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ネットワークエンジニアの働き方は?雇用形態、夜勤、休日出勤などからホワイトか判別!|ネットワークエンジニア

IT業界を本音で語る「ユニゾンキャリアの編集部」の真心です。

本記事のトピックスはこちら!

  • ・ネットワークエンジニアの雇用形態について教えて
  • ・ネットワークエンジニアの労働時間や休日は?
  • ・ネットワークエンジニアはホワイトなの?

ネットワークエンジニアは比較的ホワイトな職種ですが、企業選びに失敗すると大変な目に合うリスクがあります。

未経験のネットワークエンジニアの場合、まずは監視や運用などの下流工程に携わるケースが多いです。

下流工程の場合は夜勤やシフト勤務がありますが、キャリアアップして上流工程を担当できると、日勤のみの働き方に変えられます。

しかし、下流工程から抜け出せなかったり、ブラック企業で疲弊したりするケースがあるため、企業選びは重要です。

本記事では「ネットワークエンジニアの働き方に興味がある方」を対象に、ネットワークエンジニアの働き方について詳しく解説します。

事前に読みたい⇒ネットワークエンジニアの将来性は?必要スキルやキャリアパスを解説|インフラ職業ガイド

1.ネットワークエンジニアの基本的な雇用形態

ネットワークエンジニアの基本的な雇用形態は3つです。

1-1.スタンダードは正社員

多くのネットワークエンジニアは、正社員として企業に所属しながら働きます。

スタンダードな働き方の正社員は、安定した環境でスキルアップしながら働けるのがメリットです。

安定した収入はもちろん、各種手当やサービスなどの福利厚生も得られるため、満足度の高い環境で仕事ができます。

また、長期的なキャリアを築けるため、特定のスキルを伸ばしたり、上位の役職を目指したりとモチベーションを保ちながら働けます。

研修や資格取得のサポートが充実している企業が多く、費用の自己負担なくスキルアップに向けた自己学習が可能です。

ネットワークエンジニアとしてスキルアップを目指したい方には、満足度高く働ける雇用形態といえます。

1-2.アルバイト・契約社員・派遣社員もある

ネットワークエンジニアは、正社員だけでなく、企業に所属するアルバイトや契約社員、派遣社員としても働けます。

正社員以外の働き方は、融通がききやすいため、自分のライフスタイルに合わせて柔軟に働ける点がメリットです。

正社員よりも自由に時間管理ができ、体調や家庭などの事情で、毎日決まった時間に働きづらい方でも、ネットワークエンジニアとしてのキャリアを積めます。

一方、正社員に比べると長期的なキャリア形成が難しく、成長しにくい点がデメリットに挙げられます。

また、収入の安定性や福利厚生の充実度は、正社員より限定的です。

ネットワークエンジニアの経験を積むためのステップとして、働きやすい雇用形態です。

1-3.委託・請負社員はフリーランス

ネットワークエンジニアには、委託・請負社員のフリーランスという選択肢もあります。

自由な働き方で自分のペースで仕事ができるため、企業のルールや制度などに縛られたくない方にはうってつけです。

しかし、仕事の獲得から日々のタスク管理、経理までをすべて自己責任で行わなければなりません。

不明点は自力で解決したり、トラブルに適切に対応したりと、ネットワークエンジニアとしてのスキル以外の能力も必要です。

そのため、クライアントから選ばれるフリーランスになるには、高い専門性と自己管理能力が欠かせません。

また、案件によって収入が大きく変動するため、安定性に欠けるデメリットもあります。

とはいえ、フリーランスの収入は青天井であり、自立心が強く高収入を目指す方に最適な雇用形態です。

ネットワークエンジニアとして十分なスキルを身に付けた先にある働き方といえます。

【雇用形態の比較表】

雇用形態

安定性

収入

自由度

成長性

正社員

×

アルバイト・契約社員・派遣社員

フリーランス

×

2.ネットワークエンジニアの工程別の働き方

ネットワークエンジニアの工程別の働き方を3つのパターンで解説します。

インフラエンジニアの2つの仕事

2-1.設計・構築担当者の働き方

設計構築担当者は、ワークライフバランスを保った働き方が可能です。

設計・構築は、プロジェクトの初期段階での業務が多く、比較的柔軟なスケジュールを組めます。

プロジェクトの中盤〜後半は、スケジュールの遅延やトラブルが起きやすく、想定外の事態で残業や休日出勤などが発生しやすいです。

とはいえ、プロジェクトの初期段階でも、クライアントとの打ち合わせやチーム内調整など、関係者の都合により残業が発生するリスクはあります。

また、設計・構築の工程では、夜勤やシフト勤務が少なく、規則正しい生活ができます。

基本的に自分のペースで仕事を進められるため、プライベートとの両立もしやすい工程です。

2-2.保守・構築担当者の働き方

保守・構築担当者は、計画的な業務で生活リズムを維持した働き方が可能です。

保守・構築担当者の業務であるシステムのアップデートやメンテナンスは、計画的に行われます。

また、夜間作業で夜勤が必要な場合もありますが、事前にスケジュールが分かるため、調整がしやすいです。

そのため、基本的には生活リズムを崩さずに働けます。

ただし、システムの安定稼働を担う現場のプレイヤーのため、緊急対応により残業や休日出勤が発生することもあります。

万が一、トラブルが発生し、クライアントに多大なる影響を及ぼす恐れがあれば、迅速な対応が必要です。

しかし、チームでの協力体制が整っていれば、負担が分散されるため「絶対に夜勤が発生する」「徹夜が続く」などと過度に心配する必要はありません。

2-3.監視・運用担当者の働き方

監視運用担当者は、夜勤とシフト制が中心の働き方です。

24時間365日システムを監視する必要があるため、チーム全体でシフトを組みながら業務にあたります。

「夜勤は大変…」「シフト交代制ってどうなの?」と思うかもしれませんが、シフト勤務では決まった時間に次の担当者が出勤するため、残業が発生しにくいです。

場合によっては早朝勤務もありますが、不規則な勤務な分休暇も取りやすいです。

カレンダー通りの営業をする企業でも、シフト制で平日休みが取れたり、日中にプライベートの時間を確保できたりするメリットもあります。

また、夜勤にはネガティブな印象をもつ方もいますが、意外にも暇です。

基本的に、システムは問題ないと判断されたからこそ稼働しているため、トラブルの発生はイレギュラーで、定例業務が中心です。

3.ネットワークエンジニアの働き方は基本ホワイト

ネットワークエンジニアの働き方は、基本的にホワイトで、3つのメリットがあります。

3-1.シフト交代制で残業が少ない

ネットワークエンジニアは、シフト交代制で残業が少なく、ワークライフバランスの取れた働き方が可能です。

シフト勤務の場合、◯時〜×時までと勤務時間が明確に定まっており、時間がくれば次の担当者に仕事を引き継げます。

シフトは事前に分かっており残業も少ないため、規則正しい生活リズムを維持できます。

結果的にプライベートの時間を確保しやすく、仕事との両立が可能です。

また、夜勤手当がつくため、収入を増やせるというメリットもあります。

私の友人は、夜勤もシフト勤務も担当していましたが、残業はほとんどなく、日勤よりも働きやすいといっていました。

イレギュラーな対応が発生し、定例業務が終わらなかった際は「あとは早番で引き継ぐから帰っても大丈夫だよ」といわれたこともあるそうです。

3-2.上流工程に行くと夜勤が激減

ネットワークエンジニアとして上流工程にステップアップすると、夜勤が激減し、働き方と生活の質の向上に期待できます。

システムの監視や運用を担当しない設計・構築などの上流工程は、主に日勤で、夜間対応やシフト勤務から解放されるため、規則正しい生活ができます。

実際に夜勤やシフト勤務を経験し「毎日同じ時間で働きたい」「夜勤は体質的に合わない」という方は、上流工程へのステップアップがおすすめです。

また、上流工程はプレイヤーとしての側面よりも、プロジェクトマネージャーなどのプロジェクト全体を見渡す側面の方が強いです。

マネジメントが得意・好きな方は、やりがいをもって働けます。

上流工程へのキャリアアップで、日勤のみの働き方や給料アップなどの待遇の向上にも期待できます。

3-3.年収と職業安定性はピカイチ

ネットワークエンジニアの大きな魅力のひとつは、高収入と職業安定性です。

一般的に年収が高いとされるIT業界の中でも、ネットワークエンジニアは、高水準の年収が期待できます。

経験を積みスキルを磨けば、さらに高収入を目指すことも可能です。

特に上流工程に携わり、システムへの深い理解とマネジメントスキルを身に付けると、活躍の幅が広がります。

また、ネットワークエンジニアは、システムに欠かせないITインフラを扱うため、常に需要のある職種です。

そのため、不況に強く、長期的な雇用が見込めます。

専門性の高い職種であり、スキルや資格を身に付けてキャリアアップできれば、安定して働きながら収入を上げられます。

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4.ネットワークエンジニアの働き方がつらい人の意見

需要があり年収も高いネットワークエンジニアですが、つらいと感じる人がいるのも事実です。

ネットワークエンジニアの働き方に不満がある人の声を3つ紹介します。

4-1.シンプルに夜勤がしんどい

特に未経験で入社したばかりのネットワークエンジニアは、夜勤が多くなりがちで、人によっては大きな負担です。

夜勤により生活リズムが乱れると体調管理が難しくなります。

日勤と夜勤を組み合わせたシフト勤務で働く場合、完全に夜型の生活リズムにできず、体調を整えるのが大変です。

長時間の夜勤で精神的にも肉体的にも疲弊し、しんどいと感じる方もいます。

さらに、睡眠不足が続けば、仕事のパフォーマンスが低下し、思うように成果が出せない恐れがあります。

また、夜勤の場合、家族や友人と生活の時間が合わず、一緒に食事ができなかったり、遊びにいきづらかったりすることが懸念点です。

ひとりだけ人とは違うスケジュールで生活をしていると、孤独を感じるリスクもあります。

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4-2.人数が足りずに休日出勤

適切な人員配置がされていない場合、人数が足りずに休日出勤が増え、働き方が過酷になりやすいです。

ネットワークエンジニアの中でも、特に監視や運用の担当者は、実働部隊として現場での作業が必要です。

万が一、トラブルが発生した場合に人手不足であれば、休日出勤は避けられません。

人員不足の職場で、体調不良や家庭の事情などで急に来られなくなった人が出れば、休みの日でも出社が必要です。

休日出勤が頻発すると、プライベートの予定が立てづらく、外出を控えたり十分にリフレッシュできなかったりする恐れがあります。

また、休日出勤による長時間労働で疲弊し、仕事の効率やモチベーションが低下する方もいます。

人員不足は企業の問題であるため、自分ではどうしようもできず、つらいと感じながら働く人がいるのも事実です。

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4-3.トラブル対応で残業が発生

トラブル対応が頻発すると、心身ともに負担は大きくなります。

ネットワークエンジニアは、ITインフラを支える仕事であるため、システムのトラブルが発生した場合、即時対応が必要です。

例えば、金融や交通機関などに関するシステムで、一般顧客に与える影響が大きければ、対応が終わるまで帰宅できないこともあります。

トラブルの内容や規模によっては、長時間労働が続き、心身ともに疲弊します。

また「失敗できない」「◯時までに終わらせなければいけない」などのプレッシャーがかかれば、ストレスも溜まりやすいです。

トラブルを起こしやすいシステムを担当している場合、継続的な残業やプレッシャーで体が休まらず、ワークライフバランスを保てない恐れがあります。

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5.ネットワークエンジニアの働き方で後悔する原因

ネットワークエンジニアの働き方で後悔する原因は3つあります。

5-1.上流工程へ行くための努力をしないできつくなる

ネットワークエンジニアとして自己研鑽を続けない場合、働き方に不満を感じて後悔しやすいです

下流工程は定例業務が多く、慣れると飽きが生じます。

しかし、スキルアップを怠るといつまで経っても下流工程から抜け出せず、キャリアが停滞します。

キャリアが停滞すれば、給与や待遇の向上が見込めません

また、ネットワークエンジニアの設計・構築担当者の場合、リモートワークができる可能性がありますが、下流工程に携わっている人は難しいのが実情です。

下流工程から抜け出せないと、リモートワークができる可能性が低くなるだけでなく、夜勤やシフト勤務も続きます。

結果的に、業務内容や働き方を変えられず、仕事が嫌になってモチベーションが低下しやすいです

ネットワークエンジニアとして、キャリアアップや待遇の向上を目指すには、自己研鑽が欠かせません。

5-2.SES企業でブラック企業を引き当てる

企業選びを誤り、働き方が悪化した結果、後悔するケースもあります。

特に未経験からネットワークエンジニアを目指す場合、SES企業に転職するパターンが多いです。

SES企業でブラック企業を引き当てると、働き方が悪化し、過酷な環境で長時間労働が常態化するリスクがあります。

ブラック企業の場合、退職率が高く人の入れ替わりが激しかったり、人手不足で休暇が取りづらかったりします。

不安定な職場で働きつづけると、メンタルに悪い影響が出やすいです。

また、ブラック企業はキャリアアップの機会が少ない傾向にあるため、今の職場から抜け出せなくなります。

ブラックなSES企業で、心身ともに疲弊したり、キャリアアップの機会を逃したりしないためには、企業選びが重要です。

5-3.SIer企業で納期がきついプロジェクトを引く

SIer企業に転職し、無理な納期のプロジェクトに参画した結果、働き方が過酷で後悔する場合があります。

スケジュールがタイトなプロジェクトでは、間に合わせるために残業や休日出勤が増加しやすいです。

長時間労働や「絶対に間に合わせなければいけない」というプレッシャーから、体調を崩すケースも見られます。

ハードな働き方が続くと、プロジェクト全体の士気が低下し、雰囲気も悪くなりやすいです。

結果的に、コミュニケーション不足からミスが続いたり、想定外の事態が起きたりして、プロジェクトの失敗のリスクが高まります。

特にSIer企業の場合、実働部隊のSES企業がトラブルを起こせば、リカバリーが必要です。

全体管理やSES企業とのやり取りなど、対応すべき業務が多いため、無理な納期のプロジェクトに参画して後悔するケースがあります。

良いプロジェクトに携わるためには、SIer企業に転職する場合でも企業選びが大切です。

6.ネットワークエンジニアの転職はユニゾンキャリア

「ネットワークエンジニアに転職したい」とお考えの方は、ユニゾンキャリアにご相談ください。

6-1.ユニゾンキャリアのサービス特徴

ユニゾンキャリアは、IT・Web業界特化型の転職支援サービスです。

転職アドバイザー全員がIT業界を知り尽くしており、優良企業からの確実な内定を目指して、徹底的にサポートします。

書類や面接などの選考対策はもちろん、IT業界や職種の解説も行っているため「未経験からネットワークエンジニアを目指したい」という方でも安心してご利用いただけます。

数万人のIT転職を支援してきた実績を活かして、転職だけでなくキャリアプランも一緒に考えられるのが弊社の強みです。

ネットワークエンジニアへの転職後の未来も描けるため、キャリアプランや理想のライフスタイルにも目を向けられます。

上流工程に携わって年収を上げたい」「柔軟な働き方を実現したい」などの理想を具体的に考えれば、必要なスキルや経験が明確になります。

理想のキャリアから逆算した転職活動ができれば、後悔もありません。

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6-2.ネットワークエンジニアの転職成功事例

土橋さまと佐瀬さんアイキャッチ

ーーインフラエンジニアになろうと思った理由は?

最初はインフラエンジニアって何をする仕事なのかよく分かっていなかったんです。でも、担当キャリアアドバイザーの佐瀬さんからIT業界の説明を聞いているうちに、インフラエンジニアに興味が湧いてきました。

看護師時代の経験が活かせそうだなって思ったんです。

例えば、心臓関連の看護部で働いていた時、心電図モニターなどの医療機器を常にチェックしていました。これらの機器が正常に動いていないと、患者さんの命に関わる重大な問題になりかねません。だから、機器の異常にすぐ気づいて対応する能力が求められたんです。

インフラエンジニアも同じように、システムの異常を素早く察知して対応する必要があると聞いて、「あ、これなら私の経験が活かせるかも!」って感じましたね。

それに、お医者さんや薬剤師さんなどとの連携の経験も、チームでシステムを管理するインフラエンジニアの仕事に通じるものがありそうだなと思っています。

ーー最後に、ユニゾンキャリアを利用した感想をお聞かせください。

本当に利用して良かったです!特に、担当キャリアアドバイザーの佐瀬さんの、厳しくも温かいサポートには感謝しています。

自分の経歴に自信がなくて、どうしたらいいか分からなかった私に、「現状を変えるにはどうすればいいか一緒に考えましょう」って言ってくれたおかげで、転職活動の方向性をハッキリさせることができました!

あと、現役のインフラエンジニアの方を紹介してくれたのも大きかったです。実際の仕事を見ることで、自分のなりたい姿がはっきりしました。

看護師からエンジニアへの転身は、本当に大きな挑戦でしたが、ユニゾンキャリアさんのおかげで理想の働き方への第一歩を踏み出すことができました。

これから新しいキャリアをスタートできることに、とてもワクワクしています!本当にありがとうございました!

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この記事の監修者

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エンジニア

土肥 将司

大学卒業後、新卒で不動産会社に就職。その後23歳で開発エンジニアにキャリアチェンジし、3年間大手Slerにて様々な開発に携わる。その後、インフラストラクチャー企業にて人材コンサルタントとして経験を積み、株式会社ユニゾン・テクノロジーを創業。現在の代表取締役

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