AIに奪われる!?プログラマーの仕事がなくなると言われている理由|PG職業ゴシップ
将来、プログラマーの仕事がAIにとられると聞いたけど本当…?
プログラマーの中でも将来性がある仕事とは…?
✓本記事の流れ
- ・プログラマーの仕事が必要なくなる5つの理由を紹介
- ・プログラマーの仕事が必要とされる5つの理由を紹介
- ・将来性の高いプログラマーの仕事内容について紹介
この記事は、プログラマーの仕事が必要なくなる理由と必要とされる理由をどちらも解説しているため、将来的にプログラマーとして働き続けるために知っておくべき内容ばかりです。
ぜひ最後までご覧ください。
そもそも、プログラマーとはどのような職業なのか知りたい方は次の記事をご覧ください。
→プログラマーとはどんな職業?徹底的に深堀り!やりがいや年収も解説
目次
1.プログラマーの仕事がなくなるといわれている5つの理由
今後、プログラマーの仕事はなくなるかもしれないといわれています。
プログラマーの仕事はなくなる!?
- ・AIによる自動化が進んでいる
- ・オフショア開発が発展している
- ・クラウド技術が発達している
- ・コード知識がなくてもできることが増えた
- ・自動化ツールやフレームワークが発展している
プログラマーの仕事がなくなると言われている5つの理由について、それぞれ詳しく解説していきましょう。
1-1.AIによる自動化が進んでいる
プログラマーの仕事がなくなると言われている一番の理由は、AIの発展によってシステムの自動化が進んでいることです。
近年ではAI技術の発展により、専門性の高いプログラミング業務も将来的にはAIで代替できるのではないかといわれています。
自己学習プログラムや自動コード生成ツールが発展すれば、プログラマーの仕事がなくなる危険性は高いです。
上記の画像は、OpenAI社が提供するAIツール「ChatGPT」で「過去3年間の売り上げのデータから、将来的な売り上げを予測できるようなコードを記述して」と打った際に表示された結果の一部です。
この通り、AIに命令すると自動的にコードを作成してくれることがわかります。
関連記事:AIに奪われる!?プログラマーの仕事がなくなると言われている理由
1-2.オフショア開発が発展している
オフショア開発の発展も、プログラマーの仕事がなくなる理由のひとつです。
オフショア開発とは、開発業務を海外(中国・インド・ベトナムなど)に委託することを指します。
システム開発のコストを大幅に削減できるため、現在多くの企業が導入しています。
高いコストをかけて日本人にプログラミングさせる必要性はないため、今後プログラマーの仕事もオフショア開発の一環として、海外にアウトソースされる可能性が高いです。
1-3.コード知識がなくてもできることが増えた
コードの知識がない人がアプリケーションを開発できるようになったことも、理由のひとつです。
コードの記述がない、もしくは少ないコード数でプログラミングできる「ノーコード・ローコードプラットフォーム」が普及してきたことから、高度な知識がなくてもプログラミング開発ができるようになってきました。
もちろん、ハイレベルなコーディングの知識が求められる案件ではノーコード・ローコードでの開発は難しいです。
プログラマーとして仕事をし続けるには、スキルの高いプログラマーになる必要があります。
2.プログラマーの需要が将来的に増えるといわれている4つの理由
プログラマーの仕事がなくなるといわれている一方で、プログラマーの需要は高まっていくとも予想されています。
ここでは、主な理由を4つピックアップして解説します。
プログラマーの需要が増える理由
- ・IT人材の需要が今後増えていく
- ・あらゆる業界でのデジタル化の進展
- ・AIの開発・メンテナンスのためのプログラマーが必要
- ・AI、ブロックチェーン、IoTなどの新しい技術の発達に不可欠
関連記事:プログラマーに将来性はある?種類別の需要についても徹底解説!!
2-1.IT人材の需要が今後増えていく
プログラマーがなくならないと言われている最大の理由は、IT業界が慢性的な人材不足に悩まされていることです。
経済産業省が公開したデータによると、2018年時点で20万人以上ものIT人材が不足しており、2030年には最大で79万人が足りなくなるといわれています。
社会全体で高まっているITの需要に対し、IT人材の供給が追いついていないことから、しばらくはプログラマーの仕事の需要も高いまま推移していくでしょう。
プログラマーが不足している現状についてはプログラマー不足の真実!求められるプログラマーになるコツも紹介!で紹介しています。
2-2.あらゆる業界でのデジタル化の進展
IT業界以外の業種でデジタル化が進んでいることも、プログラマーの仕事がなくならないと言われる大きな理由です。
現在はまだDX化されていない業界も、今後社会のIT化が進んでいくことによってITへの対応を迫られることになります。
多くの業界でソフトウェアやアプリケーションの開発需要が増えるため、それに伴って開発に対応できるプログラマーも求められるのです。
そのことからも、今後プログラマーの需要はまだまだ高まっていくと予想されています。
2-3.AIの開発・メンテナンスのためのプログラマーが必要
AIの普及によってプログラマーの仕事がなくなる可能性が示唆されていますが、AIの開発やメンテナンスにはプログラマーが必要です。
そのため、今後AIが完全に普及したとしても、それを扱うプログラマーの仕事が完全になくなることはないでしょう。
2-4. AI、ブロックチェーン、IoTなどの新しい技術の発達に不可欠
AI、ブロックチェーン、IoTなどの技術を活用するためにも、プログラマーは必要不可欠です。
・ブロックチェーン
暗号技術によって、取引履歴を正確に維持する技術
・IoT
この世に存在するモノをインターネットにつなぎ、情報交換を行うという考え方
これからITの最先端技術はどんどん世界に普及していくと考えられますが、それを扱うためにはプログラマーの知識が必要になってきます。
今後は、最先端技術の知識を持ったプログラマーの需要が増加するでしょう。
3.仕事がなくならないようにプログラマーがするべきこと
プログラマーは今後もしばらく需要が高い状態が続くと思われますが、AIなどに仕事を奪われないように対策を行う努力も必要です。
プログラマーがすべきこと
- ・スキルアップする
- ・コミュニケーション能力を向上させる
- ・自分のスキルや経験をアピールする
仕事がなくならないプログラマーになるための5つの特徴を、それぞれ解説していきましょう。
3-1.スキルアップする
ひとつ目は、プログラマーとしてスキルアップすることです。
現在の知識量に満足せず、新しいプログラミング言語やフレームワークなどを学びましょう。
ほかのプログラマーと比べて多角的なスキルを持っていると、差別化にもなるためおすすめです。
おすすめのスキルアップする方法はITエンジニアがスキルアップする方法とは?年収や勉強方法も解説で紹介していますので、ぜひご覧ください。
3-2.コミュニケーション能力を向上させる
コミュニケーション能力を向上させることも、重要な方法です。
なぜなら、人間と対話を行うスキルは、AIでは代替できないからです。
クライアントから要望を聞き取ることや、チームメンバーとコミュニケーションをしながらプロジェクトを進行させていくことは、人間にしかできません。
そのため、今後は技術力だけでなくコミュニケーション能力の高いプログラマーが求められる時代になるでしょう。
エンジニアに必要なコミュニケーション能力についてはこちらの記事で紹介していますので、ぜひご覧ください。
→【苦手な人必見】エンジニアにおけるコミュニケーション能力の重要性
3-3.自分のスキルや経験をアピールする
高いスキルを持っているならば、社内外のそれをアピールすればキャリアアップにも結びつくでしょう。
他のプログラマーと比較してアピールできる経験やスキルがあれば、すぐに仕事がなくなることはありません。
最先端技術の知識を取り入れてスキルアップすることで、生き残れるプログラマーを目指しましょう。
プログラマーの勉強方法についてはプログラマーの勉強方法を徹底解説!挫折しないコツも紹介!で紹介しています。
4.将来性の高いプログラマーの仕事内容とは
今後も安定して仕事を続けるには、将来性の高いプログラマーになれるようスキルアップしていかなければなりません。
情報処理推進機構による「DX白書 2023」では、今後ITエンジニアが身に着けるべき重要なスキルの調査として、以下のような結果が出ています。
データサイエンス、AI/人工知能、IoTが、今後身につけるべき重要なスキルとして上位を占めていることから、スキルアップの分野に迷っている場合、これらの知識をつけておけば間違いはないでしょう。
5.将来性のある会社にプログラマーとして転職するには?
プログラマーとしてキャリアを積むには、将来性のある会社に転職するといいでしょう。
未経験者の場合も、なるべく優良な企業を選ぶべきです。
ここでは、主な方法を3つご紹介します。
プログラマーのおすすめ転職方法
- ・IT特化型転職エージェントに相談する
- ・転職サイトを使う
- ・転職支援付きのスクールを利用する
関連記事:プログラマーの就職先企業を徹底解説!就職に有利な資格やホワイト企業も紹介
5-1.IT特化型転職エージェントに相談する
もし未経験からプログラマーとしてIT企業を目指すのであれば、IT業界に特化した転職エージェントの利用が一番おすすめできる方法です。
転職エージェントとは、就職希望者と採用企業を繋いで転職のサポートをする、いわば転職のプロです。
IT特化型エージェントのメリット
- ・面接の練習が行える
- ・履歴書や職務経歴書の添削をしてもらえる
- ・非公開求人を紹介してもらえる
- ・日程調整や企業との連絡などを代行してくれる
- ・IT業界の概要を教えてくれる
- ・キャリアパスの指導をしてもらえる
転職エージェントを利用することで、より効率的に転職活動が行えるほか、良い企業に就職できる可能性を上げることができます。
以下におすすめの転職エージェントをまとめましたので、参考にしてみてください。
転職エージェント |
特徴 |
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おすすめの転職エージェントは次の記事で紹介していますので、転職エージェント選びの際に参考にしてみてください。
→IT転職エージェントおすすめランキング一覧!【2023年11月】全25社の人気サイトを徹底比較
IT未経験の方は、ユニゾンキャリアがおすすめですので、ぜひ利用してみてください。
5-2.転職サイトを使う
続いて、転職サイトを使って自分のペースで転職活動を行う方法をご紹介します。
転職サイトを利用する場合は、2〜3個の媒体を併用するといいでしょう。
その理由は、各求人サイトで取り扱っている内容が異なるため、できる限り多くの求人を目にしたほうが理想の職場を見つけやすいからです。
ぜひおすすめしたい転職サイトは以下の通りです。
転職サイト |
特徴 |
知名度が高く、求人数も多い |
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得意なプログラミング言語から求人を検索できる |
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企業担当者と直接やり取りできる |
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SNS感覚で企業探しができる |
おすすめの転職サイトは次の記事で紹介していますので、転職サイト選びの際に参考にしてみてください。
→IT・Webエンジニアおすすめ転職サイト27社ランキング!人気サイトを徹底比較
5-3.転職支援付きのスクールを利用する
もしプログラマーとしてのスキルに自信がなかったら、転職支援付きのプログラミングスクールに通う方法はいかがでしょうか。
スクールのメリットとして、プログラマーに必要な知識を学びながら、転職活動も行える点が挙げられます。
わからないことを講師にすぐ質問できるため、独学で勉強するよりも効率よく学習できることが可能です。
ただし、デメリットとしてほとんどのスクールでは高額な費用がかかるため、注意しましょう。
ユニゾンキャリアでは、転職エージェントがサポートするプログラミングスクールを完全無料で利用できます。
まだ転職する気はないけど、スクールだけでも利用したい…という方でも無料で利用できますので、ぜひユニゾンキャリアでスキルアップを目指しましょう。
6.まとめ:プログラマーの仕事はなくなるばかりじゃない
プログラマーの仕事がなくなるといわれている理由は、以下の通りです。
プログラマーの仕事がなくなる理由
- ・AIによる自動化が進んでいる
- ・オフショア開発が発展している
- ・クラウド技術が発達している
- ・コード知識がなくてもできることが増えた
- ・自動化ツールやフレームワークが発展している
近年のIT業界内で起きている目まぐるしい技術の発展により、プログラマーの仕事がなくなると予想されています。
また、プログラマーの仕事を海外にアウトソースする動きも大きくなっていることから、プログラマーの仕事は今後なくなっていくのではないかと言われています。
その反面、プログラマーの需要が将来的に増えるといわれている理由は、以下の5つです。
プログラマーの需要が増える理由
- ・IT人材の需要が今後増えていく
- ・あらゆる業界でのデジタル化の進展
- ・AIの開発・メンテナンスのためのプログラマーが必要
- ・専門知識やスキルが必要とされる
- ・AI、ブロックチェーン、IoTなどの新しい技術に不可欠
デジタル化や新たな技術の開発に対応しなければならないため、プログラマーの需要は今後も高まると思われます。
IT業界全体が慢性的な人材不足に苦しめられていることも大きな理由です。
将来性のある会社にプログラマーとして転職する方法として、もっともおすすめしたい方法はIT特化型転職エージェントに相談することです。
IT特化型の転職エージェントであれば、これからプログラマーとして活躍していけるような企業を説明してくれる他、その企業への応募や面接練習、履歴書の添削など、さまざまな面で転職活動をサポートしてもらえます。
これからプログラマーとしてなくならない仕事をするためにも、転職する企業選びは慎重に行いましょう!
このようなことで
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こんにちは!
はじめに職歴をお聞かせください。
この記事の監修者
エンジニア
大学卒業後、新卒で不動産会社に就職。その後23歳で開発エンジニアにキャリアチェンジし、3年間大手Slerにて様々な開発に携わる。その後、インフラストラクチャー企業にて人材コンサルタントとして経験を積み、株式会社ユニゾン・テクノロジーを創業。現在の代表取締役