外資系エンジニアへ転職を考えてる方必見!特徴やメリットを紹介
外資系企業と日系企業で働くエンジニアに違いはあるのかな?
外資系エンジニアになるために必要なスキルって何だろう…
✓本記事の流れ
- ・外資系企業と日系企業の違い
- ・外資系企業のエンジニアになるメリット・デメリット
- ・外資系企業に転職したい人が身につけておくべき能力
エンジニアとして働く選択肢の一つに外資系企業があります。しかし、外資系企業と聞いても日系企業の違いが具体的に分からない方が多くいらっしゃるのではないでしょうか。
本記事では、外資系エンジニアの特徴や、日系企業と比較したときのメリット・デメリットを紹介しています。また、外資系企業のエンジニアへの転職を考えている人が身につけておきたい能力についても解説しています。
外資系企業への転職を考えている方や、外資系企業と日系企業どちらを目指そうか悩んでる方は是非参考にしてください。
事前に読みたい⇒【図解付き】エンジニアとは?職種・種類・仕事内容・ITエンジニアの適性までわかりやすく完全網羅!
目次
1.外資系エンジニアとは
外資系エンジニアとは、外資系の会社に勤務しているエンジニアのことです。
そもそも外資系企業とは、日本に拠点を持つ海外の企業や海外と国内の会社が共同で立ち上げた会社を指します。
外資系エンジニアとして働くことができる企業の一例は、以下の通りです。
- ・外資系ITベンダー
- ・外資系メーカー
- ・外資系Webサービス
- ・外資系ITコンサルティングファーム
それぞれの企業によって仕事の内容や、求められるスキルは変わってきます。
そのため、自分自身のスキルや業務内容を踏まえて、相性の良い企業を選ぶことが重要です。
各企業や求人で、どのようなスキルが求められているのか、どんな仕事ができるのかをしっかりと確認しておく必要があります。
外資系エンジニアへの転職を考えているものの、具体的にどんなアクションを起こすべきか分からない…という方には、IT業界に精通したアドバイザーが在籍しているユニゾンテクノロジーの利用をおすすめします。
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2.外資系企業と日系企業の違い
外資系企業と、日系企業には大きく分けて4点の違いがあります。以降で詳しく紹介していきます。
2-1.雇用形態
日系企業と違って、外資系企業では「ジョブ型雇用」という形態が一般的です。
ジョブ型雇用とは、採用の時点で仕事の内容を明確にしています。
そのため、異動などに伴う仕事内容の変化はほとんどありません。
一方で、日系企業は「日本型雇用」という形態が一般的です。
日本型雇用では、配置転換によって仕事内容が大きく変わることも少なからずあります。
そのため、自分のやりたいことを仕事にしたい方や、得意なことで稼いでいきたい方には外資系企業がおすすめです。
安定性のある会社で働きたいと思っている方や、一つのことにとらわれず、色々なことに挑戦したい方には日系企業が向いています。
2-2.個人主義か集団主義か
外資系企業では一人一人のやることが明確になっているため、自主性が求められます。
一方で、日系企業では終身雇用の会社が多いため、チームワークや団体行動、調和が求められることが多いです。
終身雇用制とは、大きな問題をおこしたり、会社が倒産しない限りは解雇されずに働いていける仕組みです。
そのため、他の社員とトラブルを起こさず、チーム一丸となって働いてくれる人材が重宝されます。
一方で、外資系企業は自分に任せられている仕事を終わらせれば、周囲の人間をサポートする必要はなく、自分は自分、人は人と割り切って仕事をしていくことができます。
このように、外資系企業は個人主義の傾向が強い一方で、日系企業は集団主義となっています。
ただし外資系企業で成果を上げるためには、仕事をやり遂げるため責任感や自発的に動ける行動力が求められてきます。
2-3.外資系企業は成果主義
外資系企業は実力主義の会社が多い一方で、日系企業は年攻序列制が採用されています。
年攻序列とは、同じ会社に長く勤めているほど給料やポジションが上がっていく仕組みです。
そのため、スキルが高くない人材でも、長期間会社に勤め続けていれば偉くなることができます。
一方で、外資系企業では実力が最重要視されるため、仕事で成果を出すことができれば、若い人でも高いポジションについたり、年収を上げることが可能です。
そのため、上司が歳下で、部下が歳上というケースも少なくなく、女性でも評価されれば高いポジションにつくことも可能です。
このように、年齢や性別問わず自分の力だけで評価を掴み取りたい、という方に外資系企業は向いています。
2-4.エンジニア転職における外資系企業と日系企業の違い
外資系エンジニア転職で注意したい点は、どのような人材が求められているかという点です。
外資系企業と日系企業では求めている人物像が異なり、即戦力として働けるスキルを持った人物が求められます。
エンジニアとして外資系の企業へ転職する場合は、求人で求められている条件を満たしたスキルが必要です。
外資系企業では、スキルを持っていることが前提として採用されるため、入社後のサポートや研修が設けられてない企業も多いです。
一方で、日系企業では長い目で見て成長する見込みのある人物が求められるため、転職活動の時点で能力が低くても採用してもらえる可能性があります。
このように求めている人材の違いがあるため、自分のスキルを活かして働きたい方は外資系エンジニアに転職するのがおすすめです。
一方、入社後に力をつけていきたい、チームワークを活かした働き方をしたいと思っている方には日系企業が向いているでしょう。
3.外資系エンジニアの年収
画像引用:Tokyodev株式会社
英会話スキルを持つエンジニア向けに求人紹介を行なうTokyodev株式会社は、「日本在住の外資系企業に勤務するエンジニアの収入」に関する調査を実施しました。
調査の結果、外資系企業に勤務するエンジニアの年収の中央値は「約950万円」であり、日系企業に勤めるエンジニアと比べて約2倍の収入に相当することが分かりました。
そのため、若いうちから高収入を狙いたい方には、外資系企業のエンジニアは非常におすすめです。
他のエンジニアの年収が気になる方は、次の記事をご覧ください。
4.外資系企業のエンジニアになるメリット
外資系エンジニアになるメリットには以下の3つが挙げられます。
4-1.給与水準が高い
外資系企業は日系企業に比べて、非常に給与水準が高いです。
外資系企業の給与水準が高い理由には、以下の3つが挙げられます。
外資系企業の給与水準が高い理由
- ・成果や評価に応じた給料が貰える
- ・評価が低い、成果を出せない人材はリストラされてしまうことが多い
- ・退職金や各種手当が存在しない
日系企業では、研修や住宅手当、家族手当、退職金などの様々な制度があり、それらの手当の影響で給与水準は低くなっています。
一方で外資系企業では各種手当がない分、給料にその金額が上乗せされます。
また、成果主義であるため、企業に貢献した分だけインセンティブを貰うことが可能です。
しかし成果を出せない社員は解雇されてしまうケースも多く、結果的に高い給与が貰えるような優秀な人材が残り、外資系企業の給与水準が高くなっています。
自分が出した成果に応じた高い報酬を受け取りたいと思っている方には、外資系企業が向いているでしょう。
4-2.スピード感がある
外資系企業は、時間をかけて成果を出しても評価に繋がらない場合があり、成果をいかにして最短効率で仕事を終わらせるかが重要になってきます。
決められた勤務時間内で仕事を終わらせて、成果を出すことが重要となるため、外資系企業のエンジニアになるとスピード感がある環境で働くことができます。
4-3.仕事のオンとオフが明確
外資系企業では、仕事とそれ以外の業務に関係ない時間をハッキリとさせて働けます。
一方で、日系企業には周囲の仕事が終わっていない場合、手伝わなければいけない風潮があります。
また、人付き合いとして飲み会に参加しなければいけない文化も残っています。
そのため、ワークライフバランスを重視した働き方をしたい人には外資系企業はおすすめです。 また、有給休暇を取りやすい点もメリットとして挙げられます。
ただし、あくまで自分の仕事はきっちりとやった上での話であるため、その点はご注意ください。
5.外資系企業のエンジニアになるデメリット
外資系エンジニアにはメリットがある反面、デメリットも存在します。
デメリットには以下の4つが挙げられます。
5-1.雇用環境が不安定
外資系企業は成果を挙げられない場合、クビにされてしまうリスクがあります。
外資系企業では、会社の経営方針の変更などが理由で人員削減や日本からの撤退をすることがあり、日系企業に比べて解雇宣告を受けるリスクが高いです。
一方、日系企業には終身雇用制があるため、外資系企業と比べて解雇されるリスクは低い傾向があります。
このように、外資系企業は日系企業と比べて雇用が不安定なため、注意が必要です。
5-2.英語力は向上しない
画像引用:en world
もちろん、外資系企業で働くためには一定以上の英語力が要求されますが、外資系企業に勤務しているからといって、毎日英会話をしたり、頻繁に英語を使うという訳ではありません。
グローバルに活躍可能な人材の派遣や転職支援を行なうエンワールド・ジャパン株式会社は「外資系企業で求められる英語力に関する調査」を実施しました。
その結果、外資系企業に勤務している約半数がビジネスレベルの英語スキルがあれば大丈夫だと考えていると分かりました。
理由としては、外資系企業といっても英語でコミュニケーションをしなければならない頻度は職種によって違うためです。
例えば、社員の大半が外国人であったり、海外の人との接点が多いところもあります。
一方で、社員の多くが日本人のため、わざわざ英語で話さなくても良い場合もあります。
だからといって英語が全く分からないと海外のスタッフや顧客とやり取りができないため、ビジネスレベルの英語力は必要となります。
このように、英語力がつくかどうかは企業により異なりますので、転職活動の際は、事前に企業の傾向をリサーチをしておきましょう。
5-3.福利厚生の違い
外資系企業は日系企業に比べて、福利厚生が手薄です。例えば、日系企業には以下のような福利厚生があります。
日本企業の福利厚生の例
- ・住宅補助(家賃手当)
- ・退職金
- ・各種支援、補助金(育児、家族手当など)
外資系企業の場合は上記のような福利厚生制度はないところが多く、その代わり、福利厚生分の金額が給料に加算されています。
ただし、外資系企業だからといって福利厚生が全くないという訳ではなく、企業によっては福利厚生制度が用意されているところもあります。
そのため、外資系エンジニアへの転職を検討する際は福利厚生の記述をしっかりと確認するようにしましょう。
5-4.技術やトレンドの移り変わりが早い
外資系企業で働いていくためには、常に最新の知識やトレンドをおさえておく必要があります。
特に外資系エンジニアの場合、トレンドの変遷は他の業界に比べてとりわけ早いです。
そのため、技術の移り変わりに置いていかれないように常に学習を心がける必要があります。
ただし、新しいことを学んだり、挑戦することが好きな人には外資系エンジニアは非常に向いているでしょう。
外資系企業では率先して新しい技術やトレンドを取り入れようとする傾向があるため、新しいことに触れやすいです。
このように、外資系企業で働きたいと思う方は新しいことへの興味関心を持ち、日々リサーチを怠らないようにしましょう。
6.外資系企業のエンジニアへ転職を考えている人が身につけておきたい能力
もし外資系エンジニアへの転職を考えているのであれば、以下の3つの能力を身につけておきましょう。
6-1.自己発信力
外資系企業で働いていくためには、自らの考えや良いところを伝えるための、自己発信力が必要です。
外資系企業では即戦力として働ける人材が求められるため、面接の際には自身のスキルや能力をハッキリと伝えて、理解してもらわなければいけません。
もちろん、採用されてからも自分の行動原理や意見をしっかりと伝えていく必要があります。
もし自己発信力がないと、面接の場で自身の強みをアピールできず、転職活動はうまくいかないでしょう。
加えて、採用されてからも自分の意見ができずに虎走に負けてしまったり、自発性がないと思われてしまいます。
外資系企業に転職した後も活躍できるように、自分から積極的に発言できるようにしましょう。
6-2.英語力
画像引用:TOEIC
外資系企業で働くためには、最低でも仕事のやりとりができるレベルの英語力が求められます。
企業や職種によりますが、TOEICで700〜800点は必要です。
TOEICの公開テストの点数分布によると平均点は608点であるため、外資系企業で働くためには平均以上の英語力が求められます。
TOEIC以外にも、TOEFLやIELTsなどの英語に関する資格を取得して、英語力をアピールできるようにしておくと良いです。
このように、外資系企業で働いていくためには仕事でのコミュニケーションを円滑に行えるレベルの英語力が求められます。
英語力を証明するためにも、各種英語関係の資格を取得しておくと良いです。
6-3.自己管理能力
外資系企業で働くためには、自らの仕事をしっかりとやり遂げるための自己管理能力が必要です。
自己管理能力とは、自分自身の置かれた状況ややるべきことを理解した上で、正しく管理するための能力です。
外資系企業では、勤務時間内に確実に成果を挙げていくことが求められるため、時間ややるべき事の管理ができなければいけません。
自己管理能力がなければ成果を出すことができず、成果を出せなければ社内での評価も上がりません。
もし外資系企業に転職して働いていきたいのであれば、自分自身をしっかりと管理する癖をつけていきましょう。
7.外資系企業にエンジニアとして転職する時には転職エージェントを活用しよう
外資系企業に転職したいとお考えの方は、転職エージェントを活用するのがおすすめです。
外資系企業の中には、英語で面接を行なう会社もあります。
また、外資系エンジニアとして採用されるためには、複数回の面接を通過しなければいけません。
そのため、内定を獲得するためには徹底的な面接対策が必要です。
転職エージェントを活用することで、外資系エンジニアの面接に通過するためのコツを押さえられ、さらに、自分に合った企業探しのサポートをしてもらうことも可能です。
外資系エンジニアとしての転職を確実に成功させるためにも、ぜひ転職エージェントを活用してみてください。
転職活動成功の大きな力になってくれます。
転職エージェントの中でも、エンジニアを目指している方にはIT専門の転職エージェントの活用がおすすめです。
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8.【まとめ】外資系企業と日系企業には相違点が多くある
外資系企業と日系企業には多くの相違点があります。
外資系企業、日系企業いずれもエンジニアの仕事内容には大きな違いはありませんが、求められる人材や、給料体系、働き方のスタイルは大きく異なっています。
そのため、外資系エンジニアを目指す前に、本当に自分は向いているのかどうかを確認してみましょう。
足りないスキルがある場合には、それを補うための努力が必要です。
また、外資系エンジニアへの転職を目指すのであれば転職エージェントを活用するのがおすすめです。
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この記事の監修者
エンジニア
大学卒業後、新卒で不動産会社に就職。その後23歳で開発エンジニアにキャリアチェンジし、3年間大手Slerにて様々な開発に携わる。その後、インフラストラクチャー企業にて人材コンサルタントとして経験を積み、株式会社ユニゾン・テクノロジーを創業。現在の代表取締役