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インフラエンジニアの構築業務とは?設計書から環境を実現させるまでの流れを解説!|インフラ職業ガイド

IT業界を本音で語る「ユニゾンキャリアの編集部」の真心です。

本記事のトピックスはこちら!

  • ・インフラエンジニアの構築って何をするの?
  • ・インフラエンジニアの構築の流れは?
  • ・インフラエンジニアの構築でのポイントは?

インフラエンジニアの上流工程の1つである「構築」では、設計段階で決まった内容をもとにインフラのシステムを構築していきます。

上流工程に行きたいなら構築に関わらないといけないなんて話がよくありますが「いやいや、構築ってなんやねん」と未経験の方は思ってしまいますよね。

そんな上流工程の入口にあたる構築についてこの記事でまるわかりにしていきます。

オンプレミス環境クラウド環境で変わる部分もありますが、おおよそのイメージをつかむことができます。

本記事では、インフラ構築について知りたい方を対象に、構築業務とは何か、構築の流れを解説します。またインフラ構築におけるポイントも分かりやすく紹介します。

事前に読みたい⇒インフラエンジニアの仕事内容~上流工程・下流工程を要件定義から監視までわかりやすく解説~|インフラ職業ガイド

1.インフラエンジニアの構築とは?

インフラエンジニアの工程_構築

インフラエンジニアの構築とはどのような位置付けなのか、役割や目的について解説します。

1-1.構築業務の位置付けと役割

構築業務は、上流工程のうち、要件定義・設計に続く3つ目のフェーズです。設計工程で定義された方式や手順に則り、ハードウェアとソフトウェアの設定を行います

設計の実現可能性を確認して、運用性セキュリティ面も考慮して環境を整備する必要性のある工程です。

構築が完了したら終わりではなく、単体テストや結合テスト、総合テストなどを通じて、要件への適合性を検証する作業を行います。

なお、次の移行フェーズにスムーズに引き継げるよう、運用や保守に関わるドキュメント整備もします。

構築業務を一言で表すのであれば、「要件定義や設計で練られた構想を具体化する作業」です。

そのため、ネットワークやサーバーなどに関する、専門的なスキル・知識が必要になる業務となっています。

1-2.インフラ構築の目的

インフラ構築の目的は、以下の2つが挙げられます。

  • ・設計書の内容を忠実に再現し、信頼性・可用性の高いインフラ基盤を構築する
  • ・性能要件を満たす、運用管理性に優れ、セキュリティリスクの低いシステム環境を用意

設計書の内容に基づくインフラを構築することを前提に、可用性(安定して稼働するか)や運用管理性まで配慮しなければなりません。

上記の要件を満たしたインフラを構築した後は、障害復旧手順やセキュリティ基準などを標準化し、運用チームに引き継ぎます。

引き継ぎの際、設計書、構成表、試験成績書、運用手順書など、次工程に必要な成果物の整備が必要です。

安定稼働するかどうかのテストはもちろん、要件定義や設計で定義した内容が要求通りに作動しているか、設定した基準値を満たしているかといった項目をチェックします。

2.インフラ構築の流れと主な作業内容

インフラ構築の流れと主要な作業について紹介します。

2-1.構築計画の策定

構築計画とは、ベンダー(開発会社)と調整しながら策定する事前準備のことです。工程が構築に移ったからといって、すぐにインフラの構築に進むわけではありません。

構築計画では、以下の項目を定めていきます。

  1. 設計書や要件定義書をインプットに、ベンダーと調整しながら構築計画を策定
  2. 機器の調達、ラック設計、ネットワーク配線、セキュリティ設定など、構築作業のタスク分解と見積もり
  3. 並行作業や依存関係を考慮しながら、構築スケジュールを策定
  4. 調達した機器の検収、キッティングなど、構築前の準備作業を行う

2-2.設定・インストール作業

構築計画を策定したら、設計書に基づいて、サーバー、ネットワーク、ストレージの設定を行います。

サーバーを構築する際、物理サーバーか仮想サーバーかでプロセスに大きな差があります。

物理サーバーの場合は検品や組み立て、配線確認などを行いますが、仮想サーバーは用意したハードウェアに仮想マシンを作成するのみです。(ハイパーバイザー型)

次に、システムの基盤となるOSやミドルウェア、アプリケーションのインストールと初期設定を行います。

その際、システムにトラブルがあった時のために、冗長化構成、負荷分散構成、バックアップ構成など、信頼性・可用性を担保するよう設定しておくのが重要です。

設定した情報は、構成表やチェックリストに記録し、作業の正確性を担保する必要があります。

2-3.動作検証とチューニング

設定とインストール作業が完了したら、動作検証とチューニングを行います。

単体テスト、結合テスト、総合テストを通じて、動作の確認はもちろん、要件への適合性を検証する必要があります。

パフォーマンスが低下している箇所の特定と、チューニングによる性能最適化も重要です。テスト段階であれば、性能を改善してシステムへ反映できます。

もしも障害が起きてしまった時に備えて復旧手順を準備し、セキュリティインシデント対応手順のテストと実効性の確認も必須です。

構築手順や設定値の再確認を行い、ドキュメントの品質を高めていくのも忘れてはなりません。

2-4.引き継ぎとフェーズ完了報告

テストとチューニングが完了したら、運用設計書や運用手順書を整備し、運用チームに引き継ぎを行います。

前提として、開発チームと保守・引用チームが同一とは限りません。

システムが開発チームの手を離れても安定稼働できるよう、保守体制やSLA(Service Level Agreement/サービスの品質保証)、障害エスカレーション先などの確認と合意を行うのです。

プロジェクト関係者に対し、構築フェーズの完了報告と成果物の説明を行います。

振り返りの中で、課題や反省点を浮き彫りにし、ナレッジベース化やプロセス改善に活用します。

3.インフラ構築で求められるスキルと留意点

インフラ構築で求められるスキルと留意点を解説します。

3-1.マルチベンダー環境での製品知識

インフラ構築では、様々なハードウェア・ソフトウェアを組み合わせて使います。このとき、オープン系、メインフレーム系、クラウドなど、多様な環境での構築経験が必要です。

そのため、サーバー、ネットワーク、ストレージ、ミドルウェアなど、幅広い製品の特性理解があると、業務に役立ちます。

また、ベンダー(開発会社)間で取り扱う技術や知識に差があることを理解し、どのように統合していくか、ノウハウが求められます。

IT業界は日々新しい技術が誕生しているので、最新製品や技術トレンドのキャッチアップと、環境への適用検討も必須です。

3-2.設計書の読み取りと、実装レベルへの落とし込み力

インフラ構築は設計図通りに業務を進める必要があるので、製作者の意図を読み取る能力が求められます。

設計書の記述内容を正しく理解し、過不足なく構築作業に反映させなければなりません。

ただ、時に設計書通りに構築作業が進まない場合もあります。現実的な実装方式を選択する応用力も必要です。

設計書のあいまいな点や矛盾点を見つけた場合はそのまま放置せず、設計者に明確化を求める姿勢が重要です。

構築中の設計変更や仕様変更にも柔軟に対応し、スケジュールに織り込む管理能力まで兼ね備えていると、優れたエンジニアといえます。

3-3.テストやチューニングのための分析力と論理的思考力

テストでパフォーマンス不足が露見した際、いかに状況を正しく分析して、解決策を打ち出せるかが大切です。

性能ボトルネックの発見と原因究明を行うための、データ収集・分析のスキルが求められます。

システム構成が複雑な場合、どの部分で問題が発生しているのか論理的に切り分けて特定する思考力が重要です。

チューニングによる性能改善効果を定量的に測定し、適切に判断を下す評価力や、テスト計画の立案と実行、カバレッジ(テストでどの程度の領域まで確認作業が完了したか)の分析を通じて、網羅的にシステムを検証する力も求められる要素です。

4.インフラエンジニアの転職はユニゾンキャリア

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4-2.ユニゾンキャリアの転職成功事例

岡葵尉様インタビュー

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最初はインフラエンジニアと開発エンジニアで迷っており、ユニゾンさんにどちらがいいか相談しました。

そこで、IT業界のことやキャリアプランの説明をしていただき、自分にはインフラエンジニアの方が合っているという結論に至り、インフラエンジニアを目指すことを決意しました。

・転職活動を始めた時の学歴・経歴を教えてください。

元々、俳優志望で芸能活動をしており、その間に学童保育でアルバイトもしていました。

それまでIT業界には関わってこなかったので、未経験から本当にエンジニアになれるのか不安しかありませんでした(笑)

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現職に決めた理由は2ヶ月間の研修制度のなかで、ビジネスマナーやメールの作成などの基礎から、技術の実践を交えた研修までしていただける企業だったからです。

さらに、研修は厳しいがスキルが身につく内容だという説明を面接の際にしていただき、自身にスキルが身に付くならと思い、内定の承諾をしました。

転職体験インタビュー:【芸能界からIT業界へ】未経験からITエンジニアに!当時は学歴・経歴に自信がありませんでした 

【転職の結果】

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この記事の監修者

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エンジニア

土肥 将司

大学卒業後、新卒で不動産会社に就職。その後23歳で開発エンジニアにキャリアチェンジし、3年間大手Slerにて様々な開発に携わる。その後、インフラストラクチャー企業にて人材コンサルタントとして経験を積み、株式会社ユニゾン・テクノロジーを創業。現在の代表取締役

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