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【例文付き】エンジニアの転職理由の本音と建前?面接での回答内容と転職理由ランキング|エンジニア転職ガイド

IT業界を本音で語る「ユニゾンキャリア編集部」真心です。

本記事のトピックスはこちら!

  • ・エンジニアが転職する理由は?
  • ・面接で答えるべき転職理由は?
  • ・転職理由の例文を知りたい

エンジニアへの転職理由は人によって様々です。理由によっては「本音で伝えるべき?」と悩まれる方も多いです。

しかし、本音をそのまま伝えることで面接官に悪い印象を与えてしまう可能性もあります。そのため、面接で転職理由を述べる際には、「建前」と「本音」を使い分けなければなりません。

本記事では、これから転職の面接に挑む人を対象に、エンジニアの面接における転職理由の本音と建前の使い分けについて、転職理由のランキングから、正しい答え方、例文を紹介します。

1.エンジニアの転職理由の【本音】と【建前】

エンジニア転職理由には「本音」と「建前」が存在します。

「転職理由は本音で伝えるべきでは?」と思う方もいますが、誰でも本音の中には前職の不満を抱えているものです。その不満を隠さずに自身が抱えている本音を直接伝えてしまうことで、面接官に悪印象を与えます

例えば、転職理由の本音が「前職では人間関係がうまくいかなかった」といったことだとします。そのまま面接官に伝えると、「この人は自社でも人間関係がうまくいかず、すぐに辞めてしまうのではないか」と不安に思われる恐れがあります。

企業は、すぐに辞めてしまう人材を採用したくないので、そのような印象を与えてしまうと不採用となる可能性は高いです。

本音を大切にすることは重要ですが、不満をすべて伝えるようなやり方では、「子供のいやいや期」のように映ってしまいます。嘘をつく必要はありませんが、表現を工夫することが大切です。転職者と採用側には、それぞれ本音が存在します。転職者は前職への不満を抱えているかもしれませんが、そのまま伝えるのは得策ではありません。一方、採用側は転職者の本音を理解した上で、転職に対する覚悟を見極めようとしています。

このように、双方に本音があることを理解することで、転職者は面接での受け答えに工夫を凝らすことができます。

状況に応じて本音と建前を使い分け、自分の魅力を最大限にアピールし、採用される可能性を高める意識が重要です。

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2.【本音】エンジニアの転職理由ランキング!

まずは、多くの人が抱える転職理由について見ていきます。ランキング形式で「未経験者」「経験者」の転職理由の本音を紹介します。

2-1.「未経験者」エンジニアへの転職を希望する理由5選

2020年にdodaが発表した「職種別転職理由ランキング」ではITエンジニアにおける未経験者の転職理由に関する順位は以下の通りです。

順位

転職理由

割合

1

ほかにやりたい仕事がある

13.9%

2

専門知識・技術を習得したい

13.2%

3

給与に不満がある

8.9%

4

業界の先行きが不安

8.1%

5

市場価値を上げたい

7.7%

引用:doda

未経験者の多くは、仕事に対する「不満」というよりは、社会に対する「不安」が先行しているようです。

1位は仕事に対するやりがいに近いですが、専門スキルを身に付けられ安定しているエンジニアという職種を選択していることが分かります。

ランキングでは細かく分けられていますが、大別すると「年収」「スキル」「やりがい」の3つといえますね。

2-2.「経験者」別の会社への転職を希望する理由5選

レバテックが発表した「エンジニア経験者の転職理由」に関する順位は以下通りです。

順位

転職理由

割合

1

収入アップのため

42.4%

2

会社や業界の将来性に不安を感じて

22.4%

3

キャリアアップのため

16.5%

4

技術スキルが伸ばせないと感じたから

14.7%

5

休日出勤や残業が多い

13.5%

引用:レバテック

経験者は技術的な成長と働き方、年収といった仕事に対する抽象度を高める転職をする傾向にあります。

IT業界では常に最新の技術やスキルが求められるため、技術やスキルが伸ばせないと感じると転職を決意する方もいます。 

また、休日出勤や残業が多いことで自身のワークライフバランスを適切に保つことができないと感じた場合に、転職を検討する方は少なくありません。 

このように、エンジニアの転職理由は、未経験者と経験者で異なる傾向があることがわかります。

3.【本音】面接官が質問するエンジニアの転職理由の真意

転職理由を質問する真の目的を理解しておかなければ、適切な回答はできません。ここでは、質問の真意について解説します。

3-1.入社してすぐに辞めたら無駄投資に…。

面接官が転職理由を質問するのは、求職者が入社後すぐに辞めないかを懸念しているためです。企業は採用・教育にコストがかかっており、早期離職は無駄な投資になってしまいます。

例えば、「職場環境に馴染めなかった」「上司と良好な関係を築けなかった」など、どこでも起こりうる問題で転職を考えている場合、採用してもすぐに退職するリスクがあると評価されます。

早期退職の場合、企業側は採用・教育のコストを再度費やすことになるため、そのリスクを回避したいのです。

面接官は転職理由を聞くことで、「この候補者は定着してくれるのか」「コストが無駄にならないか」など、求職者の定着の可能性を評価しようとしています

3-2.離職率が上がると会社のイメージが…。

離職率の高さは会社のイメージダウンにつながります。優秀な人材が定着しない会社だと思われ、採用活動に悪影響を及ぼします

求職者からすれば、転職先を検討する際に企業の離職率が高ければ、「何かしらの問題がある会社では?」と疑いを持つのは当然です。

その結果、求職者から敬遠され、会社のイメージダウンだけでなく、採用コストに時間と労力がかかることになります。

企業としては、「離職率が高いと評判が悪くなる」「優秀な人材が応募してこなくなる」などの懸念があるため、転職理由を質問することで「自社に定着してくれそうな人材」を見極めているのです。

3-3. 自己保身で減点方式に…。

面接官は、自分の判断によって採用した人材が早期退職してしまった場合、上司から「なぜこの人を採用したのか」と責任を問われる可能性があります。そのため、面接官は自己保身のために、リスクを最小限に抑えようとする傾向があります。

つまり、面接官は「この候補者を採用して問題が起きないか」という視点で転職理由を評価しているのです。面接官にとって、「安全な候補者を採用する」ことが最優先事項となります。

したがって、転職理由を述べる際は、「自分がどのように成長できるか」「なぜその企業を選んだのか」など、前向きな理由を強調することが重要です。

そのため、特に1次面接では「加点方式」ではなく「減点方式」で評価される傾向にあります。面接官は求職者の良い点よりも、リスクになりそうな点を重視して判断するのです。

これが転職理由を聞く理由というわけですね。

4.求職者に必要な【建前】は面接官の【本音】との一致である

面接で転職理由を尋ねられた際、求職者が示す建前は、面接官の本音と一致している必要があります。

例えば、求職者の転職理由の本音が「給与への不満」だったとしても、面接官の本音は「定着可能性の評価」です。「給与が低いから」という理由をそのまま伝えては、「不満があればすぐに辞めてしまうのでは?」という面接官の懸念を払拭できません。

そこで、年収を上げるために必要な「技術的なスキルアップ」というポジティブな建前の転職理由にして、面接官の懸念を和らげたほうが良いのです。

年収の場合は、企業側が取りたいと言ってくれた後に、「じゃあ、いくらで?」という交渉に入るのが正しい順序になります。

さらにいえば、あなたの本音の部分を面接で伝えようとするのは、むしろ、自分から内定を手放しにいっているようなものです。本来、本音を話すべき相手は採用担当ではなく、弊社のような転職支援サービスの担当者にすべきです。

恋愛に例えるのであれば、「転職したい」というのは「彼女・彼氏が欲しい」という状況と同じです。しかし、気になる人に「付き合って欲しい、付き合って欲しい」というだけでは望みは叶いません。

そこで、「あの人は何が好き?どういう人がタイプ?」なんて友達に相談しますよね。このように、相手の好みや趣味趣向などをリサーチをして、デートに臨むわけです。

この友達のようなポジションに立てるのが、弊社の転職支援サービスです。

1点違う部分として、友達より業界に精通していて、明確にプラン立てと具体的なアプローチ方法を教えられるということです。

ぜひ一度、ユニゾンキャリアで「本音」の部分を相談してみませんか

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5.【例文付き】面接官が安心する転職理由3選

ここからは面接官が安心する転職理由を「本音」ごとに紹介します。

5-1.【例文①】成長を期待する面接官への転職理由

面接官が成長を期待している場合は、主に未経験者や実務経験の浅い人に対する懸念事項の1つです。自己成長に関する転職理由の例文を紹介します。

私がITインフラエンジニアへの転職を決意した理由は、現在の仕事で培ったスキルを活かしつつ、ITの世界で新たな挑戦をしたいという強い思いがあるからです。

現在、私は異業種で営業職として働いており、顧客とのコミュニケーションや問題解決に尽力してまいりました。しかし、業務を通じてITの重要性を認識するようになり、特にインフラエンジニアの仕事に魅力を感じるようになりました。

ITインフラはあらゆる業界のシステムを支える重要な役割を担っており、そこで自身のスキルを発揮し、社会に貢献したいと考えるようになりました。しかし、現在の会社ではITに特化した事業展開をしておらず、インフラエンジニアとしてのキャリアを築くことが難しい状況です。

そのため、ITインフラの分野で専門的に活躍できる環境を求めて、転職を決意しました。現在は、インフラエンジニアとして役に立てるようにCCNA資格取得の勉強をしています。

 自己成長に関する転職理由は面接官に将来性を感じさせることが重要です。

「成長させてください」という意欲ではなく、現在の学習状況を話すことで成長意欲が高いと好印象を得られます

5-2.【例文②】継続性を心配する面接官への転職理由

継続性を心配する面接官に対しては、御社で長く活躍する意志を伝えることが重要になります。そのため、長期的なキャリアプランに関する転職理由が有効です。

求職者が長期的な視点を持っていれば「御社に定着してくれるのでは?」と高い評価を得られます。

長期的なキャリアプランに関する転職理由の例文を紹介します。

私が転職を決意した理由は、これまでのSESでの経験を活かしつつ、より上流工程から携わることでエンジニアとしてのスキルを向上させ、将来的にはプロジェクトマネジメントにも挑戦したいと考えたからです。

SESとして2年間、様々なプロジェクトに参画し、開発業務に従事してまいりました。この経験を通じて、システム開発のプロセスを理解し、プログラミングスキルや問題解決力を磨くことができました。

しかし、現在の企業では、取引先が限られており、上流工程に携わる機会がなく、プロジェクト全体を俯瞰する経験を積むことが難しい状況です。

そのため、プライム案件を扱っている企業への転職を決意し、自身のキャリアビジョンを実現するための環境を求めることにしました。

御社では、上流工程からプロジェクトに関わる機会が多く、将来的にはプロジェクトマネジメントにもチャレンジできると伺っております。この環境で、これまでのSESの経験を活かしつつ、さらなるスキルアップを目指していきたいと考えております。

長期的なキャリアプランに関する転職理由は面接官に求職者の定着可能性を感じさせます。

自身がエンジニアとして「どのようなキャリアを描いているのか」を明確に伝えてください

5-3.【例文③】即戦力を期待する面接官への転職理由

即戦力を期待する面接官に対しては、これまでの経験と実績に関する転職理由が有効です。

求職者の経験と実績は戦力としての能力の高さをアピールできます。

そのため、経験と実績を企業でどのように活かせるのかを話すことを心がけてください

即戦力としての能力をアピールする転職理由の例文を紹介します。

私がこのタイミングで転職を決意した理由は、これまでのシステムエンジニアの経験を活かし、より高度な技術的チャレンジができる環境を求めているためです。

システムエンジニアとして5年間、複数のプロジェクトに携わり、要件定義から設計、開発、テスト、運用まで一連の工程を経験してまいりました。

また、直近の2年間はプロジェクトリーダーとして、チームマネジメントやステークホルダー調整なども担当し、プロジェクトを成功に導くことができました。

しかし、現在の環境では、会社の規模として技術的な挑戦や学びの機会が限られており、システムエンジニアとしてのさらなる成長に限界を感じています。また、リーダーとしてのマネジメント経験を積んだ今、より規模の大きなプロジェクトを牽引していきたいという思いもあります。

御社は、大規模かつ複雑なシステム開発プロジェクトを多数手がけており、高度な技術力とマネジメント力が求められる環境だと認識しております。この環境で、これまでの経験を存分に発揮し、システムエンジニアおよびリーダーとしてのスキルをさらに磨いていきたいと考えました。

また、私のこれまでの経験とスキルは、御社の即戦力として貢献できるものと自負しております。チームの一員として、プロジェクトの成功に尽力し、御社の更なる発展に寄与していきたいと考えております。

 経験と実績に関する転職理由は面接官に求職者の即戦力としての能力を感じさせることが重要です。

6.自己紹介・転職理由・志望動機は一貫性を大切に

自己紹介、転職理由、志望動機は一貫性を持たせることが重要です

最近では、「ヤバい会社からは自分を守るために逃げろ」とSNS上でインフルエンサーなどがまくし立てていますが、残念ながら、企業としては逃げ癖のある人を採用したいと思いません。

自己紹介・転職理由・志望動機に一貫性を持たせていないと「本当は突発的に動いていて、計画性のない人なんじゃ?」と思われてしまいます。

面接で聞かれる質問は基本的に「あなたを採用しても大丈夫ですか?」というのが表れた形です。その証明になるのが、転職活動における一貫性です

例えば、自己紹介で技術的なスキルアップに言及しているのに、転職理由では他の業務に携わりたいと述べるのは、一貫性のない回答です。

自己紹介で技術的なスキルアップを述べているのであれば、転職理由でも同様の内容を話し、志望動機では会社の技術力に魅力を感じていることを伝えます。

自己紹介、転職理由、志望動機は異なる質問ではありますが、多少内容が重複していても、一貫性を持たせていたほうが面接官は「ん?どっち」という疑問が生まれず、納得がいきます。

そのため、転職における一貫したストーリーを形成することが、面接官に求職者の熱意と適合性を効果的に伝えられるポイントです。

7.エンジニアの転職はユニゾンキャリア

ユニゾンキャリアのサービス特徴と転職の成功事例について紹介します。エンジニア転職にお困りの方は、弊社までお気軽にお問い合わせください。

7-1.ユニゾンキャリアのサービス特徴

ユニゾンキャリアは、IT・WEB業界に特化した転職支援サービスです

キャリアアドバイザー全員がIT業界に精通しており、これまでに数万人のエンジニア転職を支援してきたノウハウを活かし、理想のキャリアプランに導きます。

また、他社様とは違い「ブラックな会社の紹介」「転職の強制」「職種違い・採用要件違いの求人紹介」「勝手な応募・大量応募」などすることは一切ありません。

一人ひとりのご意向に合わせて転職活動を進めていきます。

また、安心してキャリアをスタートできるように年収交渉・入社日の調整など対応いたします。ご相談から内定まで全て「完全無料」でご利用いただけます。

「エンジニアとして転職できるか不安」という方はぜひユニゾンキャリアまでお問いわせください

7-2.ユニゾンキャリアの転職成功事例

服部康世様インタビュー

ー転職しようと思ったきっかけを教えてください。

給与面に不満を感じており、転職を決意しました。

ただ、何の準備や考えもなく「年収を上げたいから転職しよう!」ではなく、キャリアアドバイザーの方から、エンジニアのキャリアアップの流れ、年収の上げ方について説明を受けました。

ーキャリアアップ転職の結果はいかがでしたか?

選考は4社受けて、全ての企業から内定をいただきました。

しかも4社とも全て上流工程の案件で、内定が出た時は素直に嬉しかったです。

また、年収が100万円以上アップしたのは本当に嬉しかったです。

ーユニゾンキャリアを利用した感想を正直に教えてください!

すごく対応が早いです。

自分が営業職していた時のスタイルと一緒で結局はスピードが全てだと思うんです。

連絡をしたらどんな時でもすぐに返してくれるので、すごく信頼していました。どんなに忙しくても対応していただけるので「任せたら安心」だと思い頼っていました。

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この記事の監修者

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エンジニア

土肥 将司

大学卒業後、新卒で不動産会社に就職。その後23歳で開発エンジニアにキャリアチェンジし、3年間大手Slerにて様々な開発に携わる。その後、インフラストラクチャー企業にて人材コンサルタントとして経験を積み、株式会社ユニゾン・テクノロジーを創業。現在の代表取締役

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