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ネットワークエンジニアに必要なスキルは?向いている人の特徴なども紹介|ネットワークエンジニア

ネットワークエンジニアに必要なスキルは?

ネットワークエンジニアに必要なスキルってなんだろう…?

✓本記事の流れ

  • ・現在、ネットワークエンジニアに求められるスキルを解説
  • ・今後、ネットワークエンジニアに求められるスキル
  • ・スキルアップのための必要な資格を解説

IT業界は技術のトレンドの移り変わりが早い業界です。

そのため、現在と今後で必要になってくるスキルは少しずつ変わってきます。

本記事は現在と今後の必要スキルを詳しく解説します。


先に読んでおきたい⇒
ネットワークエンジニアとは?仕事内容・年収・将来性をわかりやすく解説!

目次

1.ネットワークエンジニアに必要なスキル・知識とは?

ネットワークエンジニアが必要とする知識やスキルの種類には、大きく分けて以下の5つが挙げられます。

求められるスキル

  • ・ITに関する基礎知識(未経験者)
  • ・ネットワークの知識(未経験者)
  • ・ネットワーク設計スキル(微経験者)
  • ・プログラミングスキル(経験者)
  • ・セキュリティに関するスキル(経験者)

1-1.ITに関するスキル・基礎知識

ネットワーク分野に限らず、エンジニアの土台としてIT全般の基礎知識を習得することは非常に重要です。

ネットワーク分野に精通していてもITの基礎知識が抜け落ちていると、万が一のトラブル対応が不十分になります。

また、ネットワークシステムを含むITシステムはサーバやセキュリティなどあらゆる役割によって構成されています。

IT全般の基礎知識を身につけておくことでさまざまな分野への理解を深めることが可能になるため、基礎知識ながら非常に重要なスキルです。

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1-2.ネットワークのスキル・知識

ネットワークエンジニアになるために絶対に必要なのは、ネットワークの知識です。

具体的なネットワークの知識

  • ・TCP/IP
  • ・OSI参照モデル
  • ・プロトコル
  • ・ロードバランサー

上記の知識以外にも、様々なネットワークの知識が求められます。

「CCNA」の資格を取得することで、ネットワークの知識を習得できるでしょう。

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1-3.ネットワーク設計スキル

ネットワークシステムを自ら設計するスキルは、ネットワークエンジニアとしての価値を高めるうえで非常に重要です。

要件定義を受けてクライアントの要望を具現化する「設計」のフェーズは、ネットワークシステムを構築するための土台となる業務です。

ネットワーク分野の高度な知識に加えて、クライアントが理想とするものに耳を傾けて形にしていくことが求められます。

「CCNP」の資格を取得することで、ネットワークの設計の知識は習得できるでしょう。

1-4.プログラミングスキル

クラウドの普及によって、ネットワークエンジニアにおけるプログラミングスキルの重要性が増しています。

ネットワーク構築にクラウドサービスを利用する場合、スクリプトを作成して設定を行う必要があります。

スクリプトに使用する言語

  • ・Python
  • ・JavaScript
  • ・PHP

複数の言語を使用する機会があるため、プログラミングについて広くスキルアップすることが求められます。

1-5.セキュリティに関するスキル

ネットワークシステムを保護するために必要不可欠な「セキュリティ」に関するスキルも習得すべきものの一つです。

近年では、サイバー攻撃が増加しており、インフラセキュリティの重要性が増してきています。

企業内に構築するネットワークシステムには、外部からの不正アクセスなどの攻撃を受けるリスクが必ず付きまといます。

クライアントごとに求めるセキュリティ対策も異なるため、必要に応じたセキュリティを講じるためのスキルが必要になります。

ファイアウォールやIPS、WAFといった多様なセキュリティ手段を理解するなど、ネットワークシステムに頑強なセキュリティを組み込むための知識習得がネットワーク構築にとって非常に重要です。

ここまでネットワークエンジニアに必要なスキルについて解説してきましたが、「自分に足りないスキルが分からない」「何のスキルを身につけたらいいの?」と疑問に思っている方もいるでしょう。

そんな方はユニゾンキャリアにご相談ください。ITに精通した転職のプロがあなたの悩みを解決します。

まずは以下のボタンからお気軽にお問い合わせください。

2.そもそもネットワークエンジニアとは

そもそもネットワークエンジニアとはどのような職業なのでしょうか。

そこで、ここではネットワークエンジニアの仕事内容や年収について詳しく解説していきます。

2-1.ネットワークエンジニアの仕事内容

ネットワークエンジニアは、企業内に良好なネットワーク環境を構築することが仕事です。

企業内外の情報のやり取りはデータでの送受信が当たり前の社会の中で、それを円滑に行うために必要不可欠なのがネットワークシステムです。

ネットワークシステムを作り上げていくための業務工程として、「下流工程」と「上流工程の2種類があります。

ネットワークエンジニア仕事内容

ネットワークエンジニアの仕事内容

各工程の業務は、下流工程の「監視」「運用」「保守」、上流工程の「構築」「設計」「要件定義」で構成されています。

それぞれの段階の業務について解説していきます。

●要件定義

クライアントからヒアリングを行い、構築するネットワークの要件を確認します。

●設計業務

要件定義を確認し、設計書に細かく落とし込んでいきます。

●構築業務

設計書を確認し、ネットワーク機器にプログラムを打ち込み、ネットワーク構築を行います。

●保守

保守はエラーが起きた際に、復旧対応をするための、部隊です。

主な業務としては、ネットワーク機器の交換やプログラムの設定変更などを行います。

●運用

運用業務はクライアントからのネットワークの問い合わせ業務やマニュアル作成などを行います。

ネットワークの知識が高まる仕事となっています。

●監視

ネットワークが24時間365日稼働しているかを監視する業務を行います。

ネットワークが切断されていないかなどをコマンドでチェックを行います。

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2-2.ネットワークエンジニアの年収

ネットワークエンジニアの平均年収は451万円です。

日本の平均年収は国税庁の「令和3年 民間給与実態調査」によると443万円ですので、ネットワークエンジニアの年収は一般的な年収よりも高いということが分かります。

未経験野方や経験が浅い方は年収が低くなってしまいますが、スキルや知識を身につけることで年収を上げることができるため、平均年収だけにとらわれないようにしましょう。

以下の記事ではネットワークエンジニアの年収について詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。

【年代別】ネットワークエンジニアの年収を解説|低い?1000万円稼げる?

3.ネットワークエンジニアのスキルを身につける方法

ここでは、ネットワークエンジニアが効率的にスキルを身につけるための方法について詳しく解説していきます。

スキルを身につける方法としては以下のようなことが挙げらます。

効率的にスキルを身につけるには

  • ・スキルマップを用いる
  • ・資格を取得する
  • ・スクールに通う

3-1.スキルマップを用いる

ネットワークエンジニアのスキルを効率よく身につける方法として、スキルマップを用いることが挙げられます。

スキルマップとは自分がどのようなスキルを持っているかを一覧にする方法のことをいいます。

自分の今のスキルを可視化することで、身につけるべきスキルを整理することなどのメリットがあります。

●スキルマップの作成方法

スキルマップは以下の方法で作成することができ、誰でも簡単にスキルを評価することができます。

スキルマップ作成方法

  • ・自分のスキルを評価する
  • ・グラフや表でスキルマップを作成する
  • ・自分に必要なスキルを考える
  • ・定期的にスキルマップを更新する

インターネット上には無料でスキルマップを作成できるツールなどが提供されているので、そちらを使うことをおすすめします。

3-2.資格を取得する

スキルを身につける2つ目の方法としては、ネットワークエンジニアにおすすめな資格を取得することです。

資格を取得することで、ネットワークエンジニアのスキルや知識を体系的に学ぶことができます。

資格を取得するための勉強をする際は目標を決めて、効率的にスキルアップをしていきましょう。

以下の記事ではネットワークエンジニアの資格について詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。

【資格7選】ネットワークエンジニアに必要な取得すべきおすすめの資格を解説

3-3.スクールに通う

スクールに通うことで、効率的にネットワークエンジニアのスキルや知識を身につけることができます。

ここでは、スキルを身につけるためにおすすめなスクールを紹介します。

●ユニゾンカレッジ

ユニゾンカレッジは、ネットワークエンジニアのスキルや知識を無料で受講できるスクールです。

未経験からネットワークエンジニアを目指す方のサポートに特化していて、最大2か月にわたってネットワークエンジニアに必要なスキルや技術を身につけることができます。。

また、ITに特化した転職のプロが多数在籍しているため、スキルを身につけた後はそのままネットワークエンジニアに転職することができるのもメリットです。

無料相談も行っているため、気になる方はまずは以下のボタンからお気軽にお問い合わせください。

●ウズウズカレッジ

ウズウズカレッジでは、IT未経験者でも転職できることを目的とした転職サービスを行っています。

このサービスではeラーニング学習を活用することができるため、スキマ時間でも勉強でき、非常に効率良く勉強することができます。

サポートやカリキュラムも充実しているので、気になる方はぜひチェックしてみてください。

4.ネットワークエンジニアのスキルアップにおすすめの資格

前提として、ネットワークエンジニアに圧倒的におすすめの資格は「CCNA」と「LPIC」の2つです。

以下で、CCNAとLPICを含めたおすすめ資格の理由と概要をご紹介します。

4-1.CCNA

CCNAは、ネットワークの基礎知識を習得する、アソシエイトレベルに当たる資格です。

ネットワークエンジニアの駆け出しが最初に取得を考える資格です。

Cisco技術者認定資格には5段階のレベル分けがされており、「アソシエイト」は上位から4番目に当たるグレードで、CCNAはネットワークエンジニアの入門として取得したい資格です。

試験概要

項目

内容

試験時間

120分

合格率(%)

非公開

合格ライン

正答率60%以上

目安勉強時間

初学者140時間~200時間程度

出題数

102問

出題形式

選択形式、ドラック&ドロップ

受験方式

CBT方式(コンピュータでの受験)

受験費

36,960円(税込)

受験場所

全国のテストセンター

開催時期

通年

URL

CCNA

 
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4-2.LPIC、LinuC

OSの一種であるLinuxの技術者認定資格が「LPIC」と「LinuC」です。

LinuxはWeb上のサーバに組み込まれることの多いOSで、クラウドの普及やサーバの仮想化に伴いLinuxの導入が増加しています。

CCNAを取得後にLPIC、LinuCのレベル1を取得すると良いでしょう。

試験概要

項目

内容

試験時間

90分

対象試験

101試験 and 102試験(5年以内に両方取得すること)

合格率(%)

50%前後

合格ライン

正答率65%~70%以上

目安勉強時間

実務経験有:100時間~
初学者:150時間~200時間

出題数

約60問

出題形式

選択問題

受験方式

CBT方式(コンピュータでの受験)

受験費

101:16,500円(税込)
102:16,500円(税込)

受験場所

全国のテストセンター

開催時期

通年

URL

LPIC

4-3.クラウド関連の資格

3大クラウドサービスの各認定資格が「AWS」「Azure」「GCP」です。

クラウド化に伴ってクラウドサービスを活用するスキルが問われることが格段に増えてきています。

中でも「AWS」は歴史があり日本でもクラウドシェア率No1の、AWS認定資格の取得をおすすめします。

最初に取得すべきクラウドの資格概要をご紹介します。

●AWSクラウドプラクティショナー

試験概要

項目

内容

試験時間

90分

合格率(%)

非公開

合格ライン

700点以上(1000点満点中)

受験資格

18歳以上

目安勉強時間

1ヶ月~

出題数

65問

出題形式

単一/複数選択

受験方式

CBT方式(コンピュータでの受験)

受験費

12,100円(税込み)ドル計算のため費用は上下する

受験場所

全国のテストセンター

開催時期

通年

URL

AWSクラウドプラクティショナー

●AWSソリューションアーキテクト アソシエイト

試験概要

項目

内容

試験時間

90分

合格率(%)

非公開

合格ライン

720点以上(1000点満点中)

受験資格

18歳以上

目安勉強時間

3ヶ月間~

出題数

65問

出題形式

単一/複数選択

受験方式

CBT方式(コンピュータでの受験)

受験費

16,500円(税込)ドル計算のため費用は上下する

受験場所

全国のテストセンター

開催時期

通年

URL

AWSソリューションアーキテクトアソシエイト

5.ネットワークエンジニアに向いている人

ネットワークエンジニアに向いている人には、以下の5通りの特性が挙げられます。

向いている人

  • ・コミュニケーション能力
  • ・好奇心旺盛で、学習意欲がある
  • ・論理的に考えることができる
  • ・コツコツ作業できる忍耐力
  • ・変化に柔軟に対応できる力

5-1.コミュニケーション能力

ネットワークエンジニアは、チームで仕事を進めていくことが多いため、コミュニケーション能力が重要となっています。

クライアントやその他取引先、上司や同僚、プロジェクトメンバーなど様々なステークホルダーとの情報共有を頻繁に図りながら、スムーズにプロジェクトを進行して行く必要があります。


コミュニケーション能力が高い人はネットワークエンジニアが向いていると言えるでしょう。

●絶対コミュニケーションは必要なの?

絶対コミュニケーションが必要という訳ではありません。

コミュニケーションが不得意でも技術に振り切っている人であれば、ネットワークエンジニアに向いています。

報連相が問題なく取れる方であれば、ネットワークエンジニアを目指すことはできるでしょう。

5-2.好奇心旺盛で、学習意欲がある

ITの技術やネットワーク分野は急速に進展するため、常に新しい技術や情報に目を向ける意欲の高さが必要です。

ネットワークエンジニアを取り巻く環境においても、近年では従来のネットワーク環境の常識を覆すクラウド化が普及しています。

そのため、ネットワーク分野にとどまらず、クラウドを網羅的に情報を得ながら自身の知識やスキルをアップデートし続ける好奇心と、真摯に学び続けられる人は向いていると言えるでしょう。

5-3.論理的に考えることができる

ネットワークエンジニアの特性上、論理的思考力の高さが非常に重要視されます。

ネットワークはエラーが発生することがあり、原因を突き止めたりシステムの問題を解決したりする際に論理的思考が求められます。

5-4.コツコツ作業できる忍耐力

コツコツ作業が好きな方はネットワークエンジニアに向いているでしょう。

「監視」「運用」「保守」の下流工程では、基本的にマニュアルに定められた定常的な業務を淡々とこなすことが多くなります。

ネットワークシステムは正常に稼働するのが当然という認識の中で、100%の安定稼働を実現するためには、定まった単調な作業も正確に行うことが重要です。

単調で寡黙な作業も正確に遂行できる忍耐力を備えた人こそ、ネットワークエンジニアに向いています。

5-5.変化に柔軟に対応できる力

様々な変化に柔軟に対応可能な人はネットワークエンジニアに向いていると言えます。

日々変化を遂げるIT・ネットワーク分野の業界的な変化や、予測不能で不定期の業務的な変化が発生しやすいのがネットワークエンジニアという仕事の特徴です。

また、技術的な変化をいち早く察知してそれに対応するためのスキルアップに注力できる柔軟性と熱意を常に持っておく必要があります。

関連記事ネットワークエンジニアに向いている人の特徴とは?未経験の転職法も紹介

6.スキル無しでも未経験からネットワークエンジニアに転職できる?

結論から言うと、スキル無しでも未経験からネットワークエンジニアに転職することはできます。

具体的な方法は以下の通りです。

未経験から転職する方法

  • ・転職エージェントを利用する
  • ・求人サイトを使う

6-1.IT専門の転職エージェントを利用する

未経験からネットワークエンジニアへの転職を考えている人いはITに特化した転職・就職エージェントを利用するのが一番おすすめです。

転職エージェントの仕組み

転職エージェントの仕組み

転職エージェントとは、転職を検討している方と採用を考えている企業の仲介役となって、転職を支援するサービスのことをいいます。

特にネットワークエンジニアを目指す際はITに特化した転職エージェントを利用するといいでしょう。

IT特化のメリット

  • ・自分に足りないITのスキルや知識を知れる
  • ・IT業界の詳しい説明をしてもらえる
  • ・IT業界の非公開の求人を紹介してもらえる
  • ・面接対策をしてもらえる
  • ・完全無料で相談できる

IT業界に特化した転職エージェントを利用することで、効果的なアドバイスを受けることができるため、効率良くスキルを身につけることができます。

気になる方は、完全無料で相談ができるので、ぜひ一度利用してみてください。

6-2.求人サイトを使う

転職エージェントを利用する以外にも、求人サイトを使うという方法もあります。

求人サイトを使うと、自分のペースに合わせて手軽に転職活動を進められるのがメリットです。

特に以下のような大手の求人サイトを使うのがおすすめです。

大手の求人サイト

以上の求人サイトを使ってネットワークエンジニアへの転職を目指しましょう。

7.【需要が高い!】ネットワークエンジニアに必要になるスキルとは?

今後のネットワークエンジニアに必要とされるスキルは、以下となります。

今後、必要なスキル

・クラウドのスキル

近年、ネットワーク、サーバー業界では「オンプレミス環境」から「クラウド環境」へ仕事が増加しています。

オンプレミスとクラウドの違い

オンプレミスとクラウドの違い

クラウド環境ではネットワーク機器の企業内の保有や設置が必要なくなるため、これまで不可欠だった機器の設置や設定に関する知識がクラウド環境下では不要になります。

ネットワークエンジニアはクラウドサービスを利用するためのスキルやクラウド分野の基礎知識、クラウド上にシステム構築するスキルが必要になります。

主なクラウドサービス

  • ・AWS(Amazon)
  • ・Azule(Microsoft)
  • ・GCP(Google)

クラウドサービスの中でもAWSは日本でNo.1シェアを占めており、AWSのスキルを高めると、自身の市場価値を高めることができます。

クラウドエンジニアのバナー8

8.ネットワークエンジニアのキャリアパス

ネットワークエンジニアのキャリアパスには、多方面への活躍の場があります。

特定の分野に特化した「スペシャリスト」と、広範囲の分野を担う「ゼネラリスト」の2つの大きな系統に分けられます。

今回は以下の5通りのキャリアパスをご紹介します。

キャリアパス5選

  • ・ネットワークのスペシャリスト
  • ・クラウドエンジニア
  • ・ITコンサルタント
  • ・プロジェクトマネージャー
  • ・フリーランス

8-1.ネットワークのスペシャリスト

ネットワーク分野に特化した高度なスキルを持ち、様々なネットワークのプロジェクトに成功してきたスペシャリストです。

大規模なネットワークの企画や設計、構築、運用まで行える高度なスキルを持ち、ネットワーク領域に精通している方となります。

8-2.クラウドエンジニア

クラウド分野に特化したエンジニアへのキャリアも、近年ネットワークエンジニアに多いキャリアパスの一種です。

現在では、ネットワークの構築をクラウド環境で行うのが主流になってきています。

特にオンプレミスからクラウドへ移るケースが増え、クラウドサービスに対応可能なネットワークエンジニアが不足している中で非常に多く必要とされている職種です。

8-3.ITコンサルタント

ネットワーク分野のゼネラリストとしてのキャリアの一つがITコンサルタントです。

「ITコンサルタント」は最新のテクノロジーを駆使して企業内の課題を解決に導く役割を担います。

ネットワークエンジニアがITコンサルタントになる場合、インフラ分野の企業の問題を解決する仕事になります。

インフラの知識だけでなく、ITの広い分野を網羅する必要があり、加えて経営課題を加味する経営的知識まで求められます。

企業経営とIT技術の融合で課題を解決していくことに関心がある人におすすめのキャリアパスの一つです。

8-4.プロジェクトマネージャー

ネットワークエンジニアのキャリアパスの一つとして、プロジェクトマネージャーがあります。

プロジェクトマネージャーはプロジェクト全体を統括する責任者のことを呼びます。

プロジェクト全体のスケジュールや予算、提供するサービスのクオリティについてマネジメントを行います。

ネットワークエンジニアからのキャリアは、ネットワークのプロジェクトでプロジェクトリーダーからプロジェクトマネージャーのポジションを担う経験を積んでマネジメントスキルを磨くことが近道です。

また、キャリアアップのための資格取得として情報処理技術者試験の一種である「プロジェクトマネージャー試験」に臨むこともおすすめです。

8-5.フリーランス

フリーランスのネットワークエンジニアとして独立して活動するキャリアパスも多く見られます。

フリーランスのメリットとしては、働き方を自由に選択することができます。

例えば、週3日だけ働きたいなどがあれば、そのように働くことが可能です。

ただし、スキルが無ければ、フリーランスになるのも難しいため、構築・設計の経験が3年あれば、仕事に困ることはないでしょう。

関連記事ネットワークエンジニアのキャリアパス5選!キャリアアップ方法も紹介

9.ネットワークエンジニアの将来性

急激な技術革新によって変化の多いIT業界ですが、テクノロジーの進化に伴ってネットワーク分野の将来性にも大きな影響が及んでいます。

以下では、将来性が高いといわれるネットワークエンジニアの状況と年収についてご紹介します。

9-1.ネットワークエンジニアの現在の需要

現在のネットワークエンジニアの需要は高いと言えます。

理由としては、様々なアプリやシステムを支えているのが、ネットワークの基盤です。

そのため、デジタル化の進行に伴い、ネットワークエンジニアはさらに人手が必要となってくると予想されています。

9-2.ネットワークエンジニアの将来性

ネットワークエンジニアの将来性は断じて高いといえます。

その根拠にはクラウド化の進展が挙げられます。

従来のオンプレミス環境でのネットワーク構築を行うネットワークエンジニアの需要だと縮小傾向に見えてしまいます。

その一方で、多くの企業が続々とオンプレミス環境からクラウド環境への移行を進める中で、「クラウドに対応可能なネットワークエンジニア」の需要が増大し続けています。

企業のネットワーク環境のクラウド化スピードに追いつかなくなるほどに、クラウドに対応したネットワークエンジニアが著しく不足しているのが明白です。

裏を返せば、いかにクラウドに精通した市場価値の高い人材になれるかが、ネットワークエンジニアとしての将来性を分けるポイントになります。

ネットワークエンジニアの将来性は低くてオワコン?クラウド普及の影響とは

2024.09.04

10.まとめ:ネットワークエンジニアに必要なスキルは5つある!

現在のネットワークエンジニアに求められるスキルは以下のとおりです。

必要なスキル

  • ・ITに関する基礎知識
  • ・ネットワーク機器の知識
  • ・ネットワークの知識
  • ・プログラミングスキル
  • ・セキュリティに関するスキル

今回はネットワークエンジニアとして必要なスキルをご紹介しました。

ネットワークエンジニアにはITの基礎知識を土台として、ネットワーク分野の機器や設計スキル、クラウドやセキュリティ分野のスキル、プログラミングスキルが必要とされています。

需要の高い、ネットワークエンジニアのスキルとしては「クラウド」になります。

ITの技術革新によってネットワーク環境にクラウドが進出するようになり、クラウドサービスに対応するため、ネットワークエンジニアにとってクラウド分野のスキルの重要性が非常に増しています。

本記事をもとに今後求められるスキルを見極め、需要の高いスキルを持ったネットワークエンジニアを目指すための指標としてぜひ参考にしてみてください。

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この記事の監修者

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土肥 将司

大学卒業後、新卒で不動産会社に就職。その後23歳で開発エンジニアにキャリアチェンジし、3年間大手Slerにて様々な開発に携わる。その後、インフラストラクチャー企業にて人材コンサルタントとして経験を積み、株式会社ユニゾン・テクノロジーを創業。現在の代表取締役

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