Java Silver は転職・就職に有利?転職方法を完全解説|Oracle認定Java
Java Silver の資格取得は転職・就職に有利になるの?….
✓本記事の流れ
- ・Java Silverが転職・就職に有利な理由を知ろう
- ・Java Silverの取得以外に転職・就職に有利する方法
Java Silverを取得すると、転職・就職は間違いなく、有利になります。
もしエンジニア職種への転職を考えている場合は、Java Silverの取得はおすすめです。
ここでは、Java Silverがなぜ転職・就職に強いのか、理由を徹底解説していきます。
関連記事:【資格17選】ITエンジニアにおすすめの最強資格!初心者向けに徹底解説
目次
1.未経験がJava Silverを取得すると転職・就職に有利な理由
未経験の方がJava Silverを取得していると、転職する際に取得していない方に比べ、有利になります。
転職活動を始める前に受けれる場合は取得しておいたほうが良いでしょう。
ここでは、どのような点でプラスに働くのかを説明していきます。
1-1.内定率が上がる
求人サイトには未経験関係のエンジニア求人が多数掲載されています。
ここで載っている「未経験」は「実務未経験」の意味であり、プログラミング未経験の場合は選考に落ちてしまう可能性が高くなります。
企業としても、1から全ての知識を教えていくのは難しいです。そのため、少しでも経験がある人の方が採用されやすい傾向にあります。
Javaを使った開発を行っている企業であれば、Java Silverを持っているとアピールできるためおすすめです。
1-2.日本ではJavaの利用率が高い
JavaはWEBアプリケーションのバックエンド開発を始めとした、様々なシステム開発で使用されています。
開発ではJavaを使用した案件が依然として多く、求人数も豊富なことから、Javaは安定して需要が高いと言えるでしょう。
また、言語としては比較的歴史が長いことから開発ノウハウも蓄積されており、わからないことがあればすぐに調べることができる言語でもあります。
そのため、勉強したい言語が明確に決まっていない方は、Javaの勉強をおすすめします。
1-3.Javaの基礎を理解している証明になる
Javaの基本的なプログラミング知識がなければJava Silverの資格には合格できません。
そのため、Java Silverを取得すればJavaの知識を有していることを企業にアピールできます。
Java BronzeだけではJavaの知識をアピールするには足りないため、Javaの技術力を証明したい場合はJava Silver以上を取得することをおすすめします。
Java Silverの勉強方法を知りたい方はこちらの記事をご覧ください。
【→関連記事:Java Silverの勉強サイトはこれだ!問題集も合わせて解説】
2.Java Silverに加えて転職・就職を有利にする方法
Java Silverの他に転職・就職を有利にするにはどのような方法があるのか説明していきます。
2-1.Java Silverと併せて取得すると良い資格
基本情報技術者試験
基本情報技術者試験は全てのエンジニアにおすすめできる、ITの基礎知識を問う試験です。
基礎知識と言ってもそのジャンルは幅広く、IT企業に関わる全ての職種の基礎知識が出題されます。
ITエンジニアにとって登竜門と言われる資格ですが、しっかり勉強しないと合格は難しいです。
これからIT業界で活躍したい方はぜひ受験してみてはいかがでしょうか。
試験概要 |
詳細 |
試験時間 |
科目A:90分 科目B:100分 |
合格率 |
25% |
目安の勉強時間(難易度) |
初学者 200時間 |
出題数 |
科目A:60問 科目B:20問 |
出題形式 |
科目A:多肢選択式(四肢択一) 科目B:多肢選択式 |
受験方式 |
CBT方式(コンピュータでの受験) |
受験費 |
7,500円(税込) |
受験場所 |
全国(試験会場) |
開催時期 |
通年 |
公式URL |
ORACLE MASTER Silver DBA
ORACLE MASTERは、データベース管理システムで世界トップシェアを占めるOracleデータベースに関する認定資格です。
難易度は全部で4段階あり、Bronze、Silver、Gold、Platinumの順に難しくなります。
日本オラクル社が主催している民間資格ではありますが、ORACLE MASTER Silver以降は世界標準資格になります。
データベースはエンジニアとして仕事をしていく上で、必ずと言っていいほど触れる機会のある技術です。
まずはBronzeやSilverから挑戦してみてはいかがでしょうか。
試験概要 |
詳細 |
試験時間 |
150分 |
合格率(%) |
非公開 |
合格ライン |
60% |
受験資格 |
なし |
目安の勉強時間 |
実務経験者:80時間以上 実務経験なし:120時間以上 |
出題数 |
72問 |
出題形式 |
選択問題 |
受験方式 |
CBT方式(コンピュータでの受験) |
受験費 |
29,400円(税込) |
受験場所 |
全国のテストセンター |
開催時期 |
通年 |
URL |
2-2.ポートフォリオは作成すべき?
ポートフォリオがあると、就職・転職を有利に進めていくことができるためおすすめです。
企業が求職者の技術力を測るためにはポートフォリオを見るのが一番わかりやすく、効率的です。
ポートフォリオの中身が良いものであれば、それだけで企業に好印象を与えることができます。
ある程度技術力に自信がある方は、ポートフォリオを作成するといいでしょう。
しかし、ポートフォリオの出来が悪い場合は企業に悪印象を与えてしまうため注意が必要です。
技術力に自信がない方や、何を作っていいかわからないという方は、まずは資格取得から目指すことをおすすめします。
関連記事:エンジニアのポートフォリオとは?差をつけるためのコツや作り方を紹介
3.Java Silver取得後の転職・就職の注意点
転職・就職の際にどのような点に注意したら良い企業に就けるのか、注意点を説明していきます。
3-1.ブラック企業、残業が多くないか
IT業界がブラック企業、残業が多いと言われる理由として、IT業界の多重下請け構造が関係しています。
「多重下請け構造」とは、新しいシステムを作る時に人材確保やコスト削減のために下請け会社に発注することで成り立つ構造のことです。
三次請け、四次請け…と下請けになっていくほど予算にも納期にも余裕がなくなることから、「忙しいのに薄給」という就業環境になり、ブラックだと言われるようになります。
ただし、下請け企業でしか得られない経験もあります。
それは開発知識が蓄えられることです。
下請け企業は、プログラミングなどの開発工程を引き受けることが多いため、「開発の知識がつきやすい」という大きなメリットがあります。
下請け企業は人材不足に悩まされているので、未経験エンジニアの採用を強化しており、研修も未経験向けに内容が組まれています。
そのため、未経験エンジニアには下請け企業はおすすめできます。
しかし、3次請けより下の企業にはできるだけ入社しないように、応募前にしっかり確認しておきましょう。
関連記事:エンジニアはブラックな仕事なの?企業を見極める時のポイントを解説
3-2.エンジニアの業務をさせてくれるか
企業によってはエンジニア職として採用されたのに、家電量販店やコールセンターに派遣させる企業も存在します。
このような企業は「最初はコールセンターや家電量販店で仕事をしながら研修をして、知識が付いたらエンジニアの仕事をお任せします!」とアピールしてきますが、実際のところ本当にエンジニアの仕事を回してくれる企業は少ないです。
エンジニアとして無駄なくスキルを磨いていくためにも、このような話には騙されないように注意しましょう。
以下の記事でそのような企業の見分け方や回避方法を解説しています。
【→関連記事:未経験からITエンジニアはやめとけ!?失敗しない転職方法など紹介】
3-3.夜勤の仕事がないか
エンジニアの職種の中でも、インフラエンジニアは企業のITインフラを担う仕事のため、24時間の監視体制が発生します。
そのため、インフラエンジニアはシフト制の夜勤が発生することがあります。
しかし、それ以外のエンジニア職種には基本的に夜勤はないため、「夜勤がある」と言われた場合は「なぜ、夜勤があるのか」に注意する必要があります。
もちろん、納期が近い場合はどの職業でも夜勤が発生する可能性があります。
このように夜勤の理由を聞いて納得が行く場合は問題ありませんが、納得がいかない場合は入社しても苦しむことになります。
注意して情報収集するようにしましょう!
関連記事:インフラエンジニアに夜勤がある理由とは?仕事内容やメリットも解説
3-4.仕事内容がイメージと合っているか
ITエンジニアは世の中のシステムを作り、動かすことから、「かっこいい、華やか」といった印象を持ってる方もいるのではないでしょうか?
しかし実際のエンジニア職は地道な作業が多く、華やかさを感じることは稀です。
イメージだけで転職してしまうと「思っていたような仕事じゃなかった…」とギャップを感じることに繋がるため、イメージだけで入社をすることはやめておいた方がいいでしょう。
また、エンジニア職といってもアプリケーション・サーバー・インフラ・開発・運用・設計など、仕事内容も様々です。
自分がどんなエンジニアになりたいのか、どんな仕事をしたいのかをはっきりさせた上で転職しないと、イメージとのギャップに苦しむことになります。
入社してからイメージと違ったということがないように、詳しく調べてから転職しましょう。
4.Java Silverの取得後の転職方法
未経験からIT業界に転職する場合は特に、Java Silverを取得した後に転職活動を始めるといいでしょう。
ここでは、Java Silver取得後の転職方法を紹介していきます。
4-1.IT専門の転職エージェントを利用する
Java Silverを取得した後に転職を考えている方には、IT業界に特化した転職エージェントを利用する方法をおすすめします。
特に、エンジニア未経験で転職をする方は転職エージェントを利用するといいでしょう。
IT業界に特化した転職エージェントなら、以下のメリットが受けられます。
IT特化エージェントのメリット
- ・IT業界の情報に詳しい
- ・IT企業の求人を幅広く取り扱っている
- ・IT企業に特化した書類添削や面接対策が可能
弊社ユニゾンキャリアでは、担当キャリアアドバイザー全員がIT業界に精通しており、未経験や経験の浅い方のエンジニア転職をサポートしています。
IT企業への転職をお考えの方は、是非ユニゾンキャリアにご相談ください。
4-2.求人サイトから応募する
自分のペースで進めていきたいという方は、求人サイトから自分に適した求人に応募するのをおすすめします。
いくつかの求人サイトから多くの求人を確認して探すため時間や多くの労力が必要になってきます。
前に見た求人がなくなっていたり、求人に嘘偽りはないのか、自分に合っている求人かどうかなどに注意して転職活動を進めていきましょう。
ただ、転職エージェントのように面接対策や効果的なアドバイスを受けることはできないことがデメリットです。
4-3.スクールを活用する
未経験の方はスクールに通って転職支援を受けるのも一つの手でしょう。
Java Silver取得時にJavaの知識はついたが、実際に自分でプログラムを組むのに不安がある方もいるのではないでしょうか?
スクールでエンジニアの知識を身につけながら、転職先を紹介してもらうことができるサービスもあるので、転職方法としてはおすすめです。
ユニゾンではスクールと転職のどちらのサービスもやっているので、ぜひご活用ください。
5.Java Silver取得で応募できる求人例
当社で募集しているJavaエンジニア求人の一例をご紹介します。
Javaを勉強した場合、どのような企業に入社できるのかの参考にしてみてください。
◆開発エンジニア
職種 |
Webエンジニア |
仕事内容 |
入社後は3ヶ月間の研修から始めていただきます。 【研修内容】 1. 業務の基本的な流れを知る 2. HTML5、CSS3、JavaScript、Java 基礎 3. プログラミング基礎 4. Webアプリケーション基礎 5. SQL基礎 6. 情報セキュリティ基礎 7. ユニットテストフレームワーク基礎 8. バージョン管理基礎 9. コーディング作法 10. 課題制作 【仕事内容】 フィンテックを使った個人間送金や、医療機関・法人・自治体が一体となった大規模なヘルステックの仕組みなど、大手企業が推進する先端事業の構築に携わり、アーキテクチャの提案から開発、インフラ構築、システム保守運用などを一貫して担っています。 |
雇用形態 |
正社員(試用期間3か月) ※試用期間中の給与・待遇に差異はありません |
給与・年収 |
◆年収 370~420万円 ◆昇給 年1回(4月) ◆賞与 年 2 回(7 月・12 月) ※昨年度4.7カ月分支給 |
勤務時間 |
9:00~17:30(実働7時間30分、休憩1時間) |
勤務場所 |
東京都 ※ほとんどの社員がリモート勤務 入社1年間は出社となります。 |
休日・休暇 |
年間休日125日以上 ◆完全週休 2 日制(土日) ◆土日祝休み ◆年末年始休暇 ◆有給休暇 ◆慶弔休暇 ◆結婚休暇 ◆忌引き ◆介護・育児休暇(男性の取得実績あり) |
福利厚生 |
◆通勤手当 ◆家族手当 ◆住宅手当 ◆健康保険 ◆厚生年金保険 ◆雇用保険 ◆労災保険 ◆厚生年金基金 <各手当・制度補足> 通勤手当:全額支給 ※会社規定に基づく 家族手当:一律 5 千円/月 住宅手当:1万円/月(家賃、住宅ローン有の方) 社会保険:補足事項なし 厚生年金基金:補足事項なし <教育制度・資格補助補足> ■資格取得合格祝い金(受験費用も支給)
<その他補足> ■レジャー・保養所 ■映画館・遊園地等のチケット購入補助 ■旅行宿泊補助金制度 ■在宅勤務制度あり |
選考の流れ |
書類選考 ↓ 適性検査 ↓ 面接:2回 |
6.Javaエンジニアの将来性・キャリアパス
Javaエンジニアには将来性があるのか、また転職後のキャリアパスはどういったものがあるのかについて説明していきます。
6-1.Javaエンジニアの将来性
Javaエンジニアは現在も需要がありますが、今後も需要は高い傾向にあると言えるでしょう。
理由としては以下が挙げられます。
将来性がある理由
- ・Javaは世界で広く使われている
- ・Javaの案件は減っていない
- ・日本ではJavaのような安定した既存技術を好む傾向がある
- ・すでにJavaで組まれてあるシステムのアップデートが必要
- ・Javaは企業の中枢システムに使われていることが多い
- ・Javaは大規模開発に適している
昨今では他の言語も続々と出てきており、その影響で相対的にJava開発の需要が減ってくる可能性が危惧されています。
しかし、実際のところJavaの案件や求人数は減っておらず、Javaを使った開発は依然として高い人気を誇ります。
それに加え、すでにJavaで作られているシステムをアップデートするには、必ずJavaエンジニアの力が必要になります。
Javaは長い間使われている言語のため、その分だけJavaで作られているシステムも多いです。
そのため、Javaエンジニアはまだまだ必要とされています。
これらのことからJavaエンジニアの需要は、今後も高い傾向にあると言えるでしょう。
6-2.Javaエンジニアのキャリアパス
Javaエンジニアになった後は、どのようなキャリアパスが築けるのでしょうか。
Javaエンジニアのキャリアパスとして以下が挙げられます。
キャリアパス例
- ・プロジェクトマネージャー
- ・ITコンサルタント
- ・システムエンジニア
- ・ITアーキテクト
- ・社内SE
- ・フリーランス
IT系の職種は実力主義で、多くの経験を積むほど新しいキャリアを開いていくことができます。
まずは目指したい姿を考えて、キャリアアップのためにどんなスキル・知識が必要になるのかを洗い出していくといいでしょう。
エンジニアが目指せるキャリアパスについては、次の記事で詳しく解説しています。
目指すキャリアを見つけるためにも、ぜひ一度読んでみてください。
【→関連記事:【職種別】ITエンジニアのキャリアパス一覧!事例やキャリアアップ法も紹介】
7.まとめ
転職の際に疑問に思うことを詳しく解説してきました。
転職でやっておきたいこと
- ・Java Silverを取得する
- ・他の資格を取得する
- ・ポートフォリオ作成
- ・転職・就職の注意点を確認する
Java Silver取得の有無は応募できる求人数や内定率にも差が出てくるので、取得しておくと良いでしょう。
また転職・就職の注意点の確認も、想像とのギャップを埋めるためにも必ず確認しておきましょう。
これらの点に気を付け、転職エージェントやスクールを上手く活用し、未経験からの転職・就職を成功させましょう。
このようなことで
悩まれています。
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こんにちは!
はじめに職歴をお聞かせください。
この記事の監修者
エンジニア
大学卒業後、新卒で不動産会社に就職。その後23歳で開発エンジニアにキャリアチェンジし、3年間大手Slerにて様々な開発に携わる。その後、インフラストラクチャー企業にて人材コンサルタントとして経験を積み、株式会社ユニゾン・テクノロジーを創業。現在の代表取締役