エンジニア転職に年齢の限界はあるの?年齢が気になる未経験者必見!
エンジニアの転職に年齢は関係ある…?
未経験からエンジニアに転職する年齢の限界は…?
✓本記事の流れ
- ・エンジニア転職の年齢の限界はあるの?年齢が転職活動に与える影響について解説
- ・未経験からエンジニアに転職するときの年代別の難易度を解説
- ・未経験からエンジニアに転職する際に注意すべき企業の特徴を紹介
未経験からエンジニアに転職したいけど、今の自分の年齢だと厳しいと決めつけている方はいませんか?
本記事では、未経験からエンジニアに転職するときの年代別の難易度について詳しく解説しています。
また最後には、未経験から転職するためのスキルアップ方法も解説していますので、これからエンジニアを目指す方は必ずお読みください。
次の記事ではそもそもエンジニアとは何なのかについて詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。
⇒【図解付き】エンジニアとは?職種・種類・仕事内容・ITエンジニアの適性までわかりやすく完全網羅!
目次
1.エンジニア転職の年齢制限
はじめに、エンジニアへの転職を考えている人に向けて、転職可能な年齢の限界の具体的なラインと年齢が与える影響について解説していきます。
エンジニア転職の年齢の限界については以下の3つのパターンで状況が異なります。
- ・エンジニア未経験の場合
- ・エンジニア経験がある場合
- ・年齢が全く関係ないケース
では、さっそく上記3パターン別に年齢の限界ラインを見ていきましょう。
1-1.エンジニア未経験の場合
エンジニア未経験の人が転職する場合は、30歳が1つのボーダラインになります。
というのも、エンジニア未経験者を積極的に採用している企業はなるべく若い人材を採りたいという方針であることが多いからです。
20代の若い人材であれば、まだ先の仕事人生の時間に猶予があるため、企業側は未経験者でも業務経験を積ませていきながらエンジニアとして育てていきやすいです。
ところが30代になってくると企業側も採用に慎重になってきます。
30代以降の人材は今までの業務経歴やスキルが重要視されてくるので、20代のようにポテンシャルのみで採用されるのもなかなか難しくなってきます。
企業が求人を出す段階では、年齢制限を表向きは設定していないことがほとんどですが、実際には書類選考の段階で「20代しか通さない」などと年齢条件を設けているところは多いです。
そのため、未経験からITエンジニアに転職する場合は、早ければ早いほど有利になるでしょう。
ただ、30代でも高度な資格な資格を取得すると、転職できる可能性はあるでしょう。
たとえば、以下の資格があげられます。
- ・応用情報技術者試験
- ・Java Gold
- ・CCNA
- ・CCNP
- ・LPIC、LinuCレベル1
- ・LPIC、LinuCレベル2
資格に加えて、ポートフォリオの作成などをすると、さらに転職できる可能性はあがるでしょう。
ポートフォリオについては以下の記事をご覧ください。
→エンジニアのポートフォリオとは?差をつけるためのコツや作り方を紹介
1-2.エンジニア経験がある場合
すでにエンジニアとしてある程度の業務経験がある人は、一般的には転職するときに年齢の限界はありません。
エンジニアの仕事はITスキル・知識を駆使した技術職であるため、転職市場では経験者は年齢よりもそれまでの業務経験や保持スキルが重視されます。
そのため、年齢に関係なくほかのIT企業に転職できるケースが多いです。
ただし、スキルが低い場合は、年齢も見られます。
そのため、スキルが身に付けない企業であれば、一早く転職を視野に入れるといいでしょう。
1-3.年齢が全く関係ないケース
エンジニアの転職において年齢がまったく関係ないケースもあります。それは主に以下の3パターンです。
- ・マネジメント経験のあるエンジニア
- ・営業力のあるエンジニア
- ・専門に特化したスキルを持つエンジニア
プロジェクトマネージャーとして複数のエンジニアを統括していた経験のある人材は希少価値が高いです。
また、一定のITスキルはあっても営業力がないエンジニアが多くいるなかで、営業力のあるエンジニアはクライアントとの商談で活躍しやすいので評価が高いです。
そして、「高度なプログラミングスキルを持っている」など専門分野に特化している人材も企業からの需要は非常に高い傾向にあります。
このようにエンジニアとしてのスキルにプラスして、人をまとめるマネジメント能力や営業力などの別のスキルを持っている人は年齢に影響されずに転職が成功しやすいです。
2.未経験からエンジニアに転職するときの年齢別難易度
この章では未経験からエンジニアに転職するときの年齢別難易度を以下の2つのパターンにわけて解説していきます。
2-1.20代でエンジニアに転職する
20代の場合は、未経験からでも非常にエンジニアに転職しやすいです。
IT業界は慢性的な人手不足のため、多くの企業は積極的に人材を確保したいという背景があります。
そして若ければ若い人材ほど業務の生産性向上の観点から欲しいと考えています。
実際に、転職市場において、未経験可でエンジニアを採用している企業の大多数は20代をターゲットにした求人を出しています。
このように、20代の若年層の人は本人のスキルはあまり関係なく、売り手市場で転職活動を行えるので有利です。
【関連記事】20代未経験からのITエンジニア転職!成功の秘訣や優良企業の見極めポイントを徹底解説
2-2.30代でエンジニアに転職する
30代の未経験でエンジニアに転職することは、20代よりは少しハードルは上がりますが可能性はあるでしょう。
30代では今までのエンジニア以外の仕事で培われた経験やスキルが採用時に企業から見られます。
そこでたとえば、営業の仕事で養われた高いコミュニケーション能力を持っていたり、複数の部下をマネジメントしていた経験などを持ち合わせているとアピールポイントにできます。
ただ、20代に比べて、30代は非常に難しいため、資格取得やポートフォリオ作成をしてから転職に挑むと良いでしょう。
何もなしでは、転職は非常に難しいです。
【関連記事】30代未経験でもITエンジニアに転職できる!転職方法など解説
3.未経験からエンジニア転職を成功させるコツ
年齢に左右されず、IT業界未経験からでもエンジニア転職を成功させるコツは以下の4つです。
- ・転職の目的を明確にする
- ・企業研究をする
- ・自分のスキルを把握する
- ・選考対策を行う
3-1.転職の目的を明確にする
転職の目的を明確にすることは、年齢を問わず未経験からのエンジニア転職を成功させるためにとても重要です。
自分がエンジニアになって何を成し遂げたいのか、事前に具体的なキャリアプランをイメージしておきましょう。
たとえば、「何歳までに上流工程のシステム開発に携わりたい」や「この時期までにはエンジニアチームをマネジメントする立場になりたい」など年齢と照らし合わせた計画表のようなものを作成してみると、転職の目的がよりはっきりしてくるのでおすすめです。
転職の目的を見失ってはエンジニアをすぐにやめることになりかねないので注意しましょう。
【関連記事】ITエンジニア転職の危険や成功の秘訣!おすすめの職種や向いている人の特徴も紹介
3-2.企業研究をする
自分がエンジニアとして業務をすることを考えている企業について事前に調べることも、年齢に関係なくエンジニア転職を成功させる重要な要因です。
志望企業の研究をして知識を身に付けておくことで、面接時に採用担当者に意欲をアピールできます。
逆に言えば、入りたい企業にもかかわらず事前に調べずにまったく知識がない状態で面接に臨むと、「この人はやる気のない人だな」という悪い印象を与えてしまいます。
また、企業研究は、転職活動を終えて実際に入社したあとのミスマッチを防ぐ観点からも重要ですので、必ず行うようにしましょう。
3-3.自分のスキルを把握する
現状での自分のスキルを客観的に把握することも、年齢を問わずに未経験でエンジニア転職を成功させるコツです。
エンジニア未経験者はITスキルを保有していないことがほとんどですが、自分が志望しているエンジニア職種に合わせたスキルを選考前に少しでも勉強しておくことでほかの人と差別化を図ることができます。
また、自分が今までの業務で身につけた強み(たとえば営業力・コミュニケーション能力など)を具体的なエピソードと絡めてあらかじめ整理しておけば、転職の面接時に効果的にアピールすることができます。
1つ注意点として、自分のスキルを把握するときは独りよがりにならないように注意しましょう。
エンジニアに必要なスキルについて詳しく知りたい方はこちらの記事をご覧ください。
→ITエンジニアに必要なスキル一覧!求められる能力や技術を徹底解説
3-4.選考対策を行う
履歴書・職務経歴書などの書類添削や面接対策を事前にしっかり行うことも、年齢関係なく未経験からエンジニア転職を成功させるために必要不可欠な方法です。
書類対策や面接対策を行うか行わないかで、エンジニア未経験者の選考通過率は大きく変わってきます。
とくに面接は慣れの部分が大きいので、一発本番で臨むのは非常に危険です。
絶対に入社したいIT企業がある場合は、必ず書類の事前添削を受けて面接練習もしておきましょう。
- 「エンジニア経験がないから心配」
- 「年齢が高いから採用されないかも」
などと、エンジニアへの転職活動に不安を感じている方は、IT業界に特化した転職エージェントを利用してください。
面接対策や履歴書・職務経歴書の添削など転職活動の手厚いサポートを丁寧に行っており、優良なIT企業の求人のみを紹介しています。
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4.未経験からエンジニアに転職する際に注意すべき企業の特徴
IT業界のなかには、労働者を搾取するとんでもないブラック企業も残念ながら存在します。
この章では、エンジニア未経験者がブラック企業に入社しないために、危ない企業に共通する特徴を紹介していきます。
20代・30代などの未経験からエンジニアに転職するときに注意したい企業の特徴は、主に以下の3つです。
- ・家電量販店、携帯販売ショップに派遣する企業
- ・研修中に給与が発生しない企業
- ・スキルが身に付かない企業
では、それぞれのブラック企業の特徴を詳しく見ていきましょう。
4-1.家電量販店、携帯販売ショップに派遣する企業
未経験からでもエンジニアを採用していると見せかけて、その実態は家電量販店や携帯販売ショップに派遣させるSES企業が存在します。
SESは客先にエンジニアを派遣させる業態の企業ですが、その派遣先がエンジニアの業務と無関係である場合は、労働者を騙していることにほかなりません。
そのような企業の多くは、「家電量販店・携帯販売ショップで業務を行いながらエンジニアの研修を行う」と謳っていますが、実際にはエンジニア研修はまったく行われない・もしくは申し訳程度しか実施されず、いつまで経ってもエンジニアの実務は任せてもらえません。
しかし、SES企業のすべてがこのようなブラック企業ではなく、もちろん中には優良企業も数多くあるので、会社説明会など選考の段階で見極めることが重要です。
4-2.研修中に給与が発生しない企業がある
エンジニア業務の研修中に給与がもらえないIT企業もあるので注意が必要です。
具体的な例では、研修でITスクールに通わせるケースにおいて、その間の給料を支払わない企業があります。
また、さらに悪徳なケースですと、給料を支払わないばかりか、研修時のスクール料金を新入社員に実費負担させる場合があります。
このような企業に入社してしまうと、自分の生活が立ち行かなく可能性が高まりますので本当に注意が必要です。
4-3.スキルが身に付かない企業がある
エンジニアの業務とはまったく無関係のことを新入社員にさせるIT企業もあるので注意しましょう。
たとえば、簡単な事務作業や書類の整理を永遠とさせる企業があります。
このような企業は、転職者をエンジニアではなく、雑務のための要員としかみなしていません。
これでは、エンジニアの実務経験が積めないため、いつまで経ってもITスキルが身につかない人材になってしまいます。
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5.年齢を気にせずエンジニアに転職するための勉強方法
この章では未経験者が年齢を気にせずに、エンジニアに転職するための具体的な勉強方法を以下の3つにわけて紹介していきます。
- ・スクールに通う
- ・Webサイトで学習する
- ・勉強会に参加する
それぞれの方法にメリット・デメリットがあるので詳しく見ていきましょう。
5-1.スクールに通う
ITスクールに通うことで勉強すると、未経験者でもエンジニア転職しやすくなります。
ITスクールに通うメリットは、業界に精通している講師の指導をマンツーマンで受講できる点です。
スクールの講師はエンジニア経験者であることがほとんどなので、実務に対する疑問点もわかりやすく解消してくれます。
効率よく勉強するには、スクールがおすすめです。
スクールは多少費用が発生するのがデメリットですが、挫折しにくいので、ほぼ確実にスキルアップすることができます。
おすすめのプログラミングスクールについては以下の記事をご覧ください。
→プログラミングスクールおすすめ30選!元エンジニアが各社を徹底比較【2024年最新版】
5-2.Webサイトで学習する
ITスキルや資格の習得に特化したWebサイトで学習する方法もおすすめです。
現在では、インターネット上にエンジニアの業務に必要な知識・スキル・資格を勉強できるたくさんの学習サイトがあります。
Webサイトを利用して学習するメリットは、時間や場所を選ばずに完全に自分のペースで勉強できる点です。
サイトにアクセスできる環境があれば、仕事終わりやちょっとした空き時間など自分が好きなタイミングに学べます。
一方、デメリットは、独学になるため挫折しやすいことです。
【関連記事】独学ではITエンジニアは厳しい?独学で勉強すべき内容を徹底解説
5-3.ポートフォリオを作成する
基礎を勉強したあとは、ポートフォリオの作成も視野に入れても良いでしょう。
(ポートフォリオ=制作物)
採用担当はどの程度勉強しているか見ることができれば、評価を高くなります。
エンジニアになりたい本気度を伝えることができるため、一番おすすめの方法ですが、一番難易度が高いため、時間がある方にはおすすめします。
【関連記事】エンジニアのポートフォリオとは?差をつけるためのコツや作り方を紹介
6.まとめ
この記事では、エンジニアにおける転職と年齢の関係にフォーカスを当ててきました。
年齢別でまとめると以下となります。
エンジニア未経験の場合
- ・20代であれば、転職できる可能性は高い
- ・30代であれば、資格取得、ポートフォリオが必要
エンジニア経験がある場合
IT企業のなかには、未経験者を採用する場合、20代の若手を中心に採る企業が一定数存在するのは事実ですが、30代以降でもそれまでのスキルや経験次第でエンジニアに採用されることはあります。
ただし、30代であれば、資格取得かポートフォリオが必要です。
そのため、年齢であきらめるのでなく、スキルを磨きながらIT業界に特化した転職エージェントを利用することがエンジニア転職を実現させる近道です。
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このようなことで
悩まれています。
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はじめに職歴をお聞かせください。
この記事の監修者
エンジニア
大学卒業後、新卒で不動産会社に就職。その後23歳で開発エンジニアにキャリアチェンジし、3年間大手Slerにて様々な開発に携わる。その後、インフラストラクチャー企業にて人材コンサルタントとして経験を積み、株式会社ユニゾン・テクノロジーを創業。現在の代表取締役