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勉強嫌いでもインフラエンジニアになれる?真実と対処法について徹底解説|インフラ職業ガイド

IT企業を本音で語る「ユニゾンキャリア編集部」の真心です。

本日のトピックはこちら!

  • ・勉強嫌いでもインフラエンジニアになれるの?
  • ・勉強嫌いがインフラエンジニアになるためには?
  • ・勉強の苦手意識を克服する方法って?

インフラエンジニアは専門職なため、勉強が大切だという声は多く見られます。しかし、未経験からインフラエンジニアを目指したい方の中には、勉強が苦手な方もいるかと思います

実際、弊社においても「インフラエンジニアになりたいけど、勉強はあんまり好きじゃなくて…」などの問い合わせをいただくことがあります。

本記事ではインフラエンジニアを目指す勉強が苦手な方に向けて、勉強嫌いな人がインフラエンジニアになるための方法や勉強嫌いの克服方法を解説します。

事前に読みたい⇒あなたはインフラエンジニアに向いている人?性格・考え方・スキルの3つの特徴で解説|インフラ職業ガイド

1.勉強嫌いだとインフラエンジニアになるのは難しい

結論、勉強嫌いの場合はインフラエンジニアになるのは難しいのが実情です。ここでは、インフラエンジニアに勉強が必要な理由を解説します。

1-1.インフラエンジニアは初期学習がしんどい

インフラエンジニアは最初に学習すべきことが多いため、勉強が苦手な人には難しいと言えます。

業務の遂行には最低限、以下3領域の基礎知識はおさえておきたいところです。

  • ・ネットワークに関する知識
  • ・サーバーに関する知識
  • ・セキュリティに関する知識

これらの知識は専門用語が多いほか、サーバーやネットワークの設定など実務的なスキルの習得も必要なので、勉強が苦手な場合は挫折してしまうケースもあるのが実情です

ただし、ITインフラの知識は基礎・基本さえしっかり身に付けば、応用的な内容は比較的楽に習得できます。

最初の学習こそが最大の難関なので、それを乗り越えられるかが長期的にキャリアを歩むための鍵となります。

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2024.10.08

1-2.スキルアップなしではキャリアアップが難しい

インフラエンジニアは勉強が嫌いな場合、キャリアアップが難しいです。なぜならIT業界はキャリアアップの際、保有スキルが最も重要視されるからです。

勉強が嫌いでスキルアップができないと、いつまで経っても責任あるポジションは任されません。日々進歩を続けるIT業界の中で最新の技術についていけず、年々市場価値が下がり続ける危険性もあります。

技術や時代の変化に柔軟に対応し活躍し続けるためにも、インフラエンジニアは継続的に勉強を続け、スキルアップをしていくのが大切です

1-3.採用担当者の本音:勉強嫌いは採用したくない

採用担当者側にとっても、勉強嫌いなエンジニアはできれば採用したくないのが本音です。理由としては、主に以下の3つが挙げられます。

  • ・長期的な戦力になりにくい
  • ・チーム全体の仕事の質に影響する
  • ・顧客ニーズに応えられない恐れがある

先述のとおり、IT技術は日々進歩しているため、自主学習できない人材は長期的な戦力になりにくい傾向があります

技術力が低いケースも多く、優秀なエンジニアがフォローアップに回るなどチーム全体の業務に悪影響を与えかねません。

様々な技術への理解が前提となるシステム構築においては、勉強不足だと顧客ニーズに対応できず、クライアントと良好な関係を築けないケースもあります。

自分で勉強ができない人材は企業側にとって採用リスクが高いと見られるため、採用を見送られる可能性が高いです

自分を高める意識の低さは、ほかの面でも消極的と判断されてしまうので注意が必要だ!

2.勉強嫌いでもインフラエンジニアになれる可能性はある

インフラエンジニアになるには勉強が必須ですが、勉強嫌いでもなれる可能性はあります。ここでは、勉強嫌いな方がインフラエンジニアになる方法やインフラエンジニアに向かない方の特徴を解説します。

2-1.「勉強嫌い」の本当の原因を探る

インフラエンジニアになるためには、最初に勉強嫌いの原因を探ることが大切です。勉強が嫌いになる理由には様々なものがありますが、おおむね以下の3つに大別されます。

  • ・過去の嫌な学習体験がトラウマになっている
  • ・自分に合った効果的な学習方法を知らない
  • ・モチベーションの維持方法を知らない

過去に学校での試験勉強などにおいて、「勉強は嫌い」のイメージを持ってしまった方も多いかと思いますが、未経験の分野においてもそれが成り立つとは限りません

自分がなぜ勉強が嫌いなのかを理解できれば、対処法も見えてくるものです。勉強に対する自分の気持ちや失敗するパターンを紙に書いてみると、客観的に原因を整理できます。

この機会に自分がなぜ勉強を嫌いに感じているのか、振り返ってみてください。

意外と勉強してみたら楽しいというケースもあるため、何よりも行動することが大切だ!

2-2.インフラエンジニアに向いていないと思われる人

インフラエンジニアは勉強が嫌いな方でも、苦手意識の克服方法さえ分かれば目指すことが可能です。

しかし、以下の特徴がある方は、勉強への苦手意識を克服できてもインフラエンジニアの仕事そのものを苦痛に感じる恐れがあります

  • ・地道な作業が嫌い
  • ・細かいルールを守って働くのが嫌い
  • ・試行錯誤が嫌い
  • ・チームで働くことやコミュニケーションを避ける

インフラエンジニアはIT技術を縁の下の力持ちとして支える職種なため、地道で細かな作業も多いです。そのため、淡々と業務をこなすことが苦手な方は苦痛に感じてしまいます

また、エラーが発生した場合は、原因を特定するために様々な思考錯誤も必要です。ときにはチーム全体での協力も重要になるので、論理的思考力やコミュニケーション能力に自信がない方には向いていません。

しかし、裏を返せばこれらに当てはまらない方は、インフラエンジニアに向いていると言えます。勉強への苦手意識さえ克服すれば、活躍できる可能性は高いです

インフラエンジニアが向いていない人とは?未経験者・経験者の両軸で考察!合わせて対策も|インフラ職業ガイド

2024.09.04

3.苦手意識克服!勉強に向き合うコツを伝授!

インフラエンジニアを目指したいものの、勉強が嫌いという方は苦手意識を克服することが大切です。ここでは勉強に向き合うコツを紹介します。

3-1.自分に合った勉強方法を見つける

勉強への苦手意識を克服する際は、自分に合った勉強方法を見つけることが大切です。

勉強と聞くと、長時間机に座って学習することを想像する方も多いと思います。しかし、以下のような勉強方法も参考にして、自分自身に合うやり方を探すのがおすすめです

  • ・書籍を購入して勉強する
  • ・オンライン講座や動画教材などを利用する
  • ・短時間の学習を複数回行う「積み上げ型学習」を取り入れる
  • ・「ポモドーロテクニック」を利用する

上記の中で最もおすすめの方法は、短時間の学習を複数回行う「積み上げ型学習」です。積み上げ型学習とは、1回15分など短い学習時間を複数回に渡って積み上げていく勉強方法です。

東京大学の池谷裕二教授とベネッセコーポレーションの実験によると、「60分学習」よりも「15分×3回」の学習を行ったほうが定着率や集中力が高いことが分かっています。

また、ポモドーロテクニックは「25分勉強して5分休憩する」を複数回繰り返す方法です。短期的に集中しながら適度に休憩も挟めるので、高い集中力を維持できるといわれています

自分に合う学習方法を見つけるために、様々な方法を試してみてください。

インフラエンジニアの勉強方法完全ガイド!未経験から経験者までわかりやすく解説!|インフラ職業ガイド

2024.10.08

3-2.勉強の目的・目標を意識する

勉強を続けるためには、勉強する目的や目標を意識することが大切です。目的や目標を意識することで、実現のために必要なスキルや勉強量を把握できます。

また、モチベーションを管理するために、目標は短期・中期・長期に分けて設定することがおすすめです。以下のように、短期や中期など期間を分けて目標設定すれば長期目標に対する進捗管理もしやすくなります。

  • ・短期目標:「CCNAに関する書籍を1日トータルで60分読む」「1日2ページは問題集を解く」など
  • ・中期目標:「1ヶ月後にCCNAの資格試験に合格する」「合格したうえでLPICの資格取得を目指す」など
  • ・長期目標:「転職に成功する」「上流工程に携わる」など

さらに目標は小さなステップで管理することで、長期目標を叶えるまでの間に何回も達成感を味わえます。成功体験の積み上げもできるので、勉強への苦手意識も克服しやすいです。

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2024.10.01

3-3.勉強内容のボリュームを把握する

インフラエンジニアに必要なスキルセットを洗い出し、勉強内容のボリュームを把握することも大切です。トータルで必要な勉強量が分かれば、的確なスケジュールを立てられます。

例えば、以下のように資格取得やスキル習得に必要な時間を見積もって、業務と学習のバランスを考慮したスケジュールを立てることが大切です。

資格名

取得に必要な時間の目安

CCNA

140時間~200時間

LPIC

150時間~200時間

AWSクラウドプラクティショナー

20時間~60時間

 
上記の資格を3年間で取得すると考えると、1日当たり約20分の勉強で実現可能です。たった20分でスキル習得ができると思えば、たとえ勉強が苦手でも心理的なハードルは低くなります。

無理なく学習を続けるには、勉強量を把握したうえでの適切なスケジューリングが大切です

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2024.10.25

4.勉強の支援をしてくれる企業へ入社しよう!

インフラエンジニアの勉強をするのであれば、資格取得支援のある企業を選ぶことがおすすめです。ここでは個人の努力だけでなく、企業選びの重要性を解説します。

4-1.インフラエンジニアは資格が取れればあとは簡単!

資格支援の充実した会社を選ぶことが重要な理由として、インフラエンジニアは資格の内容が業務と直結していることが挙げられます。

例えば、CCNAやLPICの出題範囲は、インフラエンジニアの基本的な実務に役立つ内容が多いです。知識を取得できればスムーズに実務をこなせるようになるため、未経験者はまず資格取得を目指すことがおすすめです。

また、キャリアアップに関しても資格は大きく役立ちます。多くの企業はキャリアアップにおいて在籍年数よりも、保有スキルや実務経験を重要視するためです。

つまり、インフラエンジニアは経験の有無に関わらず、資格取得しているかでキャリアプランの実現しやすさが大きく変わります。

支援が充実している企業は、業務中に発生した待機時間での資格勉強を許可していたり、研修制度を設けてくれたりするので、勉強時間を確保しやすいメリットもあります。

思い描いたキャリアプランも歩みやすくなるため、就職や転職の際は企業の資格取得支援制度に注目することが大切です。

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2024.09.04

4-2.学習にかかる費用を抑えられる

勉強を支援してくれる企業では、学習にかかる費用を抑えられるメリットもあります。

例えば、以下のような制度が整えられている企業は、学習にかかるコストを大幅に抑えられるためおすすめです

  • ・無料の社内勉強会がある
  • ・資格試験や参考書購入の費用補助制度がある
  • ・オンライン講座を会社自体が契約している
  • ・先輩社員が熱心に指導してくれる

会社のサポートがあることで、経済的にもお得に学習を進められます

また難関資格の場合は資格手当などが出る企業もあるため、資格取得によって年収を高めることも可能です。

5.インフラエンジニアの転職はユニゾンキャリア

インフラエンジニアが効率的に勉強を進めるには、勉強や資格取得への支援が充実した企業に入ることが大切です

しかし、ホームページや求人広告の情報だけでは、具体的な支援制度の内容が分かりにくいケースもあります。

充実した勉強支援があり、自分のキャリアにとって最適な企業を選ぶためには、IT専門の転職サービスを選ぶことが大切です。

IT専門の転職サービスであれば、IT企業の内部事情にも詳しく、インフラエンジニアへのキャリアチェンジやキャリアアップの心強い味方になってくれます

5-1.ユニゾンキャリアのサービス特徴

資格取得や勉強を支援してくれるIT企業をお探しの際は、ぜひユニゾンキャリアをご利用ください。

ユニゾンキャリアはIT専門の転職サービスとして、勉強支援や未経験者向けの研修が整った企業の求人を豊富に取り揃えています

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5-2.インフラエンジニアの転職成功事例

與那嶺里都様インタビュー

-転職活動時に不安だったことはありましたか?

正社員経験が無かったことと、そもそもIT業界で働いた経験がないので、未経験を受け入れてくれる会社がどれくらいあるのか、未経験として入社できたとしてもどこまでサポートしてもらえるのか、といったことが不安でした。

ほかにも、今回の選考はアルバイトとかの簡単な面接ではない、っていうのは理解していたの

-ユニゾンキャリアではどんなサポートをしてもらいましたか?

1番最初はIT業界とエンジニアの職種や働き方について詳しく教えていただき、そこで開発とインフラの違いについても詳しく教えてもらい、そのうえでインフラエンジニアを目指すことを決めました。

その後は、未経験から挑戦できる企業かつ、研修制度が整っている企業の求人のみを紹介していただきました。

あとは、履歴書と職務経歴書の添削と面接対策も行ってもらい、企業ごとにこういったいい回しが良いですよ、というようなポイントを教えてもらいました。

-現職に決めた理由を教えてください!

研修制度が整っていると感じたからです!

研修は授業形式で進みますが、教育部の方が何名もついてくれているので、分からないことがあったら都度質問できて、分かるまでしっかり教えてくれる環境が整っているのが魅力的でした。

転職体験インタビュー:【契約社員からエンジニア】IT完全未経験の状態から2週間で内定!現在は週4リモート勤務しています

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この記事の監修者

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エンジニア

土肥 将司

大学卒業後、新卒で不動産会社に就職。その後23歳で開発エンジニアにキャリアチェンジし、3年間大手Slerにて様々な開発に携わる。その後、インフラストラクチャー企業にて人材コンサルタントとして経験を積み、株式会社ユニゾン・テクノロジーを創業。現在の代表取締役

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