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【資格17選】ITエンジニアにおすすめの最強資格!初心者向けに徹底解説

ITエンジニアにおすすめの最強資格!

ITエンジニアに資格は必要なの?

どんな資格を取得したらいいかわからない…

結論からお伝えすると、エンジニアを目指す際には資格を取得したほうがいいです。

また、最初に取得すべき資格も解説しています。

ですが、資格の取得が必要という訳ではないですが、資格を持っていることで様々なメリットを得ることができます。

✓本記事の結論

職種名

資格


システムエンジニア

  • ・基本情報技術者試験(おすすめ)
  • ・応用情報技術者試験
  • ・システムアーキテクト試験
  • ・プロジェクトマネージャ試験


プログラマー

  • Oracle Certified Java Programmer, Silver SE11 (おすすめ)
  • ・Javaプログラミング能力認定試験
  • ・Ruby技術者認定試験
  • PHP8技術者認定 (レベル2準上級/ レベル3上級)
  • ・Pythonエンジニア認定試験
  • ・C言語プログラミング能力認定試験


インフラエンジニア

  • ・LPIC、LinuC(おすすめ)
  • ・CCNA(おすすめ)
  • ・AWS


Webエンジニア

  • ・Javaプログラミング能力認定試験
  • ・PHP技術者認定初級試験
  • ・Webクリエイター能力認定試験
  • ・HTML5プロフェッショナル認定試験

事前に読みたい⇒【図解付き】エンジニアとは?職種・種類・仕事内容・ITエンジニアの適性までわかりやすく完全網羅!

1.そもそもITエンジニアに資格は必要?

結論から言うと、ITエンジニアは資格を持っていなくてもなれる職業です。

ただ、ITエンジニアを目指す方には資格取得をおすすめします。

なぜなら資格があれば転職・就職が有利にもなり、メリットも多く存在します。(メリットについてはのちほど解説)

企業に知識レベルや意欲をアピールできるので、特に実務未経験の方は資格取得に取り組むことを推奨します。

また、資格勉強を通して体系的に知識やスキルを学べるので、効率良くITエンジニアのスタートを切ることができるでしょう。

2.IT系の資格には2種類ある!

IT系の資格は提供元によって大きく以下の2つに分類されます。

  • ・国家資格
  • ・ベンダー資格

2-1.国家資格

国家資格とは、国によって認定されている資格です。

IT系の国家資格はIPA(情報処理推進機構)が運営しており、経済産業省が認定を行います。

そのため、信頼性や認知度が高く、ITエンジニアの就職活動に活かせます。

特徴として幅広い知識を問われる点が挙げられます。

試験範囲は広いですが、その分ITエンジニアに必要なスキルを広範囲にわたって学ぶことができます。

2-2.ベンダー資格

ベンダー資格とは、IT製品を取り扱う企業が独自に実施している資格です。

製造・販売している製品はコンピュータやソフトウェアなど様々です。

提供元は海外企業が多く、中には世界で通用するグローバル資格もあります。

専門的なスキルを証明できるので、該当する製品やシステムを取り扱っている企業にダイレクトにアピールできます。

3.【職種別】ITエンジニアの資格おすすめ一覧!

ITエンジニアが取得すべき資格を職種ごとにまとめました。

職種名

資格


システムエンジニア

  • ・基本情報技術者試験(おすすめ)
  • ・応用情報技術者試験
  • ・システムアーキテクト試験
  • ・プロジェクトマネージャ試験


プログラマー

  • Oracle Certified Java Programmer, Silver SE11(おすすめ)
  • ・Javaプログラミング能力認定試験
  • ・Ruby技術者認定試験
  • PHP8技術者認定 (レベル2準上級/ レベル3上級)
  • ・Pythonエンジニア認定試験
  • ・C言語プログラミング能力認定試験


インフラエンジニア

  • ・LPIC(おすすめ)
  • ・CCNA(おすすめ)
  • ・AWS


Webエンジニア

  • ・Javaプログラミング能力認定試験
  • ・PHP技術者認定初級試験
  • ・Webクリエイター能力認定試験
  • ・HTML5プロフェッショナル認定試験


それでは、1つずつ解説していきます。

3-1.システムエンジニア

システムエンジニアとは主にシステム開発の企画や設計を行うエンジニアです。

クライアントから希望条件をヒアリングしたりシステムの仕様書を作成したりする重要な工程を担当します。

システムエンジニアの(SE)の仕事の工程

さらに開発後に行うテストや運用も含めたシステム開発全般に携わる仕事です。

企業や役職によってはプロジェクトの品質管理や人員配置などのマネジメント業務を行うこともあります。

システムエンジニアにおすすめの資格を4つ紹介します。

●基本情報技術者試験

ITエンジニアの登竜門に位置づけられている国家資格です。

ITに関するシステム、ネットワーク、サーバーなどの全般的な基礎知識があることを証明できます。

入門レベルでありながら開発の一般知識を1から習得できる内容になっています。

そのためエンジニアスキルの基本や業界・職種の理解に役立ちます。

システムエンジニアを目指す未経験の方におすすめの資格です。

試験概要

詳細

試験時間

科目A:90分

科目B:100分

合格率

25%

目安の勉強時間(難易度)

初学者 200時間

出題数

科目A:60問

科目B:20問

出題形式

科目A:多肢選択式(四肢択一)

科目B:多肢選択式

受験方式

CBT方式(コンピュータでの受験)

受験費

7,500円(税込)

受験場所

全国(試験会場)

開催時期

通年

URL

公式ページ

CBT方式:コンピューターを利用して実施する試験

●応用情報技術者試験

ITエンジニアに必要な応用レベルの技術を問われる国家資格です。

基礎を固めた上でより実践的な知識・技能が必要になります。

取得すれば、開発現場で受けた指示内容を理解し、自分の力で解決できる技術があることを示せます。

実践的なスキルの証明になるので、システムエンジニアとしてさらにレベルアップしたい方向けの資格です。

試験概要

詳細

試験時間

午前(9:30~12:00):150分

午後(13:00~15:30):150分

合格率(%)

25%

目安の勉強時間(難易度)

初学者 500時間

出題数

午前:80問

午後:11問

出題形式

午前:多肢選択式(四肢択一)

午後:記述式

受験方式

会場での筆記試験

受験費

7,500円(税込)

受験場所

全国(試験会場)

開催時期

4月、10月

URL

公式ページ

●システムアーキテクト試験

システム開発の上級スキルを証明する国家資格です。

「アーキテクト」は建築家の意味で、「システムアーキテクト」はシステムの基盤をつくる設計者のことを指します。

実務経験者を対象とした企画・設計レベルを問う難関資格で、合格率は約1割とされています。

取得することでマネージャーへの昇進や年収アップできる企業への転職など、様々なキャリアアップが可能になります。

試験概要

詳細

試験時間

午前Ⅰ(9:30~10:20):50分

午前Ⅱ(10:50~11:30):40分

午後Ⅰ(12:30~14:00):90分

午後Ⅱ(14:30~16:30):120分

合格率(%)

13%~15%前後

合格ライン

60点以上(100点満点)

受験資格

なし

目安の勉強時間

120時間~200時間ていど

出題数

午前Ⅰ:30問

午前Ⅱ:25問

午後Ⅰ:4問

午後Ⅱ:3問

出題形式

午前Ⅰ:多肢選択式(四肢択一)

午前Ⅱ:多肢選択式(四肢択一)

午後Ⅰ:記述式

午後Ⅱ:記述式

受験方式

筆記試験

受験費

7,500円(税込)

受験場所

全国主都市

開催時期

4月

URL

公式ページ

●プロジェクトマネージャ試験

プロジェクトマネージャ試験は、高度IT人材として確立した専門分野をもち、組織の戦略の実現に寄与することを目的とするシステム開発プロジェクトにおいて、プロジェクトの目的の実現に向けて責任をもってプロジェクトマネジメント業務を遂行する人(公式ページ抜粋)

プロジェクトマネージャが取得する資格でもありますが、システムエンジニアにも非常に役立つ資格です。

上流工程のスキルを高めていくには、おすすめの資格です。

試験概要

詳細

試験時間

午前Ⅰ(9:30~10:20):50分

午前Ⅱ(10:50~11:30):40分

午後Ⅰ(12:30~14:00):90分

午後Ⅱ(14:30~16:30):120分

合格率(%)

14%前後

合格ライン

60点以上(100点満点)

受験資格

なし

目安の勉強時間

実務経験有:180時間程度

実務経験なし:220時間以上

出題数

午前Ⅰ:30問

午前Ⅱ:25問

午後Ⅰ:4問

午後Ⅱ:3問

出題形式

午前Ⅰ:多肢選択式(四肢択一)

午前Ⅱ:多肢選択式(四肢択一)

午後Ⅰ:記述式

午後Ⅱ:記述式

受験方式

筆記試験

受験費

7,500円(税込)

受験場所

全国主都市

開催時期

10月

URL

公式ページ

 

システムエンジニア(SE)の転職・就職におすすめの資格TOP10

2024.09.04

3-2.プログラマー

プログラマーとは主にシステムやアプリ開発のプログラミング(コーディング)を行うエンジニアのことです。

システムエンジニアが決定した設計書を基にプログラム言語を使ってあらゆるシステムやアプリを作ります。

このようなシステムにはプログラミングの技術が欠かせません。

開発に必要な言語やツールの種類はシステムごとに異なるので、システムエンジニアからの指示に沿って業務を行います。

プログラマーにおすすめな資格を5つ紹介します。

●Oracle Certified Java Programmer, Silver SE11

Java SliverはOracle社が主催する、Java SEの認定資格です。

Java開発における、プログラミングの基礎知識や、上級者指導のもとで開発作業をすることが可能です。(公式ページ抜粋)

こちらの資格は3段階のレベルで分けられています。

  • ・Bronze
  • ・Sliver
  • ・Gold

Bronzeの資格は難易度が低く、Goldの資格は難易度が高くなっています。

まず、未経験の方が資格を取得するなら「Java Sliver」の資格がおすすめです。

試験概要

詳細

試験時間

180分

合格率(%)

63.0%

目安の勉強時間

80時間〜100時間程度

出題数

80問

出題形式

選択問題

受験方式

CBT方式(コンピュータでの受験)

受験費

37,730円(税込)

受験場所

全国のテストセンター

開催時期

通年

URL

公式ページ

●Ruby技術者試験認定試験

Ruby言語を使用した開発スキルを認定する資格です。

Rubyの特徴として日本生まれの言語で国内知名度が高く、シンプルな構文であることが挙げられます。

Rubyで開発されている、実用例として「クックパッド」や「食べログ」などのWebサイトが有名です。

このような言語特化の資格を取得することで、プログラミング力を企業にアピールしましょう。

試験はSilverとGoldの2種類あり、Silverは基礎知識、Goldはより専門性の高い応用知識を認定します。

試験概要

試験名

Ruby Silver

Ruby Gold

試験時間

90分

90分

合格率(%)

非公開

非公開

合格ライン

75%以上の正答

75%以上の正答

受験資格

なし

Ruby Sliverを取得済

目安の勉強時間

50時間ほど

約100時間

出題数

50問

50問

受験方式

CBT方式(コンピュータでの受験)

CBT方式(コンピュータでの受験)

受験費

16,500円(税込)

16,500円(税込)

受験場所

全国テストセンター

全国テストセンター

開催時期

通年

通年

URL

公式ページ

公式ページ

●PHP8技術者認定 (レベル2準上級/ レベル3上級)

PHPの基本的な知識や技能を問う資格です。

PHPはWebサイトに適しており、Facebookなど大手企業に採用されている人気の高い言語です。

構文が簡潔なので覚えやすく、資格に合格すれば初心者からでもプログラミングの工程に携われるチャンスがあります。

難易度が「初級」「上級」「ウィザード」に分かれており、転職や就職を有利にするなら、「上級」の資格は必要です。

試験概要

詳細

試験時間

120分

合格率(%)

50%以上(準上級)70%以上(上級)

目安の勉強時間

50時間~

出題数

30問

出題形式

選択式

受験方式

CBT方式(コンピュータでの受験)

受験費

16,500円(税込)

受験場所

全国のテストセンター

開催時期

通年

URL

公式ページ

●Python 3 エンジニア認定基礎試験

Pythonを使用した文法や専門知識を証明する資格です。

ジャンルは「基礎」「データ分析」「実践」がありますが、未経験の場合は基礎試験からチャレンジしてみましょう。

Pythonは短いコードが特徴です。

エラーが出たときも修正しやすいので短時間で開発をすることができます。

また、Pythonは機械学習やAI(人工知能)の領域でトップのシェア率を誇るため、今後、Pythonができるエンジニアを求める企業が増えていくと考えられています。

試験概要

詳細

試験時間

60分

合格率(%)

75%以上

合格ライン

正答率70%以上

目安の勉強時間

200時間程度

出題数

40問

出題形式

選択形式

受験費

11,000円(税込)

受験場所

全国のテストセンター

開催時期

通年

URL

公式ページ

●C言語プログラミング能力認定試験2級

C言語を駆使して応用プログラム(言語処理系、ユーティリティなど)を作成する能力を認定します。

小規模のプログラム(500行程度)が適切に(理路整然、簡潔、正しく、速く)書け、また各種基本アルゴリズムを理解している。(公式ページ抜粋)

試験概要

詳細

試験時間

90分

合格率(%)

70.3%

合格ライン

正答率60%以上

目安勉強時間

150時間程度

出題数

8問

受験費

2級:6,400円(税込)

受験場所

webリモートテスト

開催時期

年により開催時期は変わります。

URL

公式ページ

3-3.インフラエンジニア

システムの運用に不可欠なネットワークやサーバーを設計・構築するエンジニアです。

インフラエンジニアといっても職種は様々です。

名称にある通り、各分野の開発や管理を行います。
システムの運用に必要なネットワークや個人情報の保護を行うセキュリティなど、様々な側面からITの基盤を支える重要な仕事です。

インフラエンジニアにおすすめの資格を3つ紹介します。

●LPIC、LinuC

正式名称は「Linux技術者認定試験」で、Linuxのスキルを証明する資格です。

Linuxとは主にサーバーを操作する際に使用される基本ソフトウェア(OS)のことです。

サーバーの専門技術に加え、ネットワークやセキュリティといったインフラ全般の知識を習得できます。

試験の種類はLPIC、LinuCはレベル1からレベル3まであり、未経験の方はLPIC、LinuCのレベル1の資格取得からおすすめです。

試験概要(LPICレベル1)

試験概要

詳細

試験時間

90分

対象試験

101試験 and 102試験(5年以内に両方取得すること)

合格率(%)

50%前後

合格ライン

正答率65%~70%以上

目安の勉強時間

実務経験有:100時間~
初学者:150時間~200時間

出題数

約60問

出題形式

選択問題

受験方式

CBT方式(コンピュータでの受験)

受験費

101:16,500円(税込)
102:16,500円(税込)

受験場所

全国のテストセンター

開催時期

通年

URL

公式ページ


試験概要(LinuCレベル1)

試験概要

詳細

試験時間

90分

対象試験

101試験 and 102試験(5年以内に両方取得すること)

合格率(%)

非公開

合格ライン

正答率65%以上

受験資格

なし

目安勉強時間

1ヶ月~3ヶ月間

出題数

約60問

出題形式

選択問題

受験方式

CBT方式(コンピュータでの受験)

受験費

101:16,500円(税込)

102:16,500円(税込)

受験場所

全国のテストセンター

開催時期

通年

URL

公式ページ


LPICとLinuCの違いはほとんどありませんが、違いについては以下で詳しく解説しています。

LinuCとLPICの違いは?どっちがいい?おすすめも紹介

2024.09.04

●CCNA

ネットワーク機器分野で高いシェアを誇るCisco Systems社が提供するネットワークエンジニアの技能を認定する資格です。

Cisco製のネットワーク機器やそれらを扱える技術を保有している証に加え、ネットワークの基礎知識を習得することができます。

どのシステムやアプリにしても、ネットワークがなければ利用することはできません。

そのため、ITインフラを構築する上でネットワークは需要の高い分野になります。

機器を使用した実用的な問題も出題されるので、合格すればネットワークに特化した企業への就職がかなり有利になります。

試験概要

試験概要

詳細

試験時間

120分

合格率(%)

非公開

合格ライン

正答率約65%以上

目安勉強時間

初学者140時間~200時間程度

出題数

102問

出題形式

選択形式、ドラッグ&ドロップ

受験方式

CBT方式(コンピュータでの受験)

受験費

36,960円(税込)

受験場所

全国のテストセンター

開催時期

通年

URL

公式ページ

●AWS認定資格

Amazon社のクラウドプラットフォームであるAWS(Amazon Web Service)の認定資格です。

クラウドとはインターネットを通してデータを保存し、そのデータをオンライン上でいつでも取り出したり保管したりできるサービスのことです。

AWSはサーバーやデータベースなどの多様な機能をクラウド上で利用でき、運用ができればインフラエンジニアとしての市場価値の上昇に繋がります。

初心者の方はIT未経験者向けの「クラウドプラクティショナー」から挑戦するのがおすすめです。

試験概要(AWS クラウドプラクティショナー)

試験概要

詳細

試験時間

90分

合格率(%)

非公開

合格ライン

700点以上(1000点満点中)

受験資格

18歳以上

目安勉強時間

1ヶ月~

出題数

65問

出題形式

単一/複数選択

受験方式

CBT方式(コンピュータでの受験)

受験費

約12,100円(税込)※ドル計算のため費用は上下する

受験場所

全国のテストセンター

開催時期

通年

URL

公式ページ


インフラエンジニアの資格についてより詳しく知りたい方はこちらの記事をご覧ください。

インフラエンジニアの資格16選|取得の順番や難易度など一覧で解説!

2024.09.04

3-4.Webエンジニア

Web上で利用できるシステムやアプリを開発するエンジニアです。

主にWebサイト、ECサイト、ブログサイト、SNSなどの開発を行います。

Webエンジニアは開発領域によって「フロントエンドエンジニア」「バックエンドエンジニア」に分けられます。

◆フロントエンドエンジニア:画面やデザインなど目に見える外部機能を担当

バックエンドエンジニア:会員登録や決済など目に見えない内部機能を担当

開発する機能が違うため、使用する言語や求められるスキルも異なります。

各エンジニアに特化する人もいれば、どちらの開発も行えるフルスタックエンジニアになる人もいます。

まずは、バックエンドエンジニアを目指すことをおすすめします。

理由としては、バックエンドエンジニアの募集求人の方が圧倒的に多いからです。

Webエンジニアにおすすめな資格を3つ紹介します。

PHP8技術者認定 (レベル2準上級/ レベル3上級)、「Oracle Certified Java Programmer, Silver SE11」は先程、ご紹介しましたので、割愛いたします。

●Javaプログラミング能力認定試験

Java言語の知識やプログラミング力が問われる資格です。Javaは汎用性が高く、開発分野においてシェア率の高い人気言語です。

特にWebアプリの内部機能の開発に多く使用されています。

Javaを扱えるようになれば、バックエンドエンジニアへの就職の近道になるでしょう。

また、未経験採用をしている企業の多くはJavaスキルを求めているため、IT初心者からWebエンジニアを目指している方にもおすすめの資格です。

試験名

3級

2級(おすすめ)

1級

試験時間

60分

90分

150分

合格ライン

全得点の60%以上

全得点の60%以上

全得点の60%以上

合格率(%)

59.4%(2021年度平均合格率)

59.4%(2021年度平均合格率)

59.4%(2021年度平均合格率)

目安の勉強時間

70時間

100時間

120時間

出題数

6問

7問

2問(実技試験)

受験費

5,200円

6,400円

7,800円

受験場所

リモートwebテスト

webリモート方式

札幌、東京(23区内)、名古屋、大阪、福岡

開催時期

年により開催時期は変わります。
2022年6月19日(日)
2022年9月11日(日)
2023年1月29日(日)

年により開催時期は変わります。

年により開催時期は変わります。

URL

公式サイト

公式サイト

公式サイト

コロナ化以降はリモートwebテストに変わっている。

●Webクリエイター能力認定試験

WebデザインやWeb開発における基本的な技能を測定する試験です。

Webサイト制作に必要なHTMLやCSSなどの言語の問題に加え、デザイン力も評価されます。

スタンダードの場合、試験範囲が開発環境やWebサイトの構成といった基礎から始まります。合格率も9割を超えるため、初心者からでも挑戦しやすい資格です。

これらはWebサイトの画面を作り上げるスキルなので、フロントエンドエンジニアを目指す最初のステップとして取り入れてみてください。

試験概要

試験名

スタンダード

エキスパート

試験時間

130分

220分

合格率(%)

90.5%(2021年度平均合格率)

90.5%(2021年度平均合格率)

合格ライン

65%以上の正答

65%以上の正答

受験資格

なし

なし

目安の勉強時間

24時間

38時間

出題数

実技:1テーマ

実技:1テーマ/知識:20問

受験方式

CBT方式(コンピュータでの受験)

CBT方式(コンピュータでの受験)

受験費

5,900円(税込)

7,500円(税込)

受験場所

全国テストセンター

全国テストセンター

開催時期

通年

通年

URL

公式ページ

公式ページ

●HTML5プロフェッショナル認定試験

HTML5、CSS3、JavaScriptなどの言語を扱う技術力を証明する資格です。

3つの言語にはそれぞれ役割があります。

HTMLはWebサイトのテキストを、CSSはテキストの色やフォントを、JavaScriptは画面に動きを持たせる言語です。

資格勉強を通してWebサイトやアプリを構築していくためのプログラミングスキルを養えます。取得できれば、フロントエンド領域で活躍できる人材であることを示せるでしょう。

試験概要

試験名

レベル1

レベル2

試験時間

90分

90分

合格率(%)

非公開

非公開

合格ライン

約70%以上の正答

約70%以上の正答

受験資格

なし

レベル1を取得済

目安の勉強時間

3か月~半年程度

半年~1年程度

出題数

約60問

40~45問

受験方式

CBT方式(コンピュータでの受験)

CBT方式(コンピュータでの受験)

受験費

16,500円(税込)

16,500円(税込)

受験場所

全国テストセンターまたは
OnVUE受験

全国テストセンターまたは
OnVUE受験

開催時期

通年

通年

URL

公式ページ

公式ページ

※OnVUE受験:自宅や職場からオンラインで受験する

Webエンジニアにおすすめの資格11選!メリットや勉強法を紹介

2024.09.04

4.ITエンジニアが資格を取得するメリット

ITエンジニアになりたい方や現在ITエンジニアとして就業されている方に資格取得をおすすめしている理由は以下の4つです。

  • ・自分の知識やスキルを証明できる
  • ・給料が上がる
  • ・体系的に学ぶことができる
  • ・キャリアアップに役立つ

詳しく見ていきましょう。

4-1.自分の知識やスキルを証明できる

資格は各分野における知識や技術が十分に備わっていることを保証してくれます。

特にITエンジニアは技術職のため、プログラミングなどのスキルが重視されます。

そこで「独学で〇時間学習した」よりも「国家資格を取得した」の方が信頼的かつ客観的な証明ができることは言うまでもありません。

そのため、資格は就職や転職の際に自分をアピールする有効な手段となります。

4-2.給料が上がる

エンジニアを採用している企業は資格手当を設けていることが多いです。

資格の難易度によって金額は異なりますが、月に3千円~10万円ほどもらえる企業もあります。

最難関レベルの資格になると毎月20万円が支給されるケースもあるため、ITエンジニアにとって資格は高い価値を持つことが分かります。

【平均年収比較】エンジニアの年収・給料を職種・企業・年齢などから導く高年収のポイント!|就職・転職者職業ガイド

2024.09.04

4-3.体系的に学ぶことができる

資格は取得して得られる効果だけでなく、勉強過程にもメリットがあります。

なぜなら、ITエンジニアに必要な概念や知識を1から学ぶことができるからです。

レベルは初心者向けから実務経験者向けまであり、各資格の参考書やWebサイトも充実しています。

資格はスキルの証明になるだけではなく、基礎固めや業務の復習など多様な目的で取り組むことができます。

4-4.キャリアアップに役立つ

自分の知識や技能が正式に認められると会社での評価も上がります。

それに伴い、任せてもらえる業務の幅が広がってより多くの経験値を積むことができます。

その結果、チームをまとめたりプロジェクトの指揮を執ったりといった役職に就くことが可能です。

また、資格取得によってハイレベルな仕事ができる企業に転職するなど、多様な将来プランを選択できるようになります。

以下の記事ではITエンジニアのキャリアパスについて詳しく解説しているので、気になる方はぜひ参考にしてみてください。

【職種別】ITエンジニアのキャリアパス一覧!事例やキャリアアップ法も紹介|エンジニア転職ガイド

2024.09.04

5.ITエンジニアの資格を取得する際の注意点

ITエンジニアにおすすめの資格を取得する際には以下の点に注意するようにしましょう。

  • ・自分のキャリアや目的に合った資格を選ぶ
  • ・取得までの学習計画を立てる
  • ・試験概要を確認しておく

5-1.自分のキャリアや目的に合った資格を選ぶ

勉強を始める前に、自分のキャリアや目的に合った資格をしっかりと選ぶようにしましょう。

ITエンジニアの資格は非常に多く、何も目的を持たずに勉強を始めてしまうと、効率良く資格を取得して転職・就職活動を進めることが難しくなっていしまいます。

勉強を長期間続けることは、とても大変ですよね。

そうならないためにも、自分のなりたいエンジニアを決めてから資格取得することが大切です。

何の資格を取得すればいいのか分からないという方には、転職エージェントを利用するのがおすすめです。

5-2.取得までの学習計画を立てる

どの資格を取得するかが決まったら、試験当日までの学習計画を立てるようにしましょう。

効率良く合格するためには、ゴールから逆算して勉強を進めていくことが大切です。

注意点としては、自分の無理が無いように計画を立てるようにすることです。

無理ある学習計画だと、途中で挫折してしまう可能性があるからです。

5-3.試験概要を確認しておく

受けたい資格が決まったら、試験概要を確認しておくようにしましょう。

特に問題形式や試験時間、試験結果がいつ分かるかなどを詳しく見ておくようにしましょう。

試験概要を確認しておくことで、学習計画が立てやすくなったり、モチベーションをうまく保てたりと様々なメリットがあるので、一度は見ておくようにしてください。

弊社ユニゾンキャリアでは、IT専門の転職支援サービスを行っています。

専任のアドバイザーがあなたの状況をヒアリング。キャリアプランから取得すべき資格のご相談まで対応いたします。

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6.ITエンジニアの資格を取得するための勉強方法

ぜひ実践してほしい資格取得に向けた勉強方法を解説します。

  • ・本で勉強する
  • ・学習サイトを活用する
  • ・スクールを利用する

それぞれのメリットとデメリットを見ていきましょう。

6-1.本で勉強する

まずは参考書や教科書を使用して勉強する方法です。

メリット

  • ・体系的に学習ができる
  • ・スキマ時間に勉強できる
  • ・電子書籍の普及により手軽に購入できる

デメリット

  • ・分からない部分を質問できない
  • ・実践的なスキルが身につかない

書籍は資格を運営している団体やエンジニアのプロが監修していることが多いです。

試験合格に必要な情報が体系化されており、効率よく学習することができます。

最近では電子書籍を購入することができるので、時間や場所を選ばずに知識をインプットすることが可能です。

一方で、解説を読んでも分からない問題があったときは自力で調べるしかありません。

またデメリットとして、プログラミングなどの実務に近い学習がしにくい点も挙げられます。

資格ごとのおすすめの書籍はこちらをご参考ください。

IT資格おすすめ参考書一覧

資格名

おすすめの本

基本情報技術者試験

令和05年 イメージ&クレバー方式でよくわかる 栢木先生の基本情報技術者教室 (情報処理技術者試験) 

応用情報技術者試験

令和05年【春期】【秋期】 応用情報技術者 合格教本 (情報処理技術者試験)

システムアーキテクト試験

情報処理教科書 システムアーキテクト 2023~2024年版

Ruby技術者認定試験

RUBY技術者認定試験 公式ガイド

PHP技術者認定初級試験

徹底攻略PHP7技術者認定[初級]試験問題集

Pythonエンジニア認定試験

Pythonチュートリアル 第4版

LPIC

1週間でLPICの基礎が学べる本-第3版-1週間シリーズ-中島-能和

CCNA

シスコ技術者認定教科書-CCNA-完全合格テキスト-対応試験-200-301

AWS

AWS認定資格試験テキスト-AWS認定-クラウドプラクティショナー-山下-光洋

Javaプログラミング能力認定試験

やさしいJava 第7版

Webクリエイター能力認定試験

Webクリエイター能力認定試験HTML5対応エキスパート公式テキスト―サーティファイWeb利用・技術認定委員会公認

HTML5プロフェッショナル認定試験

HTML教科書 HTML5プロフェッショナル認定試験 レベル1 スピードマスター問題集 Ver2.0対応


購入する際は最新版の書籍を選んでください。

「令和〇年」「第〇版」といった文言や発行年をチェックして、最新の試験に対応できるようにしましょう。

以下の記事ではエンジニアにお勧めの本について詳しく紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。

エンジニアにおすすめの本を厳選!初心者におすすめの本から順に紹介

2024.09.04

6-2.学習サイトを活用する

次にWebサイトを利用して学習を行う方法です。

メリット

  • ・いつでもどこでもアクセスできる
  • ・動画で視覚的に理解できる
  • ・サポートや機能が充実している

デメリット

  • ・信頼性が低いサイトもある
  • ・スマートフォンやインターネット環境が必要

学習サイトはスマートフォンがあればすぐにアクセスできます。

また、オンデマンド教材や動的な解説など、一目見て理解できるコンテンツが多くあります。

サイトによってはチャットで質問ができたり模擬試験モードで実際の試験に近い勉強ができたりと様々なサービスを活用できます。

特におすすめのWebサイトは以下となります。

  • ・Ping-t(問題集サイト)(一番おすすめ)
  • ・udemy(様々な資格の動画がある)

また、資格別で勉強できるサイトもご紹介しておきます。

IT資格おすすめ学習サイト一覧

資格名

おすすめの学習サイト

基本情報技術者試験

IPA

応用情報技術者試験

応用情報技術者試験ドットコム

システムアーキテクト試験

システムアーキテクト試験 過去問

Ruby技術者認定試験

CTC教育サービス

PHP技術者認定初級試験

PHP技術者認定機構

Pythonエンジニア認定試験

DIVE INTO EXAM

LPIC

Ping-tUdemy

CCNA

UdemyPing-t

AWS

Qiita

Javaプログラミング能力認定試験

サーティファイ

Webクリエイター能力認定試験

サーティファイ

HTML5プロフェッショナル認定試験

HTML5道場


無料で利用できるサイトがほとんどなので、お試しで試験問題に挑戦できます。

本格的に試験勉強を始めるか迷っていたらぜひ気軽にアクセスしてみてください。

6-3.スクールを利用する

最後はスクールに通学して資格取得を目指す方法です。

メリット

  • ・専門の講師がいる
  • ・実務レベルの学習ができる
  • ・挫折せず短期間で資格を習得しやすい

デメリット

  • ・勉強する時間や場所の自由度が低い
  • ・高額な費用がかかる場合もある

確実に資格を取得したい方はスクールがおすすめです。

最大の特徴は専任講師の下で最短合格を目指せる点です。

理解しづらかった部分はすぐに質問して正しい解説を聞くことができます。

また、座学だけでなくプログラミングなどの実践的な授業を受けられます。

実際に手を動かして勉強することで知識やスキルが格段に身につきやすくなります。

ただ、通学するために仕事やプライベートとのスケジュール調整が必要です。

金銭面においても入学の際に入学金や授業料が発生する可能性があるので、入学前に必ずチェックしておきましょう。

おすすめのスクールは下記をご覧ください。

講座名

料金

公式HP

ユニゾンカレッジ

期間限定無料

公式サイト

Tech Academy

¥174,900〜(税込)

公式サイト

SAMURAI ENGINEER

¥165,000〜(税込)

公式サイト

TECH CAMP

¥197,340〜(税込)

公式サイト


数あるスクールの中でも「ユニゾンキャリア」のスクールは完全無料で利用できるので圧倒的におすすめです。

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7.まとめ:ITエンジニアにおすすめの資格は17つある!

改めて、職種毎に資格をまとめると以下となります。

職種名

資格


システムエンジニア

  • ・基本情報技術者試験(おすすめ)
  • ・応用情報技術者試験
  • ・システムアーキテクト試験
  • ・プロジェクトマネージャ試験


プログラマー

  • Oracle Certified Java Programmer, Silver SE11(おすすめ)
  • ・Javaプログラミング能力認定試験
  • ・Ruby技術者認定試験
  • PHP8技術者認定 (レベル2準上級/ レベル3上級)
  • ・Pythonエンジニア認定試験
  • C言語プログラミング能力認定試験


インフラエンジニア

  • ・LPIC、LinuC(おすすめ)
  • ・CCNA(おすすめ)
  • ・AWS


Webエンジニア

  • ・Javaプログラミング能力認定試験
  • ・PHP技術者認定初級試験
  • ・Webクリエイター能力認定試験
  • ・HTML5プロフェッショナル認定試験


ITエンジニアが資格を取得するメリットは以下の通りです。

  • ・自分の知識やスキルを証明できる
  • ・給料が上がる
  • ・体系的に学ぶことができる
  • ・キャリアアップに役立つ

資格はITエンジニアとしての市場価値を高めるための強力な武器になります。

未経験者の場合は意欲や学んだことを企業にアピールでき、転職・就活を有利に進めることができます。

確実にITエンジニアに就職したい方は資格取得に取り組むことをおすすめします。

弊社ユニゾンキャリアでは、IT専門の転職支援サービスを行っています。

専任のアドバイザーがあなたの状況をヒアリング。キャリアプランから取得すべき資格のご相談まで対応いたします。

ご相談から内定まで「完全無料」で利用できますので、お気軽にお問い合わせください。

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はじめに職歴をお聞かせください。

この記事の監修者

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エンジニア

土肥 将司

大学卒業後、新卒で不動産会社に就職。その後23歳で開発エンジニアにキャリアチェンジし、3年間大手Slerにて様々な開発に携わる。その後、インフラストラクチャー企業にて人材コンサルタントとして経験を積み、株式会社ユニゾン・テクノロジーを創業。現在の代表取締役

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