プログラマーに必要なスキルは?スキルアップに必要な知識も解説!
プログラマーに必要なスキルって何…?
プログラマーのスキルアップに必要なものは?
✓本記事の流れ
- ・プログラマーに必要なスキル・知識
- ・プログラマーがスキルアップするために身につけるべきスキル・知識
- ・プログラマーが言語スキルを持っていることの証明に役立つ資格
プログラマーになるためには、どんなスキルや知識が必要か知りたい方も多いと思います。
この記事では、プログラマーに必須のスキル、スキルアップに必要な知識について解説していきます。
スキルや知識がないプログラマーが陥りやすい落とし穴についても紹介しているので、ぜひ最後までご覧ください!
また、以下の記事ではそもそもプログラマーとは何なのかについて詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。
→プログラマーとはどんな職業?徹底的に深堀り!やりがいや年収も解説
目次
1.プログラマーに必要なスキル・知識とは?
プログラマーとして活躍していくために必要不可欠なスキルは主に以下の5つです。
プログラマーに必要なスキル
- ・プログラミングスキル
- ・デバッグスキル
- ・論理的思考能力
- ・情報収集スキル
- ・コミュニケーション能力
ここでは、それぞれのスキルについて詳しく解説していきます。
1-1.プログラミングスキル
ブログラマーとして仕事をしていく上でもっとも重要なスキルは、プログラミングスキルです。
プログラマーに求められるプログラミングスキルは、企業や案件によってさまざまです。
具体的には、JavaやC言語、PHPなどプログラミング言語はそれぞれ特性があり、開発環境や用途によって用いられる言語が異なります。
そのため、自分がシステム開発のなかでもどの分野で働きたいかによって学ぶべき言語が異なってくることも認識しておきましょう。
また、キャリアをスタートしたばかりのプログラマーと、数年以上の現場経験を積んでいるプログラマーの間でも、求められるスキルの質は変わってきます。
例えば、プログラマーになったばかりの人は基本構文レベルのスキルのみが要求される傾向にあります。
一方で、上級者はフレームワークやライブラリ、データベースなど、単純なプログラミングだけでなくその周りの知識やデータの管理能力も求められます。
このように各プログラマーに求められる具体的なプログラミングスキルは異なっており、プログラマーを志す際には自分に必要なスキルを明らかにするようにしましょう。
とはいえ、自分が身につけるべきスキルが分からない…という方は、IT専門の転職エージェントに一度相談することをおすすめします。
ユニソンキャリアはIT業界に特化した転職エージェントであり、エンジニアに詳しいアドバイザーからのサポートを受けることができます。
興味のある方は、まずは気軽に無料相談を利用してみてください。
1-2.デバッグスキル
優秀なプログラマーになるためには、デバッグスキルも重要です。
デバッグスキルとは、システムの不具合、つまり「バグ」を解決する能力のことです。
プログラムを組むうえでバグの発生はつきものであるため、プログラマーはバグの原因を特定して迅速に軌道修正する能力が重宝されるのです。
1-3.論理的思考能力
プログラマーには物事を根拠立てて考える論理的思考力も求められます。
たとえばシステムの設計書をもとに、どの要素を組み合わせてプログラムを作成するかを考えることは非常に重要です。
また、開発したシステムに不具合が発生した場合に、その原因を突き止めるためにロジカルシンキングを行うことが役に立ちます。
1-4.情報収集スキル
プログラマーには、日々更新されるITテクノロジーを吸収するための情報収集スキルも必要不可欠です。
書籍やインターネット、SNSに積極的に触れて勉強会などにも参加することで最先端の開発技術を常に把握できて、実務での仕事効率の向上や問題の解決につながるでしょう。
具体的な情報収集方法については次の記事でまとめてありますので、興味のある方は参考にしてみてください。
→エンジニア必見!IT業界動向から最新技術トレンドまで情報収集のコツ
1-5.コミュニケーション能力
優秀なプログラマーはコミュニケーション能力にも長けています。
プログラマーが参画するシステム開発のプロジェクトは、システムエンジニアやプロジェクトマネージャーと密に連携を取らないとスムーズに進みません。
システム開発は複数人での開発が基本となるため、進捗の共有など、頻繁にコミュニケーションを図る必要があります。
エンジニアにおけるコミュニケーションの重要性については次の記事でまとめてあります。
詳しく知りたい方は参考にしてみてください。
→【苦手な人必見】エンジニアにおけるコミュニケーション能力の重要性
2.プログラマーがスキルアップするために身につけるべきスキル・知識
プログラマーには、コーディングスキル・論理的思考力・コミュニケーション能力などさまざまな必須スキルがあることをお伝えしました。
これらの必須スキルに加えて、スキルアップするために習得したほうが良いスキルや知識は以下のとおりです。
身につけるべきスキル
- ・複数のプログラミング言語の知識
- ・システム開発方法の知識
- ・ハードウェアやネットワークに関する知識
- ・ミドルウェアの知識とスキル
- ・英語力
では、それぞれのスキル・知識を詳しく見ていきます。
2-1.複数のプログラミング言語の知識
プログラマーがスキルアップするために身につけるべきスキルの1つ目は、複数のプログラミング言語の知識です。
プログラミング言語は1種類だけでなく、たとえばRuby・Java・C言語・PHP・JavaScriptなど、さまざまな種類があり、言語ごとに基本構文も異なります。
システム開発の現場では、案件によって使用する言語の種類もさまざまなので、複数の言語に対応できる知識を習得しておいた方が、より自分の需要を高められます。
2-2.システム開発方法の知識
プログラマーがスキルアップするために身につけるべきスキルの2つ目は、システム開発方法の知識です。
システム開発方法の知識とは、開発工程を構造的に分解して、制御していくフレームワークを組み上げる知識のことです。
構築するシステムの特徴ごとに、案件を進めるうえで最適な開発手法を見極めることで、納期に遅れないスムーズな仕事が可能になるのです。
2-3.ハードウェアやネットワークに関する知識
プログラマーがスキルアップするために身につけるべきスキルの3つ目は、ハードウェアやネットワークについての知識です。
近年、IoTと呼ばれる、さまざまな物体とインターネットが結ばれる「モノのインターネット化」が加速している影響で、ハードウェアやソフトウェアのスキルの需要が高まっています。
IoTの流れは今後も加速していくため、これらの知識も習得することで自分のプログラマーとしての希少価値を出せます。
2-4.ミドルウェアの知識とスキル
プログラマーがスキルアップするために身につけるべきスキルの4つ目は、ミドルウェアの知識とスキルです。
ミドルウェアとはOSとアプリケーションの間に存在し、OSでは実現不可なより複雑性のある処理を実現可能にするコンピュータの構成要素です。
サーバーOS・データベース・APIなどさまざまな種類が存在し、それらを扱える知識とスキルを持つことで、請け負える業務の幅を増やせます。
2-5.英語力
プログラマーがスキルアップするために身につけるべきスキルの5つ目は、英語で会話したり読み書きできたりする能力です。
プログラミングの最先端の技術情報は英語の文章で世の中に出回ることが多いです。
そのため、英文を正確に読解できる能力があると、最先端の情報にいち早く触れることができます。
また、海外のチームメイトと共同でシステム開発する機会もあるため、英語で会話をする能力があれば、現場で活躍しやすく評価が上がるでしょう。
次の記事では、プログラマーに求められる英語スキルに関して詳しくまとめてあります。
→ITエンジニアに必要な英語力とは?よく使う単語やおすすめ勉強法など紹介
3.スキルや知識がないプログラマーが転職の際に陥りやすい落とし穴
ここでは、スキルや知識を身につけていないプログラマーが転職時に陥りやすい落とし穴をいくつか紹介していきます。
- ・知識やスキルがないと挫折しやすい
- ・スキルなし完全未経験が採用される可能性は低い
- ・スキルなし・未経験OKの会社はブラック企業の可能性がある
では、それぞれの落とし穴について解説していきます。
3-1.知識やスキルがないと挫折しやすい
プログラマーに必要な知識やスキルを持ち合わせていないと、転職できたとしても仕事についていけずに挫折する可能性が高まります。
プログラミングに関する知識がないのは致命的ですし、プログラマーに求められる重要なスキルで明日コミュニケーション能力が皆無な場合は、チームのメンバーやマネージャーとの協力が難しいでしょう。
3-2.スキルなし完全未経験が採用される可能性は低い
プログラミングのスキルが全くなく業務経験もない、完全未経験の人材が転職市場でプログラマーとして採用される可能性は、そもそもかなり低いです。
中途採用でプログラマーを募集している企業は、即戦力としての人材を求めているケースが多いため、教育コストがかかる未経験者を採用することは稀です。
そのため、プログラマーとしての業務経験がないとしても、独学やスクールに通うなどでプログラミングを学習して、ある程度のスキルを身につけることが転職を成功させるためには重要です。
3-3.スキルなし・未経験OKの会社はブラック企業の可能性がある
「プログラミングのスキル不要で未経験でもOK」と謳っている企業は、労働者を搾取するブラック企業の可能性があるので気をつけましょう。
たとえば、「未経験者でも研修でプログラマーとしての知識を教える」という話であったにもかかわらず、入社してみたら研修が実施されずに、それどころか家電量販店やコールセンターのスタッフとしてプログラマーとはまったく関係のない仕事をやらされるという企業が実在します。
そのような企業に入ってしまうと、時間を無駄にしてしまい、経歴にも傷がついてしまうので注意が必要です。
研修という名目で家電量販店やコールセンターのスタッフをさせられるケースに関しては、次の記事で詳しく解説しています。
ブラック企業とは具体的にどのような環境なのかを知りたい方は参考にしてください。
→家電量販店やコールセンターに派遣させるSES企業は絶対やめとけ!
4.プログラマーが言語スキルを持っていることの証明に役立つ資格
プログラマーがプログラミング言語のスキルを持っていることの証明に役立つ資格としては、以下の3つが挙げられます。
- ・ITパスポート
- ・基本情報技術者試験
- ・応用情報技術者試験
では、それぞれの資格の内容を紹介していきます。
4-1.ITパスポート
ITパスポートは、IT全般の幅広い知識の保持を証明できる全エンジニアの登竜門的な国家資格です。
ITパスポートだけではプログラミングスキルを持っていることを証明することは難しいですが、上位レベルの資格と掛け合わせることで効力が発揮されます。
そのため、プログラマーを志す人はまずITパスポートを取得しておいて損はないでしょう。
次の記事で、ITパスポートについて詳しく解説しています。
→ITパスポートは就活で有利になる?試験概要やアピールのコツを紹介
4-2.基本情報技術者試験
基本情報技術者試験は、経済産業省管轄のIPAという組織が認定しているIT系の国家資格です。
試験で問われる内容には、Java・C言語・Python・アセンブラ・表計算の5つのプログラミングのなかから1つを選択して回答するというものも含まれています。
そのため、プログラマーが自分の技術力を証明するには効果的な資格になります。
4-3.応用情報技術者試験
応用情報技術者試験は、先ほど説明した基本情報技術者試験よりワンランク上の難易度の国家資格です。
応用情報技術者試験で出題されるプログラミングの内容は、特定の言語に絞ったものではなく、探索・ソート処理や逆ポーランド表記法などのより汎用的なものになっています。
合格率は毎回20%ほどとなっており難関の資格ですが、取得すればプログラマーとしての力量を対外的に強くアピールできる強力な武器になります。
また、以下の記事ではプログラマーの資格について詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。
→プログラマーに資格は必要?プログラマー種類別おすすめ資格を解説!
5.プログラマーが必要なスキルや知識を身につける方法
プログラマーがさまざまな言語スキルや業務で必要なITの知識を身につけるためには、いくつか方法がありますが、そのなかでも以下の2つの方法が有効です。
- ・独学で学ぶ
- ・プログラミングスクールに通う
では、それぞれの方法の詳細を見ていきましょう。
5-1.独学で学ぶ
プログラマーが必要なスキルや知識を身につける有効な方法の1つ目は、独学で学ぶことです。
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それらのツールや書籍を駆使することで、初心者でも基礎から実務レベルまで言語のスキルを体系的に学ぶことができます。
しっかり勉強の計画を立てて実行する自己管理能力に自信のある人には、おすすめの勉強方法です。
プログラマーの初心者が独学で学ぶ方法については、次の関連記事でさらに詳しく解説していますのでご覧ください。
→プログラマー初心者の勉強方法を徹底解説!挫折しないコツも紹介!
5-2.プログラミングスクールに通う
プログラマーが必要なスキルや知識を身につける有効な方法の2つ目は、プログラミングスクールに通うことです。
プログラミングスクールでは、エンジニアやプログラマーとして業務経験のある専門の講師陣が、個別で言語の豊富な知識・スキルを教えてくれます。
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独学では不明点をすぐに質問することは難しいですが、スクールでは講師陣に質問すればすぐに腑に落ちるまで分かりやすく解説してくれる環境が整っています。
また、一緒に転職までのスケジュールを立てて貰うこともできるため、自己管理が苦手な人にもおすすめです。
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また、以下の記事ではおすすめのプログラミングスクールについて詳しく紹介しているので、気になる方はぜひ参考にしてみてください。
おすすめのプログラミングスクール比較10選!特徴や料金を紹介。|biznes
6.スキルに不安がある方は転職エージェントがおすすめ
自分のプログラミングスキルに不安のある方は、一度転職エージェントに無料相談するのがおすすめです。
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7.まとめ:スキルや知識を身につけてからプログラマーになろう!
プログラマーの仕事には、さまざまな種類のプログラミング言語のスキルはもちろんのこと、論理的思考力や情報収集スキル、コミュニケーション能力など多くのスキルや知識が必要になります。
そのため、未経験者は独学やスクールで言語に関するある程度のスキルや知識を習得してからプログラマーへの転職・就職を目指すようにしましょう。
自分が身につけるべきスキルが分からなかったり、ひとりでの転職活動が不安な方は、転職エージェントに相談することが、転職成功へのカギとなります。
このようなことで
悩まれています。
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はじめに職歴をお聞かせください。
この記事の監修者
エンジニア
大学卒業後、新卒で不動産会社に就職。その後23歳で開発エンジニアにキャリアチェンジし、3年間大手Slerにて様々な開発に携わる。その後、インフラストラクチャー企業にて人材コンサルタントとして経験を積み、株式会社ユニゾン・テクノロジーを創業。現在の代表取締役