新卒からゲームプログラマーになれる?就職方法や必要なスキルを解説
新卒でゲームプログラマーになれるの…?
ゲームプログラマーに必要なことって何…?
✓本記事の流れ
- ・新卒でゲームプログラマーになる前に知っておくべきことを解説
- ・新卒でゲームプログラマーになる方法を紹介
- ・新卒でゲームプログラマーになるために必要なことを解説
ゲームプログラマーに興味があるけど、新卒から就職できるか分からず、何から手をつけたらいいのか分からない方がいると思います。
本記事では、新卒からゲームプログラマーになることは可能なのかについて解説しています。
また最後には、ゲームプログラマーに向いている人について解説していますので、ゲームプログラマーを目指そうか迷っている方は必ず最後までお読みください。
目次
1.新卒でゲームプログラマーになることは可能か?
結論から言うと、新卒でゲームプログラマーになることは可能です。
ゲームプログラマーを対象とした新卒採用はほとんどのゲーム会社が行っていて、実際に新卒からゲームプログラマーになる方は多くいます。
新卒で就職するにあたって特定の資格が求められるわけでもないため、自己分析や企業研究を怠らずに取り組めば、ゲームプログラマーの内定を獲得できます。
また、新卒採用はポテンシャル採用の部分があるため、転職してゲームプログラマーを目指すよりも、求められる技術力は低くなっています。
ただし、新卒から採用されるには最低限の技術や知識は必要です。
ゲーム会社によっては成果物の提出を求める場合もあるので、学校や独学である程度の技術・知識は身につけておく必要があります。
2.新卒でゲームプログラマーになりたい人が知っておくべきこと
新卒で就職した仕事をすぐに辞めてしまうことは自分のキャリアのためにも避ける必要があります。
ここでは、新卒でゲームプログラマーになりたい人が知っておくべきことをご紹介します。
「思っていた仕事ではなかった」というミスマッチを防ぐためにも、下記の内容を参考にしてみてください。
2-1.ゲームプログラマーの仕事内容
ゲームプログラマーは、開発言語を用いてプログラミングを行い、ゲームを形にしていくのが主な仕事です。
「ゲームを動作させる」というゲーム構築の基盤を担っているのがゲームプログラマーで、ゲームを作り上げるうえでかなり重要な役割となります。
具体的な仕事内容としては、ゲームプランナーが作成した設計書をもとに、ゲームシステムの構築やキャラクターの動作、効果音などを開発言語を用いてプログラミングします。
また、プログラミング作業が完了しても、設計書通りに動作するかを確認し、不具合などが見つかると機能の改善・開発を行います。
ゲームリリース後もバージョンアップなどを担い、快適なゲーム環境を提供し続けることがゲームプログラマーの仕事です。
2-2.ゲームプログラマーの平均年収
「求人ボックス」によると、ゲームプログラマーの平均年収は516万円です。
「民間給与実態統計調査」によると、日本の平均年収は約430万円となっているため、ゲームプログラマーの年収は高いと考えられます。
また、ゲームプログラマーは学歴や年齢よりも実力が評価されるため、平均以上の年収を目指しやすい職業です。
2-3.ゲームプログラマーが知っておくべきゲームの種類
新卒でゲームプログラマーになりたい方は、ゲームの種類について理解を深めることが大切です。
ゲームの種類によって用いる開発言語が違い、ゲームの種類別に新卒採用されることもあります。
ゲームプログラマーが知っておくべきゲームの種類について詳しくご紹介します。
●コンシューマーゲーム
コンシューマーゲームとは、Nintendo SwitchやPlayStationなどの専用ハードを持つ家庭用ゲーム機です。
ハイクオリティなゲームを制作することが可能で、最近はオンラインに接続してプレイできるものが増えています。
コンシューマーゲームで使用する代表的な開発言語は「C#・C++」です。
●スマホアプリゲーム
スマホアプリゲームは、スマートフォンアプリとしてプレイできるスマホゲームです。
主にAndroid用とiPhoneのiOS用にゲームを制作する必要があり、オンライン接続を前提としたアプリが多くなっています。
スマホアプリゲームは、C++やC#、JavaScript、Swift、Rubyなどさまざまな開発言語で制作可能です。
●ブラウザゲーム
ブラウザゲームとは、インターネットに接続しブラウザを通してプレイが可能なゲームです。
リアルタイムなアクションや派手な演出はブラウザの性質上難しいのですが、インストールが不要なので、気軽にプレイできることがブラウザゲームの特徴になります。
ブラウザゲームは、C#やJavaScript、Rubyを用いて制作することが多いです。
3.新卒でゲームプログラマーになるには
新卒でゲームプログラマーになる方法は大きく3つ挙げられます。
ゲームプログラマーになる方法
- ・IT専門の就活エージェントを利用する
- ・就活サイトを活用する
- ・インターンやアルバイトから直接採用される
それぞれの方法について詳しくご紹介するので、自分に合った方法でゲームプログラマーを目指してみてください。
3-1.IT専門の就活エージェントを利用する
新卒でゲームプログラマーになりたい人には、IT専門の就活エージェントの利用がおすすめです。
就活エージェントでは、希望に沿った求人紹介から必要書類の添削、面接対策など内定獲得に向けてサポートしてもらえます。
弊社ユニゾンキャリアでは、IT専門の就活・転職の支援サービスを行っています。
ご相談から内定まで「完全無料」で利用できますので、お気軽にお問い合わせください。
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3-2.就活サイトを活用する
就活サイトとは、新卒採用している会社の求人がまとめて掲載されているサイトです。
数多くの求人に目を通すことができ、自分のペースで就職活動を進められます。
ただし、とにかく求人数が多いため、1つ1つに対する情報収集が重要です。
また、就活サイトでは必要書類の添削や面接対策は受けられない場合が多いので、全て自分で行う必要があります。
3-3.インターンやアルバイトから直接採用される
ゲームプログラマーは、インターンやアルバイトから直接採用されることもあります。
ゲーム会社としては、人柄やスキルを把握できている人材を採用することでミスマッチを防げるため、インターン生やアルバイトの中から優秀な人材を探します。
ただし、ゲームプログラマーとしてインターンから直接採用してもらえる可能性は低いです。
インターンやアルバイトで経験を積むことは大切なのですが、直接採用してもらえることを前提に考えることは注意してください。
4.新卒でゲームプログラマーになるために必要なこと
新卒でもゲームプログラマーになることは可能ですが、ある程度の知識・スキルは求められます。
特に、就職したいゲーム会社がある場合は、求められることを身につけることが重要です。
ここでは、新卒でゲームプログラマーになるために必要なこととして以下の3つをご紹介します。
- ・ポートフォリオの作成
- ・プログラミングスキル
- ・ゲームエンジンを扱うスキル
4-1.ポートフォリオの作成
新卒からゲームプログラマーになるには、ポートフォリオを作成する必要があります。
ポートフォリオとは、今までの制作実績が一目でわかるように作品をまとめたものです。
ゲーム会社によっては選考過程でポートフォリオの提出を求められることがあり、その内容によって実技レベルが判断されます。
ゲームプログラマーの就職活動においては、ポートフォリオのレベルで採用結果が決まることも考えられるので、時間をかけて作成することをおすすめします。
【→関連記事:プログラマーのポートフォリオの作成のコツや注意点、参考例】
4-2.プログラミングスキル
新卒からゲームプログラマーになるためには、基礎的なプログラミングスキルは必要になります。
ゲームプログラマーが使用する主な言語は以下の通りです。
- ・C#
- ・C++
- ・Java
- ・JavaScript
- ・Swift
制作するゲームの種類によって使用する言語が異なるため、就職を希望するゲーム会社から学習する言語を決めるようにしてください。
もし、就職を希望するゲーム会社が決まっていない場合は、ゲーム構築で使われることの多い「C#・C++」から優先的に学習することがおすすめです。
【→関連記事:プログラマーに必要なスキル・知識・言語】
4-3.ゲームエンジンを扱うスキル
新卒からゲームプログラマーになるには、さまざまな処理を共通化するソフトウェアである「ゲームエンジン」を扱うスキルが求められます。
近年、UnityやUnreal Engineなどのゲームエンジンを使ってゲーム開発することが増えていて、新卒採用でも求められることが多いです。
また、基礎的なスキルであれば、未経験の大学生でも独学で習得できます。
就職活動が始まる前に、基礎的なゲームエンジンを扱うスキルは身につけておきたいです。
5.新卒でゲームプログラマーに向いている人の特徴
新卒でゲームプログラマーになることを目指している人は、事前に「自分に合っている仕事なのか」ということを考えることが大切です。
最後に、ゲームプログラマーに向いている人の特徴をご紹介します。
向いている人の特徴
- ・コミュニケーション能力が高い
- ・ゲームが好き
- ・向上心がある
- ・忍耐力がある
5-1.コミュニケーション能力が高い
ゲームプログラマーはPCに向かって黙々と作業しているイメージがあるかもしれませんが、他のエンジニアやディレクター、デザイナーなど多くの人と開発していきます。
そのためコミュニケーション能力の高い人が、ゲームプログラマーに向いています。
コミュニケーション能力が低い人は、知識・スキルがあってもゲームプログラマーとして活躍することは難しいです。
5-2.ゲームが好き
ゲームプログラマーが作るのはゲームだけなので、ゲームに対して好意や熱意を持っている人が向いています。
面白く・売れるゲームを開発するにはユーザー視点で考えることが重要で、ゲーム好きな人ほど高いレベルを追求し、仕事に取り組めます。
また、ゲーム好きな人であれば仕事でやりがいを感じる機会が多くなり、高いモチベーションで働くことが可能です。
もし、ゲーム自体に興味がない場合は、他のITエンジニアを目指すことをおすすめします。
5-3.向上心がある
IT技術の発展に伴い、ゲーム業界で使う技術も常に変化しています。
ゲームプログラマーとしては常に新しい情報を収集しなければいけないため、向上心や探究心が大切です。
向上心や探究心のあるゲームプログラマーであれば、業務を通して新しい情報を取り入れることができ、常にレベルアップできます。
また、新しい技術に対応できることで、最新のゲーム開発に携わる機会が増えて、よりゲームプログラマーとしてやりがいを感じやすいです。
5-4.忍耐力がある
ゲームプログラマーは、ゲームの開発だけではなく、バグの修正まで担います。
バグの発生、修正という工程を繰り返すことが多いので、忍耐力のある人がゲームプログラマーに向いています。
また、過酷な労働スケジュールでも頑張ることができる力も必要です。
ゲームのバグはすぐに修正しなければいけませんし、仕事の納期が迫ってくると何時間も同じような作業を繰り返します。
このような労働環境でも我慢強く働ける人が、ゲームプログラマーとして活躍しやすいです。
6.まとめ
この記事では、新卒でゲームプログラマーになることについて詳しくお伝えしました。
新卒でゲームプログラマーになりたい人が知っておくべきことは以下の通りです。
- ・開発言語を用いてゲームのプログラミングを行う
- ・ゲームプログラマーの平均年収は516万円
- ・ゲームの種類は大きく3つに分けられる
ゲームプログラマーは、ゲームプランナーが作成した設計書をもとにプログラミングを行います。
また、リリース後もユーザーが楽しめるように快適な環境を提供し続けます。
ゲームプログラマーが制作するゲームの種類は大きく「コンシューマーゲーム・スマホアプリゲーム・ブラウザゲーム」の3つに分けられ、それぞれで使用する言語が違います。
新卒で就職したいゲーム会社が決まっている場合は、制作しているゲームの種類から学習するプログラミング言語を決めることが大切です。
そして、新卒でゲームプログラマーになるには、IT専門の就活エージェントの活用が特におすすめです。
IT業界にも精通していることや、ゲームプログラマーの求人を多く取り扱っていることが多いです。
また、完全無料で就活サポートを受けられるので、希望通りの就職を実現しやすいです。
新卒でゲームプログラマーになりたい人は、今回お伝えした内容をお役立てください。
弊社ユニゾンキャリアでは、IT専門の就活・転職の支援サービスを行っています。
ご相談から内定まで「完全無料」で利用できますので、お気軽にお問い合わせください。
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はじめに職歴をお聞かせください。
この記事の監修者
エンジニア
大学卒業後、新卒で不動産会社に就職。その後23歳で開発エンジニアにキャリアチェンジし、3年間大手Slerにて様々な開発に携わる。その後、インフラストラクチャー企業にて人材コンサルタントとして経験を積み、株式会社ユニゾン・テクノロジーを創業。現在の代表取締役