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ネットワークエンジニアの将来性は?必要スキルやキャリアパスを解説|インフラ職業ガイド

IT業界を本音で語る「ユニゾンキャリア編集部」真心です。

本記事のトピックスはこちら!

  • ネットワークエンジニアの将来について詳しく知りたい
  • ネットワークエンジニアの求人数が少ないのには何か理由がある?
  • 今後もネットワークエンジニアとして働きつづけるにはどうすればいい?

クラウド化やAI技術の発展により、IT業界の変化は目まぐるしいです。ネットワークエンジニアの将来性に不安を抱いている方も少なくありません。

弊社においても「ネットワークエンジニアは今後いらなくなると聞いたんですが本当ですか?」と質問をいただくことがあります。

しかし結論から言えば、ネットワークエンジニアの仕事はなくならず、需要は今後も増加していくと考えられます。ただし、求められるスキルセットは変化しつつあるため、その動向を知っておくことが大切です。

本記事では「ネットワークエンジニアへの転職に興味がある方」「ネットワークエンジニアとして活躍しつづけたい方」に向け、ネットワークエンジニアの将来性と、長期的に活躍するために必要なスキルやキャリアパスについて解説します。

事前に読みたい⇒ネットワークエンジニアとは?仕事内容・年収・将来性をわかりやすく解説!

1. ネットワークエンジニアは需要増加の傾向

デジタル化が加速する現代社会において、ネットワークエンジニアの需要は増加傾向にあります。DXの推進やクラウドサービスの普及、5Gなどの次世代通信技術の発展に伴い、企業は従来のネットワークインフラの見直しを迫られています。

そのため、高度な専門知識を持つネットワークエンジニアの需要が高まっているのです。また、ネットワーク技術だけでなく、クラウド・セキュリティ・自動化などの複合的なスキルが求められるようになっています。

つまり、ネットワークだけを専門とする「ネットワークエンジニア」として求人募集を行う企業が少なくなっているのです。ネットワークエンジニアの求人数が少ないと感じる方もいるかもしれませんが、需要が減っているわけではありません。

ネットワークエンジニアの将来性は十分にありますが、技術の進化に合わせて自身のスキルセットを常にアップデートすることが重要です。

幅広い知識と柔軟な思考を持ち、変化に適応できるネットワークエンジニアは今後も第一線で活躍しつづけることができます。

2. ネットワークエンジニアの将来性と需要が高い背景

ネットワークエンジニアの将来性と需要が高まっている背景について、詳しく解説します。

2-1. 背景①:レガシーシステムに対する警鐘とDX化

レガシーシステムの刷新は、多くの企業にとって急務となっています。

経済産業省はDXレポートの中で、レガシーシステムからの脱却が遅れた場合、新しいビジネスや時代の変化に対応できず、2025年以降日本国内で最大年間12兆円の経済損失が出るとの試算を公表しました。

レガシーシステムでは、法改正や新しい業務要件が出てくる度に、機能追加やソースコードの改修が行われてきたケースが多いため、機能の肥大化・複雑化・ブラックボックス化が起こっています。その結果、セキュリティリスクや運用コストの増大、ビジネスの俊敏性低下といった問題を抱えているのです。

また、レガシーシステムは最新技術の実装に適していない場合が多く、DXを進めるにもシステムの刷新が必要になっています。

レガシーシステムからの移行をスムーズに進めるために、最新のネットワーク技術に精通したネットワークエンジニアの需要が高まっています。

2-2. 背景②:クラウド化するネットワーク領域

クラウドコンピューティングの普及により、ネットワークの在り方が大きく変化しています。総務省のデータによると、以下の通り企業のクラウドサービス利用は年々増加しています。

企業におけるクラウドサービスの利用状況

引用:総務省|情報通信白書令和6年版

クラウド化により、従来のオンプレミス環境だけでなく、複雑化するネットワーク環境を適切に設計・運用できるスキルが求められているのです。

市場価値の高いネットワークエンジニアになるためには、AWSAzureGoogle Cloudなどの主要クラウドプラットフォームにおけるネットワーク構築・運用の知識が必要です。

さらに、クラウド環境下でのセキュリティ対策や、マルチクラウド環境の最適化等、新たな課題に対応できるネットワークエンジニアの需要が今後高まっていきます。

2-3. 背景③:5Gなどの先端技術はネットワーク領域

5Gに代表される通信技術の発展も、ネットワークエンジニアの需要を押し上げている大きな要因です。

5Gがもたらす超高速・大容量・低遅延の通信環境は、IoT・自動運転・遠隔医療など、様々な革新的サービスの基盤になります。これらのサービスを支えるネットワークインフラの設計・構築・運用には、高度な専門知識や技術が必要です。

例えば、5Gの特性を最大限に活用するための技術には、「ネットワークスライシング」や「エッジコンピューティング」などが挙げられます。

従来の通信技術に加え、新たな技術を理解し実装できるネットワークエンジニアの需要が高まってきています。

3. ネットワークエンジニアの仕事領域の変化

IT技術の進化によるネットワークエンジニアの仕事領域の変化について解説します。

3-1. ネットワークエンジニアがクラウドエンジニア化

ネットワークエンジニアの仕事は、クラウドエンジニアとしての役割を兼任する方向にシフトしています。

ネットワーク管理はクラウド上での仮想ネットワークの運用へと進化し、ネットワークエンジニアにもクラウドプラットフォームの知識やスキルが必要になっているのです。

例えば、AWSのVPC(Virtual Private Cloud)やAzure Virtual Networkなど、仮想ネットワークの概念を理解し、効率的なネットワークアーキテクチャを設計できる能力が求められています。

従来のオンプレミス環境でのネットワーク構築・運用スキルに加え、クラウド環境での負荷分散・セキュリティグループの設定・VPN接続の構築など、クラウド上でのネットワーク設計・実装力が必要になっています

3-2. ネットワーク領域以外の知識やスキルの強化

ネットワークエンジニアの仕事領域は、IT技術の進化に伴い大きく変化しています。従来のネットワーク機器の設定や運用だけでなく、より広範囲の知識とスキルが求められるようになってきました。

この変化の背景には、IT環境の複雑化があります。

例えば、サイバー攻撃の増加によりセキュリティの重要性が増し、ファイアウォールや不正侵入検知システムなどの高度なセキュリティ技術の理解が欠かせなくなっています。

また、大規模なネットワーク環境を効率的に管理するために、Pythonなどの言語を使用した自動化スクリプトの作成スキルも重要性が高いです。

ネットワークエンジニアの仕事領域は拡大しており、エンジニアとしての市場価値を高めるには、ネットワーク以外の幅広い知識とスキルの習得が必要です。

4. オンプレミスだけのネットワークエンジニアは将来的に減少

オンプレミス環境のみを扱うネットワークエンジニアの需要は、今後徐々に減少していくと考えられます。多くの企業がコスト削減や柔軟性向上を目的として、クラウド環境への移行を進めていることがその要因です。

純粋なオンプレミス環境は減少し、クラウドとオンプレミスを組み合わせたハイブリッド環境が主流になりつつあります。この変化に対応できないネットワークエンジニアは、キャリアの選択肢が狭まる恐れがあります。

実際すでに、オンプレミス環境にしか対応できない年配のネットワークエンジニアはニーズが少なく、案件にアサインされない待機期間が発生している状態です。ただし、完全にオンプレミス環境がなくなるわけではありません。

セキュリティやコンプライアンスの観点から、一部のシステムをオンプレミスで維持する企業も多いと考えられます。

そのため、オンプレミスの知識を持ちつつ、クラウドやハイブリッド環境にも対応できるネットワークエンジニアの需要が高まっていくと推測されます

5. 将来性の高いネットワークエンジニアを目指すためには

将来性の高いネットワークエンジニアになるための具体的な方法を紹介します。

5-1. インフラ領域全体のスキルセットを習得する

ネットワークエンジニアとして将来性を高めるには、ネットワーク領域に留まらず、以下のようなインフラ領域全体のスキルセットの習得が重要です。

  • ・サーバー関連スキル:主要OSの設定・運用、仮想化技術の活用
  • ・セキュリティ関連スキル:ファイアウォール・IDS/IPS・VPNの設定や運用、セキュリティポリシーの策定
  • ・データベース関連スキル:データベースの設計・管理・最適化
  • ・トラブルシューティングスキル:障害原因の特定と解決策の実行、ログ解析、ネットワーク診断ツールの使用、パフォーマンスモニタリング

幅広い知識を持つことで、ネットワークエンジニアはインフラ全体を俯瞰的に捉え、最適なソリューションを提案・実装できるようになります。

複合的なスキルセットを持つネットワークエンジニアほど、市場価値の高いエンジニアとして活躍できます。

内部リンク「ネットワークエンジニア スキル

ネットワークエンジニアに必要なスキルは?向いている人の特徴なども紹介|ネットワークエンジニア

2024.09.04

5-2. クラウド化に対応するプログラミングスキルの習得

近年は、ネットワークエンジニアにもプログラミングスキルが求められるようになってきました。要因としては、クラウド化により、ソフトウェアでのネットワーク制御が主流となってきたことが挙げられます。

具体的には、インフラ環境の設定をコード化する「IaC(Infrastructure as Code)」や、運用の自動化・効率化を行う「SRE(Site Reliability Engineering)」が広がっています。これらの手法を用いるには、PythonやRubyといったプログラミング言語のスキルが必要です。

プログラミングスキルを持つことで、ネットワークだけでなくシステム全体の構築運用に貢献できるため、エンジニアとしての市場価値向上に繋がります。

5-3. プロジェクトマネジメントなどの上級のスキル習得

ネットワークエンジニアとしてのキャリアをさらに発展させるには、技術スキルだけでなく、プロジェクトマネジメントやチームマネジメントといった上級スキルの習得も重要です。

以下のようなスキルを取得すると、エンジニアとしての仕事の幅が広がります。

  • ・プロジェクトマネジメント:管理能力・リーダーシップ・コミュニケーション力
  • ・ビジネス英語:グローバル環境での意思疎通、技術文書の理解
  • ・プレゼンテーションスキル:技術的な専門性の高い内容を非技術者へ説明する能力
  • ・コスト管理:設備投資に掛かるコストの分析と最適化
  • ・リスク管理:リスクの特定と対策立案

複雑なプロジェクトを成功に導くための計画立案リソース管理リスク管理のスキルは、高度な知識と経験が求められます。

そのため、術スキルと管理スキルを兼ね備えたエンジニアは、組織内でのポジションも上がりやすく、より市場価値の高いエンジニアとして活躍できます

6. ネットワークエンジニアの転職ならユニゾンキャリア

ユニゾンキャリアは、IT業界専門の就職・転職支援サービスです。

「未経験からネットワークエンジニアを目指したい」「自身のネットワークエンジニアとしての市場価値を高めたい」という方は、ぜひ一度ユニゾンキャリアにご相談ください。

弊社のサポートで転職を成功させた方の事例と、サービスの特徴を紹介します。

6-1. ユニゾンキャリアの転職成功事例

博多屋さんのインタビューアイキャッチ

ー転職しようと思ったきっかけを教えてください

勉強して資格を取れば自分の市場価値を上げられる、というように明確な基準がある業界だったので、IT業界で働こうと思ったんです。

なので、未経験からエンジニアになった時点で終わるつもりは最初から無かったんです。

1年間でCCNAというネットワークの資格と、LPICというサーバの資格を取得するという目標を立てて、実際に取得できたのでキャリアアップのためにもう一度転職しよう、と思って転職活動を始めました。

ーユニゾンキャリアを利用しようと思った理由は何ですか?

はじめて面談したときから、具体的なキャリアアップの方法とかをしっかり教えてくれて、希望をくれたのはキャリアアドバイザーの酒井さんだったので、もう転職支援をお願いしないっていう選択肢は無かったです。

自分で動いても内定は取れたかもしれないですけど、多分年収面だけ見ちゃって最善の選択はできないと思います。

しかも、自分で集められる情報にはやっぱ限界があって、酒井さんからもらう情報には勝てないので(笑)

ーユニゾンキャリアを利用した感想を教えてください!

キャリアアドバイザーの酒井さんは結構ラフな感じで接してくれて、すごく話しやすかったです。

あと面接対策では、ちゃんとダメなところはダメと指摘してくれて、僕としては本当にありがたかったです。

1人知り合いの人で転職について悩んでいる人がいたので、その人に酒井さんを紹介したら、無事転職成功していました。つまり人に紹介できるほど良いサービス、ってことです(笑)

ここからまたエンジニアとして頑張っていきます!本当にありがとうございました。

転職体験インタビュー:【年収140万円UP】エンジニア経験1年3ヶ月で下流から上流へキャリアアップ!

転職事例をさらに知りたい方はこちら⇒弊社を利用した転職者のインタビュー

6-2. ユニゾンキャリアのサービス特徴

ユニゾンキャリアは、IT業界専門の就職・転職支援サービスです。

あなたの理想のキャリアや適性に合わせた企業選定、選考対策から内定獲得まで「完全無料」でサポートしております。

IT業界やエンジニアについて、わからないことはIT業界に精通したアドバイザーが丁寧に説明するためご安心ください。

ネットワークエンジニアとして市場価値を高める方法を知りたい」という場合は、現在のスキルの棚卸しや今後のキャリアプラン検討のサポートを行っています。

弊社のアドバイザーは、全員IT業界に精通したエンジニア転職のプロ集団です。最新の業界動向から、今後どのようなキャリアを歩めば市場価値を高められるか的確なアドバイスを行います。

ご相談から内定まで「完全無料」で利用できますので、ぜひお気軽にお問い合わせください。

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この記事の監修者

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エンジニア

土肥 将司

大学卒業後、新卒で不動産会社に就職。その後23歳で開発エンジニアにキャリアチェンジし、3年間大手Slerにて様々な開発に携わる。その後、インフラストラクチャー企業にて人材コンサルタントとして経験を積み、株式会社ユニゾン・テクノロジーを創業。現在の代表取締役

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