エンジニアの末路とは?モチベーション低下の対策を解説!|就職・転職者職業ガイド
IT業界を本音で語る「ユニゾンキャリアの編集部」の真心です。
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- ・エンジニアに勉強は必要?
- ・エンジニアは勉強しないとどうなる?
- ・勉強のモチベーションを上げるには?
エンジニア業界で働くうえで、「勉強」は多くの方が直面する壁の1つです。
実際、「エンジニアになりたいけど、勉強は必須なの?」「将来は不安だけど、勉強のモチベーションが上がらない」と弊社へご相談いただくことがよくあります。
でも、そもそもなぜエンジニアは勉強しないといけないのでしょうか?
事前に読みたい⇒エンジニアに必要なスキルとは?資格や言語の勉強のコツを実体験から解説|就職・転職者職業ガイド
目次
1.ITエンジニアが勉強しないといけない理由
IT業界では「エンジニアは勉強が必須」といわれていますが、なぜなのでしょうか?はじめに、エンジニアが勉強しないといけない理由を詳しく解説します。
1-1.スキルが仕事の出来に直結する
エンジニアが勉強しないといけない理由の1つは、スキルが仕事のパフォーマンスに直結するからです。
エンジニアは技術職のため、持っている知識・スキルによって仕事の質や効率、業務範囲が大きく変わります。
このように、自主的に勉強することでプロジェクトに大きく貢献することが可能です。
周囲や企業から評価されることにより仕事のモチベーションが上がり、キャリアアップにつながる好循環も生まれます。
1-2.スキルや知識が増えないと新しい仕事に携われない
エンジニアは勉強して知識・スキルを高めないと、新しい仕事に携われません。なぜなら、実力主義の世界では本人の技術力に応じた仕事が割り振られるからです。
結果的に、任せられる仕事は同じようなものばかりになります。
同じ業務しかできない状況では技術の幅が広がらないため、重要な仕事も任せてもらえません。徐々に周囲との差は開き、理想のキャリアを叶えるのは厳しくなります。
エンジニアとして活躍していくには、業務に関係する知識・スキルを磨き、チャンスをつかむ準備を整えておくことが大切です。
できること・知っていることが増えれば、新しい仕事を任せてもらえるようになります。
1-3.IT業界は技術の移り変わりが速い
IT業界は技術の移り変わりが速いことも、エンジニアが勉強しないといけない理由に挙げられます。
進化の激しいIT業界では、新しい技術が続々と生まれています。
現在、仕事で扱っている技術も数年後には古くなり、使い物にならないことも珍しくありません。今の職場では問題なくても、転職する際に通用しない恐れがあります。
また、企業においても急速な技術の変化に対応できる人材を必要としています。新しい技術を取り入れられる人がいると、企業に良い影響をもたらすからです。
- ・顧客のニーズに応えられる
- ・チームに刺激・活気を与えられる
- ・企業の競争力を強化できる
日々、進化しているIT業界で活躍しつづけるには、自ら最新の情報を取りに行きアップデートすることが重要です。スキマ時間に技術ブログやITニュースアプリで情報収集したり、勉強会に参加したりするなど常にアンテナを張っておく必要があります。
とはいえ、すべてのトレンド技術を追いつづけるのは大変で長続きしません。そのため、自分の専門分野や目標のキャリアに必要となる知識に特化して学ぶのがおすすめです。
2.勉強しないエンジニアの末路
では、業務外での学習が求められるIT業界で勉強しないと、どうなってしまうのでしょうか?ここでは、勉強しないエンジニアの末路を見ていきます。
2-1.仕事が苦痛になってしまう
エンジニアが勉強しないリスクの1つは、仕事が辛くなることです。
エンジニアとして働いていると、フレームワークやITツールなどはじめて触れる技術に出会うことがよくあります。
分からない場合はその都度、自分でキャッチアップしなければいけません。にもかかわらず、業務外で学ばなければ仕事についていけなくなり、辛い思いをします。
- ・チームに迷惑をかける
- ・周囲のスピードについていけない
- ・先輩・上司へ質問する回数が増えて億劫になる
- ・同じようなミスを繰り返す
プレッシャーやストレスから仕事にいくのが苦痛となり、エンジニアを辞めてしまうケースもあります。
仕事は「できるようになった」「誰かの役に立てた」「仕事を任せてもらえた」といった充実感が得られてこそ、楽しくなるものです。そのためには、自分で積極的に学んでスキルアップしていく必要があります。
2-2.より勉強が億劫になってしまう
勉強しないエンジニアは、より勉強のモチベーションがなくなる悪循環に陥りがちです。なぜなら、分からないことがどんどん増えていくからです。
日ごろから勉強する習慣のある人は分からないことをその都度、解決しています。そのため、次にまた壁にぶつかっても、少しの勉強でキャッチアップすることが可能です。
一方で、普段から勉強していない人は分からないことがダルマ式に増えていきます。危機感を感じていざ学習しようと思っても、スムーズに勉強が進められません。
- ・何から手をつければ良いか分からない
- ・勉強するほど分からないことが増える
- ・やるべきことが多すぎて諦めてしまう
弊社にも、「勉強しはじめたけど、やればやるほど分からないことが増えてどうすれば良いの?」とご相談をいただくことがあります。
勉強の苦手意識をなくすには、分からないことはすぐに解決する習慣を身に付けることが重要です。こまめに解消しておけば今後のキャッチアップがラクになり、勉強に対するハードルも下がります。
2-3.転職が難しくなってしまう
転職が難しくなることも、勉強しないエンジニアの末路に挙げられます。
エンジニアはスキルを磨き市場価値を高めることで、キャリアアップや年収アップにつながる職業です。
そのため、勉強しなければ持っているスキルの需要や競争力が下がり、入りたい企業に転職しづらくなります。特に大手や自社開発など人気のある企業は、高い技術力がなければ内定を勝ち取ることは難しいです。
つまり、「勉強しない=キャリアの幅を狭める」ことです。日ごろからスキルアップに取り組み、できることを増やさなければ、仕事の選択肢が少なくなってしまいます。
エンジニアとして成功したいなら、自分でスキルを磨きキャリアの幅を広げる努力が必須です。
そして、市場価値の高い人材でいるためには、キャリアプランに必要な技術を積極的に身に付けることが大切です。
3.最初は集中的な勉強が超重要!
エンジニアは勉強しないといけないと理解していても、働きながら続けるのは大変ですよね。特に仕事に慣れないうちは気力も体力もあまりなく、学習がおろそかになるケースは多々あります。
ただ、エンジニアとしてキャリアを積んでいくなら、最初の学習こそ力を入れるべきです。最初というのは、大きく2つのタイミングを指します。
- ・エンジニア1年目
- ・携わる技術や分野が変わったとき
エンジニア1年目は、今後のキャリアの土台となる知識・スキルを身に付ける重要な時期です。この期間に勉強するか・しないかで、新しい技術の習得・理解や仕事のキャッチアップにかかる時間が変わってきます。
また、転職や案件の変更により携わる技術・分野が変わったときも、自主的な学習が不可欠です。学習しないと周囲のレベル・スピードに置いていかれ、精神的に辛くなってしまいます。
はじめは覚えることが山積みで大変なことも多いです。しかし、基本的なことを学んでおけばほかの技術や業務に応用できるため、勉強の負担は減っていきます。
未来の自分のためにも、はじめは本気で学習してみてください。実務で成果が出てくれば仕事が楽しくなり、勉強のモチベーションも保てるはずです。
4.勉強できるエンジニアは実務経験の積める会社に入る
勉強を続けるモチベーションを保つ秘訣は、実務経験が積める企業に入ることです。理由は大きく3つです。
- ・実務で活かせると、自分の成長を感じられる
- ・成果が出れば、勉強のモチベーションが上がる
- ・学んだことをアウトプットすることで定着率が上がる
勉強は、実践する場があるからこそ継続できるものです。
また、実務経験を積めると、自分が身に付けるべきスキルを把握することも可能です。現場でリアルに必要とされている技術を学習すれば、新しい仕事に挑戦するチャンスもつかめるようになります。
ただし、IT企業の中には実務経験を積めない会社もあるので、企業選びはしっかり行うことが大切です。エンジニアの仕事ができない企業では、勉強したことを活かす場がありません。仕事のモチベーションも下がり、キャリアアップは遠のいてしまいます。
とはいえ、個人で集められる情報は限られており、優良企業かどうか判断するのは難しいです。確実に見抜くためには、業界・企業に精通したIT特化型の転職・就活エージェントへ相談することをおすすめします。
弊社ユニゾンキャリアは、IT業界に特化した転職・就職支援サービスです。
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5.勉強のモチベーションが上がらない理由と対処法
現役エンジニアの方から、「将来のために勉強したいけど、モチベーションが上がらない」と弊社へご相談いただくことがよくあります。
ここでは、弊社の転職支援経験や私がエンジニア時代に経験したことをもとに、モチベーションが上がらない理由と対処法を解説します。
5-1.仕事が億劫で勉強のモチベーションが上がらない
勉強のモチベーションが上がらない要因の1つは、仕事でやりがいを感じられていないことです。
仕事が楽しくなければ、「できるようになりたい」「成長したい」と思えないため、勉強のモチベーションは上がりません。
では、仕事が楽しくないのはなぜでしょうか?考えられる要因は3つです。
- ・分からないことが多すぎる
- ・成長が実感できない
- ・仕事内容が自分に合わない
能力不足や成長を実感できないことが原因で仕事にやりがいを感じられない場合は、勉強してスキルアップに取り組む必要があります。
足りない知識や苦手な分野のスキルを磨けば結果が出るようになり、仕事を楽しく感じられるケースが多いです。
勉強するときは、まずは今の仕事ですぐに活かせる知識・スキルの習得を目指してみてください。
ただし、仕事内容があなたに合っていない場合は、異動や転職を検討する必要があります。
5-1.所属している企業に不満がある
勉強のモチベーションが上がらない原因は、所属している企業にあることもあります。
- ・成果が給料に反映されない
- ・できることが増えても、新しい仕事を任せてもらえない
- ・新しいことを学んでも、実践する場がない
- ・残業が多く、勉強時間を作れない
- ・そもそも実務経験を積めない
せっかく一生懸命勉強したのに、結果が出なければモチベーションを保つのは難しいですよね。
また、残業の多い企業では勉強時間が取れないだけでなく、激務で体調を崩す恐れもあります。
企業側に原因があり、自分でどうしようもない場合は働く環境を変えるのも1つの手段です。エンジニアを大事にしている企業へ転職することで、新しい刺激を受け勉強に対するモチベーションが生まれやすくなります。
所属する企業に原因があるなら、手遅れになる前に自分から行動することが大切です。
6.転職して環境を変えることも検討すべき
もし、現役エンジニアで「努力しているのに評価されない」「勉強時間がない」と悩んでいるなら、優良企業への転職を検討してみてください。
転職することで今の悩みを解決でき、仕事や勉強のモチベーションが上がることも多いです。
転職する際はしっかり自己分析・企業分析を行い、同じことを繰り返さないことが重要です。
自信を持って企業選びをしたい方は、プロであるIT転職エージェントへ相談してみてください。
弊社ユニゾンキャリアは、IT業界に特化した転職支援サービスです。1人ひとり丁寧にカウンセリングを行い、あなたのキャリアを実現できる優良企業を紹介いたします。
弊社サービスを利用し、転職を成功させた方のインタビューを一部抜粋して紹介します。
-転職しようと思ったきっかけを教えてください
自分の仕事の範囲を広げて、新しいことを学び、スキルを身に付けたいと思ったのが転職を考えるようになったきっかけですね。
今の会社に不満があったわけではないんですが、「もっと自分を高めたいなぁ」という気持ちが芽生えてきたんです。現在の職場では得られる知識や経験に限界を感じ始めていて、もっと幅広いスキルを習得したいと考えたのが始まりでした。
それに、同じ思いを共有できる仲間と一緒に仕事をしたいという思いもありました。
-転職活動時に不安だったことはありますか?
転職活動で一番の不安は、自分の経歴の説明と面接のことでしたね。
まず、経歴に関しては、いろんな業界で経験を積んできたから、履歴書を見ると少し複雑に見えるかもしれないんです。これを面接でうまく話せるかどうか、そして、なぜこの転職が自分にとって意味があるのかを納得のいく形で説明できるかがすごく心配でした。それぞれの経験がどうやって今回の転職に繋がるのか、論理的で説得力のあるストーリーを作るのは、正直自信がなかったんです。
次に、面接の不安ですが、これは多くの転職者が共感すると思います。特に私の場合、面接で何を話すべきか、どんな質問がされるのかが予測できなくて、面接練習もしたことがなかったから、どう対応すればいいのかわからなかったんです。正直に答えるのが一番いいとは思うんですが、それが時には自分に不利になるかもしれないっていう心配もありました。
転職活動の進め方、履歴書の書き方、面接のコツなど、具体的なアドバイスが少なくて、どうやって準備を進めればいいのか、どの情報を信じればいいのか判断が難しかったですね。
-現職に決めた理由は?
現職を選んだ理由は、面接の際に人事の方々の優しさや配慮深さに非常に好感を持ったからなんです。この会社の人事の方は特に気を遣ってくれて、学びたい、働きたいという私の意欲を尊重してくれました。
私が求めていたのは、スキルを身につけられる環境で、この会社はまさにそれを提供してくれそうだと感じたんです。彼らのビジョンや人間性に共感して、この人たちのもとでなら頑張れると直感的に感じたんですよね。
以前はSI業界に対してあまりいいイメージを持っていなかったんですが、SESやSIの違いについて土肥さんから詳しく聞いて、自分の適性に気づくことができました。
土肥さんとの面談を通じて、自分自身について深く理解する機会を得られたこと、そしてそれがこの職場選びに大きく貢献したことは、本当に価値のある経験でした。結果として、私の能力を発揮して、成長できる場所を見つけることができたんです。
転職体験インタビュー:SES企業から独立系SIerにキャリアアップ!仕事の幅を広げて、更なるグロースを目指す
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はじめに職歴をお聞かせください。
この記事の監修者
エンジニア
大学卒業後、新卒で不動産会社に就職。その後23歳で開発エンジニアにキャリアチェンジし、3年間大手Slerにて様々な開発に携わる。その後、インフラストラクチャー企業にて人材コンサルタントとして経験を積み、株式会社ユニゾン・テクノロジーを創業。現在の代表取締役