エンジニアの転職で後悔する6つのこと|後悔しない対策も解説
ITエンジニアに転職したいけど、後悔したくない…
ITエンジニアの転職で後悔することは何だろう…
✓本記事の結論
- ・ITエンジニアの転職で後悔することで、一番多い理由が「仕事についていけない」です。
- ・後悔しないためには、業界理解を深める、入社前に勉強をすることで後悔する確率を下げることができます。
- ・後悔しないようにするためには、IT専門の転職のプロに相談するのが一番おすすめです。
ITエンジニアの転職で後悔や失敗をしないためには、自分で勉強することや企業研究をすることが大切になります。
本記事では、ITエンジニアの転職で後悔しないための方法を詳しく解説していきます。
⇒【図解付き】エンジニアとは?職種・種類・仕事内容・ITエンジニアの適性までわかりやすく完全網羅!
目次
1.ITエンジニアが転職後によくある後悔
ITエンジニアが転職後どのような場面で後悔してしまっているのか具体的に解説します。
よくある後悔を簡単に話すと以下となります。
- ・ITエンジニアの仕事についていけない
- ・社風や人間関係が合わない
- ・他の人と比べてスキルがないと実感する
- ・残業やトラブル対応が辛い
- ・業務量と給与が見合わない
- ・シンプルに仕事が楽しくない
1-1.後悔①:ITエンジニアの仕事についていけない
一番多い理由は、エンジニアに転職後に後悔することは、仕事についていけないという声が一番多いです。
特に以下のような場面となります。
- ・プログラミングが難しい
- ・周りが何を言っているか分からない
- ・覚えることが多すぎて、何から覚えていけばいいか分からない
事前にプログラミングや業務に関する勉強を進めていたとしても、仕事についていけないことはよくあります。
また、周りが何を言っているかわからないため、疎外感を感じることも多々あります。
特に未経験の方が陥りやすいため、入社前にできる限り仕事の理解を深めることをおすすめします。
1-2.後悔②:社風や人間関係が合わない
どの業界でも転職をすると新しい環境となるため、社風や人間関係が合わないと感じることがあります。
長年1つの職場で働いてきた人ほど、新しい環境に慣れるのは大変であり後悔しやすくなります。
会社によってそれぞれの社風や文化があるため、まずはその環境に慣れることが大切になりますが、エンジニアとしての仕事に支障をきたすようであれば改めて転職を考える必要が出てくるでしょう。
また、面接のときにイメージしていた社内の雰囲気と異なる場合も後悔しやすいでしょう。
1-3.後悔③:他の人と比べてスキルがないと実感する
ITエンジニアに未経験で転職した場合に感じやすいのが「他の人と比べて自分のエンジニアスキルが低い」と感じてしまうことです。
研修やプロジェクトで他の同期メンバーと一緒に仕事をしていると、比べてしまい、自分のスキルのなさに自信を無くしてしまうこともよくあります。
そのため、劣等感を感じるよりもそのスキルの差をやる気に変えて仕事に取り組んだ方が成長につながるでしょう。
1-4.後悔④:残業やトラブル対応が辛い
ITエンジニアに転職後、感じやすい後悔として、残業やトラブル対応が辛いという理由があります。
業種にもよりますが多くの場合、クライアントが指定した納期に合わせてチーム単位でプロジェクトを進めていきます。
そのため、納期に間に合わせるために残業が増えたり、業務上トラブルが起きたときに対応しなければいけないことが辛いと感じやすいようです。
結果的に休日出勤を強いられたりと自分のプライベート時間を削られてしまうということもあるでしょう。
1-5.後悔⑤:業務量と給与が見合わない
未経験からエンジニアに転職したあと、初年度の年収は250万円〜340万円ほどです。
未経験の場合、業務についていくために残業に加えて、勉強もする必要があるため、年収と努力が見合わないと感じることは多いでしょう。
そのため、その真実を知らず、後悔する方は非常に多いです。
ただ、エンジニアはスキルが上がれば上がるほど、年収は高くなる職種なので、挫けずに努力を積み重ねることが大切です。
年収に関しては以下の記事で詳しく解説しています。
1-6.後悔⑥:シンプルに仕事が楽しくない
エンジニアの仕事が楽しくないと感じるのも、後悔する原因の一つです。
IT技術を覚えてもやりがいを感じない、スキルが身に付いても、おもしろくない….
エンジニアに限らず、毎日の仕事を充実させるためには、仕事がおもしろいと思うことは大事です。
自分の適性をしっかり確認し、転職活動に挑むことで、後悔することを避けられる可能性が高まるでしょう。
2.ITエンジニアの転職で後悔しないためには?
まずは、ITエンジニアの転職において後悔や失敗しないための方法について以下の内容をご紹介していきます。
- ・転職の目的を明確にする
- ・自分で勉強をすすめておく
- ・企業研究をする
- ・転職のプロに相談する
ITエンジニアとして、転職を目指している方は特に参考にしてみてください。
2-1.転職の目的を明確にする
転職の目的を明確にすることで後悔や失敗を避けることができます。
自分がなぜ転職したいのか、どのような業界や職場に就職してどのような仕事をしたいのか、目的や希望をなるべく具体的にしておくことが重要です。
目的が明確になっていることで就職した後も前向きに仕事に取り組むことができる上に、後悔しない職場選びをすることができるでしょう。
2-2.自分で勉強をすすめておく
ITエンジニアの転職で失敗しないためには、自分が転職したい分野や業界について勉強を進めておくことが特に重要となります。
勉強することで、ITエンジニアの仕事内容についても知識を深めることができ、入社後のギャップを無くすことができます。
企業に就職すると最初は研修にて自分の業務範囲や仕事について知ることができますが、研修の時点で難しくて自分では対応できないと感じる人もいます。
そのため、研修には期待せずにITエンジニアとして問題なく業務ができるレベルまで勉強を進めておくことをおすすめします。
勉強をすることで、ITエンジニアの仕事を理解し、後悔する確率を下げることができます。
エンジニアの勉強については以下の記事をご覧ください。
2-3.企業研究をする
転職する際に後悔・失敗したくないなら、企業研究することをおすすめします。
どのような事業をしている企業なのか、その会社で自分はどのようなポジションに就くことができるのかなど詳しく調べられると、転職後のギャップが少なくて済むでしょう。
また、企業の公式HPだけでなく口コミなども観ておくとよいです。
口コミには実際にその企業で働いた経験のある人の意見が掲載されているため参考になりやすいです。
しかし、口コミは誰でも書くことができるため全てを鵜呑みにせずあくまで参考程度にとどめておくようにしましょう。
2-4.転職のプロに相談する
費用をかけてでも転職を成功させたくないなら転職エージェントといったプロに相談するのも良い手段です。
特にエンジニアに転職するなら、ITに特化してしている、IT転職エージェントがおすすめです。
相談することで以下のメリットがあります。
- ・IT業界の知識が深まる
- ・求人票以上の情報が手に入る
- ・面接対策をしてくれる
- ・キャリアパスの話をしてくれる
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3.ITエンジニアの転職で後悔する人の特徴
ここからは、ITエンジニアに転職する時に後悔しやすい人の特徴をいくつかご紹介していきます。
ITエンジニアを目指している人で当てはまるなら、本当に目指していいのか検討してみることをおすすめします。
- ・IT技術に興味がない
- ・簡単に稼げそうと思っている
- ・学習意欲が乏しい
- ・地道な作業が苦手
上記のような方はITエンジニアになって後悔する確率が非常に高いです。
3-1.IT技術に興味がない
IT技術に興味がない人は、IT転職後に後悔しやすいといえます。
なぜなら、IT技術はトレンドの移り変わりが激しい世界だからです。
たとえば、最新技術でも以下のような技術の需要が高まっています。
- ・IoT
- ・AI
- ・クラウド
- ・メタバース
また、上記だけなく、様々な業界でIT技術が取り入れられており、その目まぐるしいスピード感についていけず、後悔することもあります。
また、興味がない分野で仕事を続けるのはモチベーションの面でも不利であり、エンジニアとして成長することがないため、スキルも身に付きづらくなります。
スキルがないとIT業界では重宝されないためエンジニアとして活躍することはどんどん難しくなっていくでしょう。
3-2.簡単に稼げそうと思っている
IT業界は他の職種に比べて平均的な収入が高いため、簡単に稼げるのではないかと思う方もいるでしょう。
ハッキリお伝えすると、ITエンジニアはスキルを高めなければ、年収は上がっていきません。
業務内で努力するのも当たり前ですが、年収を早く上げていくには、プライベートの時間も削り、勉強していくことも重要です。
簡単に稼げそうと思っている方は、努力せずに簡単に稼げると思っている方が多いため、年収があがらず、後悔する方も多いでしょう。
3-3.学習意欲が乏しい
学習意欲が乏しく、転職できたら自分のスキルを高めるために「勉強などをしない」という人は一度考え直してみてください。
IT業界は年齢や経験よりもスキルを重視する傾向にあり、基本的に実力主義な職場がほとんどです。
そのため、エンジニアとして成長する意欲がないと高い収入を得るどころか生き残ることすら難しくなっていきます。
転職する前にプログラミングなどの学習を行う人は多いですが、転職後も継続して学習を行っていくと市場価値の高いエンジニアになれる確率が上がるでしょう。
3-4.地道な作業が苦手
地道な作業が苦手という人は、IT転職後に後悔しやすいでしょう。
IT業界は人とコミュニケーションを取る場面は多いものの、基本的には以下のような地道な作業をしていることが多いです。
- ・エラーを繰り返しながら、プログラミング作業
- ・地道な設計書作成
- ・問題を解決するために地道に調査
そのため、営業や体を動かすような仕事とは異なり、長時間椅子に座ってコードを書いていることもあります。
このような地道な作業が苦手な場合はストレスを感じやすく、仕事を続けにくいため検討してみましょう。
4.ITエンジニアの転職にはメリットもある!
ここまで、ITエンジニアの転職に関するマイナスなイメージについてご紹介してきました。
しかし、実際はさまざまなメリットがあるのも事実であり、人によっては転職してよかったと感じている人もいます。
ここでは、そんなITエンジニア転職のメリットについて以下の内容を確認していきましょう。
- ・高収入を目指せる
- ・様々な業界と関わりを持てる
- ・達成感が大きい
- ・ITエンジニアは需要が高い
4-1.高収入を目指せる
ITエンジニアは、他の職業と比べて高収入を目指せるというメリットがあります。
「IT人材に関する各国比較調査結果報告書」によると、ITエンジニアの平均年収は544万円と日本平均年収と比べても高くなっています。
専門性が高い分野であるほど収入が高くなる傾向にあり、最近では以下の分野が注目を集めているとともに需要が高くなってきています。
- ・IoT分野
- ・人工知能(AI)分野
- ・クラウド分野
そのため、注目されている分野を筆頭にスキルや経験を身に付けていけると高収入を目指すことが可能です。
また、フリーランスとして独立することで案件報酬を個人で受け、高収入を獲得している人もおり、さまざまな形で高収入を目指せるでしょう。
4-2.様々な業界と関わりを持てる
ITエンジニアとして働くと、顧客はIT業界の企業だけでなくさまざまな業界となっています。
そのため、他の業界の事情を知ることができたり、業界の人と関わりを持つことが可能です。
単純に友好関係が生まれるだけでなく、フリーランスとして独立した際の取引先となることも考えられるため、人脈を増やすという意味でも大きなメリットとなるでしょう。
4-3.達成感が大きい
ITエンジニアとして働くと、基本的にチームで1つのプロジェクトを遂行していきます。
プロジェクトが完了して納品まで行えた際は達成感が大きく、エンジニアとしてのやりがいを感じやすいでしょう。
プロジェクトを進めていくと、納期に合わせるために残業をしたり、バグなどの対処で連日大変なこともあるでしょう。
それらを乗り越えてプロジェクトを完了させるため、エンジニアとして大きな経験となります。
4-4.ITエンジニアは需要が高い
ITエンジニアは需要が高いため、さまざまな業界において活躍することができるでしょう。
その大きな理由としてIT人材の不足が挙げられます。下記グラフのデータは日本企業にアンケートを取り、自社のIT人材が不足しているかどうかを調査したものです。
引用元:DX白書2023(進み始めた「デジタル」、進まない「トランスフォーメーション」)
DX白書2023の調査によると約8割の日本企業がIT人材不足であると答えており、以下にエンジニアの需要が高いかがわかります。
また、そのような状況を踏まえて未経験ITエンジニアの採用率も高くなっており、転職しやすい環境といえます。
エンジニアの人材不足については以下の記事で詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。
5.後悔しない未経験エンジニアの転職方法とは?
未経験からITエンジニアの転職で後悔しない、最適な方法について以下3つを解説していきます。
- ・IT専門の転職エージェントを利用する
- ・転職サポート付きのスクールを活用する
5-1.IT専門の転職エージェントを利用する
未経験からエンジニアに転職するなら、IT専門の転職エージェントを活用するのが最もおすすめです。
転職エージェントは相談者が希望する求人や業界について事前に調べてくれるだけでなく、相談者が円滑に転職できるようアドバイスやサポートをしています。
また、利用するメリットとして以下のようなことまでしてくれます。
- ・IT業界の理解を深められる
- ・履歴書・職務経歴書の添削
- ・面接対策
- ・求人票に書いていない、企業の中身も教えてくれる
転職で後悔しないためには、企業理解を深めること、IT業界の理解を深めることが重要です。
そのため、ITエンジニアに転職する際はIT業界の転職に特化したエージェントを使うのが、よりおすすめです。
当社もIT専門の転職エージェントのため、気軽にご相談ください。
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5-2.転職サポート付きのスクールを活用する
プログラミング、インフラのスクールに通うことで、転職支援を受けられることもあります。
スクールに通えばITエンジニアに必要な知識やスキルを磨きつつ転職活動を進めることができるため、未経験から転職するならおすすめです。
勉強することで優良企業から内定を獲得することができるため、転職で後悔しにくい企業に入社することができます。
また、スクールに通うには大抵の場合多額の費用がかかるため、自分で効率の良い勉強ができる方やすでにIT業界の知識やスキルを持っているなら転職エージェントの活用が良いでしょう。
未経験でITエンジニアについて一から学んでいくという人は、スクールなどを利用して勉強しながらの転職活動がおすすめです。
ITエンジニアにおすすめのスクールについては以下の記事で紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。
6.【まとめ】ITエンジニアの転職で後悔する6つのこと
ITエンジニアの転職でよくある後悔は以下の通りとなります。
- ・ITエンジニアの仕事についていけない
- ・社風や人間関係が合わない
- ・他の人と比べてスキルがないと実感する
- ・残業やトラブル対応が辛い
- ・業務量と給与が見合わない
- ・シンプルに仕事が楽しくない
後悔しないためにも、「入社前の勉強」「業界を理解」「仕事内容」を理解することが重要となります。
自分の適性もありますので、しっかり考えて、ITエンジニアを目指すかを検討すると良いでしょう。
ITエンジニアの転職で後悔しないための方法は以下の通りです。
- ・転職の目的を明確にする
- ・自分で勉強をすすめておく
- ・企業研究をする
- ・転職のプロに相談する
いきなりIT業界に転職を決めるのではなく、本当に自分がIT業界に向いているのか自己分析や企業研究などをしましょう。
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この記事の監修者
エンジニア
大学卒業後、新卒で不動産会社に就職。その後23歳で開発エンジニアにキャリアチェンジし、3年間大手Slerにて様々な開発に携わる。その後、インフラストラクチャー企業にて人材コンサルタントとして経験を積み、株式会社ユニゾン・テクノロジーを創業。現在の代表取締役