エンジニアは性格悪い?むかつく上司や同僚の対処法!明日は我が身だ|就職・転職者職業ゴシップ
IT業界を本音で語る「ユニゾンキャリアの編集部」の真心です。
本記事のトピックスはこちら!
- ・エンジニアの言動がむかつく!そう思ってるのは自分だけ?
- ・エンジニアって性格悪いの?
- ・むかつくエンジニアの対処法が知りたい!
「職場のエンジニアの話し方や行動にイライラ…。エンジニアってみんなこんな感じなの?」
エンジニアに限らず、職場にむかつく人がいると、業務のパフォーマンスが落ちたり、ストレスが溜まったりと様々な面で悪影響が出ます。
人生の中で仕事をしている時間は10万時間以上にのぼります。無理なく働き続けるためにも、人間関係のストレスはなるべく避けたいものです。
合わせて読みたい⇒【驚愕】未経験でエンジニアはやめとけ?理由と転職活動のポイントを解説|就職・転職者職業ゴシップ
目次
1.【前提】性格の良し悪しは個人的主観が反映
「相手の言動にむかついた=相手の性格が悪い」と決めつけるのは良くありません。性格の良し悪しは個人の主観でしかなく、一度マイナスな印象を持つと相手の本来の人間性が見えなくなるからです。
「むかつく」と感じた時に思い出してほしい3つの考え方を紹介します。どれもネガティブな感情を和らげ、相手への理解を深めるのに役立つ知識です。
1-1.相性の悪い性格は存在する
「むかつく」という感情は自分と相手との相性の悪さから生まれることが多いです。
自分を取り巻く人間関係を振り返ってみてください。会う度にイラッとする発言をしてくる人や、共通の話題が見つからず話が盛り上がらない人はいませんか。
あなたはその相手に対して相性が悪いと感じているはずです。まさに価値観・趣味趣向の不一致がネガティブな印象を抱く原因となっています。
相手の思想や意見に無理に同意する必要はありません。しかし、「むかつく人=悪い人」と決めつけるのではなく、「単に自分との相性が悪いだけ」と捉えるのがベターです。
1-2.ソーシャルスタイル理論で苦手を理解
考え方の違う相手とは良い人間関係が築けないのかというと、そうではありません。自分と相手の行動パターンを分析し、性格の違いを把握しておけば、違和感が生じた時に冷静に対処することができます。
性格を把握するのに役立つのがソーシャルスタイル理論です。ソーシャルスタイル理論とは、コミュニケーションの取り方を4つのタイプ(ドライバー・エクスプレッシブ・アナリティカル・エミアブル)に分類する考え方です。
それぞれのタイプの特徴は以下のとおりです。
- ・ドライバー:効率重視のリーダータイプで、積極的な性格、成果にこだわり、競争心が強く、行動が早い
- ・エクスプレッシブ:ノリ重視のエンターテイナータイプで、素直な性格、熱中しやすく、直観的に行動し、発想が柔軟
- ・アナリティカル:理論重視のアナリストタイプで、控えめな性格、粘り強く、慎重に行動し、論理やデータを重んじる
- ・エミアブル:協調重視のサポータータイプで、温和な性格、親しみやすく、争いを好まず、他人を優先する
ソーシャルスタイル理論をもとに自分や周りの人のタイプを分析してみてください。
相性が悪い相手は自分と違うタイプであることが多いです。
タイプが違うことが分かると、「あの人の優柔不断なところにイライラしてたけど、アナリティカルだから慎重に物事を考えていたんだ!」と、相手の言動を受け入れられるようになります。
相手の行動を客観的に分析して理解するために、ぜひソーシャルスタイル理論を活用してください。
1-3.世代間の価値観の違い
世代間の価値観の違いも相性の不一致を感じさせる原因のひとつです。
働く世代はX世代・Y世代・Z世代の3つに分けられます。それぞれの世代が育った時代背景と価値観を表にまとめました。
X世代 |
Y世代 |
Z世代 |
|
年代 |
1965年~1980年頃 |
1981年~1995年頃 |
1996年~2012年頃 |
時代背景 |
・行動経済成長期 ・バブル景気 |
・バブル崩壊 ・グローバル化 |
・デジタル化 ・SDGsの普及 |
価値観 |
・物質的な豊かさを重視 ・競争意識が強い |
・モノ消費よりもコト消費 ・安定志向 |
・自分らしさを重視 ・社会問題への意識が高い |
※参考:スフレ「【まとめ】X世代、Y世代、Z世代とは?世代の特徴と違いを解説」
育った時代や環境は価値観に大きく影響します。そして一度根付いた価値観は簡単に変えられません。
それを事前に知っておけば、世代の違う相手とのコミュニケーションで生じたネガティブな感情を和らげることができます。
例)上司のブランド品自慢、うっとうしいな~
「X世代は激しい競争社会を勝ち抜くためにブランド品で武装しなきゃいけなかったんだから、アピールするのは仕方がないか」
年齢の離れた人の言動に違和感を抱いたら、世代によって価値観に違いがあることを思い出し、相手を理解する努力をしてください。
相性が悪いと、相手に対して「むかつく」と感じやすいです。そして、性格や世代は相性に大きく影響します。「あいつは性格が悪い!」と決めつけず、相手の言動に違和感を持った理由を冷静に分析してください。
2.性格が悪いむかつくエンジニアの特徴と具体例5選
「だれにでも相性の悪い人はいる。性格や世代によって考え方に違いが出るのは当然のこと。分かってる。分かってるけど…あいつだけはまじで許せねぇ~!!」と、度が過ぎた言動を受けるとフラットな気持ちで対処できない場合もあります。
許容しがたい発言や行動で周りから反感を買ってしまうエンジニアの特徴と具体的なエピソードを紹介します。
2-1.比較してマウントを取る
世間には自分の優位性をアピールして他人にマウントを取る人が一定数います。エンジニアの場合は技術・知識・経歴でマウントを取ることが多いです。
しかしマウントを取る人は総じて自己肯定感が低いです。「周りに認められたい」という心理から自分を良く見せようとしたり、他人を貶めたりします。
本当に優秀な人はマウントを取りません(そもそも取る必要がありません)。そのため、マウントを取れば取るほど周りに哀れまれ、本人の思惑とは正反対の印象を抱かれます。
2-2.会話の中心が愚痴と悪口
仕事をしているとどうしても出てきてしまう愚痴。適度なガス抜きは必要ですが、愚痴や悪口が会話のほとんどを占める人は周りから敬遠されがちです。
アドバイスを送っても「いや…」「でも…」といった否定的な意見を返され、状況を改善しようとする気配ナシ。建設的な会話は望めないので、話半分で聞き流しておくのが無難です。
2-3.他者の意見を徹底的に排除
自分の意見に固執し、他人の意見を受け入れない人は反感を買います。プロジェクトチーム内に一方的な意見を主張するエンジニアがいると非常に厄介です。
ミーティングで技術選定について議論する際、効率的なアイデアが出ているのに、自分の非効率なアイデアを押し通す。ミーティングは無駄に長引き、空気は最悪…。
残念ながら現代は面と向かって意見をぶつけ合う機会が減っているので、自分の意見を否定されたり、相手の意見を受け入れたりする訓練が十分にできずに社会に出る人が増えています。
2-4.自己正当性をひたすら証明
ミスをしても謝罪を一切口にせず、言い訳ばかり並べる人も嫌悪の対象になります。
エンジニアにも責任転嫁がクセになっている人がいます。システムトラブル発生後、担当のエンジニアに注意喚起をしたら、上司の指示不足を指摘したり、部下に責任を押し付けたりして反論。
注意した側が「指導しようとするだけ時間の無駄だった!」と憤るありさまです。
失敗を否定する人は、成長できるチャンスを自ら捨てていることに気が付いていません。
2-5.人の不幸を喜ぶ
言うまでもありませんが、他人の失敗や不幸を喜ぶ人は必ずと言っていいほど嫌われます。
エンジニアでも同僚のプロジェクトの進捗が悪い時に嬉しそうにしたり、システムトラブルの原因が自分ではないと分かると「こんなミス考えられないよな」とメンバーをこき下ろしたりする人がいます。
そのような人に本当の意味での仲間はいません。
しかし、実際には他人の成功や失敗が自分の実力や評価に影響することはありません。自分以外の人の不幸を見て嬉しそうにするのは周囲に人間性を疑われるだけで、良いことはひとつもありません。
ここで取り上げた特徴はエンジニアだけに該当するものではありません。性格が悪いのは個人のパーソナリティが原因なのであって、「エンジニアだから性格が悪いんだ」と考えるのは間違っています。
3.性格の悪いむかつくエンジニアの対処法
パーソナリティに問題があるエンジニアが職場にいる時の対処法を紹介します。
3-1.上司に相談して物理的な距離を置く
他人をこき下ろしたり、自分を良く見せようとしたりする人と良好な人間関係を築くのは困難だと思ってください。人間関係は信頼によって成り立つもので、言動が受け入れられない相手を信頼するのはほぼ不可能だからです。
人間関係を良くしようと距離を縮めれば縮めるほどかえって心理的な負担が重くなります。
状況を理解してもらえれば、席を離す、同じプロジェクトに入らないようにするなどの対策を取ってもらえるはずです。
物理的な距離が置けるようになると、ストレスが大幅に軽減されます。
また、最近は働き方改革でフレックスタイムやリモートワークを導入する会社が増えました。制度を活用し、苦手なエンジニアに会う日数や時間が減るように調整するのもおすすめです。
周囲の協力や会社のシステムをうまく利用して精神衛生を保つ努力をしてください。
3-2.会話を最小限にして心理的な距離を置く
物理的な距離だけでなく、心理的な距離を置くのも重要です。苦手なエンジニアとやり取りしなければならない場合は連絡方法を工夫し、対面でコミュニケーションを取る機会を極力減らしてください。
最も簡単にできる対策は、チャットやメールでの連絡に切り替えることです。
「あとで内容を見返せるようにしたいので、チャット(メール)で送っていただけますか」と言えば、不審に思われることなく文面でのやり取りを促せます。
その他、業務以外の会話は最小限に留め、プライベートの話をしない関係性をキープするのも有効です。雑談でストレスを感じるのは無駄な消耗でしかありません。
業務内容上、物理的な距離が置けない人もいるはずです。その場合は、心理的な距離が置ける方法をできるだけ多く持つことで自分の心を守ってください。
人間関係のストレスを減らすには、苦手な相手に近づいて人間関係を良くしようと努力するよりも、相手に接触しない時間を増やすほうがはるかに効果的です。
4.避けるべき本当に危険なダークトライアド
職場にはまれに「ダークトライアド」という有害な人格特性を持った人がいます。関わると心身を病む恐れがある危険な存在です。
4-1.ダークトライアド(ダークトライテッド)とは
ダークトライアド(ダークトライテッド)とは以下の人格特性の総称です。3つの人格特性を併せ持つ人を指す言葉でもあります。
- ・マキャベリズム(権謀術数主義):自己中心的。目的のためなら手段を選ばない。
- ・ナルシシズム(自己愛症):自尊心が強い。他人への共感や思いやりがない。
- ・サイコパシー(精神病質):反社会的。一般的な考え方から逸脱した言動を取る。
ダークトライアドは問題行動や犯罪行為を起こしやすいです。現在は犯罪心理学や臨床心理学の観点から研究が進められています。
ダークトライアド=犯罪者とイメージし、「自分には関係ない」と考える人もいますが、それは大きな誤解です。会社や学校などごく普通の組織の中にもダークトライアドは一定数存在します。
彼らは和を重んじないうえ、自分の利益のためなら他人への攻撃や排除も辞しません。組織内に一人でもいれば、将来重大な問題が起きる可能性があります。
※参考:TERADA医療福祉カレッジ「ダーク・トライアドとは」
4-2.ダークトライアドの見分け方
ダークトライアドにはいくつかの特徴があります。意外かもしれませんが、彼らは知り合って間もないうちは魅力的で良い人だと思われがちです。
罪悪感なく嘘がつけるので実績や経歴は華やか。強い自己愛ゆえに立ち振る舞いはいつも自信たっぷり。他人の気持ちを考慮しないぶん常に冷静な判断が可能…。
躊躇なく反社会的な行動が取れるので、いくらでも自分を良く見せたり、大胆なパフォーマンスを展開したりすることができます。実際、仕事で成功を収める人も多いです。
また、ダークトライアドはリーダーポジションになると反社会的な面を出す傾向があります。理不尽な要求をしてくる上司はダークトライアドの可能性があります。
ダークトライアドは周りの人間が傷ついてもおかまいなしで、態度を改めることはありません。社内でダークトライアドから不当な扱いを受けているのであれば、心身を消耗する前に職場を変えてください。
5.人間関係は転職理由の常連!動ける準備が超重要
本記事では他人に「むかつく」と感じる要因の解説を出発点とし、周囲に反感を買われがちなエンジニアの特徴や、性格に問題のあるエンジニアとの関わり方を紹介しました。
5-1.転職活動はいつでも動けるための準備
転職の動機はポジティブなものばかりではありません。現在の職場から離れたいという理由から転職活動を行う人もたくさんいます。
特に職場の人間関係は常に転職理由ランキングの上位です。
ポートフォリオの作成や企業研究を日頃から行い、キャリアの棚卸しも一年に一度は実施してください。
備えあれば憂いなし。転職活動は自分が心身ともに健やかに働き続けるための手段です。
5-2.エンジニアの転職はユニゾンキャリア
─転職活動時に不安だったことはありましたか?
IT業界で働いた経験がないので、未経験を受け入れてくれる会社がどれくらいあるのか、未経験として入社できたとしてもどこまでサポートしてもらえるのか、といったことが不安でした。
─ユニゾンキャリアではどんなサポートをしてもらいましたか?
1番最初はIT業界とエンジニアの職種や働き方について詳しく教えていただき、そこで開発とインフラの違いについても詳しく教えてもらい、そのうえでインフラエンジニアを目指すことを決めました。
その後は、未経験から挑戦できる企業かつ、研修制度が整っている企業の求人のみを紹介していただきました。
─現職に決めた理由を教えてください!
研修制度が整っていると感じたからです!
研修は授業形式で進むんですけど、教育部の方が何名もついてくれているので、分からないことがあったら都度質問できて、分かるまでしっかり教えてくれる環境が整っているのが魅力的でした。
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はじめに職歴をお聞かせください。
この記事の監修者
エンジニア
大学卒業後、新卒で不動産会社に就職。その後23歳で開発エンジニアにキャリアチェンジし、3年間大手Slerにて様々な開発に携わる。その後、インフラストラクチャー企業にて人材コンサルタントとして経験を積み、株式会社ユニゾン・テクノロジーを創業。現在の代表取締役