IT企業のエンジニア就活生が今取得するべきおすすめ資格10選!
IT企業に就職したいけれど、おすすめの資格は何だろう…?
そもそもIT業界への就職に、資格は必要…?
✓本記事の結論
- ・IT業界初心者には「ITパスポート」と「基本情報技術者試験」がおすすめ
- ・IT企業への就職に資格は有効だが必須ではない。
- ・資格取得で悩んだら、就職エージェントの利用がおすすめ
本記事では、IT企業への就職を考えている方向けに、取得するべきおすすめな資格10選をご紹介しております。
IT業界への就職の際に知っておきたい、資格に関する役立つ情報を多く解説しておりますので、ぜひ最後までご覧ください。
目次
1.IT企業への就職におすすめの資格10選!
IT企業への就職活動を有利にすすめるための、おすすめの資格10選を紹介します。
「基礎資格」「プログラミング資格」「インフラ資格」「クラウド資格」の4ジャンルに分けて紹介していますので、興味関心のある業務領域に合わせて、最適な資格を選んでみましょう。
1-1.おすすめの基礎資格
IT企業の就職活動におすすめの基礎資格は、以下の3つです。
IT企業の就職に役立つ基礎資格
- ・ITパスポート
- ・基本情報技術者試験
- ・応用情報技術者試験
各資格試験の合格率や勉強時間の目安、資格取得のメリットなどについて詳しく解説します。
●ITパスポート
ITパスポートはIPA(情報処理推進機構)が主催する「情報処理技術者試験」の1つであり、国家資格です。
情報処理技術者試験には全13種の試験区分があり、それぞれレベル1からレベル4までの難易度が設定されています。
その中で、ITパスポートは最も難易度の低い「レベル1」に該当します。
・試験概要
ITパスポート |
試験詳細 |
試験時間 |
120分 |
合格率 |
50% |
目安の勉強時間(難易度) |
初学者 50時間~80時間 |
出題数 |
100問 |
出題形式 |
四肢択一式 |
受験費 |
7,500円(税込) |
受験方式 |
CBT方式(コンピュータでの受験) |
受験場所 |
全国(試験会場) |
開催時期 |
通年 |
URL |
・ITパスポートに挑戦するメリット
ITパスポートの取得により、コンピュータの基本操作、ネットワーク、セキュリティなどの基礎的な知識を証明できます。
また、ITパスポートの試験内容はこの次に紹介する「基本情報技術者試験」の出題範囲と一部重複しているため、より上位の資格を目指すことができます。
●基本情報技術者試験
基本情報技術者試験は、IPAが主催する「情報処理技術者試験」のレベル2の難易度に該当する国家資格です。
・試験概要
基本情報技術者試験 |
試験詳細 |
試験時間 |
科目A:90分 |
合格率 |
25% |
目安の勉強時間(難易度) |
初学者 200時間 |
出題数 |
科目A:60問 |
出題形式 |
科目A:多肢選択式(四肢択一) |
受験方式 |
CBT方式(コンピュータでの受験) |
受験費 |
7,500円(税込) |
受験場所 |
全国のテストセンター |
開催時期 |
通年 |
URL |
※2023年4月より、基本情報技術者試験の受験時期や採点方式が大幅に改定されているのでご注意ください。
・基本情報技術者試験に挑戦するメリット
基本情報技術者試験は、IT技術を用いて問題解決に取り組むエンジニアやプログラマとしての素養があることを証明できます。
出題範囲は、ITの基礎知識からネットワーク、サーバ、データベース、セキュリティの知識、そしてシステムやソフトウェア開発の流れなど多岐にわたるため、ITの知識が体系的に身につきます。
エンジニアの登竜門として知られる資格のため、多くの企業でアピールポイントとして使えるでしょう。
●応用情報技術者試験
応用情報技術者試験は、IPAが主催する「情報処理技術者試験」のレベル3の難易度に該当する国家資格です。
・試験概要
応用情報技術者試験 |
試験詳細 |
試験時間 |
午前(9:30~12:00):150分 |
合格率(%) |
25% |
目安の勉強時間(難易度) |
初学者 500時間 |
出題数 |
午前:80問 |
出題形式 |
午前:多肢選択式(四肢択一) |
受験費 |
7,500円(税込) |
受験場所 |
全国(試験会場) |
開催時期 |
4月、10月 |
URL |
・応用情報技術者試験に挑戦するメリット
応用情報技術者試験は、ITを活用したサービス、製品、システム、およびソフトウェアを作る人材に必要な応用的な知識・技術を証明できます。
この試験は実務経験がある人にとっても難易度が高く、出題範囲にはマネジメントや経営戦略に関する要素も含まれます。そのため、入社後に資格手当が認められる企業も存在します。
また、ネットワークスペシャリスト試験やデータベーススペシャリスト試験など、全8種の「高度試験」の午前試験が免除されるというメリットもあります。
1-2.おすすめのプログラミング資格
IT企業の就職活動におすすめのプログラミング資格は、以下の3つです。
就職におすすめプログラミング言語
- ・Java Sliver(Oracle認定Java)
- ・PHP8技術者認定初級試験 ITSS レベル1
- ・C言語プログラミング能力検定試験2級
各資格試験の合格率や勉強時間の目安、資格取得のメリットなどについて詳しく解説します。
●Java Sliver(Oracle認定Javaプログラマ)
Java Sliverは、Javaの開発を手掛けているOracle社が実施している「Oracle認定Javaプログラム」のベンダー資格です。
Javaとは、システム開発、Web開発、アプリケーション開発など多様な分野で使われているプログラミング言語のことです。
Oracle認定Javaプログラムには、Bronze、Silver、Goldという3つのレベルがあり、Bronzeは初心者向け、Silverは標準レベル、そしてGoldは実務経験3~4年以上の中上級者向けの試験になっています。
・試験概要
Java Sliver |
試験詳細 |
試験時間 |
180分 |
合格率(%) |
63.0% |
目安の勉強時間 |
80時間〜100時間程度 |
出題数 |
80問 |
出題形式 |
選択問題 |
受験方式 |
CBT方式(コンピュータでの受験) |
受験費 |
37,730円(税込) |
受験場所 |
全国のテストセンター |
開催時期 |
通年 |
URL |
・Java Sliverに挑戦するメリット
Java Sliverを取得することで、Javaアプリケーション開発で要求される基礎的なプログラミング知識があることを証明できます。
また、企業によってはJava Sliverの取得に対して資格手当の支給や、昇進・昇格の条件として設定しているケースもあります。
●PHP8技術者認定初級試験 ITSS レベル1
PHP8技術者認定初級試験 ITSS レベル1は、一般社団法人PHP技術者認定機構が主催するベンダー試験です。
PHPとは、動的にWebページを生成できるプログラミング言語のことで、主にWordPressを含めたWebアプリケーションの開発に使われています。
PHP8技術者認定試験には、「初級試験」「上級/準上級試験」「技術者認定ウィザード」の3つのレベルがあり、初級試験は就活生やWebデザイナー、新人プログラマを対象としています。
・試験概要
PHP8技術者認定初級試験 |
試験詳細 |
試験時間 |
60分 |
合格率(%) |
70.0%(初級) |
目安の勉強時間 |
10時間~50時間 |
出題数 |
40問 |
出題形式 |
選択式 |
受験方式 |
CBT方式(コンピュータでの受験) |
受験費 |
13,200円(税込)/学割6,600円 |
受験場所 |
全国のテストセンター |
開催時期 |
通年 |
URL |
・PHP8技術者認定初級試験に挑戦するメリット
PHP8技術者認定初級試験の取得により、PHPを体系的に学んでいることを証明できます。
また、ミドルウェア(Apache、Tomcat、MySQL)やフレームワーク(CakePHP、Laravel)の必要性について認識できるので、次に学びたいテーマや、挑戦したい資格試験の選択肢を広げられます。
●C言語プログラミング能力検定試験2級
C言語プログラミング能力検定試験2級は、ビジネス能力検定サーティファイが実施しているベンダー資格です。
C言語はプログラミング言語の中でも難易度が高いと言われており、ゲームやOS、IoTなど多様なシステム開発に使われている言語です。
C言語プログラミング能力検定試験には、1~3級までの3つのレベルがあり、2級は小規模プログラムの作成や基本的なアルゴリズムの理解など、初〜中級者を対象としています。
・試験概要
C言語プログラミング能力検定試験2級 |
試験詳細 |
試験時間 |
90分 |
合格率(%) |
70.3% |
合格ライン |
正答率60%以上 |
目安勉強時間 |
150時間程度 |
出題数 |
8問 |
受験費 |
2級:6,400円(税込) |
受験場所 |
webリモートテスト |
開催時期 |
年により開催時期は変わります。 |
URL |
・C言語プログラミング能力検定試験2級に挑戦するメリット
C言語はさまざまな分野で広く使用されているため、応募企業やキャリアパスの選択肢が広がる点がメリットです。
C言語から派生して作られた言語は多く、C言語を学ぶことで他の言語にも知識を応用することができるところは魅力的でしょう。
1-3.おすすめのインフラ資格
IT企業の就職活動におすすめのインフラ資格は、以下の3つです。
IT企業の就職に役立つインフラ資格
- ・CCNA(シスコ技術者試験)
- ・LPIC (Linux Professional Institute LPIC-1)レベル2
- ・LinuC レベル2
各資格試験の合格率や勉強時間の目安、資格取得のメリットなどについて詳しく解説します。
●CCNA(シスコ技術者試験)
CCNAは、ネットワーク機器世界最大手のシスコシステムズ社が実施しているベンダー資格です。
シスコ技術者認定には5つのレベルがあり、CCNAは下から2番目のアソシエイトレベル(基礎レベルの認定)に該当します。
・試験概要
CCNA |
試験詳細 |
試験時間 |
120分 |
合格率(%) |
非公開 |
合格ライン |
正答率60%以上 |
目安勉強時間 |
初学者140時間~200時間程度 |
出題数 |
102問 |
出題形式 |
選択形式、ドラッグ&ドロップ |
受験方式 |
CBT方式(コンピュータでの受験) |
受験費 |
36,960円(税込) |
受験場所 |
全国のテストセンター |
開催時期 |
通年 |
URL |
・CCNAに挑戦するメリット
CCNAの取得により、シスコシステムズ社の主力製品であるCiscoルーターやCatalystスイッチの設定やトラブルシューティングなど、ネットワークの基礎的な知識を証明できます。
同社の製品は多くの企業で利用されており、CCNAは世界共通の資格として広く認識されています。
そのため、IT業界における市場価値を向上できます。
●LPIC (Linux Professional Institute LPIC-1)レベル2
LPIC レベル2は、NPO法人のLinux Professional Institute(LPI)が主催するベンダー資格です。
Linuxとは、世界で最も普及しているオープンソースのOSであり、サーバ用のOSとして使われることが多いのが特徴です。
LPICには3つのレベルがあり、レベル2はLinuxシステムの運用管理やネットワーク構築、トラブルシューティングなどに関する知識が求められます。
・試験概要
LPIC |
試験詳細 |
試験時間 |
90分 |
対象試験 |
201試験 and 202試験(5年以内に両方取得すること) |
合格率(%) |
20%前後 |
合格ライン |
正答率65%~70%以上 |
受験資格 |
LPIC-1に合格していること |
目安勉強時間 |
3ヶ月~6ヶ月間 |
出題数 |
約60問 |
出題形式 |
選択問題 |
受験方式 |
CBT方式(コンピュータでの受験) |
受験費 |
201:16,500円(税込) |
受験場所 |
全国のテストセンター |
開催時期 |
通年 |
URL |
・LPIC レベル2に挑戦するメリット
LPIC レベル2の取得により、Linuxの応用的なシステム構築やネットワーク構築ができるエンジニアであることを証明できます。
Linuxは日本企業の7割以上に導入されていると言われており、インフラエンジニアにとってほぼ必須のスキルです。
インフラエンジニアを目指している人は、活躍の場を広げられるでしょう。
●LinuC レベル2
LinuCレベル2は、NPO法人のLPI-Japanが主催するベンダー資格です。
先に紹介したLPICと試験内容や難易度に大きな違いはありませんが、LinuCは日本市場に特化した独自の試験形式になっています。
たとえば、LPICは合否判定のみを受験者に通知しますが、LinuCでは合否判定に加えて項目別のスコアや合格基準についても知ることができます。
・試験概要
LinuC |
試験詳細 |
試験時間 |
90分 |
対象試験 |
201試験 and 202試験(5年以内に両方取得すること) |
合格率(%) |
非公開 |
合格ライン |
正答率65%以上 |
受験資格 |
LinuCレベル1に合格していること |
目安勉強時間 |
3ヶ月~6ヶ月間 |
出題数 |
約60問 |
出題形式 |
選択問題 |
受験方式 |
CBT方式(コンピュータでの受験) |
受験費 |
201:16,500円(税込) |
受験場所 |
全国のテストセンター |
開催時期 |
通年 |
URL |
・LinuC レベル2に挑戦するメリット
LPICと同様に、Linuxシステムの設計や構築、監視、トラブルシューティングなどのスキルを証明できます。
日本市場に合わせた試験内容になっているため、日本でインフラエンジニアとして活躍することを考えている場合は、こちらの資格がおすすめです。
1-4.おすすめのクラウド資格
IT企業の就職活動におすすめのクラウド資格は、AWS ソリューションアーキテクト アソシエイトです。
試験の合格率や勉強時間の目安、資格取得のメリットなどについて詳しく解説します。
●AWS ソリューションアーキテクト アソシエイト
AWSソリューションアーキテクトは、Amazon Web Services(AWS)が主催するベンダー資格です。
アソシエイトの受験には約1年の実務経験が推奨されていますが、未経験者でもAWSの主要サービスやクラウドに関する基礎的な知識を持っていれば、資格取得を目指せます。
・試験概要
AWS ソリューションアーキテクトアソシエイト |
試験詳細 |
試験時間 |
90分 |
合格率(%) |
非公開 |
合格ライン |
700点以上(1000点満点中) |
受験資格 |
18歳以上 |
目安勉強時間 |
1ヶ月~ |
出題数 |
65問 |
出題形式 |
単一/複数選択 |
受験方式 |
CBT方式(コンピュータでの受験) |
受験費 |
12,100円(税込み)ドル計算のため費用は上下する |
受験場所 |
全国のテストセンター |
開催時期 |
通年 |
URL |
・AWS ソリューションアーキテクト アソシエイトに挑戦するメリット
AWS ソリューションアーキテクト アソシエイトの資格取得により、AWS に関する基礎的な知識やクラウドに対する理解を証明できます。
AWSはクラウド市場でトップシェアを誇るため、クラウドの設計や開発に携わる機会が増え、キャリアの選択肢が広がる可能性があります。
下記の記事では、未経験者におすすめのIT資格をランキング形式で紹介しています。
もし上記の資格以外に気になるものがあれば、参考にしてみてください。
2.IT企業の就職に資格はいらないって本当?
結論から申し上げると、IT企業への就職に資格は必須ではありません。
資格は知識やスキルを示す基準の1つのため、実際の仕事では実務経験や成果がより重視されます。
そのため、IT企業へ就職するのに資格は必要ないと言われるのです。
しかし、実務未経験者や学生がIT企業でエンジニアを目指す場合、資格の取得によって就職活動が有利になることがあります。
ここからは、IT企業に就職する上での資格のメリットについて説明します。
2-1.自分の知識やスキルを証明できるため就職が有利になる
実務経験のないエンジニア未経験者や学生は、IT系の資格を取得することで一定の知識やスキルを持っていることを証明できます。
履歴書の免許・資格欄や自己PR欄に記入することで、採用担当者に対して意欲の高さや能力をアピールできるでしょう。
2-2.足りないIT知識を学ぶことができる
資格取得の勉強の過程で、自分に足りないIT知識を効率よく学習していくことができます。
就職してから日々の仕事で得る知識は、自分が関わる業界や知識に特化したものになりがちです。
資格取得をすることで専門領域を広げたり、新しい技術やトレンドに触れたりする機会を増やせます。
2-3.面接時に資格を取るまでの熱意や努力をアピールできる
資格を取得することは、自己学習能力や仕事への意欲を示す証になります。
面接時に資格を取得するまでの学習過程や意識したことについて話すことで、IT企業に入社したいという熱意や努力をアピールできます。
目的のために努力できる姿勢は、採用担当者から見て非常に魅力的に映るでしょう。
2-4.就職後に資格手当で年収がアップする
企業によっては資格を取得することで、資格手当がついたり、昇進・昇格の評価に影響を与えることがあります。
就職する前に必要な資格をすでに持っていれば、他の就活生と比べてリードを保った状態でキャリアのスタートを切れるでしょう。
3.未経験のITエンジニアにおすすめの資格試験対策方法
ITエンジニア未経験者におすすめの資格試験対策方法は、以下の3つです。
未経験ITエンジニアの試験対策法
- ・本で勉強する
- ・eラーニングや通信講座で勉強する
- ・スクールを利用する
それぞれの勉強法のメリット・デメリット、学習のポイントを紹介します
3-1.本で勉強する
資格の勉強を独学で進められる人は、本を使った学習が適しています。
スケジュール管理や質疑応答などのサポートが必要な人は、他の学習方法を選択すると良いでしょう。
本で勉強するメリットとデメリットは以下の通りです。
【メリット】
- ・本の値段は比較的安価なので負担が少ない
- ・都合の良い時間に学習ができる
- ・専門家や主催団体が編集した本は情報の信頼度が高い
【デメリット】
- ・古い本では出題範囲が変わっている可能性がある
- ・不明点は自分で解決するしかない
- ・モチベーションの維持が難しい場合もある
ここからは、各資格の過去問とおすすめの参考書を紹介します。
過去問は公式から出ているものがあれば、そちらを使うようにしましょう。
●公式サイトの過去問
資格名 |
公式の過去問など |
ITパスポート |
|
基本情報技術者試験 |
|
応用情報技術者試験 |
|
java silver |
公開なし |
C言語プログラミング能力認定試験 |
|
PHP8技術者認定初級試験 |
|
CCNA |
公開なし |
LPIC |
公開なし |
LinuC |
|
AWS資格 |
公開なし |
●ITパスポートの参考書
【令和5年度】 いちばんやさしい ITパスポート 絶対合格の教科書+出る順問題集
4年連続で売上No.1を獲得しているITパスポート試験の対策本です。
丁寧な解説と232問の頻出過去問が掲載されています。
短期間でITパスポートの合格を目指したい方におすすめの一冊です。
●基本情報技術者試験の参考書
令和05年 イメージ&クレバー方式でよくわかる 栢木先生の基本情報技術者教室 (情報処理技術者試験)
最新の傾向を分析し、出題頻度の高い分野を重点的にまとめてある本です。
イラストや図でわかりやすく解説しているため、初めて受験をする人でも読みやすいでしょう。
基本情報技術者試験の新試験制度にも対応しているため、これから取得を目指したい人におすすめの一冊です。
●応用情報技術者試験の参考書
令和05年【春期】【秋期】 応用情報技術者 合格教本 (情報処理技術者試験)
旧試験や高度試験も網羅的に分析してあります。サンプル問題と最新19回分の問題演習アプリが提供されているため、この一冊を何度もやりこむだけで合格を狙えます。
●Java silverの参考書
徹底攻略Java SE 11 Silver問題集
Java Silverの問題集の中で最もメジャーで人気な本です。
この本を何度もやりこむだけで十分合格を目指せるほか、この問題集に掲載されている演習問題と類似した問題が本試験で出題されるため、Java Silverの試験対策で最もおすすめできる本です。
●C言語プログラミング能力認定試験の参考書
豊富な図解によってC言語の難所がスッキリ理解できるよう工夫されている本です。
「dokoC」という学習環境で実際にC言語を扱いながら勉強ができるため、初心者でも躓かずに学習ができます。
●PHP8技術者認定初級試験の参考書
PHPの基本構文からクラス、データベース連携、セキュリティまでを、解説→例題→練習問題の3ステップで理解できます。
サンプルコードの動作を確認しながら勉強を進めていけるため、初心者からでもしっかり学習することが可能です。
●CCNAの参考書
最新の本試験問題で到達度を確認できるテキスト&問題集です。
IT技術専門スクールの講師陣の合格メソッドがふんだんに盛り込まれています。
この本と過去問を使用して学習を進めていくことで、効率よくCCNAの勉強をすることができます。
●LPICの参考書
Linuxを使ったことがない完全初心者に向けたLPICの入門書であり、LPICだけでなくLinuCにも対応しています。
学習環境として利用できるCentOSの仮想マシンをダウンロードできるので、初めてLinuxを触る人に特におすすめしたい本です。
●LinuCの参考書
Linux教科書 LinuCレベル2 Version 10.0対応
LinuCレベル2最新バージョンの出題範囲を完全に網羅している参考書です。
巻末には1回分の模擬試験を収録、CentOSをwebサイトからダウンロードして学習できます。
Linuxを使うのが初めての人は、1週間でLPICの基礎が学べる本 第3版 である程度学習してから本書で勉強することをおすすめします。
●AWS資格の参考書
合格対策 AWS認定ソリューションアーキテクト -アソシエイト
AWSのアソシエイトレベルの試験に特化した試験対策書です。
分野ごとの詳しい解説と、理解度を確認できる章末問題が掲載されています。
AWS認定試験を受けたいけれど、どこから勉強すればいいかわからないという方に、本書はおすすめです。
3-2.eラーニングや通信講座で勉強する
eラーニングや通信講座を使えば、自分のペースで学びたいトピックから始められるため、自己学習をする上でおすすめの方法です。
eラーニングや通信講座で勉強するメリットとデメリットは以下の通りです。
【メリット】
- ・無料のサービスもあり低価格で学習できる
- ・都合の良い時間に学習ができる
- ・オンラインで意見交換やフィードバックが得られる
【デメリット】
- ・サービスプランが多いためどれを選ぶべきかわからないことがある
- ・無料サービスは広告表示が多く気が散る
- ・モチベーションの維持が難しい場合もある
以下は、おすすめのeラーニングサービスです。
●スタディング
スタディングは、短期合格者のメソッドが詰め込まれた革新的なeラーニングサービスです。
ITパスポート、基本情報技術者、応用情報技術者など国家資格のコンテンツが用意されており、忙しい日常の中でも合格に向けて着実に学習を進められます。
スマホとPCのどちらでも学習可能なので、空いた時間に勉強しやすい点がメリットです。
●TORAINACATE
TORAINACATEは、ベンダー認定トレーニングや、同社が独自開発したIT技術関連コースが受講できるeラーニングサービスです。
多彩なeラーニングコンテンツと使いやすいUIで時間・時期を選ばず効率的に学習できます。
3-3.スクールを利用する
スクールはカリキュラムが充実しており、独学に比べて体系的な知識を効率よく身につけられます。
スクールを利用する具体的なメリット・デメリットは以下の通りです。
【メリット】
- ・質疑応答できる環境があるので学習効率が高い
- ・講師によるサポートがある
- ・カリキュラムや人脈形成により学習を習慣化できる
【デメリット】
- ・本やeラーニングに比べると費用が高い
- ・授業に合わせてスケジュール調整が必要
以下は、I IT系の資格を効率的に学べるおすすめのスクールです。
●ユニゾンカレッジ
ユニゾンカレッジは、無料で学べる未経験者向けのITスクールです。
就職サポートもついており、エントリーシートの書き方や面接対策など、就職活動に必要な全てのサポートを受けることができます。
未経験からIT企業に就職を成功させた実績も多く、おすすめのスクールです。
●ネットビジョンアカデミー
ネットビジョンアカデミーは、最短2ヵ月でエンジニアに就職できるITスクールです。
受講料・テキスト代が完全無料であり、自宅でのオンライン学習が可能です。
また、IT企業への就職に向けたサポートも受けられます。
4.資格よりもITエンジニアへの就職に必要なこと
資格よりも重要視される能力としては、以下のものが挙げられます。
- ・何かを開発した経験
- ・自発的に取り組む姿勢
- ・コミュニケーション能力
- ・協調性
これらの能力を企業にアピールしていくと良いでしょう。
4-1.何かを開発した経験
開発現場の経験がなくても、何かを開発した経験がある場合は積極的にアピールしましょう。
もし開発したアプリやwebサイトなどの成果物をポートフォリオとして公開することができれば、就職活動の際にアピールポイントになるため、選考を有利に進められます。
4-2.自発的に取り組む姿勢
企業は、自発的に取り組む人材を求めています。
なぜなら、新しい環境やトレンドの知識を積極的に吸収できる人材は、組織の成長に大きく貢献する可能性があるからです。
積極的に物事に取り組んだエピソードがあれば、エントリーシートや面接の場でアピールするようにしましょう。
4-3.コミュニケーション能力
ITエンジニアの仕事は、社内外のメンバーやクライアントとの協力が不可欠であり、コミュニケーション能力が求められます。
面接の場は、コミュニケーション能力をアピールできる機会です。
チーム内でコミュニケーションを大切にしたエピソードだけでなく、面接官の話をちゃんと聞いてから答えるなど、面接態度からもコミュニケーション能力をアピールしていきましょう。
4-4.協調性
協調性のあるITエンジニアは、あらゆる立場の人と信頼関係を築くことができます。
チームメンバーとの協力や、チームワークに貢献した具体的な経験を挙げて、組織の一員として会社に貢献できる人であることをアピールしましょう。
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5.何の資格を取得するべきか分からないときは…
IT企業に興味はあるものの、何の資格を取得するべきかわからないときは、就活エージェントを利用してみましょう。
5-1.就活に必要な資格を就活エージェントに相談しよう
就活エージェントとは、就活生の経験やスキル、希望条件に合った求人を紹介し、就活生と企業の橋渡しをするサービスです。
もしIT業界への就職を希望している場合は、IT業界に精通した就活エージェントを選ぶようにしましょう。
IT業界に特化した就活エージェントであれば、企業が求めている人物像や、企業に採用されるために取っておくべきIT資格にも詳しく、就職に必要な情報を効率よく集めることができます。
さらに、エントリーシートの添削や面接対策、企業との日程調節や内定承諾・辞退連絡といったやり取りも全て行うなど、就職活動に必要なアドバイスや各種サポートも受けられます。
自分がどの資格を取得するべきかわからないときは、就活エージェントに相談してみましょう。
5-2.おすすめの就活エージェント
IT業界に精通している就活エージェントを紹介します。
就活エージェント |
特徴 |
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6.まとめ:IT企業に就職するために資格は役立つ!
IT企業に就職するためにおすすめな資格10選は以下の通りです。
IT企業就職のためのおすすめ資格
- ・ITパスポート
- ・基本情報技術者試験
- ・応用情報技術者試験
- ・Java Sliver(Oracle認定Java)
- ・PHP8技術者認定初級試験 ITSS レベル1(初級)
- ・C言語プログラミング能力検定試験2級
- ・CCNA(シスコ技術者試験)
- ・LPIC (Linux Professional Institute LPIC-1)レベル2
- ・LinuCレベル2
- ・AWS ソリューションアーキテクト アソシエイト
上記のIT資格は、IT企業に就職する際にアピールポイントになります。
各IT資格は特定の領域やスキルに特化しているため、適切な資格を取得することで、就職やキャリアアップの可能性を広げられます。
就職したいIT企業がどんな人材を求めているかをしっかり把握し、求められているIT資格の勉強を行うようにしましょう!
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はじめに職歴をお聞かせください。
この記事の監修者
エンジニア
大学卒業後、新卒で不動産会社に就職。その後23歳で開発エンジニアにキャリアチェンジし、3年間大手Slerにて様々な開発に携わる。その後、インフラストラクチャー企業にて人材コンサルタントとして経験を積み、株式会社ユニゾン・テクノロジーを創業。現在の代表取締役