高卒の未経験でもエンジニアになるには?転職・就職方法を解説
高卒でもエンジニアになれるの…?
どのように転職・就職活動を進めていけばいい…?
勉強しなくても、エンジニアになれるの?
✓本記事の結論
- ・高卒の未経験でもエンジニアになることはできます。
- ・高卒でもエンジニアになれる理由は「IT人材が不足している」「学歴よりも実力を重視される」などがあげられます。
- ・エンジニアになるための方法として、いくつかあるため、記事内で解説します。
本記事では、高卒の未経験でもエンジニアになれる理由、高卒からエンジニアになる方法を詳しく解説しています。
転職・就職活動をしている方は、ぜひ参考にしてください。
⇒【図解付き】エンジニアとは?職種・種類・仕事内容・ITエンジニアの適性までわかりやすく完全網羅!
目次
1.高卒の未経験でもエンジニアになれる理由
高卒の未経験者でも、エンジニアになることは十分可能です。
主な理由を、4つ解説します。
1-1.IT人材が不足している
1つ目の理由は、IT人材そのものが不足しているからです。
人手不足を解消するために、多くの企業が高卒の未経験者を積極的に採用しています。
2023年にIPA情報処理機構が発表した「DX白書2023」によると、以下のような結果が出ています。
日本のデータを見てみると、約8割以上の企業が、IT人材が不足していることと回答しています。
今後も人手不足は続くと考えられ、高卒・未経験者でも大いに業界で活躍できるでしょう。
以下の記事ではエンジニアの人材不足について詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。
1-2.学歴よりも実力を重視される
エンジニアは学歴よりも実力が重視されることが、2つ目の理由です。
大学を卒業していなくても、エンジニアのスキルが高ければキャリアアップをしていくことが可能です。
IT業界は、技術の発展スピードが速いことが特徴的です。
そのため、エンジニアとして活躍しながら最新技術を学べば、知識の差も埋められます。
未経験者でも応募可能な求人は多数存在するので、安心して業界に足を踏み入れられます。
また、以下の記事ではエンジニアの学歴関係について詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。
1-3.スキルを身につける環境がある
3つ目の理由は、エンジニアスキルを身につける環境が整っているからです。
研修が充実している企業が多いため、高卒・未経験者や文系学生でも、無理なく専門知識を学べます。
なお、研修以外にも、以下のような勉強ツールが存在しています。
- ・参考書
- ・Web学習サイト
- ・プログラミングスクール
これらのツールを使えば、空き時間を利用して少しずつスキルを上げることができます。
また、以下の記事ではエンジニアのスキルについて詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。
1-4.勉強しなくても、エンジニアになれる?
結論、20代なら勉強しなくてもエンジニアになることは可能です。
近年では、入社後に研修を取り入れている企業が多く、入社後に元エンジニアの講師などが、研修していただけます。
ただし、勉強している方が企業の内定率は上がります。
勉強できる余裕がある方は、勉強してから転職・就職活動に望むとよいでしょう。
2.高卒・未経験からエンジニアになるには
高卒・未経験者がエンジニアになるには、いったいどのような方法を選べばいいのでしょうか。
スムーズにエンジニアとして活躍できる、おすすめの方法を4つご紹介します。
2-1.IT専門の転職エージェントを活用する
1つ目の方法は、IT専門の転職エージェントを活用することです。
転職エージェントとは、求人を募集している企業と就職希望者のあいだにキャリアアドバイザーが立って、さまざまなサポートを行うサービスを指します。
IT業界の専門家から適切な求人情報を提供してもらえるため、自分に合った企業とマッチングできる可能性が高まるでしょう。
なお、高卒からエンジニアに転職する際は、IT業界に特化した転職エージェントをおすすめします。
弊社ユニゾンキャリアでは、IT専門の転職支援サービスを行っています。
専任のアドバイザーがあなたの状況をヒアリング。キャリアプランの構築から最適な企業の内定までトータルでサポートいたします。
ご相談から内定まで「完全無料」で利用できますので、お気軽にお問い合わせください。
\Google口コミ「★4.8」の安心サポート/
※強引な大量応募・大量面接は一切なし!
2-2.スクールを利用する
次にご紹介する方法は、プログラミングスクールを利用することです。
自分の目標に適したカリキュラムに沿って学習が進められるので、必要な知識を効率よく学べます。
なお、通学型だけではなく、オンラインスクールが存在するところもポイントです。
通学型に比べると費用が安くなる傾向があるので、気軽に勉強を始められるでしょう。
また、こちらの記事では教育訓練給付金対象のスクールについて詳しく解説しているので、気になる方はぜひ参考にしてみてください。
教育訓練給付金対象のITスクールやプログラミングスクールを解説!
2-3.独学で勉強する
3つ目の方法は、独学で勉強することです。
主な勉強方法は、以下の通りです。
- ・書籍や参考書を読みながら、実際にプログラミングを行う
- ・学習サイトや動画で知識を得る
- ・勉強会に参加する
不明点をすぐ質問できない点はデメリットですが、勉強の費用は最小限まで抑えられます。
独学での勉強方法は以下の記事で解説しています。
2-4.ITの専門学校に通う
プロフェッショナルの知識を身につけたいなら、エンジニアの専門学校に通う方法もあります。
チーム開発の勉強に触れられる点や、専門的な実習が受けられる点が魅力的です。
以下のようなポイントに気をつけて、学校を選びましょう。
- ・幅広い実習を多数受けられるか
- ・就職実績が充実しているか
- ・講師の指導力は高いか
3.高卒におすすめのエンジニアの職種
この段落では、高卒・未経験者のエンジニア志望者におすすめしたい職種をご紹介します。
さまざまな職種の中から、より自分に適性があるものを見つけましょう。
3-1.プログラマー
最初におすすめしたい職種は、プログラマーです。
ただし、プログラマーは目指す人も多く、倍率も高い職種です。
多少、勉強してから、転職・就職活動することをおすすめします。
以下の記事ではプログラマーについて詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。
3-2.インフラエンジニア
3つ目の職種は、インフラエンジニアです。
DX化が進むにつれて、運用するシステム数が増えているため、全国的に安定した需要があります。
インフラエンジニアは4つの職種に分かれています。
高卒で未経験の方であれば、「ネットワークエンジニア」と「サーバーエンジニア」を目指すのがよいでしょう。
高卒、未経験からインフラエンジニアを目指すなら、勉強しなくても、募集している企業が多くありますので、面接対策や業界研究をすれば、採用される可能性は高いでしょう。
以下の記事ではインフラエンジニアについて詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。
4.高卒・未経験がエンジニアになるために必要なスキル
ここからは、高卒・未経験者がエンジニアになるために必要なスキルを解説します。
詳しい理由についても触れるため、自分自身と照らし合わせながらご覧ください。
4-1.IT基礎知識
まずは、全エンジニアが必要とする基礎的なIT知識です。
該当する人材が企業にどれほどの価値をもたらすか、判断する基準になるからです。
以下のような内容が例に挙げられます。
- ・プログラミング言語
- ・フレームワーク
- ・メモリやストレージといった、コンピューターの知識
- ・OSやネットワークに関する知識
- ・アルゴリズムの知識
- ・サーバーの知識
知識の定着を証明するために、「ITパスポート試験」や「基本情報技術者試験」などの資格取得を目指すのもいいでしょう。
4-2.コミュニケーションスキル
コミュニケーションスキルも、エンジニアには必須のスキルです。
なぜなら、クライアントからヒアリングしたり、スケジュールの調整を行ったりしなければならないからです。
チームメンバーと円滑に情報を共有する必要もあります。問題なく業務が行えるように、交渉力や協調性を身につけましょう。
また、以下の記事ではエンジニアのコミュニケーションについて詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。
4-3.論理的思考力
論理的思考力も、重要なスキルの1つです。
エンジニアの業務には、段階を踏んで結論を出す思考回路が求められるからです。
感情的になってしまう傾向がある人は、まず要素を整理してから考える癖をつけてください。
4-4.向学心
毎日勉強し続ける向学心も、エンジニアには必要です。
なぜなら、IT業界の技術は日進月歩で進化しているからです。
新しい技術を学ばなければ、時代に取り残されてしまうでしょう。
- ・人気が高まっているプログラミング言語
- ・新しく開発されたシステム
- ・アルゴリズムの現状
上記については、毎日のように勉強しても無駄ではありません。
日々少しずつ勉強を進めましょう。
5.高卒・未経験でエンジニアに向いている人
次に、高卒未経験者の中でも、特にエンジニアに向いている人の特徴をご紹介します。
5-1.コミュニケーションが得意な人
まずは、コミュニケーションが得意な人です。
- ・双方の希望を実現しながら課題を解決できるように、交渉を進める技術
- ・魅力的なアイデアを交えた改善策を伝えられる提案力
- ・相手の要求内容をすぐに理解する能力
- ・信頼関係を構築しやすい話し方
上記のスキルがある人材は、未経験者でも採用される確率が高いでしょう。
5-2.地道な作業が苦にならない人
続いて取り上げるのは、地道な作業が得意な人です。
なぜならエンジニアは、地味な業務をひとつひとつ積み重ねることが多いからです。
エラーの修正などを行うには、「理由を考える→改善策を試してみる」という内容を繰り返さなければなりません。
飽きっぽい性格の人に、エンジニアは向いていないでしょう。
5-3.メカニック好きな人
メカニックやITについて興味がある人も、エンジニアに向いています。
毎日のように、業務でコンピューターを触ることになるからです。
パソコンを自作する人や、電子機器の部品交換が得意な人は、適性があるでしょう。
機械音痴な人や、メカニックについて興味関心を持てない人はエンジニアに向いていません。
また、以下の記事ではエンジニアに向いている人について詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。
6.まとめ
高卒の未経験でもエンジニアになれる理由は以下の通りです。
- ・IT人材が不足している
- ・学歴よりも実力を重視される
- ・スキルを身につける環境がある
現在は慢性的にIT人材が足りていない状況なので、未経験者でもエンジニアになることは可能です。
高いスキルを身につければ、実力を評価されてキャリアップすることも夢ではありません。
また、高卒・未経験でもエンジニアになる方法は以下の通りです。
IT専門の転職・就職エージェントに相談することで効率よく、確実に転職・就職活動を進めることができます。
おすすめの転職エージェントで紹介されました⇒【2024年】エンジニアにおすすめの転職エージェント13選
IT業界の情報を簡単に収集でき、自身の目指すキャリアが明確になるでしょう。
弊社ユニゾンキャリアでは、IT専門の転職支援サービスを行っています。
専任のアドバイザーがあなたの状況をヒアリング。キャリアプランの構築から最適な企業の内定までトータルでサポートいたします。
ご相談から内定まで「完全無料」で利用できますので、お気軽にお問い合わせください。
\本気のITエンジニア転職支援サービス/
※同意なく進めることはありません!
このようなことで
悩まれています。
簡単30秒
まずは気軽にWebで無料相談
こんにちは!
はじめに職歴をお聞かせください。
この記事の監修者
エンジニア
大学卒業後、新卒で不動産会社に就職。その後23歳で開発エンジニアにキャリアチェンジし、3年間大手Slerにて様々な開発に携わる。その後、インフラストラクチャー企業にて人材コンサルタントとして経験を積み、株式会社ユニゾン・テクノロジーを創業。現在の代表取締役