ネットワークエンジニアの夜勤の働き方|回避方法も解説|ネットワークエンジニア
ネットワークエンジニアの夜勤の働き方は…?
夜勤なしでも働けるの…?
✓本記事の流れ
- ・ネットワークエンジニアに夜勤がある理由や仕事内容を解説
- ・ネットワークエンジニアの夜勤の回避の仕方を確認しよう
- ・ネットワークエンジニアの夜勤のメリット・デメリットを紹介
本記事では、夜勤に悩んでいる方に向けて、回避方法を徹底的に解説しています。
先に読んでおきたい⇒ネットワークエンジニアとは?仕事内容・年収・将来性をわかりやすく解説!
目次
1.ネットワークエンジニアの夜勤について
ネットワークエンジニアには夜勤が存在します。
夜勤でどのような仕事をしているのか、どんな働き方をしているのか想像つかない方もいると思います。
ここでは、ネットワークエンジニアの仕事内容や働き方について解説します。
1-1.ネットワークエンジニアに夜勤がある理由
ネットワークは全てのアプリやシステムを支えている基盤です。
ネットワークが繋がらないなどのエラーに陥ると、システムやアプリが利用できなくなります。
そのため、ネットワークエンジニアはネットワークが正常に作動しているかで24時間監視する必要があります。
このため、夜勤の仕事は必須となっています。
1-2.夜勤の仕事内容
ネットワークエンジニアの夜勤の仕事内容は主に3つです。
夜業務
- ・ネットワークシステムの監視
- ・緊急時の電話、メール対応(顧客からの問い合わせ対応)
- ・稼働中のシステム設定の変更
- ・マニュアル再生
ネットワークシステムの監視
ネットワークシステムが正常に作動しているか24時間監視する必要があり、監視業務を深夜にも行っています。
緊急時の電話、メール対応(顧客からの問い合わせ対応)
顧客からの問い合わせには24時間体制で対応出来るようにしています。
顧客のトラブルに素早く対応出来るように24時間体制の対応を行う企業が多いです。
稼働中のシステム設定の変更
稼働しているネットワークの設定を変更する際は、利用者の少ない深夜に行うことが多いです。
1-3. 夜勤の働き方
夜勤の働き方は大きく3つに分かれています。
働き方
- ・シフト制
- ・突発的な夜勤
シフト制
2交代制と3交代制があり、3交代制を導入している企業が多いです。
夜勤のシフトは、週に1,2回程度入ることが多いです。
以下が、シフトの例です。
夜勤の後には休みが十分にとられているため、夜勤があると必ずしも、ハードワークというわけではありません。
また、シフト制の夜勤は基本的に残業がないのも特徴です。
突発的な夜勤
稀に、ネットワークシステムに障害が起こった場合のみに、夜勤が発生します。
早急に復旧させることが求められるため、障害が起こった場合は昼夜問わず作業しなければなりません。
何もトラブルが起こらなければ夜勤はありません。
関連記事:ITエンジニアの働き方とは?働き方の種類や選ぶポイントも解説
2.ネットワークエンジニアの夜勤を回避する方法
ネットワークエンジニアとして働きたいけど、夜勤のことで悩んでいる方がいると思います。
しかし、必ずしもネットワークエンジニアになると夜勤をしなければならないというわけではありません。
ネットワークエンジニアの夜勤を回避する方法を4つ挙げます。
回避方法
- ・求人内容を確認する
- ・キャリアアップする
- ・開発エンジニアになる
- ・IT専門の転職・就職エージェントを利用する
2-1.求人内容を確認する
夜勤なしでネットワークエンジニアを募集している企業があるので、求人を探す際には募集要項で夜勤の有無を確認してください。
ただし、ネットワークエンジニアの求人の多くは夜勤がございます。
毎回、面接で確認するのも時間がかかりますので、IT専門の転職・就職エージェントを利用し、夜勤のない求人を紹介してもらいましょう。
2-2.キャリアアップする
ネットワークエンジニアの業務には「下流工程」と「上流工程」の2つで分かれています。
未経験者は基本的に下流工程の仕事から始まります。
- ・下流工程はシフト制で夜勤の仕事が多い
- ・上流工程は平日のみで日勤
ネットワークエンジニアとして、夜勤を回避する方法は上流工程の仕事に携わることです。
まずは、下流工程を経験し、一早く上流工程に上がっていければ、夜勤は回避できるでしょう。
関連記事:ネットワークエンジニアのキャリアパス5選!キャリアアップ方法も紹介
2-3.開発エンジニアになる
夜勤を回避する方法は開発エンジニア(プログラマー)になることです。
開発エンジニア(プログラマー)は夜勤がないので、ネットワークエンジニアではなく開発エンジニアを目指すというのも選択肢のひとつです。
ただし、開発エンジニア(プログラマー)は倍率も高いため、相当勉強してから転職・就職活動をすることをおすすめします。
2-4.IT専門の転職・就職エージェントを利用する
IT専門の転職・就職エージェントは自分の条件に合った求人を紹介してもらえます。
相談する際に「夜勤なし」と条件を伝えると、求人の紹介がスムーズにいきます。
IT業界に転職を考えている方はIT特化型の転職エージェントを利用しましょう。
3.ネットワークエンジニアの夜勤のメリット
夜勤には、「大変」や「きつい」といった負のイメージが強いかと思いますが、メリットも存在します。
ここでは、ネットワークエンジニアの夜勤のメリットを3つ紹介します。
メリット
- ・簡単な業務が多く、比較的忙しくない
- ・夜勤手当がつく
- ・早起きする必要がない
3-1.簡単な業務が多く、比較的忙しくない
テンプレート化された業務を行い、日中に比べて問い合わせ件数を少ないので、日勤のときと比べて仕事の負担は小さいです。(企業によっては夜勤が忙しい場合もある)
空き時間に資格取得に向けた勉強をしてもよい企業もあります。
3-2.夜勤手当がつく
22時から5時までは、深夜割増賃金として通常の1.25倍以上の給与を支払うように法律で定められています。
そのため、日勤と同じ労働時間でも、夜勤の方が収入は高くなります。
3-3.早起きする必要がない
出勤時間が遅いため、早起きする必要はなく通勤時間帯を避けて出社することが可能です。
また、退勤時間も通勤時間帯に重ならないため、通勤の道中にかかるストレスは減少します。
4.ネットワークエンジニアの夜勤のデメリット
ネットワークエンジニアの夜勤にはメリットもありますが、デメリットも存在します。
デメリット
- ・生活リズムが安定しない
- ・突発的に夜勤が発生する場合がある
4-1.生活リズムが安定しない
夜勤が入ると夜中に作業することになるので、生活リズムが崩れます。
また、夜勤のシフトが続くと、昼夜逆転の生活になります。
生活リズムの変化は体調に影響を与えるので、夜勤後の休みにしっかりと体調を整えることが重要です。
4-2.突発的に夜勤が発生する場合がある
ネットワークシステムに障害がおこると、時間に関係なく復旧作業を行う必要があります。
そのため、稀に夜勤が急遽発生する場合がございます。
5.まとめ
ネットワークエンジニアの夜勤についてをまとめます。
ネットワークエンジニアの夜勤
- ・未経験者の場合は監視・運用の業務から始まるため、シフト制で夜勤の業務がある
- ・夜勤の主な業務は、ネットワークシステムの監視・運用
- ・稀に夜勤の働き方は、シフト制と突発的に発生するものの2つ
ネットワークエンジニアの夜勤は主にネットワークシステムの監視であり、夜勤の働き方はさまざまです。
ネットワークエンジニアの夜勤を回避する方法は以下となります。
夜勤の回避方法
- ・応募する際に求人内容を見て夜勤の有無を確認しよう
- ・上流工程の構築、設計業務はシフト制、夜勤がないため、キャリアアップして夜勤から抜け出そう
- ・開発エンジニアは夜勤業務がないため、どうしても夜勤ができない人は開発エンジニアになろう
- ・IT専門の転職エージェントを利用し、夜勤のない求人を紹介してもらいましょう。
ネットワークエンジニアの夜勤の回避方法は上記にあるようにいくつかあるので、ネットワークエンジニアを目指していて、夜勤を避けたいと思っている方は参考にしてみてください。
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この記事の監修者
エンジニア
大学卒業後、新卒で不動産会社に就職。その後23歳で開発エンジニアにキャリアチェンジし、3年間大手Slerにて様々な開発に携わる。その後、インフラストラクチャー企業にて人材コンサルタントとして経験を積み、株式会社ユニゾン・テクノロジーを創業。現在の代表取締役