未経験からITエンジニアはきついのは本当?転職と仕事内容から学ぶ失敗を解説|就職・転職者職業ゴシップ
IT業界を本音で語る「ユニゾンキャリアの編集部」の真心です。
本記事のトピックスはこちら!
- ・エンジニアへの転職はきついの?
- ・エンジニアの仕事がきついと言われる理由は?
- ・きつい労働環境のIT企業があるってほんと?
エンジニアへの転職を考えているけど、「結構、きつい仕事だよ?」と聞いて躊躇していると弊社にも多く声が寄せられています。
「プロジェクト炎上」や「デスマーチ」といった言葉を聞いた方もいるのではないでしょうか?
そんな「エンジニアはきつい疑惑」に対して、元エンジニアが実体験をもとに、果たしてやめておくべき職業なのか?3つの観点で分析します。
事前に読みたい⇒【驚愕】未経験でエンジニアはやめとけ?理由と転職活動のポイントを解説|就職・転職者職業ゴシップ
目次
1.未経験エンジニアがきついといわれる理由は3つ
「未経験エンジニアはきつい」という言葉には複数の意味合いがあります。
1-1. 未経験からの転職の難易度が高くてきつい
1つ目の理由として、直近で聞かれるようになったのが、未経験からの転職難易度は高いから「エンジニアはきついよ」というお話です。
実のところ、コロナ以前はITエンジニアの転職はそこまで難しくありませんでした。しかし、コロナ禍に入り開発案件が減ったことによって、開発エンジニアの需要は減ることになりました。
さらに、拍車をかけるように、「フリーランスとして独立」と様々な広告で煽った結果、未経験からのエンジニアに転職してたった2、3年で会社を辞める人が続出。
しかし一方で、コロナ禍でリモートワークが普及した結果、それを支えるインフラエンジニアの需要は大きく伸びました。
つまり、未経験からの転職難易度がきついというのは「開発エンジニア(Webエンジニアやシステムエンジニアなど)」を指しているというのが実態です。
1-2. 未経験からはじめると仕事が難しくてきつい
2つ目の理由として、エンジニアの「業務内容が難しいからきつい」というお話です。
わかりやすく言えば、「アラビア語」をいきなり読めますか?というのに似ています。
「アラビア語」を学習するのに、日本語で言えば、50音順から学ばなければいけないかもしれません。
このように、プログラミング言語を学習するのにも最初はかなり勉強する必要があります。
プログラミングスクールが流行ったこともあり、もはやそれぞれが技術力をぶつけて枠を奪う学習戦争の時代です。
こうした状況が仕事内容の難易度を高めている結果となっています。
とは言え、軌道に乗るまでの期間に「どれだけ勉強をして基礎を付けられるか」という部分が大きなウエイトを占めています。
実際に、世の中のエンジニアの平均勉強時間は一日あたり30分程度です。
1-3. 入社した企業がブラックすぎてきつい
3つの目の理由は、IT業界は「ブラック企業の割合が多いからきつい」という話です。事実、約3割がブラック企業に該当するともいわれています。
ブラック企業と言えども、いくつも種類があり、「労働時間」「作業負荷」「騙し企業」の3つのパターンが王道です。
労働時間や作業負荷については、後述するとして、未経験からエンジニアを目指す場合に注意しなくてはいけないのが、「騙し企業」です。
俗に、エンジニアとして募集しておきながら、「家電量販店」や「コールセンター」といった業務を研修と称してさせる企業を指します。
エンジニアがきついと言われる理由として、このようなブラック企業の存在が隠れているという訳です。
まとめると、エンジニアの未経験がきついといわれる理由は「転職の難易度」「仕事の難易度」「企業選択のミス」の3つが主な理由となっています。
2. 転職市場で見る未経験エンジニアの転職難易度は中程度
未経験者がエンジニアを目指す場合の転職難易度は、転職市場全体で見ると中程度です。さらに、条件によっては未経験者でも採用選考を有利に進めることができます。
2-1.未経験からエンジニアに転職する場合は第二新卒が有利
エンジニアへの転職は、IT業界の他の職種と比較するとそこまで難易度が高いわけではありません。
例えば、IT業界の中の1つであるWeb業界では、WebデザイナーやWebマーケターの転職は経験者でも内定がもらえないというのが現状です。
IT業界の中でも、未経験でも内定がもらえる状況にあるエンジニアの難易度は中程度と位置付けられます。
また、25歳前後の第二新卒は未経験でもエンジニアへの転職が有利です。
もし、あなたが第二新卒で、エンジニアへの転職を考えている場合は、早めに転職活動を始めることをおすすめします。
2-2. 年齢が不利でも資格取得で転職難易度を下げられる
年齢が28歳以降の方は、資格を取得してから転職活動に着手することをおすすめします。
IT関連の資格を取得していることも、エンジニアへの転職の難易度を下げる要素です。資格は技術力の指標となり、企業からの信頼を得やすくなります。
これらの資格があると難易度の高い開発エンジニアでも転職できる可能性が出てきます。
年齢が不利な場合は、転職活動を始める前に学習を先に進めておくのがポイントです。
3. 未経験エンジニアがきついと感じる仕事のポイント3選
未経験からエンジニアになった場合は、具体的にどのような場面で「仕事の内容がきつい」と感じているのでしょうか?
3-1. 初期段階の専門知識の自主的な勉強が必要
未経験でエンジニアになったときに一番良く聞くのが学習の大変さです。
企業側も知識のないエンジニアを客先に出すことはできないため、資格取得を推奨しています。そのため、自主的に自分の時間を使って勉強を進める必要があります。
研修を実施しているIT企業もありますが、多くのエンジニアは勤務時間外に書籍や動画などでスキル習得のための勉強を行っています。
そのため、エンジニアになったばかりは覚えることが多くて途方に暮れる人が生まれてしまうのです。
しかし、勉強は続けていけば次第に負担は軽くなり、学ぶ楽しみも分かるようになります。
3-2. 業務がマニュアル化されていて単純作業になりやすい
「仕事が大変すぎてきつい」のではなく、「仕事が退屈なのがきつい」と思っているエンジニアもいます。
未経験からエンジニアに転職した人は、インフラエンジニアなら運用や監視、開発エンジニアならテスト作業を任されることが多いです。
企業側は未経験者でも作業がこなせるようにマニュアル化を行っています。しかし、エンジニア側は単純作業だとマンネリ化して面白くない感じてしまうケースがあります。
残念ながら、エンジニアの市場価値はいつまでたっても上がらないため、転職の準備を始めることをおすすめします。
3-3. クライアントワークの苦手意識や不慣れさ
未経験を目指す方の中には「営業として働いていて、折衝経験に苦手意識を感じた方」や「コミュニケーションが苦手だからエンジニアに転職したという方」が多くいます。
そのため、クライアントワークに苦手意識や不慣れなケースがあります。得意ではないことをしているので、きついと感じる人が多いです。
意外にもエンジニアは顧客折衝のタイミングが多く、SES企業やSIer企業では客先に行って仕事をするケースが多いです。
しかし、クライアントワークのスキルは場数を踏むことで確実に伸ばすことができます。
エンジニアなら楽に高収入が手に入ると安易に考えて「逃げの転職」をした人によくある王道の不平不満です。
エンジニアはコミュニケーションの機会が多く発生することを理解したうえでのをおすすめします。
ユニゾンキャリアでは、ITエンジニア専門の就活・転職支援サービスを行っています。
「将来のために本気の転職をしたい」「自分はエンジニアとして頑張りたい」と熱意を持った方は、ぜひ弊社までお問い合わせください。
あなたの願いを叶えられるキャリアプランから内定獲得、次のキャリアまでトータルでサポートします。
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4. 未経験からエンジニアになってきついと感じる企業の特徴3選
未経験からエンジニアになった場合、ミスマッチを感じる企業の主な特徴を取り上げます。
4-1. エンジニアとしての技術的な成長ができない企業
入社したIT企業で技術的に成長できる見込みがなく、「働き続けるのがきつい」と考えるエンジニアは少なくありません。
エンジニアになったら実務経験がそのまま市場価値を上げることにつながります。
同じ作業しかできない環境では、技術面の成長の機会に恵まれず、給与が上がることもありません。
4-2.年収が上がらない評価制度の企業
給与が低く昇給もしない企業に入ってしまい、「この会社で働くのはきつい」と後悔するエンジニアもいます。
前提として、エンジニアの待遇を決める主な要素はスキルと実務経験です。未経験からエンジニアに転職して、いきなり高収入を得られるわけではありません。
裏を返せば実績を積んでいけば、、3年ほどで年収400万円は超えていけます。
しかし、IT企業の中には未経験エンジニアを安価な労働力とみなしている会社もあります。
このような企業は、辞めることを前提に一定期間安い給料でエンジニアを酷使しようとするブラック企業です。
4-3.精神的・肉体的負荷の高い企業
未経験のエンジニアが心身共に負荷のかかる労働環境に身を置いてしまい、「会社にいるのがきつい」と苦しむケースです。
突発的な残業や休日出勤もおかまいなしに強制するので、エンジニアはどんどん疲弊していきます。ワークライフバランスが崩れ、心身の健康を害して退職する人も少なくありません。
もともと、SIerや自社開発企業は転職難易度が高い傾向にあります。しかし、未経験なのに簡単に内定が取れたというケースはかなり注意をしたほうが良いです。
まずは、ITエンジニアの転職のプロに相談することをおすすめします。
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5.きついと感じる未経験エンジニアの大半は企業選びで失敗⁉
未経験からエンジニアを目指す場合は悪徳企業に狙われがちです。もし、企業選びを誤ると、悲惨な労働環境で使い捨てられる末路が待っています。
失敗を防ぐために、押さえておくべきポイントについて解説します。
5-1. 未経験の転職難易度を利用した悪徳企業の手口
残念ながら、悪徳企業に未経験エンジニアが入社するケースは非常に多いです。
まず、悪徳企業は未経験者の心理を利用することに非常に長けています。未経験の場合、年齢や転職回数によっては転職の難易度が跳ね上がります。また転職経験が少ない人も対策が分からず内定が取れないケースも多いです。
未経験エンジニアは企業の実情を知る手段を持たないため内定に飛びついてしまい、結果として劣悪な労働環境で働かされてしまう、というのが一連の流れです。
特に自力でエンジニアに転職しようと考えている未経験者は、悪徳企業の餌食になるケースは後を絶ちません。
5-2.実務経験より研修制度に引っ張られる安易な意思決定
キャリアが積み上げられない企業に入社してしまうのも未経験者にありがちな失敗です。
エンジニアとしての実務経験がない人は、企業選びの際に「研修制度」を重視します。しかし、研修の充実ぶりをアピールする企業の中には悪徳企業が数多く存在するので、注意が必要です。
取引先企業のラインナップや担当したプロジェクトの内容を調べれば、自分がその企業でどの程度スキルやキャリアを向上させていけるかが分かります。
事実ベースとして、エンジニアの市場価値は実績で決まります。研修を受けたかどうかはキャリアに関係ありません。
しっかりと技術経験を積める案件を持った企業に入社しないと、次の会社でステップアップしたいと思っても転職活動で実績をアピールできず、後悔することになります。
6.エンジニア転職は圧倒的サポートのユニゾンキャリア
未経験者であっても適切な準備をすればエンジニアへの転職は可能です。
未経験エンジニアは転職活動の際に悪徳業者の格好のターゲットになりがちです。長く働き続け、キャリアを着実に積み上げていくためにも、企業選びは慎重に行ってください。
6-1.ユニゾンキャリアのサービス特徴
ユニゾンキャリアではエンジニアの転職サポートを実施しています。
IT業界は他業界に比べると変化が激しく、リサーチ不足で飛び込むと挫折してしまう恐れがあります。
弊社はエンジニアを目指す人が優良企業で着実にキャリアアップできるよう、支援を徹底しています。
ありがたいことにGoogleの口コミでは「★4.8」を獲得。未経験者の就業率は驚異の95%超え、経験者の5人に4人が年収アップを実現させています。
- ・エンジニア未経験どころかIT知識もゼロ。転職準備から指導してほしい!
- ・ブラック企業に入ってしまわないか心配。確かな実績があるIT企業を紹介してほしい!
といったご要望にもIT業界に精通した専任アドバイザーが丁寧に対応。本音で向き合いながら優良企業への内定までサポートします。
6-2.ユニゾンキャリアの転職成功事例
─エンジニアに転職しようと思ったきっかけはなんですか?
PCを使って動画を作ったりなど何かしらを創作する機会が多くて、もともとITにすごく興味があったんです!
転職を考え始めた時の年齢が27歳で、未経験からIT業界を目指すのであれば、今のうちに挑戦した方が数多くの選択肢の中から選べるんじゃないか、って思ったのでこのタイミングでエンジニアに転職することを決めました。
─ユニゾンキャリアではどんなサポートをしてもらいましたか?
IT業界とエンジニアの職種や働き方について詳しく教えていただき、その後は、未経験から挑戦できる企業かつ、研修制度が整っている企業の求人のみを紹介していただきました。
─転職活動の結果はいかがでしたか?
選考を受けたのは4社で、全て内定をいただいたので、転職活動を始めて2週間で既にあとは選ぶだけ、という状況でした。
ユニゾンキャリアでは、ITエンジニア専門の就活・転職支援サービスを行っています。
キャリアプランから企業の選び方、内定後のサポートまで「完全無料」でご利用いただけるので、気軽にお問合せください。
\本気のITエンジニア転職支援サービス/
※同意なく進めることはありません!
このようなことで
悩まれています。
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こんにちは!
はじめに職歴をお聞かせください。
この記事の監修者
エンジニア
大学卒業後、新卒で不動産会社に就職。その後23歳で開発エンジニアにキャリアチェンジし、3年間大手Slerにて様々な開発に携わる。その後、インフラストラクチャー企業にて人材コンサルタントとして経験を積み、株式会社ユニゾン・テクノロジーを創業。現在の代表取締役