エンジニアがキャリアアップするためにやるべきことは?注意点も紹介
エンジニアのキャリアアップってどんなのがあるの?
キャリアアップを目指すエンジニアがやるべきことってなんだろう
✓本記事の流れ
- ・エンジニアのキャリアアップの種類を紹介
- ・エンジニアのキャリアアップの流れ
- ・キャリアアップを目指すときのポイントと注意点
本記事では、エンジニアがキャリアアップをするための流れをはじめ、キャリアアップを考えるときの選択肢や具体的なキャリアアップ例を紹介しています。
また、キャリアアップをするためにやるべきことを分かりやすく紹介しているため、現在エンジニアで自身の将来について考えている方は是非参考にしてみてください。
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目次
1.エンジニアのキャリアアップにはキャリアプランが必須
夢や目標を実現するためには、将来を見据えたキャリアプランを立て、計画に沿って行動していくことが大切です。
エンジニアも例外ではなく、キャリアアップには自分の進みたい方向性を決めるキャリアプランが欠かせません。
キャリアプランの重要性について詳しく解説していきます。
1-1.キャリアプラン(キャリアパス)とは?
まずはキャリアプランがどんな考え方を指すのか理解しましょう。
キャリアプランとは、自分が描く将来像を実現するための行動計画です。
キャリアパスもほぼ同じような意味で使われ、将来的にどのような仕事をしたいか、どんな役職・役割を目指すのかの指針とされています。
たとえば同じエンジニアでも、1つの分野に特化して働きたいのか、それとも多様な知識を活かして幅広く活躍したいのかによって目指すべき方向性は変わります。
こうした自分の将来像を明確にし、具体的な行動計画に落とし込んでいくのがキャリアプランです。
以下の記事ではエンジニアのキャリアパスについて詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。
1-2.エンジニアにキャリアプラン(キャリアパス)が必要な理由
では、なぜエンジニアにキャリアプランが必要なのでしょうか。
エンジニアの仕事の特徴を確認しながら、その理由を見ていきましょう。
●中長期的な目標ができるから
1つは中長期的な目標を設定するためです。
たとえば「アプリケーションエンジニアのスペシャリストになる」という目標があれば、各ライフステージで学ぶべきことやビジョンが明確になり、今やるべきことが見えてきます。
需要の高さは安定して働き続けるためには欠かせない要素ですが、キャリアの選択肢が多いと目標を見つけられなかったり、必要なスキルがわからなかったりするリスクがあります。
キャリアの選択肢が多く存在するなかで、具体的な行動を起こせるようにするのがエンジニアにキャリアプランが必要な理由です。
●学ぶべきことが明らかになるから
キャリアプランには、今の自分に必要なスキルを明確にしたり、効率よく技術を習得したりできるメリットがあります。
理想とする働き方や、目標とする将来像を実現するために、学ぶべきことを自覚するのが目的です。
必要になりそうなスキルを手当たり次第に身につける方法もありますが、それではいざ将来像が明確になったときに、今までやってきたことが無駄になる可能性があります。
たとえばフリーランスのインフラエンジニアとして働きたいなら、今の自分に何が足りなくて、これから何を学ぶべきなのか考えるのがキャリアプランの役割です。
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2.エンジニアのキャリアアップの種類
エンジニアのキャリアアップは、以下の4種類に大きく分けられます。
それぞれの特徴を把握し、自分にどの働き方が合っているのかイメージを膨らませてみましょう。
2-1.スペシャリスト
スペシャリストは、1つの分野の知識・スキルに特化した人材です。
例として、データベースの設計開発を担当するデータベースエンジニアや、情報セキュリティを専門とするセキュリティエンジニアが挙げられます。
スペシャリストを目指すメリット
- ・専門知識、スキルを活かせる
- ・目指すべき方向性がわかりやすい
- ・自分の強みを伸ばしやすい
- ・1つのことに集中できる
スペシャリストに向いているのは、やりたい仕事が明確な人や、1つの分野の知識・スキルをとことん伸ばしていきたい人です。
強みが明確なので、将来的に転職を考えやすいのもスペシャリストのメリットといえます。
2-2.ジェネラリスト
ジェネラリストはスペシャリストと対照的に、複数の分野にまたがる知識・スキルを持つ人材です。
プロジェクトを統括するリーダーや、顧客の抱える課題解決をサポートするITコンサルタントが代表的です。
ジェネラリストを目指すメリット
- ・管理職や監督職を目指しやすい
- ・幅広い業務に携われる
- ・キャリアプランを柔軟に変更できる
ジェネラリストに向いているのは、幅広い業務に携わって新鮮さを感じながら働きたい人です。
スペシャリストと比べて強みがわかりづらいのはデメリットですが、考え方や価値観が変わってもキャリアプランを柔軟に変更できる点が魅力といえます。
2-3.マネジメント
エンジニアにおけるマネジメントは、プロジェクトに携わるチームや部署全体を管理して成果に結びつける業務です。
代表的な職種にプロジェクトマネージャーが挙げられ、メンバーの選出や進捗管理、予算管理、状況報告などを担当していきます。
マネジメントを目指すメリット
- ・管理職や監督職を目指しやすい
- ・チームで働くやりがいや楽しさを感じられる
- ・組織の意思決定に関われる
マネジメントには、多様な価値観を持つ人たちとコミュニケーションをとるのが好きな人、常に客観的に物事を考えられる人が向いています。
人を動かして成果をあげるのは難しい反面、大きなやりがいを感じられるのがマネジメントの魅力です。
以下の記事ではエンジニアにおけるマネジメントについて詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。
2-4.フリーランス
得たスキルを活かして独立し、個人で仕事を請け負う働き方もあります。
エンジニアはパソコンとネットワーク環境があれば働く場所を選ばないため、フリーランスとして活躍しやすい職種です。
フリーランスを目指すメリット
- ・自分のペースで働ける
- ・人間関係のストレスが減る
- ・場合によっては企業に勤めるより効率的に稼げる
働き方にとらわれない自由さが魅力のフリーランスですが、「収入が安定しづらい」「事務全般を自分でする必要がある」など、デメリットも少なくありません。
気軽に始めてはうまくいかない可能性が高いため、目指す場合はしっかりと準備を進めてからにしましょう。
また、以下の記事ではフリーランスエンジニアについて詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。
3.職種別エンジニアのキャリアアップ例
ここからは、エンジニアのキャリアアップ例を紹介していきます。
紹介する例はあくまでもキャリアップの選択肢のひとつです。
参考にする程度に留め、自分の強みや実現したいことと照らし合わせて自分なりのキャリアプランを立てましょう。
3-1.システムエンジニア
最初に紹介するのはシステムエンジニアです。
プロジェクト全体を俯瞰的に見てきた経験を活かし、ジェネラリストやマネジメントへのキャリアアップを目指せます。
●仕事内容
システムエンジニアの仕事は、システム開発において、提案から設計・開発・テストまでの一連の流れに携わることです。
システム開発のいわば上流工程を担当しています。
キャリアアップに活かせるスキル
- ・IT全般の基本的な知識
- ・プログラミングスキル
- ・課題解決力
- ・コミュニケーション能力
- ・マネジメント能力
エンジニアの中でも、特に多くの人と関わるのがシステムエンジニアです。
業務を通じて身についたコミュニケーション能力やマネジメント能力を別の職種にも活かせます。
●キャリアアップ例
システムエンジニアのキャリアアップとしてイメージしやすいのは、プロジェクトマネージャーです。
エンジニアの上位職であるプロジェクトマネージャーは、プロジェクトの責任者としてチームをまとめる存在です。
物事を俯瞰的に見る力が求められるため、システムエンジニアの経験を活かしやすいでしょう。
また、ITコンサルタントへのキャリアアップも考えられます。
ITコンサルタントは企業が抱える経営上の課題を解決に導く職種です。
システムエンジニアで身につけた広い知識と、論理的思考力が役立つでしょう。
また、以下の記事ではシステムエンジニアのキャリアプランについて詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。
3-2.Webエンジニア
次に紹介するのはWebエンジニアです。特定分野の深い知識を有するWebエンジニアは、スペシャリストはもちろん、Webに関わるマネジメントへのキャリアアップを目指せます。
●仕事内容
Webエンジニアの仕事は、WebサイトやWebアプリケーションなどの設計・開発、および運用・保守です。
たとえば、ショッピングサイトのデザインや、ユーザーが利用するシステムを手がけています。
キャリアアップに活かせるスキル
- ・プログラミングスキル
- ・サーバーやOSに関する知識
- ・データベースに関する知識
- ・セキュリティに関する知識
- ・Webマーケティングの知識
WebエンジニアはWebコンテンツに深い知識を有するスペシャリストです。
プログラミングやサーバー、データベース、セキュリティなどの専門知識を別の職種にも活かせます。
●キャリアアップ例
できる仕事や対応言語の幅を広げて、Webのスペシャリストを目指すキャリアアップが考えられます。
IT業界全体で人材不足が課題となっているなか、Webコンテンツの開発に精通した人材は重宝されるでしょう。
プログラミングの知識に限らず、デザインやマーケティングなどの幅広い知識・スキルが身につくのがWebエンジニアの特徴です。
業務の中でさまざまな経験をすることになるため、他のエンジニアの職種にチャレンジしたり、プロジェクトマネージャーにキャリアアップしたりしやすい職種でもあります。
また、以下の記事ではWebエンジニアのキャリアパスについて詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。
3-3.インフラエンジニア
最後に紹介するのはインフラエンジニアです。
Webエンジニアと同じく、特定分野の深い知識を有するインフラエンジニアは、スペシャリストやITコンサルタントへのキャリアアップを目指せます。
●仕事内容
インフラエンジニアの仕事は、サーバー構築やネットワーク管理、クライアント端末の設定などです。
システムを実際に動かすために欠かせないITインフラを担当しています。
キャリアアップに活かせるスキル
- ・プログラミングスキル
- ・インフラ設計スキル
- ・サーバーやOSに関する知識
- ・データベースに関する知識
- ・セキュリティに関する知識
インフラエンジニアはサーバーやセキュリティに特に深い知識を持つスペシャリストです。
新しい技術の活用や再構築のためにも、ITインフラに精通したインフラエンジニアに高い需要が見込まれます。
●キャリアアップ例
ITインフラに関する知見を深め、スペシャリストを目指すキャリアアップが最もイメージしやすいでしょう。
1つの知識だけに長けたエンジニアではなく、サーバーにもネットワークにも詳しいといったように、複数の分野に精通したエンジニアになればさらに価値が高まります。
そのほか、プロジェクトマネージャーやITコンサルタントを目指すキャリアアップが考えられます。
ITインフラの専門的な知識・スキルという明確な強みを持っているため、フリーランスも目指しやすい職種です。
また、以下の記事ではインフラエンジニアのキャリアパスについて詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。
4.エンジニアでキャリアアップをする流れを紹介
エンジニアでキャリアアップを目指す際は、次の4ステップで準備を進めていくのがおすすめです。
いきなりキャリアプランを立てると今やるべきことがわかりづらくなってしまうので、まずは現状把握を心がけましょう。
4-1.自己分析をして現状把握をする
最初に自己分析で現状把握しましょう。
自己分析を通じて現時点で持っている知識やスキル、強みを明らかにすることで、現実的なキャリアプランを立てやすくなります。
具体的な方法としては、これまでに携わった業務やプロジェクトを振り返ってみるのがおすすめです。
そのなかでどんな知識が身についたのか、どんな強みが特に発揮されたのかなどを深掘りしていくと、自分についての理解が深まります。
単なる夢ではなく現実的なキャリアプランを立てるには、今の自分を起点に考えていくことが大切です。
どんな職種を目指すにしてもまずは自己分析をし、自分の経験値を明らかにして強みを正しく理解しましょう。
4-2.自分の今の仕事の評価をする
どんな環境が自分に合っているのか判断するため、今の仕事に満足している点と、不満に感じている点を考えてみましょう。
業務内容や働きがいはもちろん、待遇や職場の人間関係、ワークライフバランスなども含めて考えるのがポイントです。
エンジニアのキャリアアップには、現在の会社でキャリアアップするパターンと、転属や転職によるキャリアアップの2通りのパターンが考えられます。
そのままキャリアアップするのが自分に合っているのか、それとも転職するのが合っているのかを判断するためにも、キャリアプランを立てる前に今の仕事を評価する必要があります。
4-3.キャリアプラン(キャリアパス)を立てる
現状把握と今の仕事の評価ができたら、実際にキャリアプランを立ててみましょう。
キャリアプランを立てるうえで特に大切なのは以下の3つのポイントです。
- ・長期目標→中期目標→短期目標の順で考える
- ・短期目標は具体的に
- ・各目標の期間を決める
「ネットワークのスペシャリストになる」「プロジェクトマネージャーになりたい」などの抽象的な目標だけでは行動に移しづらいので、目標は1年後・3年後・5年後と細かく分けて設定しましょう。
また、やるべきことが曖昧なまま無駄な時間を過ごさないためには、「何年後までに〇〇のスキルを身につける」などと期間を決めることが大切です。
4-4.具体的な行動に移す
キャリアプランが完成したら、いよいよ具体的な行動に移していきます。
以下の2つの方法を参考にしながら、自分なりのキャリアプランを実現するための行動をとりましょう。
キャリアプランは立てて終わりではなく、実行してこそ意味があります。
●勉強会やコミュニティに参加する
周りから刺激をもらうため、勉強会やコミュニティに参加してみましょう。
エンジニアの勉強会・コミュニティには、企業の枠を超えて、特定のテーマや知識について情報交換できる集まりが多くみられます。
参加するメリット
- ・新しい知識を得られる
- ・自分が持っている情報の精査と見直しができる
- ・他のエンジニアと交流できる
- ・自分が目指すロールモデルが見つかる可能性がある
IT業界は数ある業界の中でも、特に情報や技術の変化が激しい業界です。
変化にうまく順応していくために、自分が持っている情報の精査・見直しをするのが、勉強会やコミュニティに参加する大きな目的です。
●自己学習をする
理想とするキャリアプランを実現したり、キャリアの可能性を広げたりするために、資格取得や新しい技術の学習をしましょう。
自己学習を習慣にすることで、常に新しい知識を得ようとする姿勢が身につきます。
ここでいう自己学習とは、自ら計画して行動に移す能動的な学習であって、会社で用意されている研修やセミナーを利用した学習ではありません。
キャリアアップには業務や研修の中で自然と身につく知識だけでなく、明確な目標を持って自ら身につけた知識が必要となります。
勉強といえばどうしても受動的な学習に頼りがちですが、意欲的に学ぶ自己学習も大切にしましょう。
5.エンジニアがキャリアアップを目指すときのポイント
キャリアプランが明確でも、自分の理想とするキャリアアップを実現できるとは限りません。
実現の可能性を少しでも上げるために、次の3つのポイントを心がけながらエンジニアからのキャリアアップを目指しましょう。
5-1.必要なスキルを身につけること
自己学習が大切とお伝えしましたが、キャリアアップに必要なのは客観的に評価しやすいハードスキルだけではありません。
コミュニケーション能力や協調性のように、目に見えないソフトスキルも重要です。
エンジニアに必要なソフトスキル
- ・コミュニケーション能力
- ・マネジメント能力
- ・協調性
- ・論理的思考力
- ・プレゼンテーション能力
- ・課題解決力
- ・柔軟性
- ・自己管理力
職種によって求められる程度こそ違いますが、上記のソフトスキルはどんな職種にも共通して求められる能力です。
スキルのある人を参考にしたり、さまざまな立場の人とコミュニケーションをとったりしてスキルを磨きましょう。
5-2.勉強をし続ける
自分のキャリアプランをもとに、必要な知識を身につけられるよう継続的に勉強しましょう。
新型コロナウイルス感染症の影響で、サブスクリプション型サービスの需要が高まったり、リモートワークが浸透したりと、IT業界は日々進歩しています。
一度知識を身につけたとしても、また異なる知識が求められる場合があるため、日々学習が必要です。
継続的な学習は自分の知識を増やすだけでなく、他のエンジニアとの差別化にもつながります。
同じ分野を専門にしているエンジニアでも、より知識の多いエンジニアのほうがキャリアアップに有利になります。
できる仕事の幅を広げるためにも、キャリアプランから逆算してどんな知識を身につけておくべきか考えてみましょう。
5-3.チャレンジ精神を持つ
エンジニアは技術職ですから、実践なくして成長にはつながりません。
吸収した知識・スキルを定着させられるよう、インプットと一緒にアウトプットにも積極的にチャレンジしましょう。
おすすめのアウトプット方法
- ・自分なりの仕様書やプログラムを書いてみる
- ・SNSで自分のアイディアや学習内容を発信する
- ・ブログ記事を書く
- ・勉強会に参加する
アウトプットには知識・スキルの定着のほか、モチベーションの維持につながるメリットもあります。
インプットとアウトプットを繰り返し、「ただ知識を持っている」状態ではなく、「実際に知識を使える」状態を目指しましょう。
6.エンジニアがキャリアアップを目指すときの注意点
理想的な働き方の実現や、昇進・昇給につながる可能性のあるキャリアアップですが、「働きがいを感じられない」「前の仕事のほうが待遇がよかった」などと後悔するケースは珍しくありません。
行き当たりばったりで失敗しないよう、エンジニアからキャリアアップを目指す際は、次の3つのポイントに注意しましょう。
6-1.思いつきで行動しない
思い付きの行動では失敗のリスクが高まります。
数年後の自分がどうなっているのかきちんとイメージを膨らませてから、具体的な行動に移すようにしましょう。
そのためにもまずはキャリアプランから逆算し、必要な資格や足りないスキル、どんなキャリアを重ねるべきなのかを考えることが大切です。
特に注意が必要なのは、異業種への転職や独立のように、今の働き方と大きな変化がある場合です。
キャリアアップ後の働き方をよく理解していないとミスマッチが起きやすくなるため、今の働き方との違いを明確にしておきましょう。
6-2.キャリアプランは定期的に見直す
キャリアプランは定期的に見直すことで、より現実的なものになります。
価値観の変化や、自分を取り巻く環境の変化に応じて修正していきましょう。
経験と知識が増えるにつれ、過去のキャリアアップと今の自分の間にはギャップが生まれるものです。
今の自分を起点に考えてみると、最初にキャリアプランを立てたときには思いつかなかったようなアイディアが出てくるかもしれません。
また、最初に立てたキャリアプランにこだわり続けてしまうと、予定通りに進まなかったときにモチベーションをなくす原因になります。
視野を狭めることにもつながるので、柔軟に軌道修正していくのがキャリアプラン実現のコツです。
6-3.第三者の意見も参考にする
自分に合う職種や働き方について、第三者の意見も参考にしましょう。
客観的な意見をもらうことで、自分では気づかなった強みを発見できるかもしれません。
意見を求める相手は職場の人に限らず、転職エージェントのキャリアアドバイザーや、勉強会・コミュニティで出会った人なども効果的です。
たとえば管理職が男性ばかりの職場で働く女性がエンジニアから管理職を目指そうとしても、参考にできる人が身近におらずキャリアプランをイメージしづらい可能性があります。
そうした場合には、自分が所属する部署や企業の人だけにとらわれず、多様なキャリアの人に話を聞いてみることが重要です。
7.キャリアアップには転職エージェントの活用がおすすめ
今の職種からどんなキャリアアップを目指せるのかわからない方や、1人でキャリアプランを立てるのが難しい方は、ぜひ転職エージェントを活用しましょう。
特に、IT業界は専門性が高いため、転職エージェントを利用する際はIT専門のものを利用することをおすすめします。
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8.【まとめ】エンジニアのキャリアアップには計画性が大切
以上、エンジニアのキャリアアップ例や目指すときのポイントを解説しました。
エンジニアは専門性を活かして幅広い業界・企業で活躍できる職種だけに、キャリアアップには計画性が大切です。
エンジニアのキャリアアップは主に以下の4種類です。
エンジニアのキャリアアップ
- ・スペシャリスト
- ・ジェネラリスト
- ・マネジメント
- ・フリーランス
いきなりキャリアアップを目指そうとすると、必要なスキルがわからず行き詰まったり、入社後にギャップを感じたりするリスクが高まります。
自分に合う働き方を見つけられるよう、キャリアアップは以下の4ステップで進めましょう。
キャリアアップの4ステップ
- ・自己分析をして現状把握をする
- ・自分の今の仕事の評価をする
- ・キャリアプラン(キャリアパス)を立てる
- ・具体的な行動に移す(勉強会やコミュニティへの参加、自己学習など)
理想のキャリアアップを実現するには、自分の考えだけでなく第三者の意見も参考にすることが大切です。
広い視野でキャリアアップを目指すためにも、ぜひ転職エージェントを活用しましょう。
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この記事の監修者
エンジニア
大学卒業後、新卒で不動産会社に就職。その後23歳で開発エンジニアにキャリアチェンジし、3年間大手Slerにて様々な開発に携わる。その後、インフラストラクチャー企業にて人材コンサルタントとして経験を積み、株式会社ユニゾン・テクノロジーを創業。現在の代表取締役