 2019
ある程度までのインデントは作業効率を上げることに役立ちますが、インデントが深すぎると処理がとても読みにくいというマイナスポイントが発生します。
2-10.気づいたら変数名がローマ字表記になっている
プログラマーの仕事あるあるの10つ目は、気づいたら変数名がローマ字表記になっていることです。
英語表記がわからないせいで変数名/関数名が日本語をそのままローマ字表記したものになる
近似値を求める関数がKINJITI_GET()みたいに
— カービィ★KIRBY@もうここにはいられないかも (@Kirby3ds) September 13, 2017
途中まで変数や関数の名前を英語でつけていたのに、英語表記がわからないという理由でいつの間にかローマ字で命名していることがプログラミングしているとよく起こります。
変数や関数の命名にローマ字を使うのは好まれていませんが、英語が苦手なプログラマーはついついローマ字を使ってしまうんですよね。
2-11.作ったプログラムを廃棄しなければならない
プログラマーの仕事あるあるの11つ目は、せっかく作ったプログラムを廃棄しなければならないことがあることです。
たとえば、すべてのソースコードを書いてプログラムの開発作業が終わったあとに、クライアントの要求でシステムの仕様が変更されることがあります。
どんなに苦労して作ったシステムでも、仕様が変更されたら修正するか、最悪プログラムを廃棄して1から作り直さなければいけないこともあります。
せっかく苦労して作ったのに…と思いながらも、作ったシステムを破棄することはよくあるのです。
2-12.深夜にたたき起こされることがある
プログラマーの仕事あるあるの12つ目は、深夜に突然たたき起こされることがあることです。
たとえば、完成して運用しているプログラムにトラブルが発生するなど、緊急の対応が求められる場合に業務時間外の深夜でも職場やクライアントから電話がかかってくることがあります。
特にシステムリリース直後に起きやすいため、システムリリース直後の数日間は自分宛の電話が鳴らないかソワソワすることが多いです。
3.プログラマーあるある【日常編】
続いて、プログラマーとして働いている人がよく体験する日常のあるあるについて、以下の5つをご紹介します。
プログラマーあるある!日常編
- ・打ち込む時間よりも調べている時間の方が長い
- ・よく独り言を無意識に発する
- ・帰りがたまに早くなる
- ・日常的にプログラミング思考をしている
- ・手ぶらで出勤する人がいる
では、それぞれの事例を見ていきましょう。
3-1.打ち込む時間よりも調べている時間の方が長い
プログラマーの日常あるあるの1つ目は、コードを打ち込む時間よりも調べている時間の方が長いことです。
プログラマーといえば、常に手を動かしてプログラミングしているイメージが強いですよね。
ですが実際は、プログラミングでシステムを組んでいる時間よりも調べものをしている時間の方が長かったりします。
- 「この機能を実装したいけど、どうコードを組めばいいんだろう?」
- 「エラーメッセージの内容がわからない!」
こんな時にネットで調査してはシステムに反映することを繰り返し行うので、気づくとコードを書いているよりも情報を調べる時間の方が長くなっています。
3-2.よく独り言を無意識に発する
プログラマーの日常あるあるの2つ目は、よく独り言を無意識に発することです。
要求されたシステム機能を実装することがプログラマーの仕事ですが、そのためにどんなコードを組んでいけば良いかを考える際に、独り言が役立っています。
プログラマーの独り言は、プログラマーの脳内を整理するために重要な役割を果たします。
そのため、プログラムを読んだり、組んだりしている最中に独り言が多くなるのです。
3-3.帰りがたまに早くなる
プログラマーの日常あるあるの3つ目は、会社からの帰りがたまに早くなることがある点です。
プログラマーの仕事のスケジュールは、プロジェクト単位で切り替わります。
納期前は業務量が多いため、残業や休日出勤などが多くなる傾向にある反面、プロジェクトが終わり新しいプロジェクトが始まる前は業務量が少ないため、フレックスタイム制を利用して早く退勤する人などメリハリをつけて働いている人も多いです。
3-4.日常的にプログラミング思考をしている
プログラマーの日常あるあるの4つ目は、日常的にプログラミング思考をしていることです。
プログラマーの夫に買い物を頼んだら。
妻「牛乳を1パック買ってきて。卵があったら6つお願い」
すると夫が牛乳を6パック買ってきた。
妻「なんで牛乳を6パックも買ってきたのよ」
夫「だって卵があったから」
(これ、プログラマーじゃないとわからないでしょうか?)— かめいど (@kameidob) June 21, 2011
たとえばプログラマーは上記の内容のように、「牛乳を1パック買ってきて。卵があったら6つお願い」という指示に対して、以下のように考えることができます。
・普通の人
「牛乳1パックと、卵があったら卵を6つ買えばいいんだな」
・プログラマー的思考
「卵がなかったら牛乳1パック、卵があったら牛乳を6パック買えばいいんだな!」
普通の人から見ると「えぇ!?」という内容ですが、プログラミング思考に慣れている人ほど上記の考え方には「あるある…」「なるほど、確かに」と頷いてしまいます。
3-5.手ぶらで出勤する人がいる
プログラマーの日常あるあるの5つ目は、手ぶらで出勤する人がいることです。
プログラマーは、仕事のほとんどをパソコンのみで完結させることが可能です。
そのため、会社にパソコンがある場合は特別持っていくものがないため、財布とスマホだけ持ってほぼ手ぶらで出勤しても支障がないのです。
4.プログラマーへのすすめ
ここまで仕事編と日常編にわけてプログラマーのあるあるについて見てきました。
仕事や日常のよくある事例について知ることで、未経験の方でもプログラマーという職業の特徴がわかってきたと思います。
ここでは、これからプログラマーを目指す方に向けて以下の2つのポイントを紹介していきます。
- ・プログラマーに向いている人
- ・プログラマーのやりがい
では、上記それぞれの項目を詳しく見ていきましょう。
4-1.プログラマーに向いている人
以下のような特徴がある人は、プログラマーに向いています。
- ・論理的思考力がある
- ・常に自発的に新しい知識を吸収できる
- ・コミュニケーション能力が高い
このような特徴を持っている人は、プログラマーとして活躍しやすいでしょう。
もし上記のような特徴を持っていない場合でも、意識して仕事をすることで徐々に身に着けることが可能です。
4-2.プログラマーのやりがい
プログラマーの1番のやりがいは、なんと言っても自分がコードを書いたプログラムが意図した通りに動いたときでしょう。
コードを書くのは、プログラマーのメインかつ手間がかかる作業であるため、その分、プログラムが動いたときの喜びは大きいです。
また、納期までに高品質のシステムを納品してクライアントに満足してもらった瞬間や、新しいプログラミングの知識を習得して実務で活かせたときも大きなやりがいを感じやすいです。
プログラマーの仕事のやりがいについてさらに詳しく知りたい方は、以下の記事をご覧ください。
→元プログラマーが解説!プログラマーの仕事のやりがいと魅力とは?
5.プログラマーになるには転職エージェントを利用しよう!
プログラマーへ転職するために1番おすすめの方法は、転職エージェントを利用することです。
転職エージェントは、書類添削や面接対策、求人紹介、年収交渉、入社日調整などさまざまなサポートを受けられるというメリットがあります。
また企業との連絡も転職エージェントが行ってくれるため、仕事中に応募企業から連絡がかかってくることもありません。
IT業界の転職に特化したエージェントであるユニソンキャリアは、プログラマーの紹介求人も豊富にあるため、プログラマーが気になる方におすすめのサービスです。
6.まとめ:プログラマーのあるあるは独特!
プログラマーのあるあるは、他の職業にはないものばかりです。
ですがプログラマーとして仕事をしてみると、思わず「あるある」と頷いてしまうものが多く、プログラマーとして経験を重ねるほど面白く感じるようになっていきます。
もしプログラマーの仕事が気になる方は、ユニゾンキャリアのサービスがおすすめです。
IT専門の就活・転職エージェントであるユニゾンキャリアは、プログラマーの仕事内容や業界の知識に詳しいです。
プログラマーが気になるけれど、転職しようか踏ん切りがつかない…という方でも無料で相談できますので、上手く利用してみてください。
このようなことで
悩まれています。
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こんにちは!
はじめに職歴をお聞かせください。
この記事の監修者
エンジニア
大学卒業後、新卒で不動産会社に就職。その後23歳で開発エンジニアにキャリアチェンジし、3年間大手Slerにて様々な開発に携わる。その後、インフラストラクチャー企業にて人材コンサルタントとして経験を積み、株式会社ユニゾン・テクノロジーを創業。現在の代表取締役