こんな未経験者ならSESはやめとけ!「王道キャリアプランをぶっ壊す」|SES
本音で向き合う「ユニゾンキャリア編集部」の真心です。
本記事のトピックスはこちら!
- ・本当に未経験はSESにいくしかないの?
- ・どうしてもSES以外の企業にいくしかないの?
- ・未経験なんだけどSESは絶対に嫌!
SESはやめとけという世間の噂話にある一方、未経験者にはSESはおすすめとされることが多いです。一般的なキャリアでもSESからステップアップすべきというのが大半での結論です。
でも、性格上SESにいったら絶対にエンジニアをあきらめてしまいそう…。そういう不安で何とか別の方法を探すけど、なかなか最適な回答を見つけられない。
今回は、そんな悩める方へ向けて、いわゆる転職の王道的なキャリアプランをぶっ壊すことをテーマに情報的なことからかなり深ーい本音の話まで体系的に解説します。
SESがやめとけといわれている理由を知りたい方はこちらの記事を先にチェック⇒【SESは「やめとけ」といわれる理由を客観分析【優良企業は実在する!】】
1.未経験は絶対にSESを避けられないのか?
インターネットの情報を見る限り未経験は、SESがおすすめであるという結論が多いかと思います。
ですが、実際には「おすすめ」という柔らかい言い方をしていますが、「ほぼ一択」みたいな感じですよね。
では果たして、本当にエンジニア未経験はSESを経由しなければキャリア形成が難しいのか?
結論からいうと「そんなことはない」というのが私の回答です。
しかし、現実的な話をすると未経験といっても「転職組」なのか「新卒組」なのかで大きく命運が分かれます。
ここには、転職と就活で大きなギャップが存在するためです。
新卒採用 |
就職はみんな一斉によーいドンでスタート。全員が仕事の経験がないため、これまでの人生の成果から仕事に対する期待感で採用を決めている。仕事に合う人に育てていくことが前提。 |
転職採用 |
転職は仕事をした経験がある人から会社の人材を補うタイミングで採用を行う。結果が求められる世界での成果が判断軸となる。明らかに違う業務では成果としてカウントされずに難易度が上昇。 |
つまり、新卒と転職では見られているものが全然違うというわけです。そして、これらは「社会人経験の有無」が大きく影響してきます。
結果として、転職の難易度というのは「業界・職種(未経験)」が最も難易度が高くなります。
まずは、このことを転職の基本として押さえておいてください。
多少支払う給与は高くとも技術があるエンジニアを抱えるのと、それなりに給与を払わなくてはいけないうえに教育コストもかかる技術力のない転職者。
企業側がどちらを取りたいのかを考えたら結果は明白です。
さらに、上流工程に関わる案件は経験を必要とするため、必然的と未経験者の募集は少なくなります。
このような背景から上流工程まで扱う企業で、未経験者を採用する企業が「少ない」のです。
冒頭でいった「そんなことはない」という真意の中には、この「少ない」部分を「本気で取りに行くならば可能性はある」という意味を含んでいます。
現実的なレベル感でいえば、SES以外で狙うのであれば「SIer」です。
SESとSIerの違いはこちら⇒【SIerとSESの違いとは?契約形態や労働条件など7つの観点から徹底比較】
2.現実的には未経験はSESを経由すべき
現実的な話でいえば、SESを一度経験してからSIerや自社開発企業に進むべきなのには大きく間違いはありません。
なぜなら、ITエンジニアを抱える企業の約9割の企業がSES企業に該当するからです。
また、社内にいるSESエンジニアの割合が7割を超えている企業は全体の28.8%というアンケート結果もあり、世の中の大半のエンジニアはSESであるというのが実態です。
参照:働き方・休み方改善ハンドブック(情報通信業)(分割版4)
実質的にSESは未経験からの登竜門となっており、他のSIerや社内SEなどにキャリアアップするためには、SESで下積みをして自身で経歴を作っていった人達だからというのも大いにあります。
さらに、転職市場ならではの理由も加わり、経験から転職する場合は、「ポテンシャル採用」という採用方式が用いられます。
※ポテンシャル採用の対義語は即戦力採用。
ポテンシャル採用では「学歴」「職歴」「業務経験」「業務実績」などの実績データから「おそらく、うちの会社のポジションにマッチするだろう」と、期待を込めて書類を通します。
この期待値に対して、あなたの書類作成の能力や面接での受け答えが相手の予想を超えていないといけないのです。
加えて、転職の場合は期間限定での募集となることが多く、人気求人には応募が殺到し、難易度を引き上げます。
このような背景から、SESで経験を積まないこと自体が返って遠回りをすることになってしまう恐れがあるのです。
3.中途半端な覚悟ならエンジニアは厳しい
ここからはかなり厳しい話をします。「まだ、エンジニアに夢を見ていたいよ。」という方は、ブラウザバックをおすすめします。
その覚悟ができた人はそのまま読み進めてください。
近年では、ChatGPTをはじめとした生成系AIの台頭は記憶に新しいと思います。あなたはChatGPTが得意とする分野を知っていますか?
ChatGPTは文章生成AIとして登場していますが、実はプログラミングも得意な領域です。
文章を書いて要件を定めれば簡単なプログラムはものの数秒で作れてしまいます。
いわゆるコーディング作業などの下流工程は現実的に生成系AI置き換えられる可能性があるのです。
私自身もサイトに実装する程度の簡単なコードであれば、実際にChatGPTを利用しています。
すでに現実的なものになってきつつあり、 MicrosoftのGitHub Copilotでは、ChatGPTの元となっている言語モデルを利用したAIによるコーディング支援が行えます。
このような「時代を変えるような新しい技術」や「現在は使われなくなった言語」など、エンジニアに必要なスキルは日々変わっていきます。
現代にあふれる膨大な情報をしっかりと集め、常に勉強していないと時代に取り残されてしまいます。
残念ながら、これがIT業界の残酷な真実です。この状況に対応、または新たな時代を作るのがエンジニアの仕事です。
最初の1歩目で覚悟が決まらずに悩んでいると、あっという間に時代に食われてしまいます。
逆にいえば、ここは超えるべき壁で気持ちが途中で折れてしまうぐらいなら、そもそもエンジニアを目指さないでほかの職種を目指したほうが良いのではないでしょうか。
ここで厳しい話をするのはなにも夢をあきらめて欲しいわけではありません。
むしろ、私はエンジニアの将来性は高く、給料も良い。世界や日本を良い方向に、持っていける力すらあると信じています。
だからこそ、本気でITエンジニアを目指しませんか?
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大量応募・大量面接の物量押しは致しません
4.本気でエンジニアを目指している方へ
ユニソンキャリアはITエンジニアへの転職を支援する会社です。
最後に弊社から、これからエンジニアを目指す方へ向けてメッセージをお伝えします。
ITエンジニアを目指して転職を成功させているの方の中には、IT業界のことをほとんど知らない状態からご相談を受けることも少なくありません。
ですが、「今よりもっと良い人生を歩みたい」という強い意思を持って来られる方が、やはり転職を上手く成功させています。
そのための労力を惜しまない人が、ITエンジニアに向いている人だと私はそう感じています。
「未経験からはSESのルートしかないのではなく、険しい道を歩く覚悟がない人が多いからそのルートに絞られてしまっているのではないか?」というのが私の推察です。
実際に弊社で転職を成功させる方々がそのことを物語っています。
その一例として、本気で行動している人はどんな人なのか?未経験から大手自社開発企業に転職をした弊社の転職事例を一部抜粋してご紹介します。
不安が多かった転職活動期間だったと思いますが、どのような行動をしましたか?
不安な事が多かったので、とにかく行動しました!
気になる求人があればとにかく応募しました。100社ほど応募していたので、毎日2~3件ほど面接が入っていました(笑)
ですが、行動していくうちにIT業界の闇を見たり、他のエージェント様を利用した際にエンジニアの求人を紹介してもらえなかったこともあったので、とにかく自分で動いて求人を朝から夜まで見続けていました。
転職インタビュー詳細:【大手自社開発企業に内定し年収150万円UP! 前職を2ヶ月で離職…不安なことばかりでした】
もし、あなたが本気でエンジニアに転職をするために、現在このように行動されているのであれば、必ず道は開けます。弊社もとことん付き合います。
こんな思いを抱えている方は、すぐにでもご相談ください。
- ・本気でエンジニアに転職するために活動しているのに結果がついてこない。
- ・本気でエンジニアになるためなら努力は惜しみたくない。
- ・SESではなく、やっぱりSIerなどにチャレンジをしたいんだ。
本気のあなたに弊社ユニソンキャリアも本気で向き合います。
SESを経由して、エンジニアになるという一般的なキャリアプランを共にぶっ壊しませんか?
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このようなことで
悩まれています。
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こんにちは!
はじめに職歴をお聞かせください。
この記事の監修者
エンジニア
大学卒業後、新卒で不動産会社に就職。その後23歳で開発エンジニアにキャリアチェンジし、3年間大手Slerにて様々な開発に携わる。その後、インフラストラクチャー企業にて人材コンサルタントとして経験を積み、株式会社ユニゾン・テクノロジーを創業。現在の代表取締役