【体験談】転職に役立つエンジニアあるある!新人から成長までの苦楽のストーリー|就職・転職者職業ゴシップ
IT業界を本音で語る「ユニゾンキャリアの編集部」の真心です。
本記事のトピックスはこちら!
- ・エンジニアあるあるを見て共感したい!
- ・エンジニアの仕事をのぞき見したい!
- ・エンジニアあるあるから仕事のリアルな内情を知りたい!
エンジニアならではの苦労や面白さをネタにした「エンジニアあるある」。
経験者は思わず「あるある!」と声を出して共感し、未経験者はエンジニアの仕事の内情を覗けるはずです。
目次
1.【新人編】右も左もわからない毎日
エンジニアになりたての頃は覚えなければならないこと、分からないことがあまりにも多く、右も左も分からない状態でした。そんな新人あるあるをお届けします。
1-1.ミスして先輩に迷惑をかけたと落ち込む
新人時代は書いたコードでエラーを連発させていました。エラーの原因を探すのに30分以上かかり、やっとのことで見つけた原因は単純なスペルミス。
「新人がミスをするのは当たり前!」。そう自分に言い聞かせても、凡ミスを何度も繰り返すうちに「こんなところでつまずく自分って…」と自信を喪失していきました。
自分のやっていることが正しいか確認したいけど、先輩にこれ以上聞くのは申し訳ない。でもミスはしたくない…。
そんな思いが頭の中を駆けめぐり、作業がなかなか進められなくなったこともありました。
1-2.聞いたことのない単語にパニックになりがち
先輩A「ASAPでお願いします」
先輩B「オンスケです」
先輩C「インシデントが発生しました」
私「あさ?おん??いんし???」
オフィスでは日常的にIT用語が飛び交います。IT用語はカタカナ語・略語・英単語が多く、入社したての頃は海外に来てしまったのかと思うほど会話の内容についていけませんでした。
Googleで調べれば意味が理解できるものの、出てくるIT用語の量とスピードにググる速度が追いつかず、業務中は常にパニック。
知ったかぶりをすれば相手と話がかみ合わず恥をかき、覚えたIT用語を調子に乗って多用するとイタい人だと白い目で見られるなど、用語に振り回された日々でした。
あまりにも知らない言葉だらけで、「自分はエンジニアに向いていないのでは?」と不安になることも。今はいい思い出となっています。
1-3.仕事のことを考えすぎて、夢にコードが
新人時代は仕事とプライベートの切り替えも下手で混同しすぎてしまったり…。業務中に起こったエラーが退勤後も頭から離れず、コードが夢に出てくることがありました。
夢の中でもエラーを連発させ、ハッとした勢いで目を覚ますことも。実際の勤務時間と合わせると一日に16時間ぐらいコードを書いていました。何とか追いつきたかったんです。
ほかにもプログラムでバグが多発し、原因が全て自分の書いたコードだったという悪夢は記憶に残っています。当時相当大きな焦りを抱えていたことがよく分かります。
新人時代は失敗と自信喪失を繰り返す毎日でしたが、今思えば小さなことで悩んでいたなと思います。
2.【駆け出し編】ようやく成長を実感!
エンジニアになって数か月経つと色々な業務に慣れ、自分自身の成長が感じられるようになりました。
2-1.バグの原因がわかるようになり、デバッグが楽しい
新人時代にはよくデバッグ業務を任されましたが、初めは苦痛以外の何物でもありません。エラーの原因を見つけるのに数十分かかり、バグの原因はどれだけ時間をかけても見当たらない始末。
あまりにも作業が進まず、一生帰宅できないのではないかと思うほどでした。
しかし、毎日コードを眺めているうちにプログラム全体を理解するスピードが上がり、ついに素早くバグの原因を突き止められるように!
そこからバグを見つけ出すのが楽しくなってきました。
すばやくバグの発見に何度も成功した頃には「デバッグ?余裕だぜ!」と調子に乗っていました。ですが、自分の成長を実感できた瞬間です。
2-2.先輩の教えのありがたみが分かり始める
エンジニアになったばかりの頃は先輩のアドバイスがピンと来ず、「そんなこともあるんだ~」という程度にしか受け止められませんでした。
先輩のアドバイスを実感をもって理解できるように。
しかも、もらったアドバイスは作業を効率化するためのアイデアやミスを減らすコツなど実用的な知見ばかりで、聞き流していた自分がとても恥ずかしかったです。
先輩に改めてお礼を言うには時差がありすぎて困惑されると思うので、もらったアドバイスを後輩にきちんと伝えていこうと心に決めて今に至ります。
2-3.勉強会で最新技術に触れ、学ぶ喜びを実感
モチベーションが高くなった私は様々なIT企業で開催される勉強会に参加しました。
勉強会は新しい技術に触れる絶好の場です。新人の頃はどんなエンジニアになりたいか考えることすらできていませんでした。
しかし、勉強会に積極手に参加することでIT業界のトレンドを押さえたことで、自分のスキルアップの方向性が明確に。
それ以上に良かったのは社外のエンジニアと交流できたことです。同世代のエンジニアの年収や業務内容を聞いて、当時調子に乗っていた私は意気消沈。「もっと頑張らなきゃ…」と奮起するきっかけになりました。
2-4.自分のコードが動いた時の感動は格別!
毎日ミスを連発し、夢に出てくるほど苦戦したコードですが、たくさんのコードに触れるうちに書くスピードもクオリティも上がっていきました。
ある日ついにコードをエラーなく意図したとおりに作動させることに成功!
これまでエラーが出るのが当たり前だったので、逆に「え、もしかしてPC壊れた!?」と思わず故障を疑いました。
自分が書いたコードがきちんと動いた瞬間は本当に嬉しかったです。「自分にもできるんだ!」という自信になったのを覚えています。
やはり、「このコードが自社のシステムの一部になって稼働するんだ」と思う瞬間がエンジニアの仕事に誇りとやりがいです。
3.【自立編】頼れるエンジニアへの道
エンジニアとしての自分に自信を持ち始めたころ、大きな仕事を任されるようになりました。
3-1.後輩の質問に答えられる喜び
業務を一通りこなせるようになった頃に後輩が入社し、今度は自分が後輩を指導する立場になりました。
気付きましたか?そう!これはかつて先輩に言われたセリフ。
「『歴史は繰り返す』とはよく言ったものだ」と思うとともに、当時の先輩に対して申し訳ない気持ちになりました。
後輩のおかげで自分が成長できた場面もあります。実のところ、頭の中の知識をいざ言葉にして説明するとあやふやな部分が多いことが判明。リスキリングの重要性を再認識できました。
ほかにも、後輩に頼りにされることで「間違ったことは教えられない」という責任感が生まれ、「あの頃の先輩のようになりたい」と成長の意欲も湧きました。
3-2.コツを掴み始め、頼られることが増えてくる
経験をある程度積むと、業務を効率よく進めるコツ、いわゆる「時短テク」が身に付き、チームメンバーから頼りにされることも増えました。
後輩の指導を任される機会も多くなり、周囲に認められつつあることが嬉しかったです。
このころから「エンジニアとしてやっと一人前になれた」と思えるようになってきました。
3-3.自分の意見を求められる場面が増加
自立を実感できた頃、開発の方針を決める場面に立ち会うことも増えました。与えられた仕事をこなす段階からのキャリアアップです。
ミーティングで議論する内容はシステムの設計や実装、技術選定などで、どれもサービスのクオリティを左右する重要な意思決定ばかり。
「そんな大切なこと自分が決めちゃっていいの?」と内心ひやひやしたものです。
その一方で自分の意見が尊重されるようになったのは素直に嬉しかったです。責任の重みとともにやりがいも感じました。
ミーティングでほとんど発言したことがなかった私がメンバーとアイデアを出し合い、議論を楽むようになったことには自分でもびっくりです。
3-4.大きな案件を任され、プレッシャーと共に成長を実感
プロジェクトにいくつか携わったあと、新しいプロジェクトのリーダーを任されました。任されたのは大規模なプロジェクトだったので、プレッシャーも大きかったです。
プロジェクトは決して順風満帆ではなく、意見の衝突・スケジュールの遅延・開発終盤でのバグの発生など、胃がキリキリするようなトラブルの連続。
納期直前は休日も返上して出勤し、メンバー間で連携、協力し合うことで何とかシステムが完成にこぎつけます。
リーダーとしてプロジェクトを成功に導いた経験は、エンジニアとして大きく成長できたターニングポイントでした。
様々な場面で成長とやりがいを実感した時期でしたが、その裏で、さらに高い壁にぶつかるような感覚もありました。
4.【チャレンジ編】新しい技術への挑戦
重要なポジションを経験してからは、技術力とマネジメント力の両方を磨くことを意識するようになりました。
4-1.新しい言語やフレームワークに挑戦するのが日課に
プロジェクトリーダーの経験から「社内での業務をもっと効率的に進めたい」「メンバーにより良い技術知識を提供したい」という思いが強くなり、新しい技術を勉強することを日課としました。
未経験の言語やフレームワークに挑戦することでスキルの幅が広がるのは嬉しかったです。一方で「この技術を使えば、あの時の開発がもっと楽になったのに!」と反省することも増えます。
この時が一番、常に技術と知識をアップデートし続けることの重要性を実感しました。「エンジニアたるもの一生勉強」は私の座右の銘です。
4-2.「効率化できないかな?」と工夫を考えがち
エンジニアとしてキャリアを積むうちに、効率化や自動化について無意識に考えるクセがつきました。いわゆるエンジニアの職業病です。
「もっといい方法があるのでは?」という疑問が常に頭の中を駆けめぐり、気がつくと効率化のアイデアを考えてしまいます。出したアイデアを実践して生産性が高まった時の達成感と充実感はひとしおです。
ルーティンになっている作業手順に疑問を持つこと、効率化できないか検討することの大切さを学びました。
ちなみにこのクセはプライベートでも出てしまいます。家事も通勤も無駄を省くことに注力してしまいがちです。
エンジニア同士だと共感し合えるのですが、エンジニア以外の人には引かれることも…。
4-3.技術以外のスキルも磨く必要があると実感
プロジェクトのリーダーを任される場面が増えて痛感したこと、それは「エンジニアは技術力だけではキャリアアップできない」ということです。
当時、そのことに気付いた私は思わず「なんということだ!誰か先に教えてくれよ!」と心の中で叫んでいたのは記憶に新しいです。
意見の衝突や予期せぬトラブルを乗り越えるためには、コミュニケーション能力や調整力を発揮してメンバーのモチベーションを維持することが何よりも大切になります。
「エンジニアたるもの一生勉強」。この「勉強」の中にまさか技術以外の分野も含まれていたとは思いもしませんでした。
リーダーの経験を通してエンジニアのみならず、人としての視野が広がったことは間違いありません。
4-4.プロジェクトマネージャー(PM)を目指して奮闘
重要な仕事を任されるようになって、いよいよ見えてきたプロジェクトマネージャー(PM)への道。
プロジェクトリーダーの経験から問題解決能力やリーダーシップといったマネジメント力が足りないことを痛感したので、勉強会や専門書で知識を深めることにしました。
日課にしている技術の勉強も続けていたので、毎日が寝不足気味。勉強に追われているのは昔も今も変わりません。
憧れのエンジニアに近づくための努力を続けるうちに、周囲からエンジニアとしてもリーダーとしても信頼されていると感じる場面が増えていきました。学んだ技術と知識が身に付いていることが実感でき、嬉しかったです。
プロジェクトマネージャーまであと一歩の段階に入ると壁を越えていくのが楽しくなり、寝る間を惜しんで勉強に没頭していました。
5.【リモートワーク編】新しい働き方への適応
エンジニアとして十分な経験を積んだことと、社内の働き方改革が進んだことが相まって、リモートワークが推進されるようになりました。当時は、工夫を重ねて新しい環境に適応しようと奮戦しました。
5-1.下半身はパジャマで仕事ができる気楽さ
会社ではクライアントに会う機会もあったためスーツを着用していました。しかし、ビデオ会議では画面に映る上半身だけ気を遣えば十分。実は下半身がパジャマの日も多いです。
ちぐはぐな格好なのに真面目な顔でビデオ会議をしている自分に笑いそうになることも。
リモートワーク経験者はまさに「あるある」ではないでしょうか?
肩ひじ張らない気楽なスタイルで仕事ができるのはリモートワークの醍醐味だと言えます。
5-2.オンラインコミュニケーションの難しさにぶつかる
もちろんリモートワークにはデメリットもあります。チャットやビデオ会議だけでメンバーとコミュニケーションを取るのは難しく、はじめは戸惑うことも多かったです。
チャットは文章だけでやり取りするので、言葉の行き違いがたびたび起こります。トラブルを回避するために文章をよく考え、送信前の再チェックを徹底。このひと手間がやや面倒です。
ビデオ会議は相手の顔が見えるものの、対面に比べて表情や雰囲気が伝わりにくく、今でもニュアンスを正確に掴むのが難しいと感じています。入室のタイミングや発言のしにくさも悩みの種です。
オンラインでのコミュニケーションは対面でのコミュニケーションとは違ったスキルが必要なのだと実感しました。
5-3.自宅の作業環境を整えがち
リモートワークの日は書斎で作業をしていますが、始めた当初は部屋が散らかっていてとても集中できる環境ではありませんでした。このままでは作業効率が落ちると思い、休日に急遽書斎の整備を決行。
効率良く作業をするため、デスク周りの環境作りには一番気を遣いました。業務に関係のないものはすべてデスクから移動させ、イスはゲーミングチェアに新調。ひじ置きクッションも設置して、翌週からは無事仕事に集中することができました。
オフィス勤務の時には気がつきませんでしたが、仕事に集中するためには身の回りの環境を整えることも重要なのだと実感しました。今も自分なりのベストな作業環境を追求し、書斎を定期的にカスタマイズしています。
5-4.通勤時間にゆっくり寝られるありがたみ
リモートワークを始めて一番うれしかったこと、それは通勤時間がなくなったぶん朝の貴重な睡眠時間が長くなったことです。満員電車のストレスからも解放されました。
朝ゆっくりとコーヒーを飲みながら仕事を始めることで生まれる心の余裕。始業時間と同時に報告されるトラブルにも平常心で対応でき、「睡眠時間とコーヒーでこんなに変わるのか…」と驚きました。
通勤時間の節約はリモートワークの最大のメリットだと感じています。
リモートワークには徐々に適応できています。しかし人に会う機会が減ったぶん、出社した時にメンバーと対面で会話できるのが嬉しいです。
6.エンジニアの転職はユニゾンキャリア
エンジニアのあるある話を紹介しました。エンジニアの仕事は大変さもありますが、そのぶん達成感や充実感も味わえます。
ぜひ業界に飛び込み、今回紹介したあるある話を実感しながらキャリアを積んでください。
ユニゾンキャリアでは、IT企業に特化した転職支援サービスを提供しています。
エンジニアとしてキャリアアップしていくためには優良なIT企業との出会いが必要不可欠です。今回は未経験からエンジニアに転職し、理想の働き方を実現した人の事例を一部抜粋して紹介します。
Q:転職しようと思ったきっかけを教えて下さい!
A:面接でITエンジニアの仕事ができますよと言われて採用されたはずなのに、実際に業務が始まると事務作業しかさせてもらえなかったんです。
一向にエンジニアの仕事をさせてもらえなくて騙された気持ちになりましたし、そもそも自分のやりたい仕事じゃないことをやり続けるのはとても苦痛で…時間が過ぎるのが遅く感じてきつかったです。
それでも、いつかエンジニアの業務ができるかも…と思って頑張っていたんですが、僕のOJT担当だった先輩が4年間ずっと事務作業しかさせてもらえていなくて、もう無理だなと思い転職を決断しました。
Q:転職活動時に不安はありましたか?
A:前職と同じようにエンジニアとは無関係の業務をさせられたらどうしよう…という思いはありましたね。
ただ、キャリアアドバイザーの和田さんが、メリットだけでなくデメリットも含めてとても丁寧に企業の紹介をしてくださったので、以前よりかなり安心して選考に臨めました。
Q:現職に決めた理由は何ですか?
A:企業としてチャレンジ精神が豊富で、スピード感を持って色んな事に挑戦させてくれるのが自分に合っていると感じたからです。
実際にどんどん新しいことをやっていて、最近は皆で企業をよくするために経営に関わる「アメーバ経営」という方針に変わり、ユニットの行動計画と個人の行動計画をそれぞれ設定して業務にあたっています。
僕は将来的に経営に興味があって、いまは外部の案件に携わって、他のエンジニアの方と交流を持ったりしています。
転職体験インタビュー:【未経験から転職して年収100万円UP】Webエンジニアは天職だと思っています!
ユニゾンキャリアでは「知識ゼロからエンジニアになりたい」という未経験者の方から「転職してスキルと年収を上げたい」という経験者の方まで幅広く支援してきました。
IT業界に詳しい専任のアドバイザーが本音でアドバイスするので、自分に合った企業を見つけることができます。
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はじめに職歴をお聞かせください。
この記事の監修者
エンジニア
大学卒業後、新卒で不動産会社に就職。その後23歳で開発エンジニアにキャリアチェンジし、3年間大手Slerにて様々な開発に携わる。その後、インフラストラクチャー企業にて人材コンサルタントとして経験を積み、株式会社ユニゾン・テクノロジーを創業。現在の代表取締役