【例文有】SES面談の質問&逆質問集16選|落ちる人の特徴も解説|SES
IT業界を本音で語る「ユニゾンキャリア編集部」真心です。
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- ・SES面談にってなに質問されるんだろう…
- ・面談に一度落ちてしまい対策したい
- ・逆質問は何て聞けばいいかわかっていない
担当営業から案件先の面談の話があり、特に対策も教えてもらえないまま「何を質問されるんだろう…」と不安になりますよね。
私がエンジニアの時にも案件の面談は苦労しました。待機が続くのが嫌で、面談対策を徹底して行ったのを覚えています。
今回は、SESの面談で「質問されること」と「逆質問で何を聞くべきなのか」を分かっていない方を対象に、例文を交えて解説します。
先に読んでおきたい⇒SES面談パーフェクトガイド|流れ、質問、違法性、落ちる人を解説
目次
1.【回答例文付き】SESの案件面談で聞かれる質問12選
SESの案件面談で、何の質問をされるか分からない…
私が今まで経験した面談は、通常の面接と近しいため、聞かれる質問ははある程度決まっています。
私が今までの面談で8割の確率で聞かれた質問をピックアップしました。回答例文を基に、質問に対して回答すればいいか解説します。
合わせて読みたい⇒SESの客先面談は違法?経歴詐称や二重派遣の違法性についても解説
質問集
- ・経歴説明含めた自己紹介
- ・現在、勉強していること
- ・なぜ、エンジニアを目指したのか(未経験者)
- ・今までの経験とスキル(経験者)
- ・お客様との折衝経験
- ・わからないときはどう対応するか
- ・長期間の参画は問題ないか
- ・残業はできるか
- ・プロジェクト先までの通勤時間
- ・マネジメント経験はあるか
- ・短期で終わっている案件が多い理由
1-1.【コピペでOK】経歴説明含めた自己紹介
面談開始に質問があるのは、経歴説明含めた自己紹介です。自己紹介は「第一印象が決まる」ため、自分に興味を持ってもらうことで面談を有利に運ぶことができます。
人と初めて接する際は第一印象が大事といわれています。第一印象が悪いと、その人と二度と話そうと思わないですよね。
(例文) 【企業名】所属の【名前】と申します。本日は貴重なお時間をいただき、ありがとうございます。 前職では、営業職として従事していました。 office製品での資料作成、クライアントとの折衝業務、業務フローマニュアル作成、仕組み化作り、新人育成のマネジメント業務にも行っていました。 現在はプログラミングの基礎から応用まで研修を行っています。さらに研修だけに頼らず、データベースとIT基礎の勉強もしています。一早く、戦力になれるようにインプットとアウトプットを繰り返し行っていきます。 |
SES面談における自己紹介の時間は30秒ほどで「企業名+名前+経験してきたこと+自己PR」を話てください。
経験者の場合はスキルシートを確認しながら、経験してきた技術を具体的に話せるようにしてください。
1-2.現在、勉強していること
未経験者や微経験者であれば「現在、勉強していることはありますか?」と必ず聞かれます。
自己紹介で勉強している内容を伝えておくと、どこまで理解をしているのかを深堀してもらえます。
(例文) 現在は研修でプログラミングの基礎~応用を行っており、最後の実務研修では、業務系のシステム開発の演習を行う予定です。 研修内容の復習に加えて、IT基礎の研修を行っています。元々、入社前から基本情報技術者試験の勉強をしており、今月末に受験予定です。 |
勉強内容を細かく話せるように事前準備を必ず行ってください。
1-3.なぜ、エンジニアを目指したのか(未経験者)
未経験者の場合は「なぜ、エンジニアを目指そうと考えましたか?」と質問があります。
質問の意図は「本気でエンジニアとしてやっていく覚悟あるの?」という覚悟感を見ています。なぜなら、覚悟がないエンジニアはすぐに辞めていくと経験者は知っているからです。
そのため、覚悟感を熱意を持って伝えてください。
(例文)コピペでOK 私は前職の【〇〇】の経験からITシステムの重要性を知り、システムエンジニアになることを決意しました。 前職では、様々なシステムが導入されており、業務効率化のためにSEの方と打ち合わせをする機会があり、顧客のために、どのようなシステムの仕様にするかを論理的に考える部分に魅力を感じました。 もっとエンジニア職について理解しようと思い、独学で勉強を始めてみました。最初はプログラミングだけだったのですが、勉強していくうちに設計やテスト工程の重要性も知り、益々エンジニア職に魅力を感じました。 |
エンジニアの仕事内容を理解しており、システム開発におけるプロセスも理解していると伝えることで、高評価をいただけます。
1-4.今までの経験とスキル(経験者)
経験者の場合は、今までの経験したこと、スキルについて具体的な質問があります。
例
- ・システム開発のどこの機能を担当したのか
- ・設計業務には携わったのか
- ・開発ツールの確認
- ・PL/SQLの経験はあるか
- ・クラウド上での開発経験はあるか?
主に案件先の技術に関連する質問があります。
深堀の質問に対応できるように、自分の技術を整理し、具体的に話せるようにしておいてください。
1-5.お客様との折衝経験や対応業務
アプリケーションやシステム開発には必ずクライアントが存在し、クライアントとのやり取りは少なからず発生します。
クライアントに失礼ならないように、何かしらの経験(電話対応や折衝経験など)を求めてくる場合があります。
案件によっては、お客様との折衝経験や対応業務を重要視する場合もあるため、適切に伝えるために事前準備は行いましょう。
1-6.わからないときはどう対応するか
IT業界では「ググレカス」という汚い言葉が巷で流行しており、わからない時はまずは自分で検索する必要があります。
(例文)コピペでOK わからない時は、Googleで検索し、それでもわからない場合は上司に確認させていただきます。検索能力はエンジニアのスキル一つだと思っていますので、常にわからないことは検索する癖をつけるようにしています。 |
少し経験積んだエンジニアでも、わからないことだらけなことが多いため、わざわざ上司の時間を何度も取っていると、仕事が進みません。
Googleで検索するのはエンジニアの基本です。
1-7.長期間の参画は問題ないか
長期間の参画について質問される理由は、仕事を覚えてもらったのに途中で抜けられると教育の工数と費用がかかるからです。
長く勤めた方が仕事も慣れてきますよね。それと同じで長期間(1年以上)に渡ってプロジェクトに入ってほしいと考えています。
そのため、長期間の参画が可能かどうかの確認を行います。
長期間参画したくない案件もあるよなぁ
その場合でも「長期間の参画はできる」と回答するようにしてください。
面談に合格したあとに、どうしても入りたくない場合は担当営業を通じて、断るようにしてください。
1-8.残業はできるか
案件によっては、残業が過多になるケースがあり、「残業できますか?」と質問があるプロジェクトは残業が発生します。
そのため「残業できない」と回答した場合、面談に落ちる可能性が高くなります。
現実は、SESから案件に入る場合、残業時間はそこまで多くありません。逆質問のタイミングで平均の残業時間について確認するようにしてください。
SESの平均残業時間についてはこちら⇒SES企業の平均残業時間と残業代の仕組み
1-9.プロジェクト先までの通勤時間
通勤時間を質問される理由としては、勤務地が遠い原因でモチベーションが低下し、退職に至るケースが多くあります。
毎日、通勤時間に2時間かかると億劫になりますよね。案件先の責任者は長く勤めてほしいからこそ、通勤時間を気にします。
どうしても入りたい案件の場合、通勤時間は許容すべきですが、あまり入りたくない案件であれば、断ってください。
案件どうしても断りたい場合はこちら⇒SESで案件を断ることはできる?!上手く断るコツとリスクを解説
1-10.マネジメント経験はあるか(経験者)
今までの案件で、進捗・タスク管理、個別のマネジメントの必ず伝えるようにしましょう。
(例)コピペでOK 私は【〇〇】のシステムにおける、〇〇機能のチームリーダーを担当していました。 チーム全体の進捗管理、PMへの報告、個別のマネジメントを行っていました。 チームメンバーが働きやすいように共有を行い、わからないことがあれば、聞いてもらいやすいような環境を作っていました、その結果、進捗が遅れることなく目標を達成することができました。 |
工夫したことを交えながら、その結果どうなったかをアピールするようにしてください。
1-11.短期で終了している案件が多い理由(経験者)
何度も伝えているように、プロジェクトの責任者が長く勤めてほしいと考えています。
そのため、短期で終了している案件が多い場合は、理由を伝えるようにしてください。
(例文)コピペでOK そちらの案件は期間が決まっており、契約当初から3ヶ月の期間で終了予定でした。 |
スキル不足で案件が終了になっていた場合も「期間が決まっていた」という回答をしてください。
私も初めて入った案件がスキル不足で短期で終了した、次の案件面談で短期が原因で不合格になりました。入りたかった案件だったので、非常に悔しい思いをしたのを覚えています。
合わせて読みたい⇒SESエンジニアはスキル不足で退場させられる!?原因や対処法を解説
2.高評価確定!面談での逆質問例文5選
面談の最後には逆質問の時間が設けられます。
逆質問はちょっとしたコツで高い評価をもらえます。
自分がアピールできるポイントを交えながら、質問するのがベストです。
2-1.例文①
(例文) 現在〇〇の勉強を行っていますが、御社のプロジェクトで活躍するための〇〇の勉強が必要だと考えています。他に一早く活躍できるために、勉強すべきことがあればお伺いできますでしょうか。 |
面接でも、定番な逆質問です。
シンプルに質問するのではなく、現在勉強していることを交えながら、逆質問をすると自己PRにもなります。
2-2.例文②
(例文) 私がプロジェクトにアサインされた際、最初に行う業務についてお伺いできますでしょうか。 |
案件のアサイン後、仕事のギャップを感じない質問もしておいてください。
何の知識が必要なのか知っておくことができるため、案件開始まで事前準備しておくことができます。
2-3.例文③
(例文) 事前に調べておきたいと考えていまして、何のツール・言語を使用していますでしょうか。 |
案件で利用している技術的な質問をするのも一つです。
こちらも同様に案件開始まで知っておけば、事前に勉強をしておくことができます。特に未経験者の場合は質問をするようにしてください。
2-4.例文④
(例文) 今回の案件における、私のスキルで不足していると感じている部分はありますでしょうか。一早くプロジェクトで活躍したいと考えているため、教えていただけますと、勉強しておきたいと考えています。 |
自分の不足している技術を知っておくことで、意欲をアピールすることができます。
2-5.例文⑤
(例文) もし、プロジェクトにアサインすることが決まった場合、事前に知っておくべき知識や共有できる資料があれば教えていただきたいのですが、可能でしょうか。 |
「案件に入りたい」という意欲を伝えることで、アサイン後も長く働いてくれる印象を持ってもらえます。
3.刮目せよ!SES面談を無双する人の特徴
面接と同様に、SESの面談も複数回受ける場合があります。
面談を全て合格する人し、案件を選択できる立場になるのが理想です。
私もコツを知ってから、面談を全て合格できるようになり、案件が選択できる立場をつくっていました。
無双している人
- ・準備が徹底している
- ・案件内容について調べている
- ・学習意欲が高いアピール
3-1.準備が徹底している
何事も準備が徹底している人は成功しやすい傾向があるように、準備は徹底してください。
「質問の洗い出し・回答内容、逆質問の準備、具体的な案件内容の確認」を徹底的に準備しておくと、面談の合格率は高まります。
「どうしても入りたい案件がある!」という方は実践してみてください。
私も徹底的に準備してから合格率が各段に上がった
3-2.案件内容について調べている
担当営業から案件の内容を具体的に聞いておけば、面談での質問対策や逆質問に活かせます。
プロジェクトの責任者がどのような人物を求めているかを知ることで、事前準備ができます。
案件内容は担当営業に確認するように!
私も案件面談があった場合は、営業担当にしつこく聞いていましたので、合格率を上げるために聞いてください。
3-3.学習意欲が高いアピール
「勉強が好きな人」と「勉強が嫌いな人」であればどちらの方が評価が高くなりますか?
もちろん「勉強が好きな人」ですよね。
技術力が高くても、案件に入ると知らないことが出てきます。
そのため、学習意欲が高い人は未経験者の場合はポテンシャルで合格をもらえるケースがあります。
合格率が一気に上がる!
未経験者からの勉強すべき内容はこちら⇒未経験から独学でITエンジニアになるには何を勉強すればいい?
4.SES面談に何度も落ちる人の特徴
SESの面談で何度も落ちる人がいます。それは以下の人です。
落ちる人の特徴
- ・スキル不足
- ・身だしなみが清潔ではない
- ・質問の回答がずれている
- ・過去の経歴を説明できない
私も未経験者の時は何度も落ちて「辛い…」という大変な思いをしました。そのような同じ思いを持たないように、事前準備は徹底して行ってください。
面談の準備をしておけば、何度も落ちることはありません。営業担当と相談しながら進めていくのも良いです。
5.SES面談は準備で8割決まる
SES面談における質問、逆質問を例文付きで解説してきました。
優良な案件ほど、他のSES企業含めて、人が集まりやすい傾向があります。人気の商品ほど、早く売り切れるのと同じです。
入りたい案件があれば、徹底的な準備を行ってください。準備することで面談の合格率は各段に上がります。
特に質問の回答と逆質問は必ず準備しておくことが重要です。
「営業から案件の話がない」「待機期間が続いている」そのような方は、ユニゾンキャリアにご相談ください。
案件が多いSES企業、自社開発、SIerの企業をご紹介します。当社はIT/Web専門の転職エージェントのため、多くの案件を取り揃えています。
このようなことで
悩まれています。
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こんにちは!
はじめに職歴をお聞かせください。
この記事の監修者
エンジニア
大学卒業後、新卒で不動産会社に就職。その後23歳で開発エンジニアにキャリアチェンジし、3年間大手Slerにて様々な開発に携わる。その後、インフラストラクチャー企業にて人材コンサルタントとして経験を積み、株式会社ユニゾン・テクノロジーを創業。現在の代表取締役