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SESはなくならない?なくならない理由とSESで働くメリットを解説

IT業界
SESはなくならない?

SESはなくなるの…?

SESってなくなりそう…将来性はあるの?

✓本記事の流れ

  • ・SESとは?派遣との違いを解説
  • ・SESがなくならない理由6選
  • ・SESで働くことのメリットを紹介

「SES企業って将来性があるの?なくならない?」と疑問に思ったことがある人は多いと思います。

本記事では、SES企業がなくならない理由について解説しています。

また、SESで働くことのメリット・デメリットを紹介していますので、SESを転職先の候補にしている方はぜひ参考にしてください。

次の記事では、そもそもSESとは何なのかについて詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。

SESとは?派遣との違いやメリットなどをわかりやすく解説!

1.SESとは?派遣との違いを解説

結論から申し上げると、SESの需要は高く、なくなることはありません。

その理由を説明するためには、まずSESの仕事内容や派遣との違いを理解しておく必要があります。

以下でわかりやすく解説していくので、SESがなくならないか不安な方は必見です!

1-1.SESとは

SES(System Engineering Service)とは、IT業界の中の契約形態の1つで、準委任契約のことを指します。

準委任契約とは、依頼物の完成や納品が最終目的ではなく、あくまで業務を行うことに対して報酬が発生する契約のことです。

SESの契約内容

SESの契約内容

上記の画像のとおり、SES企業はまず、クライアント企業とSES契約を結びます。

そして、契約を履行するために、SES企業はエンジニアを雇用して、クライアントに常駐・派遣させます。

このように、SESはエンジニアの技術力を提供し、業務を委託することが目的の契約になります。

SES企業は未経験からエンジニアになる場合に必ず選択肢に上がります。

SESが未経験におすすめな理由

  • ・未経験採用に力を入れている
  • ・研修が充実している
  • ・色々な現場を体験できてスキルが付きやすい

ですがSESにはブラック企業も多く、選ぶSES企業を間違えると上記のようなメリットは得られません。

ブラックSES企業はなかなか見分けることができないため、転職する際はIT専門の転職エージェントを利用することをおすすめします。

1-2.SESと派遣の違い

SESの仕事内容を聞くと、派遣の違いがわからないという方は多くいらっしゃいます。

SESと派遣の大きな違いは、指揮命令権の所在にあります。

SES契約では、クライアントがSESエンジニアに業務の命令を出したり、指揮を取ったりすることはできません。指揮命令権は完全にSES企業側にあります。

一方、派遣契約は業務の決定権がクライアント側にあり、エンジニアも派遣先の企業の指揮命令に従って仕事をすることになります。

派遣社員を派遣したり受け入れるためには、「派遣事業許可」という資格を厚生労働大臣から認定してもらう必要があります。

この派遣事業許可がないと、企業は人材を派遣することが一切できません。

それに対しSESでは、派遣事業許可を取る必要はないため多くの企業が利用しているのです。

SESと派遣については以下の記事でさらに詳しく解説しているので、ぜひお読みください。

SESと派遣の違いは何?元エンジニアがその違いを徹底解説します

2023.09.20

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2.SESがなくならない理由6選を紹介!

SESは需要が高く、今後なくならないと言えます。

ここでは、SESがなくならないといわれる理由について、6つの観点から解説していきます。

SESがなくならない理由6選

  • ・人材の入れ替えが容易
  • ・採用コストがかからない
  • ・エンジニアが不足している
  • ・正社員は容易に解雇できない
  • ・SES企業の参入障壁が低い
  • ・SES企業の定期的な売上が見込める

では、それぞれの理由を詳しく見ていきましょう。

2-1.人材の入れ替えが容易

SESがなくならない理由の1つ目は、人材の入れ替えが容易なことです。

クライアント企業にとって、システムの開発や保守・運用に必要なタイミングですぐにエンジニアを用意できるというのは技術力の確保の面から大きなメリットです。

また、SESを利用することで短期間で人員を用意することができ、繁忙期が終われば人員を削減することも容易なので、人件費も最小限に抑えられます。

2-2.採用コストがかからない

SESがなくならない理由の2つ目は、採用コストがかからないことです。

新卒でも中途でも人材を採用するには求人広告費などのコストがかかります。

一方で、SESを利用することで採用コストを最小限に抑えることができ、一定のITスキルが身についたエンジニアを受け入れることができます。

2-3.エンジニアが不足している

SESがなくならない理由の3つ目は、国内全体でエンジニアが不足しているためです。

多くの企業ではITシステムの開発や運用を担うエンジニアが不足しているため、エンジニアの技術力をすぐに確保できるSESが利用されます。

単純にエンジニアの需要があるから、供給もなくならないという理由です。

ITテクノロジーの発展や生産年齢人口の減少によって、エンジニアが不足する状況は今後も続くことが予想されるため、SESの需要もなくならないでしょう。

2-4.正社員は容易に解雇できない

SESがなくならない理由の4つ目は、正社員は容易に解雇できないことです。

クライアント企業は、ある特定のシステム開発のプロジェクトのために正社員でエンジニアを雇うと、プロジェクト終了後も正社員であることを理由に解雇できないため、人件費がかさみます。

そこでSESを利用することで、特定の案件で人員不足の時だけエンジニアを補充するという形式を取ることが可能です。

SESを利用すれば、プロジェクトが終了した時にエンジニアをSES企業に戻すことができるため、人件費も嵩みません。

2-5.SES企業の参入障壁が低い

SESがなくならない理由の5つ目は、SES企業の参入障壁が低いことです。

SES企業はエンジニアを1人でも雇用できれば、事業を始めることができます。

そのため、少ない資本で比較的どんな企業でも取り組めるので、ITで起業する場合に事業内容として今後もなくならないといえます。

2-6.SES企業の定期的な売上が見込める

SESがなくならない理由の6つ目は、SES企業の定期的な売上が見込めることです。

SESはエンジニアの技術力の提供を目的に契約しているので、クライアントを見つけることができれば安定した売り上げを得ることができます。

SESは比較的売上が立ちやすく、継続性も見込めるため、なくならないビジネスモデルといえるでしょう。

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3.SESがなくなると言われる要因

SESはなくならないということを説明してきました。

その一方でSNSやネットでは、「SESは今後なくなるだろう」という意見を目にすることもあります。

一部の人から「SESがなくなる」と言われる理由は、主に以下の2つからです。

SESがなくなると言われる理由

  • ・エンジニアの市場価値が上がらない
  • ・偽装請負や多重派遣など、違法性のあるSES企業が存在する

では、それぞれの理由を詳しく見ていきましょう。

3-1.エンジニアの市場価値が上がらない

一部の人から「SESがなくなる」と言われている理由の1つ目は、SESではエンジニアの市場価値が上がらないことがあるためです。

たとえば、システム稼働のテストやデータ入力などの案件ばかりだと、ルーティンワークの作業になりやすいです。

当然専門的なITのスキルや知識が身につかず、エンジニアの市場価値がなかなか上がらないことになります。

このように、単純作業ばかりさせるSESの案件が一部存在するため、キャリアアップできないという理由でエンジニアが定着せず、将来的に「SESがなくなる」と言われています。

3-2.偽装請負や多重派遣など違法性のあるSES企業が存在

一部の人から「SESがなくなる」と言われている理由の2つ目は、偽造請負や多重派遣など違法性のあるSES企業が一部に存在しているためです。

偽装請負とは?

SES契約を結んでいるのに、クライアントがエンジニアに直接的に業務の指揮命令を行っている(派遣社員と同じ扱いをしている)こと

SESでは、本来、クライアントはエンジニアに指揮命令ができない契約であるため、偽装請負は違法になります。

また、SESから客先に派遣したエンジニアを、さらに別の企業に派遣させる多重派遣も職業安定法に違反する違法行為です。

しかし、このような偽装請負や多重派遣などの違法性のある行為を行うSES企業は、取り締まりの強化から今後なくなっていくことが予想されます。

また、すべての企業がこのような違法行為を行っているわけではなく、あくまでごく一部の企業であるため、需要の観点からSES自体がなくなることはないです。

ただし、SESの数は今後、減少する可能性もあります。

4.SESはなくならない!SESで働くことのメリットを解説

この記事では、需要や人件費節約、売上の立ちやすさの観点から、SESは今後もなくならないことを論じました。

そんな将来性のあるSESで働くことのメリットとして、以下の3つを解説していきます。

SES企業で働くメリット

  • ・未経験からでも入社しやすい
  • ・残業が少ない
  • ・さまざまな現場を経験できる

では、それぞれのメリットを詳しく見ていきましょう。

4-1.未経験からでも入社しやすい

SESで働くことのメリットの1つ目は、エンジニア未経験からでも入社しやすいことです。

SES企業は、エンジニアを提供すればするほど売上が伸びるビジネスモデルであり、また、現場の人材も不足していることから、IT未経験からでも入社しやすい状況にあります。

そのため、未経験者が経験やスキルを積むためのステップとしてSESで働くことが可能です。

IT未経験からエンジニアになりたいと考えている方は、IT業界専門の転職エージェントでさまざまな転職サポートを無料で受けられるユニゾンキャリアをぜひ利用してみてください。

4-2.残業が少ない

SESで働くことのメリットの2つ目は、残業が少ないことです。

SESはエンジニアの技術力を提供するサービスのため、納期という概念がありません。

また、指揮監督権はクライアントではなくSES企業にあるため、必要以上の残業を求められることもありません。

そのため、SESで働くエンジニアは残業が少なく、プライベートと仕事の両立が取りやすいです。

4-3.様々な現場を経験できる

SESで働くことのメリットの3つ目は、さまざまな現場を経験できる点です。

SESは案件によって常駐先が変わるので、ITの幅広い種類のプロジェクトを経験することができます。

一定期間で常駐先も移動になることが多いので、仕事のマンネリも防ぎやすく、飽きやすい人とも相性が良いと言えます。

SESで働くことのメリットについては、以下の記事でさらに詳しく解説しているので、ぜひご覧ください。

【元SES勤めの失敗談】メリットとデメリットを徹底解説

2024.07.02

5.SESで働くことのデメリット

SESで働くことには、もちろんメリットだけでなくデメリットも存在します。

SESで働くことのデメリットは、主に以下の3つです。

SES企業で働くデメリット

  • ・スキルが身につかない可能性がある
  • ・年収が低い
  • ・労働環境が安定しない

では、それぞれのデメリットを見ていきましょう。

5-1.スキルが身につかない可能性がある

SESで働くことのデメリットの1つ目は、深いITスキルが身につかない可能性があることです。

SESでは、場合によっては専門性のあるITスキルが身につかない、ルーティンワークが中心の案件ばかりにアサインされる可能性があります。

たとえば、データ入力やコールセンターでの仕事など、エンジニアでなくてもできる案件に参画させるSES企業もあるので注意が必要です。

5-2.年収が低い

SESで働くことのデメリットの2つ目は、年収が低い傾向があることです。

SESは、IT業界未経験からでも比較的ハードルが低く入社できることもあり、IT職のなかでは相対的に平均年収が低くなってしまう傾向があります。

しかし、IT業界自体が平均年収が高めなため、ほかの業界の職種と比較した場合には、SESはそこまで年収の低さが目立つことはありません。

5-3.労働環境が安定しない

SESで働くことのデメリットの3つ目は、労働環境が安定しないことです。

SESではアサインされる案件が変わる度に職場も変わります。

そのたびにまたゼロから人間関係を構築する必要があり、1日の就労時間や勤務場所も変更になります。

このように、労働環境が安定しないため、それがストレスとなる人も多くいます。

6.まとめ:SESは今後もなくならない

この記事ではSESの将来性について、今後もなくならないことをさまざまな観点から説明してきました。

あらためてまとめると、SESがなくならない理由としては主に以下の6つが挙げられます。

SESがなくならない理由

  • ・人材の入れ替えが容易
  • ・採用コストがかからない
  • ・エンジニアが不足している
  • ・正社員は容易に解雇できない
  • ・SES企業の参入障壁が低い
  • ・SES企業の定期的な売上が見込める

現代ではエンジニアが不足しているため技術者を求める企業は数多くあり、採用コストの安さや人材の入れ替えのしやすさの観点から、SES契約の需要が非常に高いです。

また、事業の参入のしやすさや売上の上げやすさからSES事業をスタートする企業も多く、今後もSESという形態はなくならないでしょう。

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この記事の監修者

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エンジニア

土肥 将司

大学卒業後、新卒で不動産会社に就職。その後23歳で開発エンジニアにキャリアチェンジし、3年間大手Slerにて様々な開発に携わる。その後、インフラストラクチャー企業にて人材コンサルタントとして経験を積み、株式会社ユニゾン・テクノロジーを創業。現在の代表取締役

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