インフラエンジニアはオワコンなのか?転職するのはアリ?|インフラ職業ゴシップ
IT業界を本音で語る「ユニゾンキャリアの編集部」の真心です。
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- ・インフラエンジニアってなんでオワコン?
- ・インフラエンジニアがオワコンな理由は?
- ・結局、インフラエンジニアになってもいいの?
インフラエンジニアはオワコンではなく、将来性のある職業です。
しかし、企業選びやキャリアの方向性を間違えると、スキルを身に付けられず、インフラエンジニアとして厳しい道を歩むリスクがあります。
そのため、インフラエンジニアとして活躍したい方は、オワコンといわれる理由を理解し、生き残るためのポイントをおさえることが重要です。
事前に読みたい⇒インフラエンジニアの仕事内容~上流工程・下流工程を要件定義から監視までわかりやすく解説~
目次
1.インフラエンジニアがオワコンな要因4選
インフラエンジニアがオワコンといわれる要因は以下の4つが考えられます。
- ・監視・運用から抜け出ず低スキル
- ・オンプレミスからクラウド主体に
- ・AWSなどで開発側と被りはじめた
- ・必要なスキル・技術が増加傾向に
1-1.監視・運用から抜け出ず低スキル
IT業界の多重下請け構造から抜け出せず、低スキルのまま働いている点が挙げられます。
現状に甘んじていると、新技術についていけないどころか、存在を知らないまま、年次だけを重ねるリスクが高いです。新技術に対応できなければ、スキルアップも難しくなります。
監視や運用はシステムの安定稼働に欠かせない業務ですが、単調になりやすく、自動化や効率化への意識を持ちづらいです。そのため、いつまでたっても古いやり方で業務を進める傾向にあります。
変化を嫌い、新しいことへのチャレンジを避ける環境に身を置いていると、スキルアップの機会を失いかねません。
なにも考えずに与えられた業務をこなしているだけの状況は、厳しい言い方をすれば、自己研鑽を怠っているともいえます。
1-2.オンプレミスからクラウド主体に
急速にクラウド化が進んでいる現代では、オンプレミスのスキルしかない人は時代に取り残されます。
従来のオンプレミスでの運用に固執していると、クラウド化の流れに乗り遅れます。結果的に、クラウドの知識やスキルが不足し、適応できなくなります。
クラウドの利点を理解せず、移行に消極的な姿勢でいれば「使えないインフラエンジニア」として扱われるのも時間の問題です。
「従来のやり方が正義」というスタンスではなく、時代の流れに合わせて、少しずつ変化する姿勢が求められます。
1-3.AWSなどで開発側と被りはじめた
AWSではバックエンドエンジニアとインフラエンジニアの領域が被りはじめ、開発とインフラの切り分けがなくなりつつあります。
AWSをはじめとするクラウドサービスでは、サーバーやネットワークなどのインフラ整備だけでなく、Webサイトの構築や運用などのシステム開発も可能です。
そのため、開発担当者がインフラ構築や運用までを担うケースが増加し、インフラエンジニアの職域を侵食しつつあります。
インフラ担当の役割が縮小すれば、知識やスキルのないインフラエンジニアは、どんどん仕事を失うのです。
1-4.必要なスキル・技術が増加傾向に
クラウドサービスの発展により、必要なスキルや技術は増加傾向にあります。
例えば、ぱっと浮かぶだけでも、以下のような分野が挙げられます。
- ・クラウド
- ・コンテナ
- ・自動化
また「Dev-ops(デブオプス)」に代表される新しい技術の習得が必要です。Dev-opsとは、開発と運用が連携し、柔軟かつスピーディーに、より良いシステムの構築を目指す開発手法です。
新しい技術トレンドへの対応が常に求められ、学習範囲が拡大すれば、従来のやり方は通用しません。スキルアップのための学習や自己研鑽が必要です。
幅広い知識とスキルが求められる以上「専門性があれば、将来は安泰」という考え方は通用しなくなっています。
2.年配者にとってインフラエンジニアがオワコン化
インフラエンジニア自体に将来性がないわけではなく、正しくは「自身の能力を過信し、新しい領域へのチャレンジを怠った人=オワコン」です。
特に、これまでの経験に固執し、新しい技術の学習をサボっている年配者に見られる傾向です。専門性では戦えない時代になり、長年の経験だけを売りにしている人は、価値が下がります。
年配のインフラエンジニアは、新しい技術の習得に向けて努力をしている若手のエンジニアと競争しなければなりません。
若手のインフラエンジニアでも、新しい技術の習得に向けて努力をしなければ、同じような運命をたどります。「若いから努力をしなくても良い」というのは間違った考え方です。
オワコン化しないためには、インフラエンジニアとしてのスキルアップや、正しいキャリアの構築が重要です。
3.若い人にはインフラエンジニアはおすすめな理由
若い人にインフラエンジニアをおすすめする理由は3つあります。経験や専門性だけが求められるわけではないからこそ、若い人でも活躍できます。
3-1.理由1…年収・将来性・需要は共に増大
クラウド化や自動化の加速で、インフラエンジニアの需要は高く、活躍のチャンスが豊富です。また、高度なスキルを持つエンジニアは、高年収が期待できます。
サーバーやネットワーク機器などのITインフラは、システムの基盤を支えているため、ビジネスに不可欠です。クラウドサービスが発展しているとはいえ、既存のITインフラの知識がまったく役に立たないわけではありません。
エンジニアの価値は上昇しており、既存のITインフラと新しい技術のどちらもの知識やスキルがあれば、キャリアアップと年収アップが実現します。
将来のキャリアのためには、若手のうちに様々な経験を積み、新しい技術に対応できる力を身に付けることが重要です。
3-2.理由2…未経験者の転職難易度は低め
未経験者でも転職難易度は低く、IT業界に飛び込むには絶好のチャンスです。そもそもIT業界は人材不足で、未経験者にも門戸が開かれています。
特にインフラエンジニアは、基礎的なITスキルがあれば未経験者でも挑戦しやすく、比較的容易に転職できる職種です。
IT業界での転職は即戦力が期待されるため、実務経験を問われますが、インフラエンジニアの場合は、学習意欲や成長力が重視される傾向にあります。
やる気とポテンシャルのある若手人材を一人前のエンジニアに育てるため、研修制度や育成プログラムを整備している企業が増加しています。
研修制度が整っていれば、未経験者でも入社後にインフラエンジニアとしてのスキルの習得が可能です。
3-3.理由3…技術変化に乗ってキャリアアップ可能
新しい技術を習得すれば、市場価値を高められます。また、クラウドやコンテナなどの最新技術を身に付ければ、将来のキャリアの選択肢を広げられます。
さらに自動化や効率化のスキルを身に付け、付加価値の高い仕事ができれば、高く評価されキャリアアップも可能です。
インフラエンジニアとしてキャリアを積むだけでなく、マネジメントやアーキテクト職などの様々なキャリアパスが用意されています。そのため「技術を極めたい」「マネジメントを学びたい」など、それぞれの希望に応じたキャリアを築けます。
若い人が活躍しているSNSと同様に、インフラエンジニアも若手が活躍できる環境です。
ユニゾンキャリアではIT専門の就活・転職支援サービスを行っています。私たちと一緒に、将来性のあるインフラエンジニアを目指しませんか?
4.インフラエンジニアになるための注意事項
将来性のあるインフラエンジニアですが、目指すにあたって3つの注意事項があります。
「将来性があるから」となんとなくインフラエンジニアを目指すと「思っていたのと違う」という結果になりかねません。オワコン化しないインフラエンジニアになるためにも、注意事項をおさえることが重要です。
4-1.資格取得や学習などの計画性は必要
体系的なスキル習得のためには、計画的に学習を進める必要があります。資格取得は、自己研鑽はもちろん、転職や昇進にも有利です。
資格取得で奨励金を支給したり、基本給がアップしたりする企業もあり、モチベーションの維持にもつながります。
実践的なスキルを身に付けるために、個人で取り組めるプロジェクトに参加する方法もあります。以下の学習サイクルを作ると、インフラエンジニアの理想のキャリアに近づけます。
- 基礎的な学習
- キャリアアップの学習
- 最新技術の学習
- 継続的な学習
ベースであるITインフラの基礎を身に付けたうえで、キャリアアップや最新技術の学習を進めるのがポイントです。
4-2.IT業界特有のブラック求人に捕まらない
IT業界特有のブラック求人とは、長時間労働や過度な残業が常態化している企業です。ブラック求人に捕まると、インフラエンジニアとして疲弊します。
また、教育や研修制度が不十分な企業は成長の機会が乏しく、理想のキャリアを描けない危険性が高いです。
私の友人は、過度な残業が常態化している企業に転職してしまい、深夜まで働く日も多々あるといっていました。ブラックな職場に身を置くと「残業は当たり前」という感覚に陥ってしまうのです。
ブラック求人で疲弊しないためには、転職前に労働条件や社風を入念にリサーチし、インフラエンジニアとして成長できる企業を選ぶ必要があります。
健全な企業に入れば、長時間労働や過度な残業を避けられるため、ワークライフバランスを大事にできます。
4-3.正しい知識を持った転職支援を受ける
ブラック求人を避け、将来性のあるインフラエンジニアとして働くには、業界動向に精通した特化型の転職エージェントからのサポートが重要です。
総合型の転職エージェントは、エンジニアの知識に乏しい場合があります。実際に弊社では「インフラエンジニアを経験すると開発エンジニアになれるといわれた」という相談を受けています。
実際は、インフラエンジニアから開発エンジニアへいく場合は未経験扱いです。
エンジニアは技術職で専門知識を求められるため、しっかりと仕事の内容を理解した転職支援を受けることが重要です。
エンジニアについて正しい知識を持つ特化型の転職エージェントを活用すれば「想定と違う」と後悔することはありません。
5.インフラエンジニアの転職はユニゾンキャリア
「インフラエンジニアを目指したい」という方は、ぜひユニゾンキャリアをご利用ください。
5-1.ユニゾンキャリアのサービス特徴
ユニゾンキャリアは、IT・Web業界特化型の転職支援サービスです。転職アドバイザー全員がIT業界を知り尽くしており、エンジニア転職のプロ集団です。
そのため「インフラエンジニアは開発エンジニアの延長」などの誤った情報をもとに転職を支援することはありません。
数万人のエンジニア転職を支援してきたノウハウを活かし、オワコン化しないインフラエンジニアのキャリアをあなたと一緒に考えます。
また、求人先企業の内部情報も把握しているため、サイトには載っていない情報もお伝えできます。ブラック求人に捕まるリスクもありません。
「将来性があるならインフラエンジニアを目指したい」という方はもちろん「このままではオワコン化してしまう」と危機感を抱いている方も、まずはユニゾンキャリアにご相談ください。
私たちと一緒に「インフラエンジニアに転職して良かった!」と思える未来を目指しましょう。
5-2.インフラエンジニアの転職成功事例
ーインフラエンジニアになろうと思った理由は?
周りにエンジニアをしてる人が多かったっていうのと、元々携帯を扱っていたっていうところでめちゃめちゃ遠いところではなかったので、エンジニアをやりたいなっていう思いはちょっとあったんですよ。
で、実際にユニゾンキャリアの佐瀬さんとお話しして、インフラエンジニアのこととかエンジニアの職種について詳しく説明してもらって、そのうえで選択したって感じですかね。
正直、エンジニアに対して難しそうなイメージはあんまりなかったですね。というか、そもそも具体的にどういうことやってるかが分かんなかったので。
まあキャリアアドバイザーの佐瀬さんとお話してて、エンジニアってやっぱりいいなと思ったことが1番の決め手ですかね!
ーユニゾンキャリアを利用した率直な感想を教えてください!
やっぱ、エンジニアとはっていうところから教えていただけたのは本当に良かったです。
エンジニアはこういう仕事をしていてとかこういう種類があってっていうところまで結構詳しく教えていただいたので具体的にイメージしやすかったっていうのが1番大きかったですね。
自分で色々調べる時間を短縮できるし、そもそも調べてもよくわからないことが多かったので直接話を聞けるっていう環境はありがたかったです。
あとはキャリアアドバイザーの佐瀬さんが、年収交渉をしてくださったのもあって今の会社を選んだので、そこは感謝しています。マイナスな点は特に思いつかないです。
転職体験インタビュー:【未経験から上流工程】適職が分からない状態からインフラエンジニアへ転職して大成功したワケ
転職事例をさらに知りたい方はこちら⇒弊社を利用した転職者のインタビュー
ユニゾンキャリアでは、Web面談から入社後のサポートまでを「完全無料」で提供しています。インフラエンジニアへの転職を考えている方は、ぜひご相談ください。
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この記事の監修者
エンジニア
大学卒業後、新卒で不動産会社に就職。その後23歳で開発エンジニアにキャリアチェンジし、3年間大手Slerにて様々な開発に携わる。その後、インフラストラクチャー企業にて人材コンサルタントとして経験を積み、株式会社ユニゾン・テクノロジーを創業。現在の代表取締役