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【例文付き】エンジニアの自己紹介はどうする?経験数別でみる面接攻略|エンジニア転職ガイド

IT業界を本音で語る「ユニゾンキャリア編集部」真心です。

本記事のトピックスはこちら!

  • ・面接の自己紹介で何を話せばいいかわからない
  • ・自己紹介の例文が知りたい
  • ・自己紹介の時間は何分話せばいい?

面接において必ずと言っていいほどはじめに求められるのが自己紹介です。

自分の第一印象を決定づけるだけでなく話題提供の役割もあるため、自己紹介に成功すればその後の面接を優位に進められます。

しかし、面接官に自己紹介を求められると「何を話していいかわからない」「何分ほど話せばいいの?」と悩む方からお問い合わせをいただきます。

本記事では、エンジニアの面接にこれから臨む方を対象に、面接時における自己紹介の重要性をはじめポイントや例文を、エンジニアの「未経験者」「経験者」別に紹介します。

事前に読みたい⇒ITエンジニア転職特化のプロが教える後悔しない求人選択のコツと転職活動のポイントを解説|エンジニア転職ガイド

目次

1.自己紹介の役割は面接官への話題提供

まずは自己紹介の役割について解説します。役割を理解しておくことで自己紹介で「何を話すべきか」が明確になります。

1-1.自己紹介は面接官の質問のきっかけを作る

自己紹介は「自分がどういう人間なのか」を知ってもらうだけでなく、面接官が質問を考えるためのヒントとなります。

面接官からすれば書類などの事前情報だけで応募者のことを理解するのは難しいものです。

そのため、自己紹介を最初にさせることで面接官は質問を考えます。

例えば、自己紹介で言及したプロジェクトがあれば、「どんな内容のプロジェクト?」「どんな工夫をしたの?」などと、面接官に詳細を聞かれますよね?

このように、自己紹介で自身が話した内容がその後の質問に繋がっていくのです

面接対策では質問を想定しますが、自己紹介で何を話すのか決めておけば、自己紹介の内容に対しての質問を想定できるため、スムーズな受け答えが可能になります。

裏を返せば「自己紹介の内容が薄い」「深掘りする箇所がない」などと面接官から思われてしまうと、その後予期していない質問をされて上手く回答できなくなります。

自己紹介は面接官の質問のきっかけを作るという役割を理解しておいてください。

1-2.自己紹介で決まる採用合否の第一印象

自己紹介は、採用合否の第一印象を左右します

面接官は自己紹介から応募者の人柄や特徴を見極めようとしており、事前の書類と相違がないかもチェック対象です。

そのため、自己紹介では自信のある態度で要点を的確に話せると好印象を持たれ、内定へと近づきます

一方で、「何を話しているかわからない」「面接の態度が良くない」など面接官に不信感を持たれると第一印象はマイナス評価です。

結果的に面接のハードルが上がり、印象を覆すのは難しくなります。

面接官の立場を、普段の自分で考えてみてください。第一印象で自分が良くないイメージを持った人と仲良くなりたいと思うでしょうか?

恐らく、そこから「相手のことをもっと知りたい」と積極的な姿勢にはならないと思います。

面接官も同じ人間です。「この人と仕事するのは大変そう」と思われてしまったら、これ以上、知りたいとは思いません。

自己紹介は面接官が自分の印象を決定づけ、その後の質問にまで大きな影響を与える役割があることを理解しておけば、自己紹介の重要性を認識できます。

2.エンジニアが自己紹介で表現すべき3つのポイント

エンジニアが自己紹介で表現すべきポイントを理解しておくことで、自己紹介で「何を伝えるべきなのか」「どのように話せばいいのか」がわかります。

自己紹介で重要なポイントは以下の3つです。

  • ・わかりやすく端的な要約
  • ・過去の実績と現在の結び付け
  • ・応募ポジションとの親和性

2-1.わかりやすく端的な要約

自己紹介は簡潔にまとめ、わかりやすく伝えることを心がけてください。自己紹介は言い換えれば、あなたの経歴の目次のようなものです。

冗長な説明や専門用語の羅列は面接官も理解しづらく、自身が話す時間も長くなります。

前職の担当プロジェクトに関する成果を話す際は具体的な数値で説明します。その時の自分の働きや思考などを交えて、業務内容を端的に説明してください。

つまり、自己紹介は限られた時間で面接官に興味付けが行える内容を要約することが求められるということです

2-2.過去の実績と現在の結び付け

自己紹介は自分の名前や学歴・職歴だけを話す部分ではありません。自身の能力をアピールする部分でもあるため、「過去の実績・経験」と「現在の知識・スキル」を関連付けて話します。

実績の裏付けのある自己PRは説得力が増すため、面接官も「もっと知りたい」と興味付けが可能です。

また、過去のプロジェクトで培ったスキルが現在の業務にどう活かされているのかを説明してください。

面接官は応募者がどのように企業に貢献してきたのかイメージしやすくなります。

自己紹介は経験やスキルがある人物だと印象付けるフェーズであるため、実績に基づく自己紹介で応募者の能力をアピールできます

2-3.応募ポジションとの親和性

転職は元々在籍していた人のポジションを埋めるための採用です。そのため、企業側が求める応募ポジションの人物像を意識して自己紹介をする必要があります。

採用側が求めるポジションと自分がマッチしていることをアピールできれば、採用に近づけます

そのためには、応募ポジションで必要とされるスキルや経験を自分の実績を交えて説明することが重要です。

例えば、採用側が「プロジェクトのリーダーを支えるエンジニアの人材」を求めているのであれば、前職でどのようにリーダーを支えたのかを簡潔に話します。

自己紹介は面接官のニーズを捉えて興味を持ちそうな内容をピックアップすることが重要です。ニーズを捉えていなければ興味を引くことはできないので、注意が必要です。

3.押さえておくべき自己PRと自己紹介の違い

面接では自己紹介だけでなく、自己PRを求められることもあります。同じ意味として混同されることもありますが、目的の違いを理解し適切な回答ができるようにしてください。

 

概要

面接官がチェックしていること

自己紹介

簡潔な経歴の提供

自身の人柄やコミュニケーションスキル

自己PR

能力のアピールに重点を置く

応募者を採用することで自社にメリットがあるのか

 
両者の違いを理解し、面接官の意図を汲み取って回答することを心がけることが重要です。

違いを理解しておかなければ、自己紹介を求められた時にスキルや経験を深掘りして話す、自己PRで自分の経歴を話すなど的確な回答ができず、減点の対象となります。

自己紹介と自己PRとでは求められている内容が異なることを認知しておき、それぞれの内容を考えておきます。また、内容が重複しないように注意することも重要です

【経験者】自己PRをエンジニア転職のプロが例文付きで解説!職種別の自己PRから書類まで|エンジニア転職ガイド

2024.07.23

4.エンジニアの自己紹介は未経験者と経験者で異なる

エンジニアの面接における自己紹介は「未経験者」と「経験者」で内容が異なります。

もちろん、面接官も未経験者と経験者で求める回答は違うため判断の軸も違います。アピールポイントが異なるため、強調する内容を変えることが重要です。

4-1.未経験者の自己紹介のポイント

未経験者の場合、学習意欲」の高さを求められる傾向にあります。

しかし、ここで誤解されるのが、学習意欲というと「未経験ですが、研修でしっかりと学習して頑張ります」というようなイメージを持つ方がいますが、まずそれでは落とされてしまいますし、私が面接官でも落とします。

未経験者の多くが「未経験なので教えて」というスタンスを取りがちです。ですが、「教えて」というスタンスは「受け身」であることを意味します。

特に、エンジニアは常に新しい情報やトラブルが発生した時に自分で調べて解決しないといけないケースが存在するので余計に取りたいと思えなくなってしまいます。

つまり、「学習意欲」というのは、仕事をするにあたって自主的に取り組んでいる「行動」のことです

学習意欲としての「行動」が見えることで、継続性や関心度合いをアピールすることにつながります。

4-2.経験者の自己紹介のポイント

経験者であればこれまでの実績を中心に話します

企業が経験者に求めるのは募集ポジションのマッチ度」と「自社の即戦力となる人材なのかです。

エンジニアの経験者の場合は、学習意欲をアピールすることも重要ではありますが、上記二点に重点をおいてください。

具体的には、「ポジションに必要なツールやフレームワークが使えるのか」「すぐに実務に入っても自走できるだけの経験値があるのか」といった部分を採用側は気にしています。

そのため、企業に対して「どのくらいのレベル感で貢献できるのか」を伝えられれば、採用の確率は高くなります。

このように、経験の有無によって面接官の求める情報が異なります。

未経験者は将来に対する期待感である「ポテンシャル採用」で、経験者は即戦力としての再現性とポジションマッチの「即戦力採用」と区分が異なります。

5.【例文付き】エンジニアの自己紹介の失敗ポイント

ここからは失敗ポイントを例文を交えながら解説していきます。

5-1.経歴を長々と話す自己紹介はウケが悪い

要点が分からずに経歴を長々と続ける自己紹介は面接官からしても何が言いたいのか理解できず、印象を悪くしてしまいます。

はじめまして、○○と申します。

私は〇〇大学でコンピュータやソフトウェアの仕組み、プログラミング言語やソフトウェア開発の基礎を身につけました。在学中は、飲食店でアルバイトをしながら、接客スキルも磨きました。

大学卒業後、△△社に新卒入社し、システムエンジニアとして3年間勤務しました。1年目はシステムの開発・運用・保守を担当し、徐々に経験を積んでいきました。3年目にはプロジェクトリーダーとして、チームマネジメントや後輩エンジニアの育成にも携わりました。その後、より専門的なスキルを身につけるため、□□社にバックエンドエンジニアとして転職しました。1年目は主にWebサービスの改修を担当し、2年目以降は新規サービスの開発に携わりました。特に、Webサービスの顧客獲得率(CV)を向上させる新サービスの開発プロジェクトでは、バックエンドの設計と実装において中心的な役割を果たしました。

今後は、これまでの経験を活かしつつ、より大規模かつ挑戦的なプロジェクトに携わることで、自身のスキルアップとともに、チームと会社の成長に貢献していきたいと考えております。本日はよろしくお願いいたします。

上記のような文章を話しては面接官を退屈させてしまい印象を悪くします。

自己紹介で経歴を話す場合は時系列で全てを話すと長くなるため、伝えたい内容だけを整理し企業に関連する内容だけをピックアップすることが大切です

また、自己紹介は基本的に1〜3分程度です。時間指定がない際に、5分以上に渡る長時間の自己紹介も避けてください。

自己紹介は簡潔な内容を心がけ面接官にわかりやすく話すのがポイントです

5-2.面接官の意図を理解していない自己紹介

面接官の意図を理解せず、自己満足の自己紹介は「理解力がない」と判断され不採用となります。

はじめまして、〇〇と申します。

〇〇大学を卒業後、新卒で株式会社▲▲に入社し、現在まで5年間勤めております。 入社以来、Pythonを使用したシステム開発業務に従事しており、チームリーダーとしてプロジェクトを成功に導いた経験があります。

私は10歳から野球を続けており、高校時代には県大会でベスト4まで進んだ実績があります。現在は草野球チームを結成し、地区の大会で優勝を目指して日々練習に励んでおります。野球を通して培った根性や積極性は、業務においても発揮できると自負しております。

また、趣味としてアニメやゲームにも興味を持ち、特にファンタジー系の小説を月に3冊ほど読むことを楽しみにしています。

御社では、これまでの開発経験と、野球で培ってきたチームワークや積極性を活かし、企業の売上向上に貢献したいと考えております。
本日はよろしくお願いいたします。

上記の例文は趣味や部活動についてを盛り込み、面接官の意図をくみとれていない回答です。

また、自己紹介は自分が「どういう人なのか」を判断するものではありますが、面接官は趣味や休日の過ごし方を聞きたいわけではありません。

あくまでも「仕事」に関する自己紹が知りたいということを理解しておいてください。

6.【経験年数別】エンジニアの自己紹介例9選

エンジニアの自己紹介は経験年数で回答が異なります。ここでは自己紹介例を9つ紹介します。

6-1.未経験者向けの自己紹介3例

未経験者は前職の仕事で身につけたスキルや経験を交えて、意欲の高さをアピールする自己紹介を心がけます

●例文1:学習意欲の高さと目標を示す自己紹介

はじめまして、〇〇と申します。私は前職でWebサービスの営業職に従事し、サービス開発の重要性と面白さに魅了されました。ITの可能性を感じ、エンジニアへのキャリアチェンジを決意するに至りました。

現在は、プログラミングスクールに通いながら、日々学習に励んでおります。特に、JavaScriptとPHPに焦点を当て、基礎的な文法からフレームワークの活用まで、体系的に学んでいます。また、セミナーや講座にも積極的に参加し、業界の最新トレンドを追いつつ、実践的なコーディングスキルの習得に努めております。

学習の成果として、GitHubにて自作のプロジェクトを公開しております。アウトプットを通じて知識の定着を図るだけでなく、他のエンジニアからのフィードバックを得ることで、より良いコードを書くための工夫を学んでいます。

将来的には、フロントエンドとバックエンドの両領域に精通し、ユーザーの課題解決に直結するようなWebサービスの開発に携わりたいと考えております。

貴社では、これまでの営業経験で培ったコミュニケーション能力と、エンジニアとしての技術力を組み合わせ、チームの一員として価値提供できるエンジニアを目指します。

本日はよろしくお願いいたします。

●例文2:文系出身者の強みを活かした自己紹介

はじめまして、〇〇と申します。

私は〇〇大学の文学部を卒業し、前職では営業職に従事しておりました。

営業として、年間売上目標の継続達成14か月という実績を達成し、新規顧客の開拓にも尽力してまいりました。顧客との折衝やトラブル対応を通して、コミュニケーション能力に強みがあります。

インフラエンジニアを目指すきっかけは、JRのネットワークトラブルに関するニュースを見たことからでした。その後、IT業界の発展とともにインフラの重要性が増していることを知り、インフラエンジニアという職種に強い興味を持ちました。

現在は、ネットワークやサーバーといった基礎的なインフラ技術を中心に、独学で学習を進めております。特に、ネットワークの知識を体系的に学ぶため、CCNA資格取得に向けて勉強しています。

ネットワークの基礎知識だけでなく、実践的なスキルを身につけることで、お客様の業務を支える重要なインフラを扱う責任を果たせるようになりたいと考えております。

前職での経験からインフラエンジニアとしてトラブル発生時には、関係者との適切なコミュニケーションを通じて、速やかに問題を特定し、解決に導くことができると確信しております。

また、文学部で培った言語感覚は、わかりやすいドキュメント作成に活かすことができます。専門用語を並べるだけでなく、お客様の目線に立って平易な言葉で説明することで、円滑なプロジェクト進行に貢献できると考えています。

貴社に入社した際には、培ってきた営業スキルとコミュニケーション能力、そして技術的な知見を融合させることで、お客様に寄り添ったインフラサービスを提供できると思います。

本日はよろしくお願いいたします。

●例文3:エンジニアを目指すきっかけから語る自己紹介

はじめまして、〇〇と申します。

私がシステムエンジニアを志したきっかけは、前職での事務職の経験でした。

前職では、経理業務を中心に、売掛金・買掛金管理、請求書発行など、多くの業務を手作業で行っていました。膨大な数の伝票処理や、締め日に間に合わせるための残業が常態化しており、業務効率化が急務でした。

そこで、経理業務の自動化を目的とした業務システムの導入に立ち会う機会がありました。伝票処理の自動化、データの一元管理、権限管理による不正防止など、様々な課題が解決されて仕事がスムーズに進むのに驚きを隠せなかったです。

この業務システム導入の経験を通して、ITの力で業務を効率化し、人的ミスを防ぐことにやりがいを感じ、システムエンジニアの道を歩むことを決意しました。

それ以来、プログラミングの学習やシステムの仕組みの学習に励んでおります。また、前職で培った調整力やコミュニケーション力は、システム導入におけるユーザー部門との調整にも活かせると考えています。

導入する側にいた経験からユーザーの立場に立ち、ITの専門性を活かしてわかりやすく説明することで、丁寧にシステムに必要な要件についてヒアリングをしていける自信があります。

貴社に入社した際には、事務職の経験を活かし、業務課題を的確に捉えたシステム提案ができるエンジニアを目指します。

本日はよろしくお願いいたします。

6-2.エンジニア経験1年~3年向けの自己紹介3例

エンジニア経験1年〜3年の自己紹介は経験が少ないながらも意欲をアピールしつつ、これまでのキャリアで得たスキルをアピールします。

●例文1:担当プロジェクトの規模感と学びを説明する自己紹介

はじめまして、〇〇と申します。私は新卒で株式会社▲▲に入社し、3年間システムエンジニアとして働いてまいりました。

最初の1年は、VBA、Python、SQLなどを用いて大手小売企業の在庫管理システム開発に携わりました。プロジェクトは50人規模で、私は要件定義からテスト工程まで、幅広い工程を経験しました。特に、設計フェーズでは、先輩エンジニアのレビューを受けながら、設計書の作成に取り組みました。

2年目以降は、IT知識や管理能力を評価いただき、10名程度のプロジェクトでサブリーダーを務めました。お客様との要件調整や進捗管理、メンバーの タスク 割り当てなどを行い、プロジェクトを成功に導きました。また、後輩のエンジニアのサポートも担当し、技術面だけでなく、仕事への姿勢や考え方のアドバイスも行いました。

この経験を通じて、システム開発におけるコミュニケーションの重要性を学びました。お客様の要望を的確に捉え、技術的な制約をわかりやすく説明することで、円滑なプロジェクト運営ができることを実感しました。また、チームマネジメントの難しさと、メンバーの成長を支援することのやりがいを感じました。

御社では、これまでのシステムエンジニアとしての経験を活かしつつ、プロジェクトマネージャーとしてのスキルを磨いていきたいと考えております。

チームビルディング、リスク管理、ステークホルダーとのコミュニケーションなど、プロジェクト全体を俯瞰した視点で業務に取り組み、より大規模で複雑なプロジェクトの成功に貢献したいと思います。

将来的には、様々な業種・業態のプロジェクトを経験し、確かなプロジェクトマネジメント力を身につけたいと考えております。ゆくゆくは、多様なステークホルダーが関わる大規模プロジェクトのPMを務め、企業の成長に貢献することが目標です。

御社の豊富なプロジェクト実績と、体系的な人材育成制度に魅力を感じ、志望いたしました。

本日はよろしくお願いいたします。

●例文2:技術的な貢献と顧客対応力をアピールする自己紹介

はじめまして、〇〇と申します。

私は前職で2年半、Webアプリケーションの開発に従事してまいりました。

主にJavaを用いたバックエンド開発を担当し、ECサイトや会員管理のWebアプリの開発に携わりました。APIの設計や実装、データベース設計など、アプリケーションの中核となる部分の開発を手がけ、パフォーマンス改善やセキュリティ対策などの技術的な提案を行うことで、Webアプリの品質向上に貢献しました。

また、フロントエンドエンジニアやデザイナーとも密に連携し、ユーザーにとって使いやすいUI/UXの実現に尽力しました。バックエンドの技術的な制約をわかりやすく説明し、フロントエンドの要望を適切に設計に反映させることで、チーム全体でより良いWebアプリを開発することができました。

一方で、フロントエンド技術への関心が高まり、JavaScript、HTML、CSSなどの学習を進めております。ユーザーに直接触れる部分の開発に携わることで、より一層ユーザー視点でのWebアプリ開発ができるのではないかと考えるようになりました。

御社では、バックエンドの経験を活かしつつ、フロントエンドの最新技術を取り入れながら、ユーザー視点を大切にしたWebアプリ開発に挑戦したいと考えています。

React、Vueといったモダンなフレームワークの習得に励み、高いユーザビリティを持つインターフェース開発に貢献したいと思います。

将来的には、フロントエンドとバックエンドの知見を活かし、Webアプリ全体の設計に携わることで、より価値の高いサービス開発ができるようになりたいと考えております。

御社のユーザー中心の開発文化と、最新のWeb技術への積極的な取り組みに共感し、志望いたしました。

本日はよろしくお願いいたします。

●例文3:これまでのキャリアの振り返りと目指す将来像を語る自己紹介

はじめまして、〇〇と申します。

私は大学でコンピュータサイエンスを学び、ネットワークやセキュリティに関する基礎知識を身につけました。卒業後は株式会社▲▲に入社し、インフラエンジニアとしてのキャリアをスタートさせました。

入社1年目は、社内のネットワーク運用・監視業務に従事し、ネットワーク機器の設定変更やトラブルシューティングなどを担当しました。2年目からは、クライアント先でのサーバー構築プロジェクトに参画し、要件定義から設計、構築、テストまで、下流工程を中心に幅広い経験を積みました。

3年目に入り、自分のキャリアを振り返った際、これまでの経験を活かしつつ、より上流工程に携わることで、インフラ設計全体を俯瞰した提案ができるようになりたいと考えるようになりました。

お客様の事業課題を理解し、最適なインフラアーキテクチャを提案することで、より大きな価値を提供できるエンジニアを目指しています。

御社では、大規模インフラプロジェクトに携わり、要件定義や基本設計など、上流工程のスキルを磨きたいと考えております。また、クラウドやコンテナ技術など、最新のインフラ技術にも積極的に取り組み、お客様に最適なソリューションを提案できるようになりたいと思います。

将来的には、技術面だけでなく、事業面での理解も深め、お客様の課題解決に真に貢献できるインフラエンジニアを目指しています。御社の幅広いプロジェクト実績と、技術者育成への取り組みに共感し、志望いたしました。

本日はよろしくお願いいたします。

6-3.エンジニア経験者3年以上の自己紹介3例

最後にエンジニアの経験者3年以上の自己紹介文について紹介します。企業側としては3年以上の経験がある際は即戦力を求める傾向にあります。

●例文1:リーダーとしてのマネジメント実績を強調する自己紹介

はじめまして、○○と申します。私はこれまで7年間、株式会社▲▲でプログラマーとシステムエンジニアとして働いてまいりました。

入社当初は、Java を用いたWebアプリケーション開発に従事し、設計から実装、テストまで一貫して担当しました。オブジェクト指向の原則を踏まえた設計を心がけ、保守性の高いコードを書くことで、アプリケーションの品質向上に貢献してまいりました。

入社3年目以降は、徐々にシステムエンジニアとしての業務にシフトし、要件定義やアーキテクチャ設計などの上流工程にも携わるようになりました。プログラミングの現場経験を活かしつつ、お客様の業務要件を深く理解し、最適なシステム設計を提案することで、プロジェクトの成功に寄与してまいりました。

また、プロジェクトリーダーとして、メンバーのタスク管理やスキル育成などのマネジメント業務にも注力してまいりました。

20名規模のプロジェクトでは、メンバー一人一人の強みを引き出し、適材適所の配置を行うことで、生産性の高いチームを作り上げました。定期的な1on1ミーティングを通じて、メンバーの成長をサポートすることにも力を注ぎました。

今後は、これまでのプログラミングとシステムエンジニアの経験を土台に、マネジメントのスキルを更に磨いていきたいと考えております。技術的な知見を活かしつつ、チームビルディングやプロジェクト管理の手法を学び、より大規模なプロジェクトの推進役となれるよう、自己研鑽していきます。

将来的には、プロジェクトマネージャーとして、お客様の事業成長に真に貢献できるシステム開発を牽引していきたいと考えております。技術とマネジメントの両面から、プロジェクトの成功と、チームメンバーの成長を支援していくことが、私の目指すキャリアパスです。

御社の先進的な開発文化と、技術者のキャリア形成を支援する環境に魅力を感じ、志望いたしました。

本日はよろしくお願いいたします。

●例文2:複数プロジェクトの規模と成果を示す自己紹介

はじめまして、○○と申します。

私は前職で5年間、インフラエンジニアとして働いてまいりました。これまでに3つの大規模プロジェクトで、技術リーダーとしての役割を担ってまいりました。

1つ目のプロジェクトでは、社内の基幹システムの性能改善を担当しました。ボトルネックとなっていたデータベースのチューニングや、アプリケーションサーバーの設定見直しを行うことで、システムのレスポンス向上と安定稼働を実現しました。

2つ目のプロジェクトでは、オンプレミスからクラウドへの移行を主導しました。AWSを活用し、サーバーやストレージのマネージドサービスを適材適所で採用することで、インフラ運用の効率化とコスト削減を達成しました。また、Infrastructure as Codeの手法を取り入れ、インフラ構成の可視化と自動化を進めました。

3つ目のプロジェクトでは、グローバル拠点間をつなぐ大規模なネットワーク環境の再設計に携わりました。各拠点のネットワーク機器の更改と、SD-WANソリューションの導入を推進し、ネットワークの可用性と性能の向上を実現しました。また、ネットワークの運用監視の自動化にも取り組み、運用負荷の軽減を図りました。

これらのプロジェクトを通じて、技術的な課題解決だけでなく、チームメンバーの育成や、ステークホルダーとのコミュニケーションの重要性を学びました。インフラエンジニアとして、技術力と人間力の両面を磨くことが、プロジェクトの成功につながると感じております。

今後は、これまでの経験を活かしつつ、クラウド時代におけるインフラ設計・運用のあり方を追求していきたいと考えております。特に、マルチクラウド環境の構築や、ゼロトラストセキュリティの導入など、より高度で複雑なインフラ課題に挑戦し、ビジネスの成長を支える基盤づくりに注力したいと思います。

御社のクラウドファーストな文化と、インフラ技術への深い造詣に強く魅力を感じ、志望いたしました。

本日はよろしくお願いいたします。

●例文3:技術的専門性の高さと後進育成への意欲を語る自己紹介

はじめまして、○○と申します。

私は10年以上、インフラエンジニアとして働く中で、特にセキュリティの分野に強い関心を持ち、専門性を深めてまいりました。

ネットワークセキュリティ、サーバーセキュリティ、アプリケーションセキュリティなど、多岐にわたるセキュリティ領域に対応し、脆弱性診断、セキュリティ設計、インシデント対応など、一連のセキュリティ対策を担ってまいりました。

常に最新のセキュリティ動向をキャッチアップし、実践的なスキルの向上に努めております。また、セキュリティ業界の資格であるCISSP(Certified Information Systems Security Professional)を取得し、専門知識の裏付けも持っております。

技術面だけでなく、後進育成にも力を入れており、若手エンジニアへのセキュリティ教育を通じて、組織全体のセキュリティレベル向上に尽力しております。

御社では、これまで培ってきたセキュリティの専門性を存分に発揮し、御社のセキュリティ強化に貢献したいと考えております。インフラエンジニアとしての経験を活かしつつ、セキュリティエンジニアとしてのスキルを更に研鑽し、御社の情報資産を守る役割を果たしたいと思います。

将来的には、セキュリティのスペシャリストとして、御社のセキュリティ戦略の立案と実行を担い、ビジネスの安心・安全な運営に寄与することを目指しております。ゼネラリストではなく、セキュリティ一筋のプロフェッショナルとして、キャリアを築いていきたいと考えております。

御社のセキュリティへの積極的な取り組みに強く共感し、志望いたしました。

本日はよろしくお願いいたします。

7.【面接想定質問】自己紹介は後に続く質問を意識せよ!

面接は自己紹介が終われば自己紹介に関連した質問が続きます。そのため、自己紹介から面接官が聞いてくる内容を想定して、回答しなければなりません

例えば、自己紹介で自身の強みを「コミュニケーション能力」と説明すると、コミュニケーション能力が発揮された場面や結界について聞かれます。

自己紹介ではコミュニケーション能力が強みといっていたにも関わらず、質疑応答で別の強みに関するエピソードを話しては面接官からすれば「どちらが本当?」と面接官を困惑させてしまいます。

そのため、情報の乖離がない質疑応答を心がけてください

それでは「エンジニアの自己紹介例9選」であげた想定質問例と回答例を紹介します。

7-1.未経験者向け質問1:未経験からエンジニアを目指そうと思ったきっかけは何ですか? 

回答例:前職の事務職での経験がきっかけでした。大量の伝票処理や締め日に間に合わせるための残業など、非効率な業務に苦しんでいました。

そんな中、業務システムの導入プロジェクトに立ち会う機会があり、それまでの手作業が自動化されていく様子に感銘を受けました。

これがITの力なのだと実感し、自分も課題解決のためのシステムを作る側になりたいと思うようになりました。

以来、エンジニアになることを目指して、プログラミングの独学を始めました。

7-2.未経験者向け質問2:エンジニアとして、将来的にはどのようなことを達成したいですか? 

回答例:まずは一人前のエンジニアとして、開発プロジェクトの一翼を担えるようになることが直近の目標です。

その上で、ゆくゆくはプロジェクトをリードする立場となり、チームをまとめながら、お客様の課題解決に導くシステムを提供したいと考えています。

将来的には、自社サービスの立ち上げにも挑戦し、自らのアイデアを形にする製品開発も手がけてみたいです。エンジニアリングの力で、ビジネスの成功に貢献し、社会の発展に寄与できるようなエンジニアを目指しています。

7-3.経験1〜3年向け質問1:現在のプロジェクトで、最も注力している点は何ですか? 

回答例:プロジェクトの品質向上と、チームのパフォーマンス向上の両立に注力しています。コードレビューを丁寧に行い、可読性や保守性の高いコードを書くことを心がけています。

リファクタリングも積極的に行い、技術的負債の蓄積を防ぐよう努めています。また、メンバーの得意分野を把握し、タスクの割り振りを最適化することで、チーム全体の生産性を高めることにも取り組んでいます。

より良いシステムを効率的に開発するには、個人のスキルアップとチームワークの強化が不可欠だと考え、日々の開発を通じて実践しています。

7-4.経験1〜3年向け質問2:今後のキャリアで、特にチャレンジしたい領域は何ですか?

回答例:フロントエンド開発に興味があります。バックエンドの経験は積んできましたが、ユーザーに直接触れる部分の開発に携わることで、より一層ユーザー視点でのシステム設計ができるようになりたいと考えています。

ReactやVueといったモダンなフレームワークを習得し、UXを追求した高品質なインターフェース開発に取り組みたいと思います。

将来的には、フロントエンドとバックエンドの知見を活かし、システム全体のアーキテクチャを設計できるエンジニアを目指しています。

御社では、フロントエンド領域の最新技術に積極的に取り組まれていると伺っており、その環境で切磋琢磨しながらスキルを高めていきたいです。

このように、次にくるであろう質問に対する回答まで用意しておくのが自己紹介における最大のポイントです。「自己紹介できたらOK」というスタンスではなく、「この自己紹介なら何を聞かれる?」という部分まで思考を巡らせてください。

そうすることで、自分が言っていることが非現実的ではないかを見直すきっかけにもなります。

8.エンジニアの転職はユニゾンキャリア

ユニゾンキャリアのサービス特徴と転職の成功事例について紹介します。エンジニア転職にお困りの方は、弊社にお任せください。

8-1.ユニゾンキャリアのサービス特徴

ユニゾンキャリアは、IT・WEB業界に特化した転職支援サービスです

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8-2.ユニゾンキャリアの転職成功事例

植野亮平様インタビュー

ー転職活動を始めた時のご経歴を教えてください!

高校を卒業後、大学に入学したのですが1年で中退しラーメン屋の店長として働いていました。
その後は、契約社員としてコールセンターで3ヶ月ほどスマートフォンのカスタマーサポート業務に従事しておりました。

その後、エンジニア経験の経験が0の状態で転職活動を始めました。

ー転職活動にどれくらいの期間がかかりましたか?

転職活動は2週間ほどで終わりました。
でも、自分の力だけでは絶対に不可能で、ユニゾンキャリアさんが求人紹介から、面接対策、書類の添削まで徹底してくれたおかげです。

ー選考を進めるうえで勉強は必要でしたか?

選考を進めるうえで勉強は必要ないです。自分は未経験・資格なしの状態で内定をもらっているので。
でも、キャリアアップを目指しているのであれば、勉強は必要です。

キャリアアップを目指していないのであれば、業務を通して基礎から身につけていけばいいので、勉強する必要はないと思います。

転職体験インタビュー:【大学中退からエンジニア】研修制度が整った大企業に2週間で内定!秘訣は面接対策にあり

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エンジニア

土肥 将司

大学卒業後、新卒で不動産会社に就職。その後23歳で開発エンジニアにキャリアチェンジし、3年間大手Slerにて様々な開発に携わる。その後、インフラストラクチャー企業にて人材コンサルタントとして経験を積み、株式会社ユニゾン・テクノロジーを創業。現在の代表取締役

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