【職種別】ITエンジニアの平均年収ランキング!給料アップ法なども紹介
ITエンジニアの平均年収ってどのくらい…?
ITエンジニアで年収1000万は可能…?
✓本記事の流れ
- ・ITエンジニアの平均年収は544万円です。
- ・ITエンジニアの種類別の平均年収ランキングを確認しよう。
- ・年代別のエンジニア平均年収を確認しよう。
ITエンジニアは様々な種類があり、種類によって平均年収が変わってきます。
本記事では、スキル別の平均年収や1000万円も可能かを解説しています。
未経験からITエンジニアになった場合の年収等も解説していますので、転職・就職の参考にしてください。
また、次の記事ではそもそもエンジニアとは何なのか、仕事内容や働き方などを交えて詳しく解説しているのでぜひ参考にしてください。
⇒【図解付き】エンジニアとは?職種・種類・仕事内容・ITエンジニアの適性までわかりやすく完全網羅!
目次
1.ITエンジニアの平均年収【2023年9月最新版】
経済産業省の「IT人材に関する各国比較調査結果報告書」によると、ITエンジニアの平均年収は544万円です。
国税庁が発表している「民間給与実態統計調査結果」によると、日本全体の平均年収は443万円であるため、一般的な平均年収よりもITエンジニアの平均年収は100万円ほど高いということが分かります。
2.【全20職種】ITエンジニアの平均年収ランキング
どのエンジニアが一番年収が高いのか気になる方や、エンジニアを目指すならなるべく年収が高い方がいいと思っている方が多いと思います。
ここでは、ITエンジニアの種類別で、年収を算出しました。
ランキングは「求人ボックス、給料ナビ、doda、indeed、マイナビ」に記載されている年収を平均して算出しています。
順位 |
職種 |
平均年収 |
1位 |
プロジェクトマネージャー |
636万円 |
2位 |
データサイエンティスト |
621万円 |
3位 |
フロントエンドエンジニア |
611万円 |
4位 |
クラウドエンジニア |
610万円 |
5位 |
サーバーサイドエンジニア |
600万円 |
6位 |
AIエンジニア |
600万円 |
7位 |
セールスエンジニア |
599万円 |
8位 |
プロジェクトリーダー |
586万円 |
9位 |
QAエンジニア |
578万円 |
10位 |
ゲームエンジニア |
571万円 |
11位 |
マークアップエンジニア |
549万円 |
12位 |
アプリケーションエンジニア |
526万円 |
13位 |
セキュリティエンジニア |
525万円 |
14位 |
サーバーエンジニア |
502万円 |
15位 |
社内SE |
502万円 |
16位 |
システムエンジニア |
485万円 |
17位 |
データベースエンジニア |
476万円 |
18位 |
組み込みエンジニア |
458万円 |
19位 |
ネットワークエンジニア |
458万円 |
20位 |
ITヘルプデスク |
393万円 |
ITエンジニア内での平均年収が一番高いのは、プロジェクトマネージャーです。
プロジェクトマネージャーは、ITエンジニアとしてのスキルはもちろん、高いマネジメント力も求められるため、平均年収が一番高い結果となりました。
平均年収は全国で算出しているため、地域によっては上下があるでしょう。
3.年代・学歴・スキル別のITエンジニアの平均年収一覧
ここでは、各項目ごとにITエンジニアの平均年収の比較した一覧を紹介していきます。
3-1.【年代別】ITエンジニアの平均年収の比較一覧
また、年代別でエンジニアの平均年収を調査した結果、以下の数値がでました。
年代別 |
エンジニア |
日本全体平均 |
20代 |
413万円 |
320万円 |
30代 |
526万円 |
431万円 |
40代 |
646万円 |
492万円 |
50代以上 |
754万円 |
525万円 |
出典:民間給与実態統計調査結果
このデータから分かるように、エンジニアはどの年代でも全体平均よりも年収が100万円ほど高くなっています。
3-2.【学歴別】ITエンジニアの平均年収の比較一覧
以下のグラフは、学歴別の平均収入です。
出典:IT人材に関する各国比較調査 結果報告書
上のグラフの数値を表でまとめると以下となります。
学歴 |
平均年収 |
専門学校、短期大学など |
510万円 |
大学(学部) |
620万円 |
大学院(修士課程) |
700万円 |
大学院(博士課程) |
830万円 |
平均年収は、学歴に依存していることが分かります。
このことは、エンジニアに限らずどの業界でも言えることです。
学歴は、一つの指標に過ぎないので、スキルや資格を身につける事が重要です。
3-3.【スキル別】ITエンジニアの平均年収の比較
以下の資料では、ITにおけるスキル別の平均年収を示しています。
レベル1からレベル3までは、徐々に年収が増加します。
レベルが上がるごとに50万の年収の増加があります。
一方、レベル4以降のスキルアップについては、一段階上がるごとに大幅な年収増加が見込めます。
レベル4以降は、レベルを上げるハードルが高くなりますが、それだけ給料が増加します。
4.ITエンジニアで年収1000万円は稼げるのか
結論からお伝えすると、エンジニアで年収1000万円は可能です。
年収1000万円を超えるためには、様々な方法があります。
・フリーランスになる
スキル・経験が十分にあると、案件の単価が高くなり、1000万円を目指すことができます。
ただし、フリーランスになるには、相当のスキルと経験が必要となってきます。
また、以下の記事ではフリーランスエンジニアについて詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。
→フリーランスエンジニアとは?働き方・年収・メリットなど解説
・年収が高い企業に入社する
スキルを身に付けたあとに、年収が高い大企業や外資系企業に入社すると年収が高まるでしょう。
大手企業は想像通り、給与が高くなります。
上流工程は単価が高いため、スキルアップして上流工程を担当できるようになると年収1000万円を目指せます。
・プロジェクトマネージャーになる
プロジェクトマネージャーは、エンジニアとしての高いスキルとマネジメント能力が必要なため、年収1000万円を目指すことができます。
企業によってはプロジェクトマネージャーの年収を1,500万円以上、提示する企業もあります。
また、以下の記事ではITエンジニアが年収1000万稼ぐ方法について詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。
→ITエンジニアが年収1000万稼ぐ方法3選!高年収のIT企業やおすすめ職種など紹介
5.ITエンジニアが年収・給料を上げる方法3選
エンジニアが年収を上げるためには以下の3つの方法があります。
方法
- ・上流工程のスキルを身につける
- ・スキルを身につけてフリーランスになる
- ・転職する
ここでは、それぞれの年収アップ方法について詳しく解説していきます。
5-1.上流工程のスキルを身に付ける
エンジニアは経験の浅いうちは、下流工程を担当します。
経験を積んで、スキルを身につけると、上流工程にステップアップできます。
上流工程を担当できるようになると、大幅な年収の増加が見込めます。
また、以下の記事ではエンジニアの上流工程について詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。
→エンジニア(SE)の上流工程とは?仕事内容や必要スキルを解説
5-2.スキルを身に付けてフリーランスになる
フリーランスになると、大抵は企業勤めよりも年収が増えます。
ただし、フリーランスは仕事が無くなると無給になるため、しっかりとスキルを身に付けてからフリーランスになりましょう。
5-3.転職する
日本のIT企業はエンジニアの人手不足により、スキルを持ったエンジニアを求めています。
転職することで年収増加を目指すことができます。
自分の価値がどの程度なのかは、IT専門の転職エージェントを利用して確認すると良いでしょう。
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6.未経験からITエンジニアになった場合の年収は低い?
未経験でもエンジニアになれるって聞くけど、未経験だと給料は低いと思っている方がいると思います。
ここでは、そんな方に向けて、未経験からエンジニアになった場合の年収について説明します。
6-1.未経験エンジニアは年収が低い?
結論として、未経験からエンジニアになる方の平均年収は250万円〜400万円です。
未経験からエンジニアが「やめとけ」と言われる要因1つで初年度の年収が低いことをあげられます。
【→関連記事:未経験からITエンジニアはやめとけと言われる理由・転職方法】
確かに未経験としてエンジニアになるとはじめは年収は低いですが、経験を積みスキルアップすることで年収はアップさせていくことは可能です。
また、以下の記事ではエンジニアの年収が低いのかについて詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。
→ITエンジニアの平均年収が低い理由!年代別の平均年収を算出
6-2.未経験からのエンジニアが年収をあげる方法は?
未経験からITエンジニアになってからの年収を上げるステップは以下となります。
方法
- ①資格を取得する or 勉強をする
- ②実務経験を積む
- ③いち早く上流の経験を積む
- ④転職をする
資格取得や勉強をすることで、質の高い案件に入り、実務経験を積むことができます。
全く勉強していない人より、自己研鑽を積んでいる方はチャンスをもらいやすいです。
勉強もしているのに、良い実務経験を積めない人は転職することをおすすめします。
ある程度、実務経験を積むことできれば、転職も視野にいれて年収アップを狙っていきましょう。
7.まとめ:ITエンジニアの平均年収は544万円!
エンジニアの種類別ランキングを再掲します。
順位 |
職種 |
平均年収 |
1位 |
プロジェクトマネージャー |
636万円 |
2位 |
データサイエンティスト |
621万円 |
3位 |
フロントエンドエンジニア |
611万円 |
4位 |
クラウドエンジニア |
610万円 |
5位 |
サーバーサイドエンジニア |
600万円 |
6位 |
AIエンジニア |
600万円 |
7位 |
セールスエンジニア |
599万円 |
8位 |
プロジェクトリーダー |
586万円 |
9位 |
QAエンジニア |
578万円 |
10位 |
ゲームエンジニア |
571万円 |
11位 |
マークアップエンジニア |
549万円 |
12位 |
アプリケーションエンジニア |
526万円 |
13位 |
セキュリティエンジニア |
525万円 |
14位 |
サーバーエンジニア |
502万円 |
15位 |
社内SE |
502万円 |
16位 |
システムエンジニア |
485万円 |
17位 |
データベースエンジニア |
476万円 |
18位 |
組み込みエンジニア |
458万円 |
19位 |
ネットワークエンジニア |
458万円 |
20位 |
ITヘルプデスク |
393万円 |
エンジニアは、全体の平均年収よりも100万円ほど高くなっています。
どのエンジニアでも、スキルアップや資格取得を行うことで、年収は増加します。
また、ITエンジニアの年収はスキル次第なため、スキルを高めれば、高めるほど、年収アップを見込むことができるでしょう。
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はじめに職歴をお聞かせください。
この記事の監修者
エンジニア
大学卒業後、新卒で不動産会社に就職。その後23歳で開発エンジニアにキャリアチェンジし、3年間大手Slerにて様々な開発に携わる。その後、インフラストラクチャー企業にて人材コンサルタントとして経験を積み、株式会社ユニゾン・テクノロジーを創業。現在の代表取締役