プログラマー不足の真実!求められるプログラマーになるコツも紹介!|PG職業ゴシップ
プログラマーって実際不足してるの?
プログラマーが不足している理由が知りたい!
✓本記事の流れ
- ・「プログラマー不足」の真実について解説
- ・未経験からプログラマーになれるのか?
- ・求められるプログラマーになるコツ
プログラマーが不足しているのかどうか気になる方がいるかもしれません。
結論を申し上げると、半分はYESで、半分はNOです。
この記事ではプログラマー不足の真実について解説していきます!
また、以下の記事ではそもそもプログラマーとは何なのかについて詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。
→プログラマーとはどんな職業?徹底的に深堀り!やりがいや年収も解説
目次
1.プログラマーは本当に不足しているのか?
ネット上では「プログラマーが不足している」と言われていますが、いまも本当に不足状態が続いているのか気になる方もいらっしゃるかと思います。
プログラマーは本当に不足しているのでしょうか?結論から申し上げると、半分はYesで、半分はNoと言えます。
プログラマー不足の真実
- ・「統計上」では不足している
- ・企業はハイレベルなプログラマーを求めている
では、上記2つの理由をそれぞれ深掘りしていきましょう。
1-1.「統計上」では不足している
半分はYesの理由から説明すると、プログラマーは、「統計上」では不足している現状があります。
経済産業省が出している「IT人材需給に関する調査 調査報告書」によると、IT人材は2018年の時点ですでに相当数不足しており、需要に対して供給が追いついていないことがわかります。
この状況は年月を経るごとに加速していくことが予測されており、2030年には約45万人ものIT人材が不足するというデータが算出されています。
このように、プログラマーを含むIT系人材の需要は増加傾向にあるのです。
では、なぜ統計上のプログラマーが不足しているのか、その原因は、主に以下の3つが挙げられます。
- ・IT業界が拡大している
- ・IT人材の高齢化が進んでいる
- ・IT技術の進化が著しい
では、それぞれの原因を詳しく見ていきます。
●IT業界が拡大している
統計上でプログラマーが不足している原因の1つ目は、IT業界が拡大しているからです。
ITテクノロジーの進歩が目覚ましくなり、近年ではさまざま企業や公共団体がITを業務に導入しています。
また、交通機関や電気・ガス・水道・スマートフォンなど人々の生活に欠かせない社会インフラにもITの技術が普及しています。
このように需要の増加を背景にIT業界全体の市場規模が拡大し続けていますが、その担い手となる人材の数が追いつかない現状があります。
今後は、さまざまな物とインターネットを結びつけるIoTの技術やAIの技術もさらに進歩・普及することが推測されるので、IT業界の拡大はますます加速していくでしょう。
●IT人材の高齢化が進んでいる
統計上でプログラマーが不足している原因の2つ目は、IT人材の高齢化が進んでいることです。
日本は現在、超高齢化社会に突入しており、IT業界の労働力を支えるIT人材の高齢化も進みつつあります。
年齢が上の世代のプログラマーが退職した際に、その技術力を補える下の世代のプログラマーが育っていないと開発するシステムの品質が担保できないことから、企業は次世代のIT業界を担う人材を求めているのです。
●IT技術の進化が著しい
統計上でプログラマーが不足している原因の3つ目は、IT技術の進化が著しいことです。
最近は、システムの自動化をサポートする人工知能AIの普及など、日々新しいITテクノロジーが世界中で誕生しています。
その技術を使って新しいシステムを開発するプログラマーの需要も急増していることから、プログラマーの供給が追いついていないのです。
関連記事:ITエンジニアの人材不足って嘘?本当?2023年最新のデータで解説!
1-2.企業はハイレベルなプログラマーを求めている
「プログラマーは不足しているのか」に半分はNoと言える理由は、プログラマーを採用したい企業は、スキルの高いプログラマーを求めているからです。
プログラマーを欲している企業は、誰でもいいから採用したいというわけではありません。
ある程度のプログラミング言語のスキルを習得していたり、システム開発に携わるなどの業務経験のある人材をプログラマーとして採用したいのです。
企業は、なるべく早く即戦力として活躍してくれる人材に入社してもらいたい思惑があるので、プログラマーが不足しているからといって、誰でもプログラマーになれるというわけではないのです。
2.未経験でもプログラマーになれるのか?
それでは、未経験でもプログラマーになれるのでしょうか?結論を申し上げると、業務に必要なスキルを身につけられれば十分可能です。
完全未経験のままプログラマーを目指すことは難しいため、プログラマーとして企業から求められる人材になるためには、転職をする前にある程度プログラミング言語の勉強をしておくことが大切です。
以下の記事では未経験からプログラマーになれるのかについて詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。
→未経験でプログラマーになれる?元未経験プログラマーが解説します!
3.求められるプログラマーになるコツ
この章では、企業から求められるプログラマーになる具体的なコツとして、以下の3つの方法をご紹介します。
求められるプログラマーになるコツ
- ・需要の高い言語を学習する
- ・AIやIoTに関する知識を身につける
- ・セキュリティに関する知識を身につける
- ・マネジメント能力を身につける
では、それぞれのコツの内容を以下に詳しく解説していきます。
3-1.需要の高い言語を学習する
企業から求められるプログラマーになるコツの1つ目は、需要の高いプログラミング言語を学習することです。
プログラミング言語の需要の移り変わりは激しく、以前は多くのシステム開発現場で使用されていた言語があまり使用されなくなっていくパターンも珍しくありません。
そのため、需要の高い言語を身に着けていくことで企業から求められるプログラマーになることができます。
ITに関する新しい情報は、常にチェックして学習する言語を判断していきましょう。
3-2.AIやIoTに関する知識を身につける
企業から求められるプログラマーになるコツの2つ目は、AIやIoTに関する知識を身につけることです。
AIやIoTの技術は、人々の生活をより便利にしたり、企業の業務効率を大幅にアップさせることが期待されており、今後もさらに発展していくことが予想されます。
言語の知識だけでなく、今後需要が高まるAIやIoTに関する知識も身につけていくことで希少価値のあるプログラマーになれるでしょう。
関連記事:AIに奪われる!?プログラマーの仕事がなくなると言われている理由
3-3.セキュリティに関する知識を身につける
企業から求められるプログラマーになるコツの3つ目は、セキュリティに関する知識を習得することです。
近年はサイバー攻撃の件数が増加し、企業の機密情報が漏洩するリスクが高まっています。
さらに在宅ワークが普及したことで、セキュリティが脆弱になりやすい環境化で仕事をする機会が増えたことで、よりセキュリティ問題は深刻になっています。
そのため、企業はセキュリティに関する意識を高めており、その分野に知識があるプログラマーのニーズが高まっているのです。
3-4.マネジメント能力を身につける
企業から求められるプログラマーになるコツの4つ目は、マネジメント能力を身につけることです。
企業は将来的にプロジェクトを成功に導けるような人材を求めています。
そのためには技術力の高さだけではなく、多くのエンジニアをまとめあげる力や、タスク管理能力などをはじめとするマネジメント能力が必要になってきます。
プログラマーとしての市場価値を高める方法についてさらに詳しく知りたい方は、以下の関連記事で詳しく解説しています。
→市場価値を高めたいエンジニア必見!市場価値を上げるポイントを解説
4.プログラマーとして転職するには?
IT業界未経験からプログラマーに就職するには、以下の3つがポイントになります。
未経験からプログラマーになるには
- ・なぜプログラマーになりたいのかを明確にする
- ・学習方法を決定する
- ・就活・転職エージェントを利用する
では、それぞれのポイントを詳しくみていきましょう。
4-1.なぜプログラマーになりたいのかを明確にする
なぜプログラマーになりたいのかを明確にすることは、IT業界未経験からプログラマーに転職するためには必ずやっておいた方がいいポイントです。
数ある職業のなかからなぜIT業界なのか、そしてなぜプログラマーを選んだのかを自分で説明できるように動機を整理しておくことが重要です。
自分自身がプログラマーになる理由を分析できていなければ、もちろん採用担当の人にもうまく志望動機を説明することはできません。
自己分析をしっかりと行い、答えられるようにしましょう。
4-2.学習方法を決定する
- ・独学で勉強する
- ・スクールに通う
プログラミング言語の学習方法を決定することも、未経験からプログラマーに就職するためには重要です。
未経験歓迎の求人でも、ある程度の言語のスキルがないと採用されにくいため、プログラミングなどの学習は必須といえるでしょう。
独学での勉強は、言語に関する書籍や学習サイトなどが充実しているので、自分でスケジュールを立てて進めていくことが苦にならない人には、自由度が高いのでおすすめです。
一方、IT系のスクールに通って学習する方法は、プログラマーの実務経験のある講師からワンツーマンで指導してもらえるので、自己管理が苦手な人におすすめです。
自分に合った方法で、プログラマーになるための勉強を進めていきましょう。
関連記事:プログラマー初心者の勉強方法を徹底解説!挫折しないコツも紹介!
4-3.就活・転職エージェントを利用する
IT業界未経験からプログラマーに就職するための重要なポイントとして、就活・転職エージェントを利用することもおすすめです。
就活・転職エージェントを利用するメリットは、プロのキャリアアドバイザーによる履歴書や職務経歴書の書類添削のほか、求人サイトに載っていないような求人の紹介や年収交渉など、さまざまな手厚いサポートを受けられる点にあります。
とくにIT就活・転職に特化した転職エージェントであるユニゾンキャリアは未経験からプログラマーになりたい方にはおすすめです。
5.プログラミングスキルを習得できるおすすめのスクール
ここでは、未経験の方がプログラマーを目指す上で、おすすめのプログラミングスクールをご紹介します。
プログラミングスキルを習得できるおすすめのスクールは以下の3つです。
おすすめプログラミングスクール
- ・ユニゾンカレッジ
- ・侍エンジニア
- ・DMM WEBCAMP
では、それぞれのスクールの特徴を詳しく見ていきましょう。
5-1.ユニゾンカレッジ
ユニゾンカレッジは、完全無料でプログラミング言語の知識・スキルが学べる無料ITスクールです。
学べる言語の種類はJava・Pythonなどをはじめとして幅広く、CCNAなどの資格取得を目指すコースや、OSのLinuxを実務に近い形で取り扱えるコースもあります。
講師陣はエンジニアの実務経験に富んでおり、分からない点も遠慮なく納得いくまで質問できます。
またIT就活・転職に特化したサポートサービス「ユニゾンキャリア」を運営しているため、未経験からプログラマーになりたい方には特におすすめのスクールです。
5-2.SAMURAI ENGINEER
SAMURAI ENGINEERは、現役のエンジニア講師陣からオンラインに特化してマンツーマンでプログラミングを学べるIT系のスクールです。
料金体系はコースによって差がありますが、どのコースも共通して入学金99,000円が一律でかかり、それにプラスして受講期間により受講料金が発生します。
料金については、割引やキャンペーンを実施しているタイミングがあるので、その際に入会するとお得です。
マンツーマンで指導してくれるのでモチベーションが保ちやすいほか、専用のツールで時間外でも質問できる体制が用意されています。転職保証がある点も心強いです。
5-3.DMM WEBCAMP
DMM WEBCAMPは、自分のライフスタイルに合わせてプログラミング学習支援や転職支援が受けられるIT系スクールです。
短期集中・専門技術・就業両立の3つのコースが用意されており、もっとも安いコースで690,800円の受講料となっています。
料金については、指定条件をクリアすることで最大70%のキャッシュバックを受けることが可能です。
オンラインにより、HTML・CSS・Ruby・JavaScriptの言語やフレームワークが学べます。
関連記事:プログラミングスクールおすすめ30選!元エンジニアが各社を徹底比較【2023年10月】
6.まとめ:ハイレベルなプログラマーが不足している!
プログラマーは現在、さまざまなプログラミング言語が使えるプログラマーなどのハイレベルなプログラマーが不足しています。
企業から求められるプログラマーになるためには、未経験者の場合はとくに、独学やITスクールでプログラミングの知識・スキルを習得してから転職活動をすることがおすすめです。
もしそんな時間がないという場合は、転職エージェントなどを利用して、「転職までになにをするべきか」のロードマップを考えていきましょう。
このようなことで
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はじめに職歴をお聞かせください。
この記事の監修者
エンジニア
大学卒業後、新卒で不動産会社に就職。その後23歳で開発エンジニアにキャリアチェンジし、3年間大手Slerにて様々な開発に携わる。その後、インフラストラクチャー企業にて人材コンサルタントとして経験を積み、株式会社ユニゾン・テクノロジーを創業。現在の代表取締役