システムエンジニア(SE)への「未経験」からの転職方法や必要なスキル・資格を紹介
未経験からシステムエンジニア(SE)に転職・就職する方法が知りたい…
システムエンジニア(SE)になるために必要なスキルや資格は…?
✓本記事の流れ
- ・システムエンジニア(SE)の仕事内容や年収、将来性を解説!
- ・未経験からシステムエンジニア(SE)になる方法4選を解説!
- ・未経験可のシステムエンジニア(SE)の求人情報をご紹介!
本記事では他にも、システムエンジニアになるために必要なスキルや資格についてもご紹介しております。
未経験からシステムエンジニア(SE)に転職・就職する際に、役立つ情報を多く解説しておりますので、ぜひ最後までご覧ください。
そもそもシステムエンジニア(SE)について詳しく知りたい方は、以下の記事をご覧ください。
→システムエンジニアとは?現役SEが仕事内容や年収・資格をわかりやすく解説
目次
1.【未経験者必見!】システムエンジニア(SE)とは?
まず、システムエンジニアの概要について解説します。
- ・仕事内容
- ・平均年収
- ・残業時間
- ・将来的な需要
上記のような観点からシステムエンジニアの内容を説明するので、初心者は参考にしてください。
1-1.システムエンジニア(SE)の仕事内容
システムエンジニアの主な仕事内容は、クライアントから要求されたシステムの開発・運用を行うことです。
「プログラミングをメインに行うのではなく、システムの設計を行う仕事がメインになる」という点が、プログラマーと異なります。
具体的な業務内容は、システムの要件定義、設計、テストなどがメインです。
システムを納品後、保守・管理業務を行うことも少なくありません。
ただし、「社内SE」という形で自社システムを開発する場合もあります。
よって、詳しい業務内容は、企業やプロジェクトによって異なるでしょう。
【→関連記事:システムエンジニアの具体的な仕事内容や仕事の流れ】
1-2.システムエンジニア(SE)の平均年収
ここで、経済産業省が2017年に公開したデータ「IT関連産業の給与等に関する実態調査結果」を見てみましょう。
システムエンジニアの平均年収は、おおよそ550〜600万円の範囲内だという結果が出ています。
なお、国税庁による「平成29年分 民間給与実態統計調査」では、一般的な男性の平均年収は532万円というデータが公表されています。
これらの調査から考えると、システムエンジニアは一般的な男性よりも平均年収が高いことがわかります。
【→関連記事:システムエンジニアの平均年収や年収1000万円の秘訣】
1-3.システムエンジニア(SE)の残業時間
経済産業省による「IT関連産業の給与等に関する実態調査結果」では、人材数がもっとも多いとされる「SEプログラマ(顧客向け)」の残業時間は、月約28時間ほどという結果が出ています。
日本労働組合総連合会による「36協定に関する調査2017」では、一般的な男性の残業時間は26.2時間でした。
システムエンジニアは「残業が多い」というイメージがありますが、一般的な男性と比べても、残業時間はほぼ変わりません。
【→関連記事:システムエンジニアの残業時間や残業を減らす方法】
1-4.システムエンジニア(SE)の将来的な需要
システムエンジニアの将来的な需要は、今後も高まると予想されます。
なぜなら、社会全体でDX化が進みシステム化の動きが今後ますます活発になるからです。
最近では、教育、医療、建築など、さまざまな分野で新しいシステムが求められています。
今後もシステムエンジニアの需要は増加していくでしょう。
【→関連記事:システムエンジニアの将来性・需要や将来性の高い分野】
2.未経験からでもシステムエンジニア(SE)になれるのか
結論から申し上げると、未経験者でもシステムエンジニアになることは可能です。
その理由は、以下のような背景が関係しています。
未経験からSEになれる理由
- ・IT業界は人手不足で未経験者の採用が増えている
- ・未経験者向けの教育プログラムが充実してきた
- ・プログラミング以外のスキルも重要視されている
それぞれの理由をそれぞれ掘り下げていきましょう。
2-1.IT業界は人手不足で未経験者の採用が増えている
1つ目の背景は、IT業界全体が人手不足に悩まされていることです。
経済産業省が2019年に公開した「IT人材需給に関する調査(概要)」によると、2030年にIT人材は約45万人も不足するといわれています。
そのため、現在多くのIT企業がポテンシャルのある未経験者を積極的に採用し、自社で育てていく方向にシフトしていっているのです。
未経験からシステムエンジニアに転職し、輝かしいキャリアを積んでいる人も少なくありません。
【→関連記事:ITエンジニアの人材不足の現状を2023年最新データで解説】
2-2.未経験者向けの教育プログラムが充実してきた
2つ目の背景は、未経験者向けのIT教育プログラムが充実していることです。
未経験エンジニア向け学習素材
- ・プログラミングスクール
- ・教則本
- ・動画サイト
- ・学習サイト
上記のような教育プログラムが多数リリースされているため、最近ではエンジニア未経験からでも気軽にスキルを伸ばせるようになりました。
中には無料で利用できるものも多く、学生や社会人になりたての人でも無理なく勉強を進められるでしょう。
2-3.プログラミング以外のスキルも重要視されている
3つ目は、システムエンジニアの採用でプログラミング以外のスキルも重視されるようになったことです。
中でももっとも重要視されるスキルは、「コミュニケーション能力」です。
なぜなら、システムエンジニアはチーム単位で業務を行うため、わかりやすく相手に物事を伝えるためのコミュニケーション能力が求められるのです。
チームメンバー同士の情報共有や、クライアントとの意思疎通ができなければ、プロジェクトは成功できません。
スムーズに対話が行える人材は、たとえプログラミングの知識がなくても、IT企業から重宝されます。
【→関連記事:システムエンジニアに必要なスキルやおすすめの資格】
3.未経験からシステムエンジニア(SE)に転職・就職する方法
未経験者がシステムエンジニアに転職・就職するためには、主に4つの方法があります。
未経験者がSEになるには
- ・就活・転職エージェントを活用する
- ・就活サイトを使う
- ・インターンシップや短期バイトなど、IT業界の現場での経験を積む
- ・IT系の専門学校やプログラミングスクールに通う
ここでは、それぞれの方法について詳しく解説していきます。
未経験からエンジニアになりたい方はぜひ参考にしてみてください!
3-1.就活・転職エージェントを活用する
転職エージェントとは、就活生や転職希望者にアドバイザーがつき、全面的に就活・転職を支援してくれるサービスを指します。
「求人依頼を受けた企業に就職希望者を紹介することで、エージェントは報酬を受け取る」という形式をとっているため、利用者は無料でサポートを受けることができます。
就活エージェントを利用するメリットは、以下のとおりです。
|
もし未経験者がシステムエンジニアを目指すなら、ITに特化した就活・転職エージェントを利用するといいでしょう。
ITに特化したエージェントであれば、ITの専門的な知識を持ったアドバイザーが指導してくれるため、スムーズに就職・転職活動が行えます。
就活・転職エージェントにはさまざまな種類があります。ぜひ、自分に合った転職エージェントを探して利用してみてください。
エージェント名 |
特徴 |
エンジニア未経験者の就業決定率が高い、未経験に特化したIT特化型転職エージェント |
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経験者に特化したIT特化型転職エージェント。IT業界に詳しい専門アドバイザーが多数在籍している |
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マイナビだけの独占求人が出ている |
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ベンチャー企業の求人が多い |
|
IT業界全体の求人を総括的に探すことが可能 |
上記以外にもIT転職エージェントは様々な種類があります。
就活・転職活動に不安がある方やサポートを受けたい方はぜひ一度ユニゾンキャリアご相談ください。
3-2.就活・転職サイトを使う
就活・転職サイトを使用することもおすすめの方法です。
就活・転職サイトにも複数種類がありますが、各社扱っている求人は異なるため、2〜3個のサイトを使うことで幅広い求人を知ることができます。
就職・転職サイトは就活・転職エージェントと共に利用することで、一気に内定率を上げることが可能です。
両方利用して効率よく就職・転職を行っていきましょう。
ITエンジニアにおすすめの就活サイトやサイトの選び方について、詳しく知りたい方は以下の記事をご覧ください。
【→関連記事:エンジニア向けの就活サイト23選!選び方を詳しく解説】
IT/Webエンジニアにおすすめの転職サイトランキングや徹底比較について、詳しく知りたい方は以下の記事をご覧ください。
【→関連記事:IT・Webエンジニアおすすめ転職サイト27社ランキング!人気サイトを徹底比較】
3-3.インターンシップや短期バイトなど、IT業界の現場での経験を積む
インターンシップや短期バイトなど、実際の現場で経験を積むことで、実践的なスキルを身につけることができます。
たとえエンジニア職の正社員として働いた経験がなくても、IT業界に身を置いた事実は高く評価されるでしょう。
3-4.IT系の専門学校やプログラミングスクールに通う
ITの知識やプログラミングが学べる専門学校や、プログラミングスクールに通う方法もおすすめです。
費用はかかりますが、そのぶん講師から専門的なノウハウを学べます。独学で学習するよりも、効率よくスキルを定着できるでしょう。
ユニゾンカレッジは、ITエンジニアに転職したい方向けの無料ITスクールです。
転職エージェントが転職のサポートをしながら、同時並行でエンジニアになるための勉強ができます。
上記以外にもスクールには様々な種類があります。
スクール各社の詳しいサービスが見たい方や選び方のコツが知りたいは、以下の記事がおすすめです。
→プログラミングスクールおすすめ30選!元エンジニアが各社を徹底比較
4.未経験からシステムエンジニア(SE)に転職・就職するために必要な資格やスキル
未経験者がシステムエンジニアとして活躍するためには、どのようなスキルや資格が必要なのでしょうか。
ここでは、取得しておくべき資格やスキルを具体的に説明します。
4-1.システムエンジニア(SE)の転職・就職におすすめな資格
システムエンジニアの就職・転職活動に特に役立つ資格を3つピックアップしました。
SEにおすすめな資格
- ・基本情報技術者試験
- ・AWS ソリューションアーキテクト アソシエイト(SAA)
- ・LPIC レベル1
ここでは、それぞれの資格の受験概要やポイントを解説していきます。
●基本情報技術者試験
試験概要 |
詳細 |
試験時間 |
科目A:90分 科目B:100分 |
合格率 |
25% |
目安の勉強時間(難易度) |
初学者 200時間 |
出題数 |
科目A:60問 科目B:20問 |
出題形式 |
科目A:多肢選択式(四肢択一) 科目B:多肢選択式 |
受験方式 |
CBT方式(コンピュータでの受験) |
受験費 |
7,500円(税込) |
受験場所 |
全国(試験会場) |
開催時期 |
通年 |
URL |
基本情報技術者試験はIT業界の登竜門とも言われる資格で、システムエンジニアだけでなく全てのエンジニア職種で通用する資格です。
IT業界の知識が広く問われる試験が特徴的です。
基本的なIT知識だけでなく、企業経営や法律、マネジメントに関する知識なども問われます。
基本情報技術者試験は国家資格のため、知名度が高くIT企業であれば知らない会社はありません。
システムエンジニアを目指すなら、まず取得すべき資格といえます。
●AWS ソリューションアーキテクト アソシエイト(SAA)
試験概要 |
詳細 |
試験時間 |
90分 |
合格率(%) |
非公開 |
合格ライン |
720点以上(1000点満点中) |
受験資格 |
18歳以上 |
目安勉強時間 |
3ヶ月間~ |
出題数 |
65問 |
出題形式 |
単一/複数選択 |
受験方式 |
CBT方式(コンピュータでの受験) |
受験費 |
16,500円(税込)※ドル計算のため費用は上下する |
受験場所 |
全国のテストセンター |
開催時期 |
通年 |
URL |
AWS ソリューションアーキテクト(アソシエイト)は、AWSの提供元であるAmazonが開催するAWSクラウドサービスに関する資格試験です。
アソシエイトは、AWS ソリューションアーキテクトの中では基礎レベルとプロフェッショナルレベルの中間に位置する難易度となります。
最近ではクラウドサービスとしてAWSを利用している企業が多くなってきています。
AWSを導入している企業に即戦力として入社したいなら、この資格は取っておいて損はないでしょう。
この資格試験は、AWS以外にもクラウド技術の基本知識が問われます。
AWS以外のクラウドサービスを扱っている企業でも、本資格はアピールポイントになるためおすすめです。
●LPIC レベル1
試験概要 |
詳細 |
試験時間 |
90分 |
対象試験 |
101試験 and 102試験(5年以内に両方取得すること) |
合格率(%) |
50%前後 |
合格ライン |
正答率65%~70%以上 |
目安勉強時間 |
実務経験有:100時間~ 初学者:150時間~200時間 |
出題数 |
約60問 |
出題形式 |
選択問題 |
受験方式 |
CBT方式(コンピュータでの受験) |
受験費 |
101:16,500円(税込) 102:16,500円(税込) |
受験場所 |
全国のテストセンター |
開催時期 |
通年 |
URL |
LPICとはLinux技術者認定試験の略称で、日本企業の多くが扱っているOSのひとつ、Linuxに関する知識を問う資格試験です。
その中でもLPICレベル1は、Linuxの基本操作やシステム管理ができるかどうか判断する、いわば初歩的な難易度に位置づけられています。
IT業界でLinuxを扱う企業は多く、入社前に資格を持っていることをアピールできれば企業からも好印象を持たれます。
Linuxは普段使うことのないOSのため、いざ勉強しようとすると初心者が躓くポイントは多いです。
【→関連記事:システムエンジニアの転職・就職におすすめの資格や勉強方法】
4-2.システムエンジニア(SE)の転職・就職に必要なスキル
システムエンジニアの転職・就活には、以下のようなスキルが求められます。
SEに必要なスキル
- ・プログラミング言語の基礎知識
- ・データベースやネットワークの基礎知識
- ・オブジェクト指向の設計思想
- ・コミュニケーション能力
●プログラミング言語の基礎知識
1つ目のスキルは、プログラミング言語の基礎知識です。
システムエンジニアはプログラマーが開発するための設計書を主に作成しますが、設計書を作るためには基本的なプログラミング知識がなければできません。
とくに、JavaやC#といったオブジェクト指向プログラミング言語を学んでおくことをおすすめします。
これらのスキルを求める求人や案件は多いため、未経験者のキャリア形成に大きく役立つでしょう。
●データベースやネットワークの基礎知識
2つ目のスキルは、データベースやネットワークの基礎知識です。
データベースやネットワークはシステム開発の根幹を支えているため、システム設計をする上で必ず知識が求められます。
|
上記のような学習を進めると、さまざまな企業から必要とされるシステムエンジニアになれるでしょう。
●オブジェクト指向の設計思想
3つ目のスキルは、オブジェクト指向の設計思想を鍛えることです。
オブジェクト指向とは、「モノ(オブジェクト)」を組み合わせてプログラムを組み上げ、その「モノ」と「モノ」の関係性を作っていく考え方を指します。
現在は、オブジェクト指向の考え方を元にシステム開発を行うことが多いため、基本的な設計思想を理解しておくといいでしょう。
オブジェクト指向言語をエンジニア未経験者が勉強するのは難しいので、わかりやすく解説しているサイトなどを参考にしながら勉強してみてください。
オブジェクト指向については、以下の記事でわかりやすく解説されているので、おすすめです。
【→関連記事:オブジェクト指向とは?例を使って分かりやすく解説】
●コミュニケーション能力
4つ目のスキルは、コミュニケーション能力です。
システムエンジニアは、さまざまな立場のチームメンバーをまとめてプロジェクトを引っ張らなくてはいけません。
開発を進めているメンバー同士の情報共有が正しく行われないと、業務に支障をきたしてしまいます。
またシステムエンジニアには、クライアントからの要求を的確に読み取って設計に落とし込んでいくことが求められます。
この時、相手の要望を正しく聞き出すためにはコミュニケーション能力が必要不可欠のため、システムエンジニアがコミュニケーション能力を求められる場面は多いです。
→【苦手な人必見】エンジニアにおけるコミュニケーション能力の重要性
また、システムエンジニアに必要なスキルやスキルアップの方法について、詳しく知りたい方は以下の記事をご覧ください。
→【業務別】システムエンジニアに必要なスキルとは|おすすめ資格も解説
5.未経験からシステムエンジニア(SE)に転職するメリット
未経験者からシステムエンジニアに転職する際、どのようなメリットがあるのでしょうか。
主な転職のメリットは、以下の4つです。
システムエンジニアに転職するメリット
- ・新しい技術や知識が身に付き自分の市場価値を高められる
- ・比較的年収が高くなる
- ・クライアントなど多く人と関われる
- ・システムエンジニア(SE)から転職・キャラリアアップしやすい
それぞれ未経験からシステムエンジニアに転職するメリットについて詳しく説明していきましょう。
5-1.新しい技術や知識が身に付き自分の市場価値を高められる
システムエンジニアは、システム開発以外にも新しい技術や知識を取り入れることが日々必要になるため、幅広い知識や能力を身につける機会が多くあります。
最新の技術や知識を身につけることで、より効率的なシステム開発が可能になり日々の業務が直接効率化に繋がります。
多様な業務の経験を積むことや技術を取り扱うことで、自身の市場価値を高められるというメリットがあると言えます。
5-2.比較的年収が高くなる
システムエンジニアの仕事では専門的なスキルや知識が必要になる場合が多く、給与が高めに設定されていることが多いです。
また、残業や休日出勤の手当などにより、収入が高くなりやすい傾向があります。
多忙な業務の分、未経験から他の職種に就く場合と比較しても高い年収が見込めるでしょう。
【→関連記事:システムエンジニアの平均年収や年収1000万円の秘訣】
5-3.クライアントなど多くの人と関われる
システムエンジニアの仕事では、クライアントやプロジェクトメンバーなど多くの人と関わる機会があります。
多様な人と仕事をすることで、学ぶことができたり刺激を得ることができます。
自分の考えや価値観と異なる人と共に仕事をする経験は、自身の成長や日々の業務の効率化に繋がります。
5-4.システムエンジニア(SE)から転職・キャリアアップしやすい
システムエンジニア以外のエンジニア職種にも当てはまると言えますが、システムエンジニアは特に転職の選択肢が広い職種であると言えるでしょう。
また、プロジェクトマネージャー(PM)やプロジェクトリーダー(PL)などへのキャリアアップも見込めます。
そのため未経験からシステムエンジニアに転職することで、自身のキャリアの幅を広げることができます。
未経験からシステムエンジニアへの転職でキャリアアップを目指している方は、特に企業選びが需要になります。
しかし、正しい企業選びや面接対策など自身の転職活動に不安がある方は多いと思います。
そのような場合は、IT専門の転職エージェントを利用することがおすすめです。
IT専門の転職エージェントであれば、未経験からのシステムエンジニアへの転職・就職も全面的にサポートしてくれます。
ユニゾンキャリアは、未経験からのシステムエンジニアへの転職実績も多数ございます。
転職活動に不安がある方やサポートを受けたい方は、ぜひ一度ユニゾンキャリアにご相談ください。
6.未経験からシステムエンジニア(SE)はやめとけ?きついと言われる理由3選
「未経験者がシステムエンジニアになると、仕事がきつくて大変」という話をよく耳にします。
【→関連記事:システムエンジニアの仕事がきつい点や魅力・やりがい】
主な理由は、以下の3つです。
システムエンジニアがきつい理由
- ・残業や徹夜、休日出勤が発生することがある
- ・トラブルやクライアントの要望変更で急な対応が多い
- ・クライアントやチームメンバーとのコミュニケーション
それぞれがきついと言われる理由や、なぜきつい仕事が起きるのかを詳しく説明していきましょう。
6-1.残業や徹夜、休日出勤が発生することがある
プロジェクトによっては、残業、徹夜、休日出勤が発生することがあります。
とくに納期前にスケジュール遅れが起きている場合や、システムにトラブルが発生した際など、システムエンジニアが早急に対応を求められるシーンは多いです。
できるだけ早く対応しなければならないため、結果的に残業や休日出勤が発生します。
このような生活が続くと生活リズムが狂ってしまう人もいるため、未経験エンジニアは特にきついと感じやすいでしょう。
6-2.クライアントの要望変更が多い
クライアントからシステム開発を依頼されている場合、クライアントのひと言でシステムの仕様が変わることが多くあります。
仕様変更が発生した場合、いままでやった作業が全てやり直しになったり、スケジュールが遅れたりとプロジェクトに大きな影響が出てしまいます。
クライアントの仕様変更に対する対応を行うのもシステムエンジニアの仕事です。
納期やスケジュール、仕様を検討して、対応可能な仕様変更かどうかをクライアントに説明しなければなりません。
この作業がストレスになり、システムエンジニアはきついと感じる方もいます。
6-3.コミュニケーションを頻繁に取る必要がある
エンジニアはチーム単位で働く職種です。
特にシステムエンジニアは、チームメンバーと開発状況の共有や、クライアントとの打合せ、システム設計に対する問い合わせなど、コミュニケーションが求められる部分が多いです。
人と会話することが苦手な人は、システムエンジニアの仕事はきつく感じるでしょう。
システムエンジニアがやめとけと言われている理由や転職方法について、詳しく知りたい方は以下の記事をご覧ください。
【→関連記事:システムエンジニアがやめとけと言われている理由や転職方法】
7.未経験からシステムエンジニア(SE)に向いている人
システムエンジニアに向いている人の特徴は、以下の5つが例に挙げられます。
未経験エンジニアに向いている人
- ・向上心があり、勉強し続けられる
- ・プレッシャーに強い
- ・コミュニケーションを図ることができる
- ・モノづくりにやりがいを感じることができる
- ・自分の意見を言うことができる
もし自分に当てはまる項目があれば、システムエンジニアを目指してみてはいかがでしょうか。
それぞれの特徴について、詳しくみていきましょう。
7-1.向上心があり、勉強し続けられる
常に向上心を持ってITの勉強を継続できる人は、システムエンジニアに向いています。
IT業界は日々進化しているため、新しい技術や話題が日々現れます。
最近ではAI技術やクラウド技術が発展してきたことにより、IT業界も大きく動いていることが代表例です。
新しい技術が現れた時に興味を持って接することができなければ、周りのエンジニアに置いて行かれてしまいます。
それほど、エンジニアの世界は厳しいのです。
IT知識のアップデートを常に行っている人はどの企業でも必要とされるので、市場価値が高い人材になることができるでしょう。
7-2.プレッシャーに強い
プレッシャーに強く、任された仕事を最後までやり遂げられる人もシステムエンジニア向きでしょう。
システムエンジニアには、納期やトラブル対応など、プレッシャーに耐えて仕事をしなければいけないシーンが多々あります。
特にトラブル対応は、迅速に原因解明とその対応を求められるため、プレッシャーに負けてパニックに陥ってしまったり、逃げ出してしまう人はシステムエンジニアには向かないでしょう。
7-3.コミュニケーションを図ることができる
周りの人々と円滑にコミュニケーションを取れる点も、エンジニアに向いている人の特徴の1つです。
コミュニケーション能力というのは、会話を盛り上げる能力のことではありません。
自分の伝えたいことを、相手に正しく伝える能力のことを指します。
システムエンジニアの仕事ではこのコミュニケーション能力が求められます。
クライアントやチームメンバーとコミュニケーションが行えなければ、プロジェクトを正しく進めることができないからです。
相手にわかりやすく説明することが得意な人は、システムエンジニアの仕事に向いているでしょう。
【→関連記事:ITエンジニアのコミュニケーション能力の重要性やメリット】
7-4.モノづくりにやりがいを感じることができる
モノづくりにやりがいを感じられる人は、システムエンジニアに向いています。
エンジニアは社会の役に立つシステムを作ることが仕事です。
自分が作ったシステムで人々を支えることに喜びを感じられる人であれば、仕事に大きなやりがいを感じられます。
逆にいうと、給料をもらうことだけを仕事のモチベーションと考えている人は、業務をきついと感じる場面もあるため注意が必要です。
7-5.自分の意見を言うことができる
システム開発の現場では、自分の意見が必要になるシーンが多くあります。
特に実現不可能な要望を提示してきたクライアントに対しては、自分の意見を伝えないとプロジェクトそのものが失敗になる可能性もあります。
相手の意見を聞いているのみでは、プロジェクトは成功しません。
相手の意見を聞いたうえで考え、自分の意見を伝えられる人はエンジニアに向いていると言えるでしょう。
【→関連記事:システムエンジニアに向いている人の特徴や適性診断】
8.システムエンジニア(SE)の未経験OKの求人例
職種 |
システムエンジニア |
仕事内容 |
まずは研修や通信教育から学習を始め、知識がついたら設計・開発へ進んでください。上流工程へのステップアップも可能です! 【仕事内容/WEB系】 Webアプリケーションの開発・品質検証 フロントエンド開発 Linuxの設計・構築・保守 |
雇用形態 |
正社員(試用期間6か月) ※試用期間中の給与・待遇に差異はありません |
給与・年収 |
月給22万円~50万円+賞与年2回(昨年度実績:3.5ヶ月分) |
勤務時間 |
9:00~18:00(実働8時間00分) |
勤務場所 |
プロジェクト先による |
休日・休暇 |
年間休日120日以上 ◆完全週休 2 日制(土日祝) ◆年末年始休暇 ◆GW休暇 ◆有給休暇 ◆特別休暇(慶弔休暇など) ◆介護・育児休暇(男性の取得実績あり) |
福利厚生 |
◆交通費支給 ◆出張手当 ◆住宅手当 ◆各種社会保険 ◆退職金 ◆資格手当 |
選考の流れ |
書類選考 ↓ 適性検査 ↓ 面接1~:2回 |
9.まとめ
システムエンジニアとは、以下のような特徴を持つ職種です。
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システムエンジニアは、クライアントの要望に沿ったシステムの開発を行う職業です。
一般的なビジネスパーソンよりも平均年収が高く、今後もさまざまな企業から必要とされるでしょう。
未経験からシステムエンジニア(SE)に転職・就職する方法としては、以下の4つがあります。
未経験からSEになる方法
- ・就活・転職エージェントを活用する
- ・就活サイトを使う
- ・インターンシップや短期バイトなど、IT業界の現場での経験を積む
- ・IT系の専門学校やプログラミングスクールに通う
多種多様な方法が存在しますが、その中でもおすすめな方法は就活・転職エージェントを活用することです。
エンジニア未経験の場合は、特にIT企業特化型のエージェントを利用すると、スムーズに就職・転職活動が行えるためおすすめです。
また、以下の記事ではシステムエンジニアになる際に確認しておくべき点について詳しくまとめられているので、気になる方はぜひ参考にしてみてください。
このようなことで
悩まれています。
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こんにちは!
はじめに職歴をお聞かせください。
この記事の監修者
エンジニア
大学卒業後、新卒で不動産会社に就職。その後23歳で開発エンジニアにキャリアチェンジし、3年間大手Slerにて様々な開発に携わる。その後、インフラストラクチャー企業にて人材コンサルタントとして経験を積み、株式会社ユニゾン・テクノロジーを創業。現在の代表取締役