エンジニアは挫折しやすい?未経験の人が挫折する理由を徹底解説|就職・転職者職業ゴシップ
IT業界を本音で語る「ユニゾンキャリア編集部」真心です。
本記事のトピックスはこちら!
- ・エンジニアって挫折しやすいの?
- ・転職しようと思って断念する人が多いって本当?
- ・未経験が挫折しないためにはどうすればいい?
エンジニアに転職をするときや、エンジニアに転職してから挫折する人は後を絶ちません。
直接的な理由は「知ることの壁」「行動に移すことの壁」「継続することの壁」の3つのハードルから成り立っています。
エンジニアの職業性質上、普段触っているものの裏側の話であったり、そこで働く人たちの姿が見えないというのも大きなギャップを生んでいるポイントです。
事前に読みたい⇒【驚愕】未経験でエンジニアはやめとけ?理由と原因、転職のポイントを解説|就職・転職者職業ゴシップ
目次
1.未経験からエンジニアを目指す人が挫折する理由
未経験からエンジニアを目指す人の5割が挫折しているといわれています。
なぜ挫折者がそんなに多いのでしょうか。
ここでは、未経験からエンジニアを目指す人が挫折する7つの理由を解説します。
1-1.学習手順が分からない
エンジニアになりたいと思っても、どう学習すれば良いかわからず挫折してしまう人は多いです。
独学で勉強する人のほとんどがこの悩みを持っています。
たとえば、文系の方がプログラミングを勉強しても、思うように動作せず、何度もエラーが起ってしまうという悩みなどです。
エンジニアはなりたい職種によって学ぶべきことが異なります。
まずはなりたい職種を決めてから、必要な勉強に取り組むことが大切です。
1-2.モチベーションが続かない
勉強のモチベーションが続かないこともエンジニアに挫折した理由によくあげられます。
モチベーションを保てない原因は以下のとおりです。
原因
- ・勉強の目的が明確ではない
- ・わからないことが解決できない
- ・継続できる環境をつくれていない
- ・成長を感じられない
- ・今すぐの必要性を感じていない
エンジニアになるためのスキルは1日2日で身につくほど簡単なものではありません。
長期的な目線で見て、勉強を続けていけるように取り組むことが大切です。
1-3.向いていないとすぐに判断する
自分はエンジニアに向いていないと早い段階で判断してしまい、挫折する人がいます。
エンジニアになるための勉強では理解できないことがよく出てきます。
そのため、「なんで自分はこんなこともできないんだろう」と自信を失くしてしまいがちです。
ただ、初めてのことを学ぶ際にわからないことやつまずくことがあるのは当たり前のことです。
現役で活躍するエンジニアも勉強を始めた当初は多くの挫折を味わっています。
「理解できない」「なかなか成長しない」からといってエンジニアに向いていないと決めつけるのはもったいないです。
焦らず自分のペースで進めていきましょう。
1-4.エラーが解決できない
独学で勉強している人は、エラーを解決できずに挫折してしまうケースが多いです。
プログラミングなどでエラーが起きると、自分で解決しなければいけません。
しかし、エラーの原因調査や修正は初心者にとってはむずかしく、情報が少ない言語だと解決策が見つからない場合もあります。
独学者の多くはエラーを解決できずエンジニアになるのを諦めてしまいます。
エラーは必ず発生するため、何度も試行錯誤を繰り返して行く必要があります。
1-5.時間がかかる
エンジニアになるための勉強は膨大な時間がかかります。
エンジニアになるには以下のようにさまざまな専門的な知識・スキルが必要なためです。
- ・プログラミング
- ・フレームワーク
- ・サーバー、ネットワーク
- ・データベース
- ・セキュリティ
初心者の場合はゼロからの学習になるため、これらを身につけるには多くの時間と労力が必要です。
ゴールが見えにくいため、モチベーションを保つことがむずかしく多くの人が挫折してしまいます。
勉強を継続するには、エンジニアになる明確な目的と計画性を持つことが重要です。
1-6.先入観がある
文系や女性はエンジニアになりにくいという先入観を持っていませんか?
そのような思い込みがあると、勉強でつまずいたときに「自分は文系・女性だから向いていないんだ」と簡単に諦めてしまいがちです。
はっきりお伝えすると、文系や女性がエンジニアに向いていないということはありません。
実際、エンジニアの3人に1人は文系出身であり、女性エンジニアとして活躍している人もたくさんいます。
文系・女性だからといって諦める必要はなく、スキルをしっかり身につければ誰でもエンジニアになれる可能性があります。
1-7.未経験からの転職活動がうまくいかない
未経験からエンジニアへの転職活動がうまくいかず、挫折してしまう人もよく見受けられます。
転職活動がスムーズに進まない理由は以下のとおりです。
- ・技術力が不足している
- ・自己PRが弱い
- ・IT業界や企業に関する情報収集が足りていない
- ・転職活動の時間が確保できない
- ・知識やスキルを身につける時間がとれない
上記の理由により未経験からの転職活動は多くの時間と労力がかかるため、エンジニアを諦め他業種へ転職する人も少なくありません。
働きながら転職活動をしようと思っている方や、未経験からのエンジニア転職に不安を抱えている方はユニゾンキャリアをご利用ください。
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2.エンジニアが挫折したときの乗り越え方
今後エンジニアの勉強や転職活動を進めるなかで、うまくいかず挫折してしまうことがあるかもしれません。
挫折したときはどのように乗り越えれば良いのでしょうか。ここでは、挫折を乗り越える方法を見ていきましょう。
2-1.スクールを利用する
独学で挫折したときはスクールの利用がおすすめです。スクールを利用すると、以下のメリットにより挫折しにくくなります。
- ・わからないことをすぐに解決できる
- ・学習が習慣化しやすい
- ・一緒に学ぶ人の存在がモチベーションになる
また、スクールのなかには転職活動のサポートが充実しているところもあります。
独学よりも転職しやすくなるため、未経験からエンジニアを目指す人におすすめの方法です。
もし独学で失敗してもエンジニアを諦めるのではなく、スクールに通うことも検討してください。
2-2.エンジニアのメリットを再確認する
勉強や転職活動がうまくいかないと、なぜエンジニアになるために一生懸命やっているのかわからなくなることがあるでしょう。
そんなときはエンジニアのメリットをもう一度思い出して、モチベーションを高めることがおすすめです。
●高収入を目指せる
エンジニアになるメリットの1つは、未経験でもスキルを磨けば高年収を狙えることです。
エンジニアは技術職なので、最先端の技術や専門性の高いスキルを身につけるほど市場価値が高まり、年収も上がります。
エンジニア転職で挫折したときは、高収入を得た自分を想像してみましょう。
高年収を得たら実現したいことを考えるとモチベーションアップにつながります。
●フリーランスで働ける
エンジニアはフリーランスで働ける仕事です。
エンジニアとして経験を積むことで手に職がつくため、さまざまな働き方を選べるようになります。
実際、未経験からエンジニアになって、2、3年で独立した人は多いです。
将来的に独立を考えているのであれば、自分がフリーランスになった姿をイメージすることが大切です。
●エンジニアは将来性がある
エンジニアは将来性の高い職業です。
IT業界は人材不足で多くの企業がエンジニアを求めています。
転職サイトを確認すると未経験でも採用している企業は多数あり、需要の高さが見て取れます。
今後も人材不足は深刻化することが予想されているため、エンジニアは仕事に困りにくく安定した収入を期待できる職業です。
勉強や転職活動は大変なこともありますが、今努力してエンジニアになれば、キャリアや収入面で安心感が得られるでしょう。
エンジニアの将来性は以下の記事で詳しく解説しています。
エンジニアに将来性がある詳しい理由や需要が高い分野などを知りたい方は、ぜひご覧ください。
2-3.客観的な視点を持つ
客観的な視点を持つことはエンジニア転職の挫折を乗り越えるために重要なポイントです。
エンジニア転職で失敗や挫折をしたときは、気持ちがネガティブになり冷静な判断ができません。
しかし、客観的な視点を持つことで物事を落ち着いて考えられるため、自分が置かれている状況や問題点を冷静に把握できます。
エンジニアになるために今後やるべきことや改善点も見えてくるでしょう。
失敗や挫折しても「自分には向いていない」とすぐ判断するのではなく、冷静になって自分を見つめてみてください。
冷静に考えることで、解決策が見つかるかもしれません。
2-4.挫折の経験が自分の成長につながると考える
エンジニアで挫折した経験は自分の成長につながるとポジティブに考えましょう。
うまくいかなかったことを”失敗”ととらえると、エンジニアの道は閉ざされてしまいます。
挫折を成長の機会と考えることで自分の弱点や課題を知ることができ、次につなげられます。
失敗したときは自分がどこでつまずいたのか、何がうまくいかなかったのかを振り返り改善策を考えてみましょう。
現役で活躍している先輩エンジニアたちも、みんな同じように挫折を経験しています。
挫折はエンジニアを目指す上で多くの人が経験することです。
だからこそ、ポジティブに考え自分の成長につなげることが大切です。
2-5.周りに相談する
エンジニア転職に挫折してつらいときは、まわりに相談するのがおすすめです。
相談することで自分では考えつかないアドバイスをもらえることがあり、視野が広がります。
また、言葉にして吐き出すことで気持ちが軽くなるため精神的な負担も減らせます。
悩みや不安を溜め込んでしまうとストレスになり、さらに気持ちがつらくなってしまいます。
失敗や挫折は恥ずかしいことではありません。
悩んだときは相談して気持ちを落ち着かせるようにしましょう。
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3.エンジニアの勉強で挫折しないようにするには…
これからエンジニアを目指す上で挫折しないためにはどうすれば良いのでしょうか。
ここでは、挫折を防ぐ方法を解説します。
3-1.目標を決める
勉強を継続するためには、エンジニアになる目的を明確にする必要があります。
目的がなければどのように進めていけば良いかわからず、勉強が思うように進みません。
モチベーションを保つのがむずかしく、挫折してしまう可能性が高まります。
目的を明らかにすることで、自分が取り組むべきことや必要なスキルを把握できます。
ゴールが明確なので勉強でつまずいたときもモチベーションを保ちやすくなります。
勉強を始める前に、なりたいエンジニア像ややってみたい仕事などを考えることから始めましょう。
3-2.学びやすいことから学習する
エンジニアの勉強で挫折しないためには、難易度の低いものから学習することが重要です。
難易度の高いことから始めてしまうと、つまずきやすく学習が進みません。
また、理解できないことが多く、勉強するのが面倒に感じてしまいます。
たとえば、プログラミングの勉強を始める際は環境構築が不要なWebサービスの利用がおすすめです。
初心者にとって環境構築はむずかしいため、プログラミング学習の前に挫折する人がたくさんいます。
はじめは簡単なことから取り組み、徐々に難易度を上げていくようにしましょう。
自分のレベルに合わせた学習をすることで、モチベーションを保ちながら効率的に勉強できるようになります。
3-3.疑問点を聞ける環境をつくる
疑問点をすぐに解決できる環境をつくると挫折しにくくなります。
まわりに質問できる人がいない場合、自分で調べなければならず時間がかかります。
ときには答えを見つけられないこともあるため、1人での学習は挫折しやすいです。
いつでも聞ける環境があれば、わからないことをすぐに解決できるのでストレスなく学習を続けられます。
質問できる環境を作るには以下の方法があります。
- ・スクールに通う
- ・エンジニアの勉強会に参加する
- ・SNSで仲間をつくる
いろいろな方法を試しながら勉強を継続できる環境づくりをしていきましょう。
スクールに興味がある方は以下の記事を参考にしてみてください。
3-4.勉強のために一定の時間を確保する
挫折しないためには、一定の勉強時間を確保しておくことが重要です。
エンジニアの独学は習慣化することで勉強のハードルが下がり挫折しづらくなります。
たとえば、「週に何時間勉強する」など具体的な目標を設定して取り組むと習慣化しやすくなります。
毎日少しずつでも学習を続けることで知識の定着率も上がるでしょう。
ただし、勉強時間を決める際は無理のない範囲で設定することが大切です。
無理に長時間勉強しようとすると、モチベーションが続かず挫折しかねません。
最初は習慣化することを目標に頑張りましょう。
4.エンジニアで挫折しにくい人の特徴
ここでは転職後もエンジニアを挫折しにくい人の特徴を解説します。
4-1.継続して勉強ができる
エンジニアに転職後も継続して勉強できる人は挫折しにくいです。
IT業界は進化のスピードが早く、日々新しい技術やツールが生まれています。
エンジニアに求められることも変わっていくため、常にキャッチアップすることが不可欠です。
継続的な勉強ができなければ将来的にスキルが通用しなくなり、エンジニアを続けるのがむずかしくなります。
IT技術に興味を持ち、自分から勉強できる人はスキルアップしていけるため、エンジニアとして長く活躍できるでしょう。
4-2.柔軟性がある
エンジニアとして活躍するためには柔軟性が不可欠です。
IT技術や開発手法、開発プロセスは常に進化しています。
そのため、エンジニアとして活躍するには従来の知識に執着せず、新しいことを積極的に取り入れていく姿勢が重要です。
また、エンジニアは業務のなかでさまざまなトラブルに直面します。
トラブルの状況に応じて対処・解決する必要があり、柔軟性が求められる仕事です。
柔軟性がある人は環境の変化やトラブルに対応できるため、エンジニアとして活躍できるでしょう。
4-3.集中力がある
集中力がある人はエンジニアに向いています。
エンジニアは細かく地道な作業が多いため、高い集中力が求められるからです。
たとえば、システム開発でプログラムのバグが見つかると、コードをよく読み原因を探す必要があります。
さらに、修正する際はほかの機能に影響がないように注意しなければいけません。
長時間コードを書き続けることもあり、集中力を保てない人にとっては苦痛でしょう。
4-4.コミュニケーション能力が高い
エンジニアはコミュニケーションスキルが必須です。
未経験から転職する人はエンジニアに対してパソコンに向かって黙々と作業するイメージを持ちがちです。
しかし、実際はチームメンバーや顧客、さまざまな部署とコミュニケーションをとる機会が多くあります。
そのため、コミュニケーションが得意な人はまわりと連携してスムーズに仕事をこなせるので、力を発揮できるでしょう。
コミュニケーションの苦手なエンジニアは意思疎通がうまくいかず、仕事がキツく感じるかもしれません。
エンジニアに向いている人の特徴は以下の記事で詳しく解説しています。
自分はエンジニアの素質があるのかなと気になる方はぜひ参考にしてください。
5.【まとめ】エンジニアが挫折する理由
本記事では、エンジニアを目指す人が挫折する理由や乗り越え方、継続して勉強する方法を解説しました。
IT人材の需要は今後も伸びると予想されており、研修が充実している、未経験歓迎の求人もたくさんあります。
一方で、以下の理由でエンジニアになることを諦めてしまう人がいるのも事実です。
- ・学習手順が分からない
- ・モチベーションが続かない
- ・向いていないとすぐに判断する
- ・エラーが解決できない
- ・時間がかかる
- ・文系、女性だから向いていないという先入観がある
- ・未経験からの転職活動がうまくいかない
エンジニアを目指すなかで、勉強や転職活動がうまくいかないなど問題に直面することはあるでしょう。
ですが、エンジニアは「高年収が狙える」「独立できる」「将来性が高い」といったメリットが多い職業です。
うまくいかないことがあってもすぐに諦めず、まわりに相談しながらぜひ転職を成功させてください。
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この記事の監修者
エンジニア
大学卒業後、新卒で不動産会社に就職。その後23歳で開発エンジニアにキャリアチェンジし、3年間大手Slerにて様々な開発に携わる。その後、インフラストラクチャー企業にて人材コンサルタントとして経験を積み、株式会社ユニゾン・テクノロジーを創業。現在の代表取締役