実務経験3年のエンジニア転職は過去の努力の総決算?転職で飛躍できる人の特徴も解説|エンジニア転職ガイド
IT業界を本音で語る「ユニゾンキャリア編集部」真心です。
本記事のトピックスはこちら!
- ・エンジニア実務経験3年の市場価値はどれくらい?
- ・エンジニア経験3年で年収アップできる人って?
- ・エンジニア経験3年で転職するために必要なことは?
「エンジニアとして3年働いてけど、自分の市場価値はどれくらいなのだろう?」といった相談をいただきます。
エンジニア経験が3年あれば、年収アップを狙って転職してみようかと考えるのは妥当なタイミングです。
事前に読みたい⇒エンジニアの転職は何年目にすべき?適切なタイミングとおすすめの転職時期まで解説|エンジニア転職ガイド
目次
1.エンジニア実務経験3年の市場価値
エンジニア実務経験が3年ある方は企業から求められるだけの経験を積んでおり、市場価値は高いです。実際にどれくらいの価値があるのかについて解説します。
1-2.実務経験3年なら年収「約450万~500万」
実務経験が3年あるエンジニアの市場価値は非常に高く、年収は450万~500万円程度が相場となります。※弊社、転職支援の平均年収。
3年目となると一通りの業務ができるようになり、即戦力のエンジニアとして企業から評価されます。
これだけのスキルがあれば、どの企業からも即戦力として見られやすくなるため、転職活動をすれば今よりも年収アップが見込めます。
2年目まではスキルアップを目指した転職活動がおすすめなのですが、3年続けたエンジニアであれば年収アップを目指した転職が十分に可能です。
エンジニアの転職活動は実務経験3年目以降から一気に加速させたほうが高年収が狙えるため、積極的に年収アップを狙うことをおすすめします。
1-2.エンジニア3年目の転職は売り手市場
3年目のエンジニアの転職は売り手市場です。実は現在のIT業界は人材が不足しており、今後、さらに人材が不足すると予想されています。
経済産業省が公表したデータでは2030年までに最大で約79万人のエンジニアが不足するだけでなく、IT技術者の高齢化も予想されています。
※参考:IT人材育成の状況等について(経済産業省)
IT技術者の不足や高齢化の原因は以下のとおりです。
- ・労働者人口の減少
- ・IT技術の急激な拡大
- ・IT技術への対応の遅れ
このような理由から、企業は即戦力として活躍できるエンジニアは喉から手が出る程に欲しいのです。
とはいえ、転職ではスキルだけでなく、人間性も見られます。企業の足元をみるようなことをすると落とされるため、注意してください。
合わせて読みたい⇒【データで解説】ITエンジニア不足の現実と背景とは?求職者・企業はどうするべき?|就職・転職者職業ガイド
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2.エンジニアとしての努力が明暗を分ける3年目
エンジニア経験3年での転職はこれまでの経験の総決算として市場価値に如実に現れるタイミングです。
新卒として入社してから「どのような努力を行い」「何を身に付けてきたか」が問われ、専門性を高めてきたエンジニアが転職市場で優位に立つことができます。
資格を取得していれば、より年収を上げられる可能性が高いです。
このように現場の経験や資格取得の努力が見られる人材はスキルがあるのはもちろん、入社後にも自己研鑽を続けるだろうと思われやすいです。
反対に何も語れる努力や経験がないまま時間を過ごしてしまった場合は、転職で大きく自分の市場価値を上げることが難しくなります。
ただ、実際には自己分析が甘かく、見つけられていないだけのケースもあります。
そのような時に自分でも気づいていない強みを見つけ出して最大化するのがキャリアアドバイザーの役割です。
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3.エンジニア経験3年で大幅な年収アップができる人
エンジニア経験3年で年収アップができる人は以下のとおりです。
- ・上流工程業務の経歴がある
- ・新卒3年目のエンジニア
- ・スキルシートが充実している
3-1.上流工程業務の経歴がある
案件定義や設計など、上流工程の業務経験がある人は年収アップが狙えます。上流工程のスキルはプロジェクト全体を俯瞰する能力として評価されます。
上流工程で必要なスキルは以下のとおりです。
- ・コミュニケーションスキル
- ・顧客理解を深めるスキル
- ・顧客の市場を勉強するスキル
- ・マネジメントスキル
- ・ドキュメント作成のスキル
特に重要になるのがコミュニケーションスキルです。クライアントは必ずしもシステムに詳しいわけではありません。要望を言語化するのが難しいため、正確にクライアントが求めるものを引き出すことが求められます。
また、クライアントからの要望を形にするためにチームに落とし込む必要があり、チームメンバーとの密接な連携が必要になります。
上流工程の経験がある人は企業からエンジニアとしてのスキルだけでなく、マネジメントや管理のスキルを持っていると見なされて評価されるのです。
上流工程の経験は、自分の市場価値を高めるための重要な要素となります。
3-2.新卒で実務経験3年のエンジニア
新卒から3年目のエンジニアは年収アップの大きなチャンスです。新卒の初任給は相対的に低いため、3年目で転職することで大幅なアップが見込めます。
また、新卒3年目は大学をストレートで卒業していれば25歳であるため、企業側からすると将来期待の人材です。実務経験も3年経験しているのでスキルも期待ができます。
このように、将来性とスキルの両方が備わった人材が期待できる新卒3年目のエンジニアは採用する企業側からしてもメリットが大きいのです。
ただし、ソフトスキル(ヒューマンスキル)も企業は見ています。人間として難ありと判断されれば採用に踏み切ることはありません。そういった意味でも面接対策は重要です。
新卒から3年目の転職では、過去と現在の比較で、自分の成長をアピールが1つのポイントになります。
3-3.スキルシートが充実している
充実したスキルシートを作成しているエンジニアは年収アップが期待できます。スキルシートは具体的な実績や経験を示すものです。
そのため、スキルシートが充実していると、エンジニアの実力が高いと証明する有力な情報となります。
企業にとって、履歴書や職務経歴書だけでは応募者の人柄やスキルレベルを判断することは難しく、面接を行って採用を決定します。しかし、面接だけでは応募者のスキルを明確に判断することは困難です。
実際に仕事をしてもらってからでは、企業側のリスクが高くなり、採用に踏み切れない場合もあります。
そこで重要になるのが、スキルシートです。
スキルシートはこれまでに携わったプロジェクトや自分の貢献を示した証明書となります。これにより、企業側は応募者の採用後の活躍をイメージしやすくなります。
自分の市場価値を高めるために、スキルシートは重要なツールです。定期的に更新し、充実させておくことで転職活動をスムーズに進められます。
転職を考えている人は、常に自分の理想のキャリアイメージを持ちながら、スキルシートを磨いておくことがおすすめです。
4.エンジニア経験3年の転職成功の足掛かり
エンジニア経験3年で転職を成功させるためには「今まで勉強や資格取得の努力をしていること」や「企業に自身のキャリアビジョンを共有すること」が必要です。
4-1.勉強や資格取得などの努力している
転職までに勉強や資格取得などの努力をして、技術力向上のための自己投資を積極的に行っているのが重要です。
日進月歩で進化していくIT業界では常に学び続けなければなりません。常に学び続ける姿勢はエンジニアとしての成長に不可欠であり、企業からも高く評価されます。
勉強した内容をアウトプットすることでスキルの定着を早め、情報を整理できます。
おすすめのアウトプット方法は以下のとおり。
- ・技術ブログを書く
- ・ポートフォリオを作成する
- ・学んだ内容に関する資格を取得する
インプットだけをして終わりという方もいますが、アウトプットをすることで成長が速くなるため、インプットとアウトプットの両方を意識することをおすすめします。
お金や時間を使って自己投資することがキャリアを築くための土台として必要なため、積極的に自己投資をするようにしてください。
4-2.キャリアビジョンの共有
所属企業にキャリアビジョンを共有していると、実務経験を積むという部分で協力をしてくれるケースがあります。
自社の社員に成長して欲しいと思うのは、当然のことです。
このように、これまでの経験値を高めるために企業に自身のキャリアビジョンを共有していると、自身の成長が見込めて年収アップの転職に有利です。
自分本位な意見(フリーランスになりたいなど)をいうのは良く思われませんが、成長意欲を示し活躍を感じられる方には優良企業なら協力は惜しみません。
5.エンジニア実務経験3年の転職で飛躍を!
実務経験3年の転職は、エンジニアとしてのキャリアを大きく飛躍させるチャンスです。
エンジニアの働く環境は「多重下請け構造」となっており、商流が低い企業に属していると、どうしても環境を変えざると得ないケースというのは少なくありません。
だからこそ、3年間で培ってきた経験と実績を武器に、より高いポジションや待遇を目指して転職活動を進めていってください。
企業から高い評価を受けられれば年収アップはもちろん、上流工程を任せてもらいやすくなり、さらに自分の市場価値が高まる良いサイクルができあがります。
そして最もお伝えしたいこととして、エンジニアはかなり専門性の高い職業のため、途中で諦めてしまう人も少なくありません。
3年間勤めあげているという事実を素直に「素晴らしい」ことだと受け止め、自信を持って転職活動に望んでください。
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6.市場価値の最大化はユニゾンキャリアにお任せ!
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エンジニアの転職はぜひ、弊社サービスをご利用ください。
6-1.ユニゾンキャリアのサービス特徴
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また、「ITエンジニア特化だからこそ知る」企業先の内部情報まで把握しているのも特徴の1つです。
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6-2.ユニゾンキャリアの転職成功事例
Q.転職しようと思ったきっかけを教えてください。
やっぱり給与面ですね。未経験からエンジニアになったので、最初のうちは給与が低いことは覚悟していたんですが…
とはいえ、自分の年齢を考えるとあまりにも低かったので、生活のこともありますし、モチベーションにも関わってくるので、一番のきっかけはそこですね。
ただ、何の考えや準備もなく「年収上げたいから転職しよう!」となったわけではなくて、キャリアアドバイザーの佐瀬さんから、エンジニアのキャリアアップの流れと、年収の上げ方について詳しく説明を受けました。
それを踏まえて、まずはエンジニアとしてしっかりスキルと経験を積むことを優先して、もう大丈夫かな、というタイミングで転職活動をスタートした形です。
Q.他に転職のきっかけになったことはありますか?
あとは、早く上流工程の業務に携わりたかったのも理由の一つです。
これ言っていいのか分からないんですけど、下流工程の業務って今後どんどんオート化されていって需要も少なくなってくるので、早めに上流の仕事を覚えておかないと、っていうのがあって…
将来的なことを考えて、ずっとここにいてはいけないなと思ったのも転職するきっかけになりました。
年収アップとスキルアップを目標に再度転職することを決意しました。
Q.キャリアアップ転職の結果はいかがでしたか?
選考は4社受けて、全ての企業から内定を頂きました。正直たまたまなんじゃないかなと思います(笑)
4社受けたのですが、すべて上流工程の案件がほとんどで、確実に年収の上がる企業ばかりだったので、内定が出た時は素直に嬉しかったですし、自分の市場価値って思ったより高いんだ…と感じました。
また、年収が100万円以上アップしたのは本当に嬉しかったですね。
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実務経験が3年の方で、何から転職活動を始めたらいいかわからないという方も歓迎です。
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この記事の監修者
エンジニア
大学卒業後、新卒で不動産会社に就職。その後23歳で開発エンジニアにキャリアチェンジし、3年間大手Slerにて様々な開発に携わる。その後、インフラストラクチャー企業にて人材コンサルタントとして経験を積み、株式会社ユニゾン・テクノロジーを創業。現在の代表取締役