エンジニアの1日の仕事内容やスケジュールを職種別にお見せします!|就職・転職者職業ガイド
エンジニアって1日どのように仕事を進めていくの?
エンジニアの1日の仕事の流れを知りたい!
✓本記事の流れ
- ・あるエンジニアの1日の仕事内容の流れを職種別に大公開!
- ・エンジニアならではの働き方の特徴
エンジニアになりたい方の中には、エンジニアの1日の仕事がどのように進められていくのかイメージが付きにくいと思う方もいらっしゃると思います。
本記事では、エンジニアの1日の仕事内容の流れを実例を交えて紹介していきます。
エンジニアならではの1日の仕事の働き方を知りたい方は是非参考にしてください。
事前に読みたい⇒【簡単図解】エンジニアの仕事内容をわかりやすく解説!工程・職種・企業の3要素からみる仕事の違い|就職・転職者職業ガイド
目次
1.エンジニアの1日の仕事内容【インフラエンジニア例】
インフラエンジニアはシステムを動かすための基盤となる、サーバーやネットワークなどを設計・構築・運用・保守する仕事です。
まずは、そんなインフラエンジニアのとある1日の仕事内容を見ていきましょう。
・9:00 出勤&朝礼
プロジェクトチーム単位で朝のミーティングを行い、その日行う作業内容やイベントごとをチームで共有します。
・10:00 メールチェック
クライアントからメールがないかを確認し、メールがあればチーム内で共有するなどして対応します。
・11:00 打ち合わせ
設計・構築作業を行うために、クライアントやチームメンバーとシステム仕様の確認を行います。
・12:00 ランチタイム
ランチタイムは自由に過ごしているため、職場周辺でランチを取る人やお弁当を持ってきて社内で食べる人などそれぞれです。
・13:00 設計・構築作業
受注したITインフラを実装するための設計・構築作業を行います。
チームワークを駆使して効率的に仕事を進めていくためにも、チーム内での情報共有は欠かせません。
・17:00 チームミーティング
スケジュール進捗はどのくらいか、何かトラブルは起きていないかを共有します。
トラブルが起きている場合は早めに対処する必要があるため、チームで一丸となって解決するために動きます。
・18:00 退勤&残業
1日の仕事が終われば退勤です。
忙しい時は残業が発生しますが、忙しくない時は定時で退社可能です。
インフラエンジニアの1日の仕事内容をもっと詳しく知りたい方は、ぜひユニゾンキャリアにご相談ください。
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2.エンジニアの1日の仕事内容【プログラマー例】
プログラマーは設計書に従ってプログラムを組み、システムをつくる仕事です。
企業やプロジェクトによっては、プログラマーが設計書の作成からおこなう場合があります。
それでは、プログラマーの1日の仕事内容を見ていきましょう。
・9:00~10:00 出勤&朝礼
フレックス制度を利用して、9時〜10時の間に各々自由に出社します。
10時からは朝のミーティングを行い、その日行う作業内容やイベントごと、困っていることをチームで共有します。
・10:30 開発作業
スケジュールに沿って開発を行っていきます。
日によってドキュメント作成やコーディング、テストなど、行う作業は変わります。
・12:00 昼食
職場周辺でランチを取る人も、お弁当を持ってきて社内で食べる人もいます。
・13:00 開発作業
引き続き開発作業を行います。
・18:00 退勤&残業
スケジュールに余裕がある日は、フレックス制度を利用して早く退勤したりします。
作業が押している日は残業しなければならないため、場合によっては長い時間拘束されることもあります。
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3.エンジニアの1日の仕事内容【システムエンジニア例】
システムエンジニアの仕事は顧客へヒアリングをおこない、要求に適したシステムを開発することです。
主にシステム開発の上流工程である、要求分析と要求定義、設計をおこないます。
企業やプロジェクトによっては、プログラミングも担うケースがあります。
そんなシステムエンジニアの1日の仕事内容は、以下のとおりです。
・9:00~10:00 出勤&朝礼
フレックス制度を利用して、9時〜10時の間に各々自由に出社します。
10時からは朝のミーティングを行い、その日行う作業内容やイベントごと、困っていることをチームで共有します。
・10:30 打ち合わせ
クライアントとの打ち合わせでは、どんなシステムを求めているのか、作るシステムの要件などを細かくヒアリングしていきます。
クライアントと認識を合わせないとシステムは作れないため、お互い祖語のないようにコミュニケーションしていく能力が必要です。
・12:00 昼食
職場周辺でランチを取る人も、お弁当を持ってきて社内で食べる人もいます。
・13:00 設計・開発作業・チームマネジメント
システムを作り上げるために設計書を作ったり、プロジェクトの進捗を見ながらスケジュール通りに進むようにマネジメントをしていきます。
時にはSE自身がコーディングを行うこともあります。
・18:00 退勤&残業
スケジュールに余裕がある日は、フレックス制度を利用して早く退勤したりします。
作業が押している日は残業しなければならないため、場合によっては長い時間拘束されることもあります。
システムエンジニアの1日の仕事内容をもっと詳しく知りたい方は、ぜひユニゾンキャリアにご相談ください。
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4.エンジニアの1日の仕事内容からわかる働き方の特徴
ここでは、未経験の方々がエンジニアを目指す際に知っておきたい働き方の特徴を紹介します。
4-1.フレックスタイム制
フレックスタイム制とは、あらかじめ定められた総労働時間内で、エンジニア自身が出退勤時刻や1日に働く時間を決められる制度です。
ただし、なかにはコアタイムと呼ばれる、1日のうち必ず働かなければいけない時間帯を設定している企業もあります。
エンジニアが自由に働く時間を決められるため、1日の仕事内容に合わせて柔軟にスケジュールを組めるのが特徴です。
また、「朝の通勤ラッシュを避けて遅めに出社する」「早めに出社して終業時間前に退社する」など調整することもできます。
4-2.在宅勤務
在宅勤務とは自宅で仕事をする働き方です。
エンジニアは、オフィスに通わなくてもパソコンと通信環境さえあればどこでも働けます。
そのため、エンジニアの在宅勤務を許可している企業は多いです。
午前中はオフィス、午後から自宅で働くなど、1日の仕事内容に合わせてエンジニア自身が働く場所を決めることが可能です。
また、自宅にいながら働けるため、「通勤のストレスがない」「介護・育児と両立できる」といったメリットがあります。
4-3.テレワーク
テレワークはオフィス以外の場所で仕事をする働き方です。
コワーキングスペースや自宅など自身の状況に合わせて働く場所を決められます。
エンジニアは場所にとらわれずに仕事ができるため、1日の仕事内容や予定によって働く場所を変えられるのがメリットです。
5.就業方法によって変わるエンジニアの仕事の仕方
エンジニアとひと口にいっても、就業方法によって働き方や1日の流れは様々です。
ここでは、就業方法ごとのエンジニアの働き方の特徴について解説していきます。
5-1.会社員エンジニア
会社員エンジニアはその名のとおり、企業に正社員として雇用される働き方を指します。
安定した給料や社会保険制度、キャリアアップの機会があるのが特徴です。
また、エンジニア未経験向けに研修や教育制度、スキルアップ支援をしている企業が多く、着実にスキルを身につけていけます。
5-2.派遣社員
派遣社員とは人材派遣会社を通じて企業に一時的に雇用される働き方です。
派遣社員はさまざまな業界やプロジェクトを経験できるため、エンジニアとして幅を広げられるのが特徴です。
また、場合によっては派遣先で正社員として採用してもらえる可能性もあり、スキルアップしながらキャリアを築けるでしょう。
ただし、派遣先によってエンジニアの1日の仕事内容は異なるので、柔軟に対応する力が求められます。
5-3.フリーランス
フリーランスは、個人事業主として自らクライアントを探し、仕事を請け負う働き方です。
1日の仕事内容やスケジュールをエンジニア自身で決定できる、自由度の高さが特徴です。
また、自分のスキルが報酬に直結するため収入に上限がなく、高い技術力を身につければ会社員よりも稼げる可能性があります。
ただし、収入の不安定さがデメリットです。
6.そもそもエンジニアの仕事内容とは?
そもそもエンジニアはどんな仕事なのでしょうか。
ここでは、エンジニアの種類や年収、残業時間などを詳しく紹介します。
6-1.エンジニアの種類
エンジニアの種類は大きく「開発エンジニア」「インフラエンジニア」「プロジェクト管理」「その他エンジニア」の4つに分けられます。
その分類ごとに、それぞれさまざまな職種があります。
どのエンジニアになるかによって、仕事内容や求められるスキルは異なります。
未経験から転職するなら、自分の興味や将来のビジョンを考慮してエンジニア職種を決めることが重要です。
エンジニアの種類や仕事内容の違いを詳しく知りたい方は、以下の記事をご覧ください。
6-2.仕事内容
エンジニアはITに関する知識・スキルを使い、システムの設計・開発・運用・保守をおこなう仕事です。
以下のように幅広いスキルを活用して、企業のシステムを支えます。
- ・システム設計
- ・プログラミング
- ・ネットワークの設計・構築
- ・サーバーの設計・構築
- ・セキュリティ対策
- ・システム運用・保守
- ・トラブル対応
IT業界は目まぐるしく変化するため、常に最新の情報を収集し、技術の進化に対応する柔軟性が必要です。
6-3.年収
経済産業省の調査によると、エンジニアの平均年収は544万円です。
日本全体の平均年収は443万円であり、エンジニアの給料は高い傾向にあります。
職業 |
平均年収 |
エンジニア |
544万円 |
日本全体 |
443万円 |
ただし、エンジニアの年収は勤める企業の立ち位置によって変わります。
IT業界は「多重下請け構造」と呼ばれるピラミッド構造で成り立っているからです。
多重下請け構造とは、発注元から元請けに委託された業務が二次請け・三次請け・四次請け…の企業へと再委託される仕組みをいいます。
元請けや一次請けの上位にいる企業は給料が高い傾向にあり、エンジニアの年収は1,000万円を超えることもあります。
一方で、三次請け以降の企業は平均年収よりも低いケースが多いです。
そのため、高年収を目指すなら、元請けや一次請け企業に入る必要があります。
エンジニアの職種別の平均年収が詳しく気になる方は、以下の記事を参考にしてください。
6-4.残業時間
Geeklyが2019年に実施した「IT業界における「残業」に関するアンケート」によると、エンジニアの平均残業時間は23.2時間です。
厚生労働省が発表した「毎月勤労統計調査 令和3年9月分結果確報」をみると、日本全体の平均残業時間は9.4時間でした。
このことから、エンジニアの残業はほかの職種よりも約2.5倍多いことがわかります。
職業 |
平均残業時間 |
エンジニア |
23.2時間 |
日本全体 |
9.4時間 |
エンジニアの残業が多い主な理由は、以下のとおりです。
- ・突発的なトラブルがある
- ・エンジニアが不足している
- ・急な仕様変更がある
- ・タスクが多すぎる
- ・多重下請け構造
ただし、働き方改革などにより、残業を減らす取り組みをしている企業は増えてきています。
長時間の残業を避けるには、企業の立ち位置や残業を減らす取り組みの有無を確認することが大切です。
エンジニアの職種別の残業時間や解決策は、以下の記事で解説しています。
エンジニアの仕事内容には興味があるけど、残業の多さが気になっているという方は必見です。
7.エンジニアの仕事に適性がある人の特徴
ここでは、エンジニアの仕事に適性がある人の特徴を4つ紹介します。
ただし、あくまでも一般的に言われている特徴なので、参考程度にご覧ください。
7-1.好奇心旺盛な人
ITに対する好奇心が強く、学ぶことが好きな人はエンジニアの仕事に向いています。
IT業界では新しい技術やツールが次々に生まれており、それに対応できる力が求められるからです。
そのため、ITに興味がある人は最新技術やトレンドを学習し、スキルアップできるためエンジニアとして活躍できるでしょう。
一方で、ITに興味がない人は新しい情報をキャッチアップするのがつらく、エンジニアとして働き続けることは大変かもしれません。
7-2.論理的思考を持っている人
論理的思考とは「ものごとを整理し、筋道を立てて矛盾なく考える」ことです。
論理的思考ができる人は、エンジニアの仕事に向いています。なぜなら、エンジニアは多くの場面で論理的に考える力が求められるからです。
- ・システムの仕様決め・設計
- ・トラブル対応
- ・プログラミング
- ・インフラ設計
- ・複雑なシステムの構造の理解
論理的思考を持つことで、要望に沿ったシステムやインフラを構築できるようになります。
また、ゴールを達成するために現状を把握し、問題を分析できる力はエンジニアとして活躍するうえで大きな力となるでしょう。
7-3.柔軟性がある人
柔軟性もエンジニアに求められる素質の1つです。
エンジニアの仕事では突発的なトラブルや急な変更がよく起こるため、状況に合わせて対応する力が求められます。
また、プロジェクトや現場が変われば、仕事の進め方や使う技術・ツールも変化します。
今までのやり方にこだわらず、臨機応変に対処できる人は、エンジニアの仕事が向いているでしょう。
一方で、決められたことをこなすのが好きな人は、エンジニアの仕事がつらく感じるかもしれません。
7-4.コミュニケーション能力がある人
エンジニアにとって、コミュニケーション力は必須のスキルです。
エンジニアは1人で黙々と作業するイメージを持たれがちですが、実際はクライアントやチームメンバーと連携が必要な場面が多くあります。
- ・クライアントへのシステム説明・提案
- ・上司と仕様の認識合わせ
- ・スケジュールの設定・調整
- ・メンバーと情報の共有
- ・情報伝達と確認
周りとコミュニケーションを取れなければ、作業が止まったり、ミスにつながる恐れがあります。
質の高いシステムを納期までにつくり上げるには、関係者との連携が欠かせません。
コミュニケーション能力が高い人は、関係者とうまく協力・調整しながら効率良く仕事をこなせるため重宝されるでしょう。
以下の記事で、エンジニアに向いている人の特徴や必要なスキルなどを紹介しています。
自分がエンジニアになる適性があるのか気になる方は、参考にしてください。
8.エンジニアの仕事に興味がある人は就活エージェントを利用しよう
ひとことでエンジニアといっても、多くの職種が存在します。その中から、自分に合っている職業を知ることは容易ではありません。
そのため、職種選びに迷ったときは、IT専門の就活・転職エージェントを活用しましょう。
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この記事の監修者
エンジニア
大学卒業後、新卒で不動産会社に就職。その後23歳で開発エンジニアにキャリアチェンジし、3年間大手Slerにて様々な開発に携わる。その後、インフラストラクチャー企業にて人材コンサルタントとして経験を積み、株式会社ユニゾン・テクノロジーを創業。現在の代表取締役