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【経験者】インフラエンジニアの志望動機を徹底解説!NGポイントと例文付き|インフラ転職ガイド

IT業界を本音で語る「ユニゾンキャリアの編集部」の真心です。

本記事のトピックスはこちら!

  • ・志望動機を作成するためのポイントは?
  • ・志望動機の例文が見たい!
  • ・志望動機を書くときの注意点は?

インフラエンジニアにとって転職はキャリアアップの有効な手段です。転職活動を成功させるためには、最初の関門となる書類選考を突破しなければなりません

書類選考を通過する鍵は、採用担当者の印象に残る志望動機を作成することです。

志望動機の書き方にはコツや避けるべきポイントがあり、これから志望動機を考える方はこれらを押さえておく必要があります。

本記事ではインフラエンジニア経験者の方を対象に、志望動機でおさえておくべきポイントと書き方のコツ、例文を解説します。

事前に読みたい⇒【経験者】インフラエンジニアの面接完全攻略!生の声をもとに質問と回答例を解説|インフラ転職ガイド

1. インフラエンジニア経験者の志望動機で重要なポイント3選

採用担当者は多くの候補者の志望動機をチェックしています。興味を持ってもらうためには、印象に残る志望動機を作成することが重要です。

1-1.キャリアパス・転職理由と一貫性があるか?

志望動機を書くうえで重要なのは、キャリアパス転職理由・志望動機の3つに一貫性を持たせることです。

キャリアパス・転職理由・志望動機が自然に繋がる説明ができれば、志望動機の説得力が高まり、採用担当者に強い印象を与えられます。

転職して志望企業で実現したいことと、長期的なキャリア目標との結びつきを明確にするのがポイントです。

「現職での大規模システム運用経験を活かし、より複雑なインフラ設計に挑戦したい」など、具体的な説明ができるようにしてください。

インフラエンジニアのキャリアパス3種を徹底解説!未経験からのルートも完全攻略|インフラ転職ガイド

2024.10.23

1-2. 企業の社風や方向性とマッチしているか?

自身と企業とのマッチング度が高いほど、企業で活躍できる可能性は高まります

志望動機では、企業のビジョンや成長戦略に共感を示しつつ、自身の経験やスキルがどのように企業の発展に貢献できるかを具体的に説明します。

企業の価値観や文化に共感する点を挙げ、チームの一員としてどう貢献できるか述べるのも効果的です。

企業との適合性を明確に示すことで、長期的なコミットメントと高いパフォーマンスが期待できることをアピールするようにしてください。

1-3. 入社後にどのように価値をもたらせるか?

採用担当者は企業に多くの利益をもたらす人材に内定を出したいと考えています

そのため、志望動機では自身のスキルや経験を具体的に挙げ、それらを発揮して企業にどのように貢献できるかを説明するようにしてください。

即戦力であることは、採用担当者の評価を高められます。

また、インフラエンジニアの経験が3年以上ある場合は、PLPMのキャリアにも興味があることを伝えると高い評価が得られます。

企業は3年以上の経験を持つエンジニアにリーダーとしての素質を期待するためです。

自身の具体的な価値を示すことは、採用側に明確な採用理由を提供することに繋がり、内定獲得の可能性を大いに高めます

2. インフラエンジニア経験者の志望動機フレームワーク

インフラエンジニア経験者が志望動機を作成する際は、以下のフレームワークを活用するのがおすすめです。

①志望している理由:魅力に感じているポイントを書く

②なぜそう思ったのか:自分のスキルについて書く

③実際の体験:過去の経験ときっかけを書く

④親和性の高さ:自分と企業の双方のメリットを書く

フレームワークを文章として落とし込むと以下のようになります。

▶志望動機のフレームワークを文章化

①私は貴社の○○の部分に魅力を感じています。

②なぜなら私は○○のスキルを伸ばしていきたいと思っているからです。

③過去に私は○○の案件を経験しました。その時に○○を覚えて活躍できたのが嬉しかったんです。だから○○の道へ進んでいきたいと思っています。

④貴社であれば、私の○○のスキルが活かせるうえで、さらに○○のスキルを磨いていけると考えているため志望しました。

このようにフレームワークを活用すると志望動機は作りやすくなります

3. 【例文解説】インフラエンジニア経験者の志望動機(経験年数別)

フレームワークを活用して作成した志望動機の文例を経験年数別に紹介します

3-1. インフラエンジニア経験3年未満の経験者

貴社が最新のクラウド技術を活用し、複数のクラウドサービスを組み合わせて最適なシステム環境を構築している点に大変魅力を感じ、志望いたしました。

インフラエンジニアとして2年間働く中で、AWSやAzureの基本操作を短期間で習得し、プロジェクトで活用した経験があります。

その際に、システムの安定運用と効率化に強い関心を抱き、自動化ツールの導入やインフラの最適化に取り組みました。新しい技術を習得しプロジェクトに貢献できたことに大きな喜びを感じ、道をさらに進んでいきたいと思っています。

貴社であれば、私の新しい技術への適応力を活かせるうえ、マルチクラウド環境でのプロジェクト管理や高度なクラウドアーキテクチャの設計・管理スキルをさらに磨けると確信しております。

入社後は、3年以内にクラウドインフラ設計・構築のリーダーとなり、最終的にはマルチクラウド環境のエキスパートとして企業のDXに貢献する人材を目指しています。

3-2. インフラエンジニア経験3年以上の経験者

貴社ではDevOps手法を採用し、AIを活用してインフラ自動化を実現している点に強く魅力を感じ、志望いたしました。

私はこれまで5年間、大規模システムの設計・構築・運用に携わり、クラウド環境でのインフラ最適化とセキュリティ強化に注力してまいりました。

特に直近の2年間では、100台以上のサーバーを管理し、システムの安定性と効率性を向上させる成果を上げております。

レガシーシステムをクラウドに移行し、コスト削減と処理速度の向上を実現した経験から、複雑なシステム要件を理解し最適なアーキテクチャを設計する能力を培いました。

最先端技術を扱う技術リーダーになるため、技術力とリーダーシップをさらに向上させたいと考えております。

貴社であれば、これまでの問題解決能力と新技術への適応力を活かし、DevOps手法やAI技術の習得を通じて成長できると確信しております。

入社後は早期にチームリーダーとして顧客プロジェクトを成功に導き、将来的には次世代インフラ技術の革新者として業界標準のソリューション開発に取り組みたいと考えております。

貴社で自身のキャリア目標を達成するとともに、貴社の発展に貢献したいと存じます。

4. 【例文解説】インフラエンジニア経験者の志望動機(企業タイプ別)

フレームワークを活用して作成した志望動機の文例を企業タイプ別に紹介します

4-1. SIerへの転職を希望する場合の志望動機

私は貴社が幅広い業界に先進的なITソリューションを提供し、柔軟かつ多角的なシステム開発を行っている点に大変魅力を感じ、志望いたしました。

なぜなら、私のキャリア目標は次世代インフラ技術のエキスパートとして企業のデジタル変革を支援し、業界標準のソリューションを提供する技術リーダーになることだからです。

これまでの5年間、クラウド環境とオンプレミス環境の統合プロジェクトに複数参画し、必要なスキルと経験を積んでまいりました。

直近では金融機関の基幹システム移行プロジェクトでリーダーを務め、予算内でスケジュール通りに完遂いたしました。また、AWSやAzureの導入と運用管理の効率化を図り、システムの可用性とパフォーマンスを向上させた経験があります。

これらの経験と新しい技術への適応力を活かし、貴社の「老朽化したシステムの刷新」という課題の解決に貢献できると確信しております。

入社後はまず貴社のアプローチと成功事例を学び、将来的には新しい技術領域のプロフェッショナルとして、貴社の技術強化と企業価値向上に寄与したいと考えています。

4-2. 自社開発企業への転職を希望する場合の志望動機

私は貴社の〇〇(製品名)が革新的な機能と使いやすさで業界をリードしており、それを支えるインフラの重要性に強く共感しております。

これまでの7年間、他社製品の導入と運用に携わってきました。

直近では大規模Webサービスのインフラ設計と運用を担当し、急激なトラフィック増加にも対応できる柔軟なアーキテクチャを実現いたしました。

この経験を通じて、インフラの視点から製品価値を高めることの重要性を実感し、プロダクト開発に深く関わりたいと考えるようになりました。

貴社であれば、私のインフラ設計と運用の経験を活かし、「急成長に伴うインフラスケーリング」というミッションの達成に大きく貢献できると確信しております。

入社後は製品について徹底的に学び、半年以内にコア開発チームの一員として活躍したいと考えております。

最終的なキャリア目標である「最先端のインフラ技術で、多数のユーザーに価値を届けるプロダクトを支える」を実現するため、貴社で製品開発の全プロセスに携わり、革新的なサービスの創出に貢献したいと考えております。

4-3. SESへの転職を希望する場合の志望動機

私は貴社のサービスが様々な業界のクライアントに高品質なエンジニアリングサービスを提供している点に魅力を感じ、志望いたしました。

これまで一企業内でシステム運用に3年間携わる中で、「より多様な環境で技術力を磨き、幅広い知見を得たい」という思いが強くなったからです。

直近のプロジェクトでは、オンプレミス環境からAWSへの移行を担当し、コスト削減と運用効率化を実現いたしました。

具体的には、EC2インスタンスの最適化と自動スケーリングの設定を行い、リソースの無駄を削減し、必要なときにだけリソースを使用する仕組みを構築しました。

この経験を通じて、高い問題解決能力を培いました。

貴社であれば、これまでの経験と問題解決能力を活かし、幅広いクライアントニーズに対応できると確信しております。

入社後はまず貴社のクライアントニーズへの理解を深め、3ヶ月以内に主要プロジェクトで中心的な役割を果たしたいと考えております。長期的には、複数の技術領域に精通したマルチスキルエンジニアを目指し、クライアント満足度の向上に寄与したいです。

貴社で多様なプロジェクトに参画しながら技術力とコミュニケーション能力を磨き、どのような案件にも対応できるエンジニアを目指してまいります。

5. インフラエンジニア経験者の志望動機NGパターン5選

採用を見送られがちなインフラエンジニア経験者の志望動機の特徴を解説します。

5-1. 過去の経験を羅列するだけで終わる

企業は志望動機を通じて、候補者がどのような価値を提供してくれるか確認しようとしています。つまり、単なる経歴やスキルの列挙だけでは企業が期待する内容にはなりません

例えば、「AWSでのサーバー構築とネットワーク設計の経験があります」といったプロフィール紹介のような志望動機では不十分です。

過去の経歴をどう活かし、培ったスキルでどのように企業に貢献するかを具体的に示すようにしてください。

これまでに得た経験とスキルを、企業の課題解決や目標達成に結びつけて説明することで、将来性の高さをアピールできます。

5-2. 企業研究が不十分で具体性に欠ける

志望企業の特徴や課題を十分に研究していないと、理解の浅さが志望動機の内容に如実に現れてしまいます

「貴社の発展に貢献したい」という一般的な表現に終始し、企業の具体的なプロジェクトや技術スタックへの言及がない志望動機はその典型例です。

上記のような志望動機は採用担当者から入社意欲が低いとみなされ、採用を見送られる可能性が高いです

志望動機で自身の価値を伝えるためには、自分が企業のニーズを満たす人材であることを示す必要があります。

企業のニーズは徹底的な企業研究によってはじめて明らかになるものです。

つまり、内定獲得のためには入念な企業研究が必須ということになります

企業研究を行う際は、企業の強みと課題の両面を掘り下げることを意識するようにしてください。

5-3. 現職や前職の不満を強調しすぎる

現在の職場や過去の経験を過度に批判する内容の志望動機はネガティブな印象を与えがちです。

採用担当者に「現職から離れたいという後ろ向きな理由で転職活動をしている」と捉えられ、入社意欲を疑われる恐れがあります。

例えば、「現職は技術が古く、成長の機会がない」といった不満は志望動機に書く内容として相応しくありません。この場合、新しい環境での成長機会や挑戦への意欲を強調するのが適切です。

転職を決意した理由や志望企業に応募した理由は、ポジティブな表現で伝えることを意識してください

5-4. 汎用的で個性のない内容になっている

どの企業にも通用するような一般的な文言が多く、志望者の独自の強みや特徴が明確に示されていない志望動機は、採用担当者の印象に残りにくいです。

汎用的で個性のない内容だと、入社意欲をアピールすることはできません。

志望動機に企業の特徴や自己PRを書く際は、ほかの候補者と差別化できる内容にするよう意識してください

企業については固有の魅力や課題について言及し、自己PRは「チームワークを大切にします」などの陳腐な表現を避けるのがポイントです。

採用担当者は日々多くの志望動機に目を通します。その中で自身の志望動機に目を留めてもらうためにも、内容の独自性を高めることは重要です。

【経験者】自己PRをエンジニア転職のプロが例文付きで解説!職種別の自己PRから書類まで|エンジニア転職ガイド

2024.09.04

5-5. キャリアパスと企業選択が一致していない

長期的なキャリアパスと志望企業の業務内容が矛盾している志望動機は、マイナス評価を受ける可能性が高いです。

例えば、キャリア目標に「ネットワーク領域のエキスパートになりたい」と掲げているにもかかわらず、インフラ全体を広範にカバーする企業を志望するのは、整合性に欠けています。

上記のような不一致は入社後のミスマッチを引き起こす原因になります。

転職を成功させるためにも、志望動機でキャリアパスと企業選択の整合性を示し、長期的な視点からの志望理由を説明することが重要です。

インフラエンジニアのキャリアパス3種を徹底解説!未経験からのルートも完全攻略|インフラ転職ガイド

2024.10.23

6. 企業の強みを知るならエンジニア専門転職支援の利用を!

採用担当者の印象に残る志望動機を作成するためには、まず企業研究を徹底的に行う必要があります

企業の情報を十分に集めなければ、自分がどのような価値を提供できるか示すことができないからです。

エンジニア専門の転職支援サービスでは、各IT企業の技術的な強みや課題点など、公開情報だけでは分からない詳細な情報を提供しています。

つまり、利用すればほかの候補者よりも深い企業研究が可能になり、選考を有利に進めることができるというわけです。

さらに、IT業界に精通したキャリアアドバイザーのサポートにより、適切かつ効率的な企業選びが可能になります。

面接対策についても、多くの求職者が苦手とする技術的な質問への対応方法を聞くことで、内定獲得の確率が大幅に向上します

7.エンジニアの転職はユニゾンキャリア

志望動機の書き方に限らず、「エンジニア転職の進め方が分からない」と悩む方は多いです。

そんなときは、エンジニア専門の転職アドバイザーと二人三脚で転職活動を進めてください。

7-1.ユニゾンキャリアのサービス特徴

ユニゾンキャリアはIT業界専門の転職支援サービスです

エンジニアを目指すあなたの悩みに寄り添い、ご相談から内定までを「完全無料」でサポートしています。

エンジニア経験者は市場価値が高く、書類選考などは通りやすい傾向にあります。

しかし、キャリア的に効果のある転職ができずに「あまり年収が上がらなかった」や、「思っていた働き方と違った」などの不満が出ることも多いです。

弊社アドバイザーは、企業と直接やり取りをしているため、入社する企業の情報を詳しく理解しています。

他のエージェントでは詳しく教えてもらえなかった」「HPを見ても何をPRしていいのかわからない」といったお悩みを抱えている方はぜひ、ユニゾンキャリアまでご相談ください。

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7-2.ユニゾンキャリアの転職成功インタビュー

枌夏月様インタビュー

─転職しようと思ったきっかけを教えてください!

インフラエンジニアとして働くことに慣れてきて、改めてインフラ技術が好きだなと思うようになり、今よりもっと仕事の幅を広げたい、スキルが身につく環境で働きたいと考えるようになったからです。

─ユニゾンキャリアの支援内容で良かったポイントはありますか?

私の希望にバッチリ沿った求人のみを紹介してくれたこと、あとは面接に対して具体的なアドバイスをくれたのがありがたかったです。

特に面接対策では、こういうことを聞かれますよ、こういう風に伝えた方がいいですよ、と色々細かく教えてもらいました。そこで初めて逆質問の存在と重要性を知ったり…(笑)

実は今まで面接で「何か質問はありますか?」と聞かれても「無いです!」って答えてたので、対策してもらえてなかったらどうなってたんだろうって思います。

─転職活動にかかった期間を教えてください!

転職しようと思ったのが12月の最初くらいで、本気で転職活動に取り組み始めたのが1月の上旬、今の会社の内定を承諾したのが2月頭なので、全体を通して2ヶ月くらいですね。

ただ、ユニゾンキャリアさんを利用し始めたのは1月の中旬くらいからなので、そこから数えると2〜3週間くらいで内定が出ています!

転職活動ってもっと時間がかかると思っていたので、最初の頃は焦りしかなかったんですけど、働きながらでもスムーズに転職できて本当に良かったです。

転職体験インタビュー:【SESから独立系SIer】インフラエンジニアとしてさらにスキルアップできる環境にチャレンジ

転職事例をさらに詳しく知りたい方はこちら⇒弊社を利用した転職者のインタビュー

ユニゾンキャリアでは、あなたの希望と異なる求人に応募させる、転職を急かすといったことは一切ありません。自身のペースで、納得のいく転職ができるように、企業を厳選して紹介します。

ご相談から内定まで「完全無料」で利用できますので、ぜひお気軽にお問い合わせください。

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この記事の監修者

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エンジニア

土肥 将司

大学卒業後、新卒で不動産会社に就職。その後23歳で開発エンジニアにキャリアチェンジし、3年間大手Slerにて様々な開発に携わる。その後、インフラストラクチャー企業にて人材コンサルタントとして経験を積み、株式会社ユニゾン・テクノロジーを創業。現在の代表取締役

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