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エンジニアに向いている人の性格や特徴を解説!転職で注意すべきこと|就職・転職者職業ガイド

IT業界を本音で語る「ユニゾンキャリア編集部」真心です。

本記事のトピックスはこちら!

  • ・エンジニアにはどんな人が向いているの?
  • ・エンジニアになりたいけど自分は向いているか不安
  • ・エンジニアの仕事はハードルが高い?

エンジニアに興味はあるけれど「自身がエンジニアに向いているのかわからない」と悩んでいる方から相談を受ける事が多々あります。

特に多いのは「エンジニアの仕事は難しそうですが、私でも大丈夫ですか?」といったようなお問い合わせです。

本記事では「未経験だけれどエンジニアになりたいと考えている方」に向けて、エンジニアに向いている人の特徴やITエンジニアとして働くメリット・デメリットなどを解説します。

事前に読みたい⇒ITエンジニアの適性は?エンジニアの特徴や性格から向き不向きを分析!|就職・転職者職業ガイド

1.エンジニアに向いている人の特徴 

ITエンジニアといっても「開発エンジニア」と「インフラエンジニア」では、業務内容に違いがあるため、向いている人の特徴も異なる部分があります。

【図解付き】エンジニアとは?職種・種類・仕事内容・ITエンジニアの適性までわかりやすく完全網羅!|就職・転職者職業ガイド

2024.09.04

1-1.開発エンジニアに向いている人

開発エンジニアに向いている人の特徴は、下記の通りです。

  • ・体力に自信がある
  • ・コミュニケーション能力が高い
  • ・ノリや勢いを大事にしている

開発エンジニアは、ソフトウエアやアプリといったシステムの開発・設計などを行います。

開発は短いスケジュールで作業を完了しなければならないことも多く、開発期限の間際やトラブル発生時には、業務が集中する可能性があります。

そのような場合でも忙しさに耐えられる「体力」が必要です。

また、黙々と開発をしていれば良いわけではなく、クライアントやプロジェクトメンバーと接する機会も多くあります。

クライアントのニーズに合ったシステムを開発するには、要望のヒアリングや積極的な提案ができる「コミュニケーション能力」が求められます。

ほかにも、高品質のシステムを作り上げるには、プロジェクトメンバーと上手く連携して、プロジェクトを進行しなければなりません。

内に情熱を秘めるタイプよりも、情熱を表に出し周囲を巻き込めるタイプのほうが、開発エンジニアには多いという特徴があります。

1-2.インフラエンジニアに向いている人

インフラエンジニアに向いている人の特徴は、下記の通りです。

  • ・堅実な性格
  • ・責任感が人一倍強い
  • ・知的好奇心が強く勉強好き

インフラエンジニアは、ネットワークやサーバーといったITインフラの設計・構築・運用を行うエンジニアです。

インフラエンジニアの役割は、すべてのITシステムを支える「縁の下の力持ち」的な存在といっても過言ではありません。

ITインフラは、1つのミスでシステムがダウンしてしまう可能性があるため、作業は手順通り慎重にミスや漏れなく進める必要があります。

そのためインフラエンジニアには、「堅実で物事を慎重に進められる性格の人」が向いているといえます。

もしシステムがダウンしてしまった場合は、早急に復旧させなくてはいけません。

結果として、トラブルが発生した場合は、夜間や休日に出勤して復旧作業をすることもあります。

エンジニア夜勤についてはこちら⇒エンジニアには夜勤がある?職種、仕事内容、メリット・デメリットから正しく選択|就職・転職者職業ガイド

「ユーザーに迷惑をかけたくない」といった「責任感が人一倍強い人」のほうが、インフラエンジニアには向いています。

サーバーやネットワークに関しては、日々新しい技術が生まれているため、インフラエンジニアとして活躍し続けるためには、日々知識とスキルのアップデートが必要です。

そのため、「知的好奇心が強く勉強好きな人」のほうがインフラエンジニアには向いているといえます。

心の内に情熱を秘め、ひたむきに仕事に向かえるタイプがインフラエンジニアには多いという特徴があります。

あなたはインフラエンジニアに向いている人?性格・考え方・スキルの3つの特徴で解説|インフラ職業ガイド

2024.09.04

1-3.開発とインフラの適性における共通要素

どのような人が向いているかについては、下記のように開発エンジニアとインフラエンジニアに共通する要素もあります。

  • ・論理的思考力
  • ・問題解決能力
  • ・タスク管理能力

システムを設計・開発するにあたっては、ユーザーやクライアントの要望を把握して最適なシステム仕様を策定する必要があります。

そのためには、物事を論理的に組み立てて考えられる「論理的思考力」が必要です。

また、システムにトラブルが発生した場合は、いつどこで何が原因で発生したのかを正確に把握し、早急に対策を行わなければなりません。

トラブルに適切に対処できる「問題解決能力」は、ITエンジニアには欠かせない能力です。

ほかにも、ITエンジニアの仕事には、納期やリリース日といった期限があります。

期限内に仕事を完了するためには、全体のタスクの進捗度合いを確認し、完了に向けて調整する「タスク管理能力」が必要です。

開発エンジニア・インフラエンジニアのどちらでも、細かい作業をコツコツ進められることが大切です。

ITエンジニアの適性は?特徴や性格から向き不向きを分析!|就職・転職者職業ガイド

2024.09.04

2.エンジニアを選ぶメリットとデメリット

どのような職業を選ぶ場合でも、メリット・デメリットが存在するものです。

ITエンジニアという職業を選択するメリット・デメリットを紹介します。

2-1. エンジニアを選択するメリット

ITエンジニアを選択するメリットは、下記の通りです。

  • 需要が見込まれているため安定している
  • スキルが身に付けば安定して仕事がある
  • ・非管理職でも高い年収が見込める
  • 働き方の自由度が比較的高い
  • フリーランスとして独立しやすい

経済産業省が公表した「IT人材需給に関する調査」では、IT人材の不足は年々増加すると予測されています。

調査結果によると、IT人材の需要と供給のギャップから2030年時点で約80万人のIT人材不足が発生する可能性があると試算されているのです。

そのため今後もITエンジニアは、スキルがあれば仕事に困ることはないと考えられます。

また、ITエンジニアは平均給与の高い職業です。

経済産業省の「IT人材に関する各国比較調査結果報告書」によると、ITエンジニアの平均年収は544万円です。

国税庁によると、日本の平均年収は461万円のため、ITエンジニアのほうが80万円以上平均年収が高いということになります。

ITエンジニアは、パソコンがあればどこでも仕事ができるという場合も多く、スキルがあればフリーランスという働き方も選択が可能です。

働き方の自由度がほかの職業に比べて高いといえます。

近年、日本でも「ジョブ型雇用」が広がりつつあります。

ジョブ型雇用とは?

ジョブ型雇用は、業務内容や労働時間・勤務地などが定められていて、それに合った人材のみを採用する雇用形態です。

スキルで評価されるジョブ型雇用は、ITエンジニアには適した雇用形態といえます。

ITエンジニアの需要は今後も高まっていくと予想され、高収入も目指すことができます。

さらに、広がりをみせるジョブ型雇用との親和性が高い職種であることもITエンジニアを選択する大きなメリットといえるのです。

エンジニアの働き方は?雇用形態から勤務形態まで魅力を解説!人気のリモートワークも?|就職・転職者職業ガイド

2024.09.04

2-2. エンジニアを選択するデメリット

ITエンジニアを選択することには、下記のようなデメリットも存在します。

  • ・IT業界の情報量は多く常に勉強が必要
  • ・デスクワークで肩こりや腰痛になりやすい
  • ・スキルが付くまでは下積み作業になる

IT業界は技術の進歩が早い業界です。もし、新たな知識を学ぶのを辞めてしまえば、業界においていかれます。

そのため、日々業界のトレンドを学ぶ必要があるのです。

ITエンジニアは、経験を積み上流工程にステップアップすれば応用力やスキルを発揮できますが、それまでは単調な下積み作業も必要になります。

ITエンジニアは、スキルが重視される職種のため、スキルを磨き上げるためには我慢と努力が必要です。

しかし、専門知識やスキルがあれば高収入も見込めるホワイトカラーな仕事であるといえます。

3.転職や就職は何を取捨選択するかが重要!

転職や就活においては、何を取捨選択できるかが重要です。

今働いている方は、そのまま働き続ければ今の給与を維持することはできるかもしれません。

しかし、新しい仕事にチャレンジしステップアップする可能性を失ってしまうことになります。

当然、未経験から新しい仕事にチャレンジすれば、最初は給与は下がり、下積みの時期が必要になります。

もし、あなたが会社の経営者だとしたら、新人に大きなプロジェクトを任せるのはリスクが高いと考えるのではないでしょうか?

信用を得るためには必ず下積みを行い、実績を示す必要があります。

裏を返せば、スキルを身に付け信用が得られれば、裁量も給与も上がることが期待できます。

先の見えない企業に依存した安定を維持するのか」「個人に紐づく安定した高収入を得る将来を選択するのか」はあなたに委ねられています。

転職や就活では、上記のような取捨選択が必要です。

この前提のもと、自身の現状から何を改善したいのかを考え、何を取捨選択するのか決めることが大切です。

その仕事に向いているかという観点よりも、何を取捨選択するかという観点で見たほうが転職は上手く行きやすかったりもします。

このことを「転職の軸」といい、まず自身の将来を実現するための転職の軸を決めましょう。

弊社ユニゾンキャリアでは、転職・就活者にIT業界専門の支援サービスを行っています。

「転職の軸が決まらない」「ITエンジニアになりたいけれど不安」といったご相談から、キャリアプランの策定まで専任のアドバイザーが丁寧に並走してサポートします。

ご相談から内定まで「完全無料」で利用できますので、お気軽にお問い合わせください。

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4.エンジニアに向いていない人の特徴

ITエンジニアに向いていない人の特徴は、下記の通りです。

  • ・すぐに結果を求めてしまう
  • ・できない理由を模索しない
  • ・短絡的に物事を関連付けてしまう
  • ・感情的に解決を図ろうとする
  • ・将来のために学習やスキルに対する自己投資をしない

ITエンジニアは、はじめは下積み期間が必要なため、すぐに結果を求める人には向いていません。

下積みからステップアップするためのスキルを身に付けるには、できない理由を「自身で考え模索」して改善する必要があります。

忍耐力」がなく、自身で試行錯誤を重ねられない人はITエンジニアには向いていません。

短絡的」に物事を考えてしまい、疑問や課題にひとつひとつ向き合って解決できない人は、ITエンジニアとしてスキルアップすることが難しくなります。

加えて、問題が発生した際に「感情的」になってしまい、冷静な判断ができない人は、ITエンジニアには不向きといえます。

ITエンジニアとして活躍しつづけるためには、学習したりスキルを身に付けるといった努力が不可欠です。

ITエンジニアはスキルが物をいう世界です。そのため、粘り強くコツコツ努力できることが重要になります。

エンジニアに向いていない人の特徴とは?理由と対処法まで解説|就職・転職者職業ガイド

2024.09.04

5.弊社に寄せられるエンジニアの適職質問

ITエンジニアへの転職・就職を考えている方から、弊社に寄せられるITエンジニアに関するよくある質問にお答えします。

5-1.女性はエンジニアになれますか?

女性でも、ITエンジニアになることは可能です。むしろ、近年はITエンジニアの女性参画率は上昇しています。

情報サービス産業協会の調査によると、2022年時点でのITエンジニアの女性比率は23.2%です。

2021年は21.9%、2020年は21.1%だったため年々上昇していることがわかります。

また、ITエンジニアに転職する女性も増加しています。下記は、リクルートエージェントを利用した女性の転職者数の推移です。

女性のITエンジニアへの転職は、2009年と比較すると4倍以上に伸びており、全職種の平均よりも高い伸び率になっています。

ITエンジニアは男性ばかりというイメージがあるかもしれませんが、女性にも人気の職業になっているのです。

実際に弊社にも、女性からのお問い合わせは多くいただいており内定も獲得できているため、女性でもITエンジニアになることは可能です。

5-2.文系でもエンジニアになれますか?

文系か理系かは、ITエンジニアになるのに関係ありません。

ITエンジニアというと理系というイメージが強く、文系の方はハードルが高く感じてしまうかもしれませんが、文系でもITエンジニアとして活躍している人は多くいます。

むしろ、理系・文系の両側面を併せ待つ人が今後は社会なニーズがあると考えられてます。

東京大学は2027年秋に「文理融合型」の新しい教育課程を設立する方針を発表しました。

文理融合型では、文系と理系の両方を横断的に学び、多角的な知識や視野を養うことにより、デジタル化や環境問題などの課題に総合的に対応できる人材を育てる狙いがあります。

このことからも、今後は文系・理系どちらも跨いでいける人材が重用される可能性が高いことがわかります。

実際に弊社にも、文系で営業職や事務職という経歴の方からITエンジニアに転職したいという問い合わせを多くいただきます。

文系・理系に関わらず学習意欲があれば、ITエンジニアとして大成できる可能性は多分にあります。

合わせて読みたい⇒文系未経験でもITエンジニアになれる?転職方法についても解説

ユニゾンキャリアではIT専門の転職就活支援サービスを行っています。

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この記事の監修者

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エンジニア

土肥 将司

大学卒業後、新卒で不動産会社に就職。その後23歳で開発エンジニアにキャリアチェンジし、3年間大手Slerにて様々な開発に携わる。その後、インフラストラクチャー企業にて人材コンサルタントとして経験を積み、株式会社ユニゾン・テクノロジーを創業。現在の代表取締役

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