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【平均年収比較】エンジニアの年収・給料を職種・企業・年齢などから導く高年収のポイント!|就職・転職者職業ガイド

IT業界を本音で語る「ユニゾンキャリアの編集部」の真心です。

本記事のトピックスはこちら!

  • ・エンジニアの平均年収ってどれくらい?
  • ・エンジニアは年収1,000万も実現できる?
  • ・高年収エンジニアの共通点は何?

エンジニアは需要や将来性が高いことから近年、人気のある職業の1つです。

「エンジニアは高年収が狙える」と聞き、転職を考えている方も少なくありません。

しかし、実際の年収はどのくらいなのか、いくらを目指せるのかといったことははっきりわからない方も多いのではないでしょうか?

実際、弊社へもエンジニアの年収に関する問い合わせを多くいただきます。

本記事では、高年収を目指している方を対象に、エンジニアの平均年収を「年齢別」「学歴別」「企業別」「資格別」「職種別」に紹介します。さらに、高年収を実現している人の共通点や転職時に失敗しない方法も解説します。

事前に読みたい⇒【図解付き】エンジニアとは?職種・種類・仕事内容・ITエンジニアの適性までわかりやすく完全網羅!|就職・転職者職業ガイド

1.エンジニアの平均年収・給料は高い!【中央値も紹介】

日本のエンジニアの平均年収は、世界でも高い水準にあります。

経済産業省の「IT人材に関する各国比較調査結果報告書」によると、エンジニアの年収が最も高いのはアメリカで1,157万円です。

日本の平均年収は598万円でアメリカに続いて2番目に高く、主要なアジア諸国の中ではトップとなっています。

加えて、日本の年収の中央値は535万円であり、年収分布の散らばりも少ないことから格差が生まれづらい国といえます。

また、エンジニアの年収はほかの職業と比べても高い傾向です。

国税庁の「民間給与実態統計調査結果」によると日本全体の平均年収は443万円であり、エンジニアの方が100万以上も高くなっています。

ではなぜ、エンジニアの平均年収は高いのでしょうか?

大きな理由は、実力主義であることです。技術職のエンジニアは、持っているスキルや成果で評価されます。

スキルがあるほど市場価値は上がり、高い給料を支払ってでも採用したいと考える企業は多いです。企業によっては、成果次第で多くのインセンティブが出ることもあり、エンジニアの年収は高くなっています。

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2024.09.04

2.エンジニアの将来性は高く、年収は上昇傾向にある

エンジニアの年収はすでに高いですが、今後も上昇していくと考えられます。

大きな理由は、IT市場の急速な拡大です。

現在日本では、DXや内製化をはじめ企業のデジタル化が急速に進められています。

DXとは?

デジタルトランスフォーメンションのことで、ITを使ってビジネス・組織・業務のあり方を変革し、企業の競争力を高める取り組みを指します。

内製化とは?

外部に委託していた業務を自社で行うことです。SIerやITベンダーに委託していた、システムの開発や運用を自社の社員や設備で行うように変更することを言います。

デジタル化の推進によりIT業界が盛り上がる一方で、エンジニアは大幅に不足している状況です。

独立行政法人情報処理推進機構(IPA)の「DX白書2023」によると、DXを推進する人材が「やや不足している」「大幅に不足している」と回答した企業は合わせて83.5%に達します。

エンジニアの需要増加に伴い、年収も上昇してきています。

一方で、将来性に不安を感じている方から「エンジニアはAIに仕事を奪われるのでは?」と弊社へご相談いただくことも少なくありません。

単純作業を繰り返す仕事は、将来的にAIに代替される可能性はあります。

しかし、そもそもAIを開発しているのはエンジニアです。加えて、エンジニアの仕事は創造力も重要なため、AIではまかないきれない部分が多くあります。

そのため、近い将来にエンジニアの仕事がAIに代替される可能性は低いという見方が一般的です。詳細

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3.エンジニアはおすすめの職業!

弊社がエンジニア特化の支援サービスを行っているという条件は抜きにして、エンジニアはおすすめの職業です。

なぜなら、多くの人が望む「高年収」を実現できる職業だからです。

もし、あなたは高年収を得たら、以下のようにやりたいことや叶えたいことはありませんか?

  • ・自分の好きなことに投資したい
  • ・家族ができた時に安定した生活を送りたい
  • ・将来のために貯蓄したい

実際、これらの夢を実現しているエンジニアは少なくありません。

また、エンジニアになるメリットはほかにもあります。

高年収や自由を手に入れるには、スキルアップのための努力が欠かせません。

ただ、エンジニアは芸術家のように才能に左右される部分は少ないので、未経験でも努力さえすれば高い技術力を身に付け理想を実現できます。

とはいえ、エンジニアにはたくさんの職種があり、自分に合った仕事を選ぶのは簡単ではありません。

詳細はこちら⇒【職種一覧】エンジニア26種類を年収・将来性・難易度・仕事内容の4つで適性をわかりやすく解説|就職・転職者職業ガイド

「インターネットで調べても、専門用語が理解できない」「情報が多すぎて頭がパンクしそう」と悩んでいる方も見受けられます。

弊社ユニゾンキャリアは、IT業界に特化した転職・就職支援サービスです。

ユニゾンキャリアではあなたのペースにあわせて、IT業界やエンジニアのことをじっくり丁寧に説明します。

自分に合った職種を選び、内定を得るまで「完全無料」でサポートいたしますので、ぜひお気軽にお問い合わせください。

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4.エンジニアで「年収1000万」は実現可能?

エンジニアは高年収といっても、いくらを目指せるのかも気になりますよね。

結論として、エンジニアは年収1,000万円越えも目指せる職業です。

ここでは、年収1,000万円を実現するために必要なことや高年収エンジニアに共通する特徴を解説します。

4-1.【結論】ITエンジニアで年収1000万は稼げる!

エンジニアが年収1,000万円を達成するのは、そこまで難しくありません。

エンジニアの需要は高いため、スキル・経験を積んで段階的にキャリアアップしていけば、高年収企業に入ることは可能です。

ただし、年収1,000万円を超えるにはハイレベルな知識・スキルを身に付ける必要があります。

これらのスキルはすぐに身に付くものではなく、日ごろの努力が欠かせません。

しかし、努力を重ねて少しずつレベルアップしていけば、年収はどこまでも伸びていきます。人によっては、年収2,000万、3,000万も実現可能です。

ITエンジニアが年収1000万を目指すためのキャリアプランを解説!|就職・転職者職業ガイド

2024.09.04

4-2.高年収エンジニアの特徴は?

高年収エンジニアに共通する特徴は、大きく2つです。

  • ・向上心が高く、学習意欲がある
  • ・スキルが高い、自立している

IT業界は急速な進化により、エンジニアが覚えることや身に付けるべきことが続々と生まれてきています。

そのスピード感に遅れず新しいことを習得していけなければ、エンジニアとしての市場価値は上がりません。

そのため、「向上心が高い」という精神的な要素は、高年収を目指すうえで不可欠です。

また、実力重視のエンジニア業界で、スキルの高さは年収に直結する重要な要素に挙げられます。

スキルが高い」とそれだけできる仕事の幅は広がり、業務スピードも上がります。

多くの企業から引く手数多のため、年収の高い会社を自分で選ぶことが可能です。企業によっては、転職せずに昇給・昇格できることもあります。

さらに、高いスキルを身に付ければフリーランスとして独立したときに、高単価の案件を選ぶことが可能です。

会社員よりも少ない労働時間で高収入を実現できる可能性もあります。

ちなみに、フリーランスとして高年収を達成するには、目安として下流工程5,6年、上流工程2,3年程度の経験が必要です。

エンジニアの年収別の特徴は?高年収の秘訣は早めの動き出しが重要!|就職・転職者職業ガイド

2024.09.04

5.エンジニアの平均年収・給料を徹底比較!

エンジニアの平均年収を「年齢別」「学歴別」「企業別」「資格別」「職種別」に紹介します。

以下のリンクをクリックすると、見たい比較内容に飛ぶことができます。

5-1.【年齢別】エンジニアの平均年収・給料の比較

まずは、年齢別のエンジニアの平均年収です。

職種 20代 30代 40代 50代〜
エンジニア 413万 526万 646万 754万
全職種 320万 431万 492万 525万

 
参照:経済産業省-IT人材に関する各国比較調査結果報告書

この表を見ると、エンジニアはどの世代においても日本全体の平均年収を上回っていることが分かります。

また、年代が上がるにつれて、エンジニアの年収は100万以上増えているのが特徴です。

理由は、年を重ね経験を積むほどエンジニアとして市場価値が上がり、単価の高い案件や高年収企業に入れるようになるからです。

未経験の人で入社時に給料が低くても、年を重ねて経験やスキルを高めていけば年収は上がるので心配ありません。

エンジニアは稼げるの?年齢と年収の関連性を徹底解剖!|就職・転職者職業ガイド

2024.09.04

5-2.【学歴別】エンジニアの平均年収・給料の比較

先にお伝えすると、学歴とエンジニアの平均年収には関連があります。

経済産業省の「IT人材に関する各国比較調査結果報告書」を見ると、学歴が上がるほど年収も高くなっている国が多いです。

特にアメリカは学歴と年収が強く関係しており、専門学校・短期大学と大学院(博士課程)を比べると1,000万以上の差が出ています。

アメリカほど年収差はないものの、日本も学歴が上がるにつれて年収は高くなる傾向です。

日本の学歴別エンジニアの平均年収を詳しく見ていきます。

専門学校・短期大学(高卒・中卒含む) 大学(学部) 大学院(修士課程)
大学院(博士課程)
510万 620万 700万 830万

 
参照:経済産業省-IT人材に関する各国比較調査結果報告書

調査によると、学歴が上がるごとに年収も80〜130万伸びています。

日本の場合、専門学校・短期大学(高卒・中卒含む)卒のエンジニアは新卒で大手IT企業に入るのが難しいです。そのため、年収も低めになっています。

学歴と給料が関連しているのは事実ですが、エンジニアは技術職なので、スキルを身に付ければ誰でも高年収を見込める職種です。

実際、私がいた会社でも、学歴に関係なく能力のある人は高年収をもらっていました。

年収を上げたいなら、まず自分のいる環境でスキルアップに取り組むことが大切です。

ITエンジニアに学歴は関係ない?低学歴で未経験から就職する方法とは

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5-3.【企業別】エンジニアの平均年収・給料の比較

企業についての詳細はこちら⇒【企業タイプ別】エンジニアの仕事内容を徹底比較!もう、入る企業で悩まない|就職・転職者職業ガイド

企業別にエンジニアの平均年収を紹介します。

企業名 平均年収
Google 1860万
Indeed 1614万
インテル 1457万
セールスフォース・ジャパン 1126万
デル・テクノロジーズ 1023万
野村総合研究所 977万
ソニー 864万
NTTデータ 761万
日立製作所 722万
KDDI 704万

 
参照:OpenWork

高年収企業を調査したところ、すべて世界・日本で有名な大手一流企業となりました。

特に年収が高いのは外資系IT企業で、5社とも年収1,000万円を超えています。

ただし、高年収企業は高いスキルと豊富な経験が求められるので、未経験の人がいきなり入ることはできません。

高年収を目指しているなら紹介した企業を最終ゴールに定めて、まずはスキルを磨くことが大切です。

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5-4.【資格別】エンジニアの平均年収・給料の比較

事前に読みたい⇒エンジニアに必要なスキルとは?資格や言語の勉強のコツを実体験から解説|就職・転職者職業ガイド

IT関連のスキルを図る指標として、「ITSS(ITスキル標準)」と呼ばれるものがあります。

ITSSは、初心者にあたるレベル1から世界トップ領域のレベル7までの7段階でITスキルを評価するものです。

レベル1〜4は、以下のように正式に資格試験と紐付けられています。

ITSS(ITスキル標準) 資格名
レベル1 ITパスポート
レベル2
基本情報技術者試験
レベル3
応用情報技術者試験
レベル4以上
高度試験(ITストラテジスト試験、システムアーキテクト試験など)

 
ITSSレベルごとの平均年収は、以下のとおりです。

調査によると、ITSSレベル(資格の難易度)に比例して平均年収も高くなっています。エンジニアに資格は必須ではないですが、給料を上げたいなら難易度の高い資格の取得がおすすめです。

また、資格の取得は年収面以外にも「ハイレベルな仕事ができる」「独立につながる」など様々なメリットがあります。

未経験の人は、難易度の低い基本情報技術者試験から挑戦していくのがベストです。

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5-5.【職種別】エンジニアの平均年収・給料の比較

職種別にエンジニアの平均年収を紹介します。

職種 平均年収
クラウドエンジニア 660.4万
アプリケーションエンジニア 550.2万
組み込みエンジニア 550.2万
Webエンジニア 550.2万
システムエンジニア 550.2万
プログラマー 550.2万
ネットワークエンジニア 534.6万
サーバーエンジニア 534.6万

 
参照:厚生労働省-jobtag

エンジニアで平均年収が最も高いのは、クラウドエンジニアで660.4万円です。2番目以降は、550.2万円の開発エンジニア、534.6万円インフラエンジニアの順となっています。

クラウドエンジニアの平均年収が高い理由は、クラウドサービスの普及です。

総務省の「企業におけるクラウドサービスの利用動向」によると、クラウドサービスを利用している企業は約7割に上ります。利用者数が拡大していることから、クラウド技術に知見のあるエンジニアの需要は高く、年収も上がっています。

開発エンジニアは、データ上はどの職種も同じ年収です。

しかし、実際はシステム開発の下流工程と上流工程のどちらに携わるかで、年収が変わります。

具体的には、要件定義や設計などの上流工程を行う「システムエンジニア」は、プログラミングやテストを行う「プログラマー」よりも年収が高いです。

弊社の扱う求人でも、その傾向は見て取れます。

年収の高い職種は相応のスキルが求められるため、未経験の人はインフラエンジニア職の1つである「サーバーエンジニア」がおすすめです。

年収は少し下がるものの、ほかの職種より難易度が低いため転職しやすくなっています。

サーバーエンジニアとしてスキル・経験を積んでいけば、将来的に高年収のエンジニア職種へのキャリアチェンジも可能です。

【平均年収比較】エンジニアの年収・給料を職種・企業・年齢などから導く高年収のポイント!|就職・転職者職業ガイド

2024.09.04

6.エンジニアが年収面で失敗しないための注意事項

エンジニアは誰でも高年収を目指せる職種ですが、中には給料が安すぎて悩んでいる方もいるのが事実です。

ここでは、エンジニアが年収面で失敗しないために注意すべきポイントを解説します。

6-1.給料が安すぎると嘆くエンジニアがいる理由は?

給料の低すぎるエンジニアがいる一番の理由は、企業選びに失敗していることです。

「同じスキルセットなら給料はどこでも一緒」と思いがちですが、実際は企業間で大きな年収差があります。

また、求人を探してみると、「スキル次第で年収アップ!」「頑張っている人は評価します」など甘い言葉に惹かれることもあるかもしれません。

しかし、IT業界には「成果を出しても年収が上がらない」「エンジニアの仕事をさせてくれない」など応募者を騙してくる企業も多数あります。

このようなIT業界の事情を知らずに何となくで企業を選ぶと、いつまでも給料が上がらず他社のエンジニアとの年収差は広がるばかりです。

その結果、「なんで自分だけこんなに年収が低いんだ」と不満を抱くことにつながります。

そのため、転職に失敗したくないなら企業選びをしっかり行うことが大切です。

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6-2.転職時の企業選びが年収のカギを握る

エンジニアの転職では、「企業選び」がその後の年収を決めるカギとなります。

特に未経験の場合、1社目でいわゆる「ブラック企業」のような変な会社に入ってしまうと、エンジニアに必要なスキルを身に付けられません。

エンジニアとしての経歴も汚れてしまうため、理想の年収を実現できないどころか、キャリアが台無しになることもあります。

良い企業に入るためには、転職時にしっかりと「業界研究」や「企業研究」をすることが重要です。

IT業界の構造やビジネスモデル、商流の深さなどを理解しておくことで、「この企業は年収が高い」「将来性が期待できる」など判断できるようになります。

ただ、自分でIT業界や企業の詳しい情報を集めても、深いところまで理解するには限界があります。インターネット上の口コミは信ぴょう性が低く、一般に公開されていない情報も多いです。

そのため、企業選びで失敗しないためには、IT業界・企業に詳しい転職エージェントの力を借りるのが最善の策です。

弊社ユニゾンキャリアは、IT業界に特化した転職・就職支援サービスです。

IT業界に精通した転職アドバイザーが転職希望者の現状や希望を聞いたうえで、1人ひとりに合った企業を厳選して紹介します。

年収アップを狙った転職も可能で、ご利用いただいた方の中には年収が100万以上上がった方も多数います。

ご相談から内定まで「完全無料」でご利用いただけますので、高年収エンジニアを目指している方はお気軽にお問い合わせください。

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この記事の監修者

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エンジニア

土肥 将司

大学卒業後、新卒で不動産会社に就職。その後23歳で開発エンジニアにキャリアチェンジし、3年間大手Slerにて様々な開発に携わる。その後、インフラストラクチャー企業にて人材コンサルタントとして経験を積み、株式会社ユニゾン・テクノロジーを創業。現在の代表取締役

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