アプリケーションエンジニアは文系でも確実になれる!具体的な方法を解説|アプリケーションエンジニア
「文系だけどアプリケーションエンジニアに興味が持っているが、実際の所なれるのか不安」という思いを持った方は多いです。
✓本記事の流れ
- ・文系でもアプリケーションエンジニアになれる
- ・ただし、勉強していないと転職・就職は厳しい戦いになる
- ・そのために必要なスキルを身に付けて、資格を取得しよう
本記事では、アプリケーションエンジニアは文系でもなれる理由について解説します。
また、アプリケーションエンジニアになる際に必要なスキル・資格についても解説していますので、今後の勉強の参考にしてください。
関連記事:アプリケーションエンジニアとは?仕事内容や将来性、向いている人は?年収や必要なスキル・資格は?
目次
1.アプリケーションエンジニアは文系でもなれるのか?
文系出身であってもアプリケーションエンジニアになることはできます。
アプリケーションエンジニアは理系のイメージが強いですが、実は文系の人も多数活躍しています。
文系の方がアプリケーションエンジニアになれる理由は大きく4つあります。
理由
- ・IT業界の人材不足
- ・学習環境が整っている
- ・文系出身のエンジニアが多い
- ・未経験での人材募集がある
それぞれの理由について詳しく解説していきます。
1-1.IT業界の人材不足
現代社会では、IT人材不足が深刻化しているといわれています。
出典:IPADX白書2023
「IPADX白書2023年版」によると8割の企業が人材不足と回答しています。
また、2018年に経済産業省が調査した「IT人材需給に関する調査」によると、2030年の時点で最大79万人不足すると言われています。
そのため、理系だけでなく、文系の方もアプリケーションエンジニアになれる可能性は十分にあると考えられます。
以下の記事ではエンジニアの人材不足について詳しく解説しているので、気になる方はぜひ参考にしてみてください。
→ITエンジニアの人材不足って嘘?本当?2023年最新のデータで解説!
1-2.学習環境が整っている
近年では、プログラミングの基礎から応用まで、学習環境が充実しています。
プログラミングスクールやオンライン学習サービスなど、様々な学習環境があり、文系出身の初学者であっても確実にスキルを伸ばせていくことができます。
また、入社後の研修が整っている企業が多く、スクールや学習サービスを利用しなくても、アプリケーションエンジニアになれる可能性もございます。
関連記事:【2023年版】アプリケーションエンジニアの勉強方法|おすすめ資格も解説
1-3.文系出身のエンジニアが多い
実は、文系出身のエンジニアは多数活躍しています。
「IPADX白書2023」によると、ITエンジニアの約3割が文系出身であり、このデータからも文系出身者がアプリケーションエンジニアになることが十分に可能であることが示されています。
IPAのDX白書 2023年版によると、なんと約80%以上の企業がIT人材不足を訴えていることがわかっています。
IT人材の需要は非常に大きく、理系出身者だけでは足りないと言えます。
出典:IPADX白書2023
関連記事:ITエンジニアに学歴は関係ない?低学歴で未経験から就職する方法とは
1-4.未経験での人材募集がある
現在、アプリケーションエンジニアの需要は高まっており、そのため多くの企業では未経験の人材を募集するケースが増えています。
また、大手求人サイトを調査した結果、以下のような結果となりました。
✓未経験アプリケーションエンジニアの求人数
求人サイト名 |
未経験求人数 |
URL |
doda |
348件 |
|
マイナビ転職 |
395件 |
|
リクナビネクスト |
469件 |
(2023年4月現在)
求人数は多いとは言えませんが、多くの企業で募集しているのが分かります。
ただ、未経験者の募集はあるものの、勉強していることを前提にしている企業がほとんどです。
そのため、ある程度勉強した上で、面接に臨むことをオススメします。
勉強方法に関してはこちらの記事を参考にしてください。
→【2023年版】アプリケーションエンジニアの勉強方法|おすすめ資格も解説
2.文系未経験からアプリケーションエンジニアに転職する方法
未経験からエンジニアに転職するには、転職エージェントや転職サイトを活用することをオススメします。
理由としては未経験の文系の方が一人で転職・就職を成功させるのは厳しいからです。
また、アプリケーションエンジニアを目指す上で注意すべき点がございます。
間違った企業に入社すると、転職・就職に失敗します。
この章では、具体的な転職方法と注意すべき点を解説します。
2-1.文系からの具体的な転職・就職方法
●IT専門の転職エージェント
IT専門の転職・就活エージェントは、無料相談で業界の情報収集を効率よく行うことができます。
メリット
- ・IT業界の説明をしてくれる
- ・面接対策のサポート
- ・履歴書の添削
- ・求人を紹介してくれる
IT専門の転職・就活エージェントはIT業界に精通しており、自分で情報収集するより、何倍も早く情報収集が可能となっています。
弊社ユニゾンキャリアでは、IT専門の転職支援サービスを行っています。
専任のアドバイザーがあなたの状況をヒアリング。キャリアプランの構築から最適な企業の内定までトータルでサポートいたします。
ご相談から内定まで「完全無料」で利用できますので、お気軽にお問い合わせください。
\Googleの口コミ★4.8の安心サポート/
※よくある大量応募・大量面接は致しません!!
●転職サイト
転職サイトを活用し、自分に合った求人情報を収集することができます。
大手転職サイトは求人数が多く、求人情報の信頼性が高いです。
また、IT業界専門の転職サイトもありますので、アプリケーションエンジニアに特化して求人を収集することができます。
特にITエンジニアの未経験が多い大手求人サイトをご紹介しておきます。
求人サイト
- ・doda
- ・マイナビ転職
- ・リクナビネクスト
2-2.転職・就職で注意すべきこと
IT企業の転職・就活で気を付けるべきことがございます。
以下のような企業には絶対入社しないことをおすすめします。
注意すべき企業
- ・携帯販売ショップに派遣する企業
- ・家電量販店に派遣する企業
- ・スキルシートを詐称する企業
- ・ITとは無関係な仕事をするような企業
上記のような企業には絶対に入社してはいけません。
ITエンジニアとしてスキルを身に付けることができないため、経歴が傷ついて終わります。
更に詳しくは以下の記事を参考にしてください。
→【未経験者必見】ITエンジニア転職の危険や成功の秘訣!おすすめの職種や向いている人の特徴も紹介
3.アプリケーションエンジニアに向いている人の特徴
アプリケーションエンジニアに向いている人の特徴をご紹介します。
一つでも当てはまっていれば、アプリケーションエンジニアを目指せる可能性を秘めているでしょう。
3-1.継続的に勉強できる方
アプリケーションエンジニアだけに関らず、IT業界は継続的に勉強できる方は非常に向いています。
ITはトレンドの移り変わりが激しいため、常に勉強する必要があります。
また、勉強すればするほど、スキルが上がっていきますので、継続的に勉強する方はアプリケーションエンジニアに向いていると言えるでしょう。
3-2.IT技術やPCが好き
そもそもアプリケーションエンジニアは、コンピューターを使ってソフトウェアを開発するため、コンピューターシステムやプログラミング言語についての知識が必要です。
そのため、IT技術やPCに興味を持ち、情報収集や学習に積極的な人は、アプリケーションエンジニアとしてのスキルや知識を身につけるために、適していると言えます。
3-3.論理的思考力がある
アプリケーション開発が論理的思考に基づいて行われるため、アプリケーションエンジニアにとって論理的思考力は非常に重要なスキルです。
例えば、エラーが発生した時は問題を分析し、解決するためのロジックを構築するスキルや、バグの原因を究明し、正しく機能するよう修正するスキルが必要であり、そのどれも論理的なアプローチが必要です。
3-4.地道な作業ができる
アプリケーション開発では、エラーの原因を探り、修正するといった、細かく地道な作業が多いです。
こういった地道な作業がアプリケーションの品質に大きく影響するため、地道な作業を正確にこなすことができる人が向いているといえます。
3-5.コミュニケーション能力
アプリケーションの機能を正しく決定するためには、ユーザーの要望やニーズを理解するためにユーザーやステークホルダーとのコミュニケーションが必要です。
開発段階ではプログラムのバージョン管理や問題解決の意見交換のために、チーム内でのコミュニケーションが欠かせません。
このようにアプリケーションエンジニアには、コミュニケーション円滑に行える人が向いています。
関連記事:アプリケーションエンジニアに向いている人の特徴7選!~アプリエンジニアを志す人必見~
4.アプリケーションエンジニアに必要なスキル・資格
アプリケーションエンジニアは、スマホアプリ、Web系アプリ、業務系アプリの3種類に分かれます。
それぞれエンジニアの種類によって必要なスキルや資格が異なります。
文系でアプリケーションエンジニアを目指すなら確実に知っておくべきでしょう。
4-1.必要なスキル
スマホアプリ、Web系アプリ、業務系アプリの3種類に分けて必要なスキルを解説していきます。
●スマホアプリケーションエンジニア
スマホアプリケーションは「iOS」と「Android」に分かれます。
「iOS」と「Android」でスマホ開発するプログラミング言語は違ってきます。
言語
- ・Android:Kotlin
- ・Android:Java
- ・iOS:swift
「Kotlin」「Java」はAndroid用スマホアプリケーションを開発する際に使用され、「Swift」はiPhone用スマホアプリケーションを開発する際に使用します。
また、OSの知識も必要なスキルとなってきます。
フレームワークはUnity(ユニティ)を利用することで生産性が大幅に上がったりします。
●Web系アプリケーションエンジニア
Webアプリケーションはフロントとバックエンドの2つに分かれます。
それぞれで必要なプログラミング言語が違ってきます。
フロントエンドとバックエンドに分けて解説していきます。
フロントエンド言語
- ・JavaScript
- ・HTML
- ・CSS
フロントエンドの開発には上記3つ全ての言語に関するスキルが必要です。
また、その他にもUI/UXの知識やサーバサイドの知識を求められる場合もあります。
バックエンド言語
- ・PHP
- ・Java
- ・Ruby
- ・Python
バックエンドを担当する場合は「サーバー」や「データベース」と言った知識やスキルが必要となってきます。
●業務系アプリケーションエンジニア
業務系アプリ開発は企業の課題解決や業務効率化を目的とし、開発されます。
特に業務系のアプリケーション開発で利用される言語は以下となります。
言語
- ・Java
- ・C言語
プログラミング言語の他に業務課題を解決するアプリを開発するため、ビジネスの知見やマネジメントスキル、管理能力なども重要なスキルとなってきます。
関連記事:アプリケーションエンジニアに必要なスキルは?おすすめの資格も紹介
4-2.未経験者におすすめの資格
文系未経験者からアプリケーションエンジニアを目指す方におすすめの資格をご紹介します。
●Web・業務系アプリケーションエンジニアの資格
特におすすめの資格は以下となります。
おすすめ資格
- ・Java Silver
Javaの求人数は業界で最も多いため、Java Silverの資格を持っておくと転職・就職活動に有利になります。
●スマホアプリケーションエンジニアにおすすめの資格
スマホアプリケーションエンジニアにおすすめの資格は以下です
おすすめ資格
- ・Android技術者認定試験
スマホアプリケーションエンジニアは資格より、ポートフォリオなどの作る方が転職・就職では役立ちます。
関連記事:アプリケーションエンジニア向け資格10選【2023年版】難易度や必要なスキルを詳しく解説
5.アプリケーションエンジニアの将来性
結論から言うと、アプリケーションエンジニアの将来性は非常にあります。
文系出身でも、今から安心してアプリケーションエンジニアになれるといえます。
5-1.アプリケーションエンジニアの現在の需要
アプリケーションエンジニアはスマホ需要の伸び、業務効率化、ユーザーファーストを意識したアプリ開発などの観点から現在も需要があると言われています。
以下は大手求人サイトのアプリケーションエンジニアの求人数です。
✓未経験アプリケーションエンジニアの求人数
求人サイト名 |
未経験求人数 |
URL |
doda |
348件 |
|
マイナビ転職 |
395件 |
|
リクナビネクスト |
469件 |
※2023年2月時点
未経験歓迎を基に検索をかけたところ、このような結果となりました。
5-2.アプリケーションエンジニアの将来性
「DX白書2023年版」によると業界の人材不足は非常に深刻で、約80%以上の企業がIT人材不足を訴えています。
今まさにアプリケーションエンジニアへの転職は非常に良いタイミングといえます。
IT人材不足の理由として、ビジネスのデジタル化やコロナ禍によるテレワーク推進、スマートフォンの普及などを背景にアプリケーションエンジニアの需要が高まる点が挙げられます。
さらに詳しくはこちらの記事を参考にしてください。
→アプリケーションエンジニアはオワコン?将来性や現在の需要を解説
6.まとめ
今回は、文系出身でもアプリケーションエンジニアになれる理由についてご紹介しました。
理由
- ・IT業界の人材不足
- ・学習環境が整っている
- ・文系出身のエンジニアが多い
- ・未経験での人材募集がある
現在はIT人材の人手不足観点から理系だけでなく、文系の未経験でも募集している企業が多いです。
ただ、未経験からアプリケーションエンジニアに転職・就職を目指している方は勉強は必須になると考えておいた方がいいです。
アプリケーションエンジニアは人気職種の一つのため、倍率は非常に高い職種です。
他の転職・就職者に勝つためには勉強は必須となるでしょう。
弊社ユニゾンキャリアでは、IT専門の転職支援サービスを行っています。
専任のアドバイザーがあなたの状況をヒアリング。キャリアプランの構築から最適な企業の内定までトータルでサポートいたします。
ご相談から内定まで「完全無料」で利用できますので、お気軽にお問い合わせください。
\Googleの口コミ★4.8の安心サポート/
※よくある大量応募・大量面接は致しません!!
このようなことで
悩まれています。
簡単30秒
まずは気軽にWebで無料相談
こんにちは!
はじめに職歴をお聞かせください。
この記事の監修者
エンジニア
大学卒業後、新卒で不動産会社に就職。その後23歳で開発エンジニアにキャリアチェンジし、3年間大手Slerにて様々な開発に携わる。その後、インフラストラクチャー企業にて人材コンサルタントとして経験を積み、株式会社ユニゾン・テクノロジーを創業。現在の代表取締役