プログラマーの仕事は難しい?きつい?難しい時の対処法も解説!|PG職業ゴシップ
プログラマーの仕事って難しいの?
プログラマーになるのって難しいってホント?
✓本記事の流れ
- ・プログラマーの仕事が難しいと言われる理由
- ・プログラマーの仕事がきついと言われる理由
- ・プログラマーの仕事のやりがいと魅力
プログラマーは難しい、きついというイメージを持っている方が多いと思いますが、実際のところどうなのでしょうか。
この記事ではプログラマーの仕事の難しさとやりがいについて解説していきます!
プログラマーが難しいと感じた時の対処法も解説しているので、ぜひ最後までご覧ください!
また、以下の記事ではそもそもプログラマーとは何なのかについて詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。
→プログラマーとはどんな職業?徹底的に深堀り!やりがいや年収も解説
目次
1.プログラマーの仕事が難しいと言われる理由
プログラマーの仕事は難しい、と言われているのを聞いたことがある方がいらっしゃるのではないでしょうか。
そのように言われる主な理由として、以下の4つが挙げられます。
- ・英語が多い
- ・エラーの修正を行わなければならない
- ・覚えることが多い
- ・プログラミング言語が多すぎる
ここでは、それぞれの理由を詳しく解説していきます。
1-1.英語が多い
難しいといわれる1つ目の理由は、プログラミング言語に英語が多いことです。
英語が苦手な人がプログラミング言語を見ると、英語がたくさん並んでいて難しいと感じる可能性があります。
ですが、プログラミングにスピーキングやリスニングなどの英語スキルは必要なく、ある程度の単語が読めれば問題なくプログラミングをすることができます。
つまり求められる英語スキルがとても高いわけではなく、プログラミングに英語が多く用いられているからと言ってプログラミングそのものが飛躍的に難しくなるとは言えません。
しかし、英語を使うと聞くだけでプログラマーをあきらめてしまう方がいるのも現状です。
エンジニアに求められる英語スキルについては次の記事で詳しく解説しているので、興味のある方は参考にしてみてください。
→ITエンジニアに必要な英語力とは?よく使う単語やおすすめ勉強法など紹介
1-2.エラーの修正を行わなければならない
難しいといわれる2つ目の理由は、エラーの修正を行わなければならないことです。
プログラミングは、コードの中にたった1文字でもミスがあるとシステムにエラーが発生してしまいます。
エラーが生じた際、プログラマーは膨大な量のコードからエラーの原因を見つけ出して迅速にエラー修正を行うスキルが求められ、その時にエラーをうまく突き止めることができずに挫折してしまう人も少なくありません。
しかし、プログラマーという職業はシステム構築をして終わりではなく、バグがないかを調べることも仕事のうちです。
そのためプログラミング以外はしたくないという方は、一度プログラマーの仕事内容をしっかりと知ったうえで、改めてプログラマーを目指すかどうか考えることをおすすめします。
次の記事でプログラマーについて分かりやすく解説しているので、プログラマーとはどんな職業なのか知りたい方はまずはこちらの記事を読んでみてください。
→プログラマーとはどんな職業?徹底的に深堀り!やりがいや年収も解説
1-3.覚えることが多い
難しいといわれる3つ目の理由は、プログラマーになるためには沢山覚えるべきことがあることです。
プログラマーは開発するシステムによって使用するプログラミング言語が異なったり、プロジェクトごとに独自の開発ルールがあったりと、様々な技術に順応することが求められます。
そのため、プログラマーとして活躍するためには多くの知識を身につける必要があり、それを大変と感じ、プログラマーの仕事自体を難しいと感じる方が多くいらっしゃいます。
しかし、1つの分野を極めるスペシャリストというキャリアパスを描けば、幅広い分野の知識を縦断的に身につける必要性は少なく、かつ専門性が高いプログラマーとして活躍することが可能です。
ひとことでプログラマーと言っても様々なキャリアパスを描くことができることを頭に入れておきましょう。
1-4.プログラミング言語が多すぎる
難しいといわれる4つ目の理由は、プログラミング言語の多さです。
プログラマーとして幅広い業務に対応するには、複数の言語を習得する必要があります。
プログラマーは、業務と新しいプログラミング言語の勉強を並行して行わなければならないため、大きな労力が求められます。
その結果、プログラマーの仕事が難しいと言われることがあります。
しかし、自身がプログラマーとしてどの分野で活躍したいかによって身につけるべき言語は異なります。
特に未経験からプログラマーへの転職を考えている方の場合、プログラマーは沢山の言語を身につけなければならないからといって、やみくもにプログラミング言語を学習しても意味がありません。
なぜなら、自分はまずどの言語を身につけるべきか明らかに据える必要性があるからです。
しかし、自分で判断するのが難しいと感じる方がいらっしゃると思います。
そのような方には、転職エージェントに自身の転職活動について相談することをおすすめします。
特にユニソンキャリアのようなIT業界に特化した転職エージェントの場合、プログラマーを目指す方は的確なアドバイスを受けることができます。
無料相談を行っているので、興味のある方はまずは気軽に話をしてみてください。
2.プログラマーの仕事は難しい上にきついってホント?
プログラマーの仕事は「難しいだけでなく、業務そのものがきつい」と評価されがちです。
では、どうしてそのように言われてしまうことが多いのでしょうか。
ここでは、プログラマーの仕事がきついといわれる理由について説明します。
2-1.残業や休日出勤が多い
まず、プログラマーは残業や休日出勤が多いため難しいと言われています。
業務時間内にタスクを終わらせることができないほどにプログラマーひとりの業務量が多く、残業や休日出勤が必要となってしまう企業があるためです。
また、クライアントによる無理な納期設定や、エラーの修正対応に対応しなければならない状況に陥ることで残業や休日出勤せざるを得ない状況が生まれてしまうこともあります。
もちろん全ての企業がプログラマーにそのような労働環境を強いているわけではありませんが、そのような職場が存在してしまっているのも事実です。
プログラマーの残業事情については次の記事で詳しく解説しているので、興味のある方はご覧になってください。
→プログラマーの残業は多い?残業の多いブラック企業の特徴も紹介!
2-2.IT分野は人手が足りない
IT業界全体が人手不足に悩まされていることも、大きな理由です。
プログラマーに限った話ではないのですが、IT業界は人材不足が深刻化しています。
IT人材の最新動向と将来推計に関する調査結果によると、IT人材の不足数が2015年から年々増加している一方で、IT人材供給は2019年をピークに年々減少しています。
IT市場は年々拡大していく一方でプログラマーの人材が減っているため、プログラマーひとりの負担が益々重くなると考えられています。
このことから、「プログラマーの仕事=きつい」というイメージを持つ方が多いです。
しかし、プログラマーは需要が高く将来性が高い職業であるのは事実です。
関連記事:プログラマー不足の真実!求められるプログラマーになるコツも紹介!
2-3.学び続けなければならない
プログラマーとして日々新しい知識を学び続けなければならない点も、きついと言われる理由の1つです。
IT業界は毎日のように新しい技術が生まれていて、日々情報が更新されます。
そのような業界に身を置く以上、市場価値の高いプログラマーとして活躍し続けるために常に学習し続ける向学心はとても重要です。
しかし、そのためにはプログラマーとしての業務をこなしながら、時にはプライベートの時間を使ってまで情報収集を行う必要があります。
そのことが身体・精神的に多大な負荷をかけるとされているため、プログラマーの仕事はきついといわれています。
ただし情報収集の方法は多岐に渡るため、自分に最も合う方法を見つけていかに効率的に情報を集めるかが大切です。
次の記事で詳しくまとめてありますので、是非参考にしてみてください。
→エンジニア必見!IT業界動向から最新技術トレンドまで情報収集のコツ
2-4.急に対応を求められることがある
対応力が求められることも、プログラマーがきついといわれる理由です。
突然の仕様変更やスケジュールの短縮など、クライアントからの要望に振り回されることが多いからです。
仕様変更があった場合でも納期に間に合わせるように開発しなければいけませんが、メンバーが増員できないケースも少なくないため、結果として納期前まで残業が増えてしまうことが多く、きついと言われています。
2-5.給与が低くなりやすい
プログラマーの給与が安くなりがちなことも、理由の1つです。
IT業界は、多重下請け構造がメインです。
そのため、三次請けや四次請けなどのプログラマーになると、給与が低くなりやすい傾向にあります。
低賃金で多大な業務をこなさなければならないので、「プログラマーの仕事はきつい」といわれます。
次の記事では、プログラマーの年収事情について詳しく解説しています。
→プログラマーの年収はいくら?年収1000万円のキャリアパスも紹介
3.きついだけじゃない!プログラマー仕事のやりがいや魅力
プログラマーの仕事は「難しい、きつい」と評価されがちですが、それ以上にやりがいや魅力がある仕事です。
ここでは、そんなプログラマーのやりがいや魅力を分かりやすく説明していきます。
3-1.自分が書いたプログラムが動くと喜びがある
プログラマーにとって、自分が書いたプログラムが動いた瞬間は最高の喜びを感じられます。
特に難しいシステムを完成させ、リリースさせた後の感動は他では得られないものであると言えます。
また、自分がシステムを構築することでクライアントの要求にこたえることができたり、クライアントから感謝の気持ちを伝えてもらえた時には、さらなる達成感を感じることができるでしょう。
3-2.自分の技術次第で高収入を目指せる
自分の技術力を高めれば高めるほど収入を上げられるところも、プログラマーの大きな魅力です。
高いスキルを身につけたプログラマーは、よりハイレベルな案件を担当することができたり、フリーランスとして独立することができるため、努力をしてスキルアップをすることで高収入を得ることができます。
努力の結果がわかりやすく金額に反映されるため、仕事へのモチベーションも高まるでしょう。
関連記事:プログラマーに必要なスキルは?スキルアップに必要な知識も解説!
3-3.手に職をつけることができる
プログラマーは技術職であるため、手に職をつけることができると言うことができます。
企業によってはオフィスへ出勤しなくてもリモートで出勤することができたり、一度プログラマー職を離れたとしても、技術力があれば結婚・出産、介護などのライフイベントの変化があっても対応できます。
近年プログラマーの需要は高いため、プログラマーとしての技術は様々なシーンで活躍することが期待されます。
例えば、副業としてプログラミングを行うことも可能となります。
3-4.将来性が高い
将来性の高さも、プログラマーが持つ魅力の1つです。
DX化が進む現代において、プログラマーの需要は高まっています。
さらに、業界全体が基本的に売り手市場なので自分の好きなキャリアプランを選びながら理想の働き方を目指せます。
プログラマーが「仕事が全くない」という状況に陥ることはほぼないと言っても過言ではなく、異業種からの転職もおすすめの職業と言えます。
エンジニアの将来性や需要については次の記事で詳しく解説しているので、興味のある方は是非ご覧になってください。
→プログラマーに将来性はある?種類別の需要についても徹底解説!!
4.プログラマーにやりがいを感じる人は?
この段落ではプログラマーの仕事にやりがいを感じる人の特徴を解説します。
自分はプログラマーとしてやりがいを感じることができるのかどうか、自分の性格と照らし合わせながら見てみてください。
4-1.ものをつくるのが好きな人
1つ目のプログラマーにやりがいを感じる人の特徴は、ものづくりが好きな人です。
プログラマーは自分の手を動かしてプログラミングをすることで、新しいシステムをつくりあげます。
自分の作ったシステムが世に出ていく喜びを感じることができるため、ものをつくるのが好きな人はプログラマーに向いています。
4-2.新しいものが好きな人
2つ目のプログラマーにやりがいを感じる人の特徴は、新しいものが好きな人です。
IT業界は技術の進化が著しく、流行の移り変わりも激しいため、そこで仕事をするプログラマーは新技術に関わる機会が多いです。
そのため、新しいものが好きな人にとってプログラマーは最適な職種と言うことができます。
4-3.ルーティンワークが嫌いな人
3つ目のプログラマーにやりがいを感じる人の特徴は、ルーティーンワークよりも毎日違う仕事がしたい人です。
プログラマーは案件によって全く異なるシステムを構築するため、単純作業の仕事はあまりありません。
そのため、ルーティーンワークが嫌い・苦手だと感じている人はプログラマーの仕事は向いていると言えます。
4-4.柔軟に物事を考えるのが好きな人
4つ目のプログラマーにやりがいを感じる人の特徴は、柔軟な考え方をすることができる人です。
具体的には、今までの常識にとらわれず自由な発想ができる人材が、プログラマーとして活躍することができます。
自分の専門とする分野を超えて様々な分野から積極的に情報を得ることで、その知識を活かして柔軟な発想力を兼ね備えたプログラマーとなれるでしょう。
関連記事:元プログラマーが解説!プログラマーの仕事のやりがいと魅力とは?
5.プログラマーになるのは難しいのか?
プログラマーの仕事は「難しい、きつい」といわれながらも、やりがいがあります。
しかし必要なスキルが多かったり、技術職であることから、異業種からの転職や未経験からの転職をあきらめてしまう方も少なくはありません。
しかし、プログラマーは未経験からでも目指しやすい職業であることをご存じですか。
実際、現在は初心者向けのプログラミングスクールや、気軽に勉強が始められる参考書・オンライン学習サイトなども多数存在します。
そのため、自分のライフスタイルに合わせてプログラミング学習を進めることが可能です。
このようにプログラマーに関する知識を身につける環境が整っているだけではなく、未経験歓迎の求人も多く掲載されているため、プログラマーは未経験からでもなりやすい職業と言えます。
プログラマーになるための方法については、下記の記事にまとめてありますので、是非参考にしてください。
6.プログラマーが難しいと思ったときの対処法
プログラマーになるために勉強を進めていくと、難しい…と感じることがあると思います。
ここでは、プログラマーが難しいと思ったときの対処法を4つ解説します。
6-1.簡単なプログラミング言語に切り替える
まず一つ目の対処法は、勉強するプログラミング言語を簡単なものに切り替える方法です。
プログラマーが扱うプログラミングは多岐に渡り、それぞれ難易度が異なるため、自分の勉強し始めた言語のレベルが高すぎると感じたら、思い切って学習する言語を変えるのも手です。
まずは比較的基本的で簡単な言語を習得してから、徐々にレベルの高い言語習得をしていくことで、効果的にステップアップしていくことが可能です。
環境構築が不要で比較的簡単なプログラミング言語
以下のプログラミング言語は、環境構築が不要かつ習得の難易度が高くありません。
始めるまでの難易度が低いため、コードの練習をするには最適です。
比較的簡単なプログラミング言語
- ・Python
- ・Ruby
- ・PHP
- ・JavaScript
- ・Go
次の記事でプログラミング言語について詳しくまとめてありますので、参考にしてください。
→エンジニアにおすすめのプログラミング言語は?需要の高い言語も解説
6-2.参考書を選びなおす
使用する参考書を選び直すことも、選択肢の1つです。
現在、プログラミングに関する参考書は多数出版されています。
そのため、自分のレベルと参考書のレベルが合わないことも考えられます。
そのためはじめに選んだ参考書のレベルが高すぎた場合は、初心者向けの参考書を買い直すことをおすすめします。
自分のレベルに合ったものを使用することで、自分に適した進度で、着実に実力をつけることができます。
6-3.スクールを利用する
プログラミングスクールに通って、プロから指導を受ける方法も存在します。
講師のもとで疑問点を解消しながら学習を進めることができるため、独学で学習するよりも効率よく技術を高められます。
弊社が運営するプログラミングスクールの「ユニゾンカレッジ」は、就職・転職サポートも行っています。
無料でカウンセリングを受けることができるため、まずはお気軽にご相談ください。
また、さかこじぶろぐではプログラミングスクールについて詳しく解説しているので、気になる方はぜひ参考にしてみてください。
6-4.プログラマー以外のIT職について考えてみる
「プログラマーになるのは難しい」と思ったら、プログラマー以外のIT職に転職する方法もあります。
- ・インフラエンジニア
- ・webデザイナー
- ・webマーケター
それぞれの職業について解説していきます。
●インフラエンジニア
インフラエンジニアは、サーバー・ネットワーク・セキュリティなどを扱うエンジニアで、IT基盤の設計・運用・保守などがメイン業務です。
各種システムやサービスの土台部分を担うため、エラーを最小限に抑えられるような細やかな仕事ができる人に向いています。
インフラエンジニアについては次の記事で解説しています。
●webデザイナー
webデザイナーは、webサイトのデザインを行う職種で、webデザインのほか、コーディング・プログラミングのスキルも求められます。
デザイン関係の仕事に興味がある人におすすめします。
関連記事:エンジニアとデザイナーの違いとは?仕事内容やスキルを比較して解説
●webマーケター
webマーケターとは、webマーケティングの専門家で、web集客やSNSの知識をもとに、売上アップをはかります。
SEO対策やデータ分析について関心がある人は、webマーケターを目指してみてはいかがでしょうか。
7.まとめ:プログラマーは難しいがその分やりがいも多い!
プログラマーの仕事は、さまざまな面において難しい点が多いです。
しかし、ものづくりの喜びや将来性の高さなど、やりがいをたくさん感じられる職種でもあります。
未経験からも目指しやすく、さらに需要と将来性がある職業のため、転職を考えている方は転職エージェントやプログラミングスクールを活用して長く活躍できるプログラマーを目指しましょう。
このようなことで
悩まれています。
簡単30秒
まずは気軽にWebで無料相談
こんにちは!
はじめに職歴をお聞かせください。
この記事の監修者
エンジニア
大学卒業後、新卒で不動産会社に就職。その後23歳で開発エンジニアにキャリアチェンジし、3年間大手Slerにて様々な開発に携わる。その後、インフラストラクチャー企業にて人材コンサルタントとして経験を積み、株式会社ユニゾン・テクノロジーを創業。現在の代表取締役