「スキル不足かな…」「スキルがない…」エンジニア転職を成功させるには？
未経験でスキルがなくてもエンジニアに転職することはできるのかな？
スキル不足でエンジニアを目指す人がやるべきことって？
✓本記事の流れ
- ・スキル不足でエンジニア転職を失敗してしまう理由
- ・エンジニア転職者に求められるスキル
- ・スキル不足のエンジニア転職者がやるべきこと
エンジニア転職を失敗してしまう理由の中に、エンジニアとしてのスキル不足があります。
では、エンジニア転職はスキルを積んだ人のみが成功するのでしょうか。
本記事では、スキル不足でエンジニア転職を失敗してしまう理由や、スキル不足でもエンジニア転職を成功させるためのポイントについて解説していきます。
また、スキルの無いIT未経験から、エンジニアになれるのかなども詳しく解説しています。
エンジニアを目指しているけどスキルが不足していることが不安な人はぜひ参考にしてください。
目次
1.スキル不足でエンジニア転職が厳しくなることがある
エンジニアの転職ではスキル不足によって転職が難しくなるケースがあります。
エンジニアの転職が難しくなる理由は、希望ポジションの実務経験の有無が大きくかかわるからです。
基本的にエンジニアというのは技術職であるため、面接だけでどのくらいのスキルがあるのかを判断することは難しいです。
そのため、「持っている資格」や「実務経験の有無」が重要視されるようになっています。
スキルが足りていないとエンジニアの転職が厳しくなってしまう理由にはこのような背景があるのです。
エンジニアで転職を成功させるためには、少なくとも選考に通るだけのスキルを戦略的に身に着けておく必要があります。
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2.スキル不足でエンジニア転職を失敗してしまう理由
スキル不足でエンジニア転職が失敗する理由は、5点あります。
スキル不足で転職を失敗する理由
- ・自分のスキルを上手く伝えられていない
- ・スキルや経験が足りていない
- ・企業に求めている能力を身につけられていない
- ・キャリアプランが描けていない
- ・年齢が高い人のエンジニア転職はスキルがないと厳しい
それでは、それぞれの理由を詳しく見ていきましょう。
2-1.自分のスキルを上手く伝えられていない
一つ目は、自身のスキルをアピールできていないことで、実際のスキルが企業に伝わらずにスキル不足と判断されてしまう場合です。
このような理由で転職に失敗する方は、スキルの棚卸しができていない場合があります。
転職する前に以下のようなスキルの棚卸を行うようにしましょう。
- ・エンジニアとしての技術
- ・担当工程
- ・業界知識や業務知識
- ・リーダー経験やマネジメント経験
自分のスキルを具体化すると、どのような場面で活かせられるのか見えてきます。
そのスキルをアピールできれば、より効果的に自分のスキルを伝えられるようになります。
2-2.スキルや経験が足りていない
エンジニアは技術職であるため、スキルや経験がないと転職失敗する可能性が高くなります。
「プログラミング言語実態調査2018」では「自身の能力不足を感じる」「やや感じる」と答えたITエンジニアはそれぞれ38.2%、27.6%と報告されています。
合計すると65.8%であり、3人に2人のITエンジニアがスキル不足を感じていると言うことができます。
しかし、企業は高い専門性をもったエンジニアを求めていることから、スキルや経験が足りていないと転職に失敗してしまう可能性が高くなります。
現場で仕事についていけるようになるためにも、転職活動時からスキルを身に付ける努力が必要です。
2-3.企業に求めている能力を身につけられていない
スキル不足でエンジニア転職に失敗してしまう理由として、企業が求めている能力を身に付けられていない点が挙げられます。
高いスキルをもっていても、企業とのミスマッチが生じてしまえば、必要とされません。
単にプログラミング言語を習得するだけでなく、自分が応募したい企業の業務で使うスキルなのかを考えてみましょう。
そのほか、需要のあるプログラミング言語を勉強する方法も挙げられます。
- ・Python
- ・JavaScript
- ・PHP
- ・Java
- ・C言語/C++
- ・Swift
必要とされるプログラミング言語を学習して、エンジニア転職を成功させましょう。
エンジニアを目指す方におすすめのプログラミング言語について詳しく知りたい方は、以下の記事を参考にしてみてください。
2-4.キャリアプランが描けていない
具体的なキャリアプランが描けていないと、転職活動が失敗してしまう可能性が高まります。
採用する企業は、今のスキルだけでなく「将来的に貢献できるのか」を見るため、成長しないと判断した人は採用されません。
採用確率を上げるためにも、以下の3ステップを踏んでキャリアプランを描いてみましょう。
- 1.現在出来ることを書き出す
- 2.スキル面での課題の洗い出す
- 3.自分がどうなりたいのかを分析する
エンジニアのキャリアプランの一例として、現場を経験した後にマネジメントやITコンサルタントになる、というものが挙げられます。
専門性の高い職業になると採用難易度も高くなるため、キャリアプランを明確にして転職活動に取り組みましょう。
エンジニアのキャリアプランに関しては次の記事で分かりやすくまとめてありますので、キャリアプランがまだ描けていないという方は参考にしてみてください。
2-5.年齢が高い人のエンジニア転職はスキルがないと厳しい
若いうちはスキル不足でも転職できるケースが多いですが、年齢が高くなればなるほどスキル不足が原因となって転職失敗してしまう可能性が高くなります。
20代であれば完全未経験でも採用される可能性がありますが、30代以上になるとある程度のスキルが求められるようになるためです。
そのため、30代以上の方であれば特にある程度のスキルを身に付けておく必要があります。
スクールに通ったり独学で勉強したりしてプログラミングの勉強をしましょう。
また、以下の記事ではエンジニアのスキルについて詳しく紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。
3.スキル不足のままエンジニア転職をすることの影響
スキルがないままでのエンジニア転職により、以下のような影響が出ます。
スキル不足が転職活動に与える影響
- ・応募できる企業が少なくなる
- ・高収入が見込めない
- ・自信がなくなる
- ・入社後クビになってしまう場合がある
それぞれ詳しく解説していきます。
3-1.応募できる企業が少なくなる
スキル不足が原因で、応募できる企業が少なくなることがあります。
なぜなら、転職では即戦力を重視して、すぐに活躍してくれる人を採用する傾向が強いからです。
そのため未経験の求人だと選択肢が少なくなってしまいます。
仮にスキルを身につけていない状態で採用されたとしても、そのような企業はブラック企業である可能性があるため、しっかりとスキルを身に付けてから転職活動をすることがおすすめです。
ブラック企業を見極めるポイントについては次の記事で解説しています。
3-2.高収入が見込めない
スキル不足のままエンジニア転職をすると、レベルの低い仕事しか任せられないため高収入が見込めません。
例えば、スキルと年収は以下のように相関します。
|
スキル |
平均年収 |
|
レベル1（※1） |
約437万円 |
|
レベル2（※2） |
約499万円 |
|
レベル3（※3） |
約576万円 |
|
レベル4（※4） |
約726万円 |
- ※1：レベル1：最低限求められる知識を有している人材
- ※2：レベル2：基本的知識技能を有している人材
- ※3：レベル3：応用的知識・技能を有している人材
- ※4：レベル4：高度な知識・技能を有している人材
この表を見ると、レベル1とレベル4では230万円ほどの平均年収の差があります。
スキル不足のままであれば下流工程の仕事しか携われませんが、十分なスキルを得ることで高収入の上流工程の仕事に携われるようになります。
その結果、エンジニアとして高い年収を獲得できるでしょう。
次の記事でエンジニアの平均年収についてまとめてあります。
レベルだけでなく職種によっても平均年収は異なりますので、転職活動前にエンジニアの平均年収について詳しく知っておきましょう。
3-3.自信がなくなる
スキル不足のまま転職してしまうと「自分はエンジニアに向いていないのでは」と思い、モチベーション低下につながります。
応募しても面接で通らなかったり書類選考で落とされたりするからです。
それにより、転職をしてもうまくいかず「今の会社のままで良いのでは」と思ってしまう可能性もあります。
今の環境をどうしても変えたい方は、高いITスキルを身につけておきましょう。
3-4.入社後クビになってしまう場合がある
多くはありませんが、企業によっては、スキル不足の社員をクビにする可能性があります。
具体的には、スキル不足が影響して、企業に対して重大な損害を与えたり著しい成績不良が認められたりした場合には、解雇となる可能性があります。
クビにならないためにもスキル習得は必要です。
4.スキル不足でエンジニア転職は難しい？
スキル不足でエンジニア転職は難しいと思われる方もいるかもしれません。
結論から解説すると、以下の理由からスキル不足でもエンジニア転職は可能です。
スキル不足でも転職で可能な理由
- ・エンジニアの需要が高いため
- ・エンジニア転職を繰り返すことでスキル不足を解決できることがあるため
- ・研修制度が整っている企業があるから
4-1.エンジニアの需要が高いため
昨今は、IT業界での人材不足によりエンジニアの需要が高まっています。
とくに日本では、エンジニアが不足しています。
「2023年DX白書」によると、DXを推進する人材は、2022年度調査では49.6%が大幅に不足すると回答されています。
さらに生産性向上の方針により、企業でDX化が進められています。
DX化にはIT業界の知識が求められるため、エンジニアの需要は増え続けるでしょう。
そのためスキル不足なエンジニアでも、将来性を見込んで採用される可能性があります。
4-2.エンジニア転職を繰り返すことでスキル不足を解決できることがあるため
エンジニア転職の繰り返しによりスキル不足を解決できることがあります。
一度未経験でも就業可能な企業に勤めて、求めている以上のスキルを得た後に転職する方法もあります。
まずは自分が足りないスキルが学べる企業に就職し「これ以上能力が伸びない」と思ったら、求めている経験を積める企業へ転職しましょう。
エンジニア転職を繰り返す際の面接では、ネガティブな理由ではなく新たな技術習得を目指したい向上心をアピールしてみましょう。
4-3.研修制度が整っている企業があるから
IT企業では、未経験歓迎の企業が数多くあり、入社後の研修制度が充実しています。
とくに、IT未経験の人材であれば、研修期間を3ヶ月ほど受けて、基礎的な知識を身に付けることが大半です。
例えば、以下のような研修があります。
- ・IT全般に関する研修
- ・プログラミング研修
- ・ビジネスマナー研修
企業は研修制度を設けて、新入社員にスキルを獲得してもらいます。
ただし、研修制度を利用するだけでなく、休みの日などを活用して自分でも勉強するようにしましょう。
5.スキル不足の未経験からITエンジニアになれる？
IT未経験からエンジニアへの転職を考えている方は、「プログラミングのスキルなんてないけど、大丈夫だろうか？」という不安を抱えたことがあると思います。
以下では年齢ごとに分けて、未経験からITエンジニアになれるのかどうかを解説します。
5-1.20代の未経験者
未経験からITエンジニアへの転職を考える際には、20代であれば多くのチャンスがあると言えます。
IT人材の需給
上記の図は、経済産業省が出している「IT人材需給に関する調査(概要)」のデータです。
経済産業省によると、2030年には最大79万人のIT人材が不足すると記載されています。
IT業界の人手不足もあり、20代の未経験者はポテンシャル採用をされることが非常に多く、学習態度や吸収力などがあり、入社後に成長して活躍できるようになりそうな人材は積極的に採用されています。
従って、20代の未経験者はそこまでスキル面で不安を感じる必要はないと言えます。
5-2.30代以降の未経験者
IT業界が人手不足とはいえ、30代以降になると前職での活躍や、自主的な学習の進捗が求められることが多くなります。
特にIT業界は、多くの人でチームを組んでプロジェクトを推進することが多いので、マネジメント経験などがあると評価を受けやすいでしょう。
また自主的にプログラミングの学習などを進めることで、ITエンジニアへの熱意や入社後の活躍を想像させることができます。
本やプログラミングスクールなどを活用しながら、学習を進めましょう。
未経験からエンジニアになりたいが、不安を抱えている…という方はぜひ以下のボタンから、IT転職のプロに相談してみましょう。
6.スキル不足でもエンジニア転職を成功させるためのポイント
スキル不足のエンジニア転職者がやるべきことは、以下の6点です。
スキル不足の転職者がやるべきこと
- ・スキルを証明できるものを用意する
- ・スキルを身につける
- ・スクールを利用する
- ・スキル以外をアピールする
- ・自分のスキルが活かせる企業を選ぶ
- ・転職エージェントを使う
6-1.スキルを証明できるものを用意する
エンジニア転職者は、資格をもっていたり、ポートフォリオを提出したりすることでスキルを証明できます。
スキルを企業に証明することで採用確率がぐっと上がるでしょう。
ポートフォリオは「どのくらいのスキルがあるのか」を判断できるため、求められます。
ポートフォリオには、以下のような内容を盛り込みましょう。
- ・使用した言語
- ・オリジナリティ
プログラミング言語をどのように利用したのかをアピールできると良いでしょう。
また、既存のシステムやサービスを真似るのではなく、差別化できる点を考え、オリジナリティを出すと評価されます。
資格に関しては、客観的なスキルの証明ができるため取得をおすすめします。
例えば、ITエンジニアとして、以下のような資格が挙げられます。
- ・基本情報技術者試験（基本的な知識が求められる）
- ・応用情報技術者試験（上級者としての知識が求められる）
エンジニアとしてスキルが足りないと感じている方は、資格を取得してアピールする方法が勧められます。
取得すると良い資格はエンジニアの種類によっても異なるため、次の記事で自分が取得するべき資格を確認してみてください。
6-2.スキルを身につける
スキル不足のエンジニア転職者は、プログラミング言語を学習してスキルを高めましょう。
現在は、独学でもスキルを身に付けられる環境が整っています。
例えば、プロゲートというアプリは、基礎を身に付けられ「プログラミングでどのようにシステムが動くのか」を理解できます。
また、実際にアプリを自作してみるのも良いでしょう。
開発に関わる工程が見えるため、エンジニア転職に役立ちます。
エンジニアの詳しい学習法については次の記事でまとめてありますので、自分に合った学習法を見つけられるようにしましょう。
6-3.スクールを利用する
スキル不足でエンジニア転職する際には、独学の勉強でもできますが、スクールの利用がおすすめです。
独学した際には、モチベーションが続かなくなってしまうことや、エラーの原因がわからなく挫折してしまう可能性が高いです。
一方スクールを利用すれば、疑問点をすぐにアドバイザーに質問して解決することができたり、スケジュールを一緒に立てて計画的な転職活動が可能になります。
ユニゾンキャリアは、完全無料で利用できるITスクールを運営しています。
就職や転職サポート付きなので、IT企業就職の相談を受けたい方に最適です。
また、エンジニアの講師が常駐しているため、疑問をすぐ解消しながらプログラミング言語を習得できる環境が整っています。
1日でも早くエンジニア転職に必要なスキルを習得したい方は、スクールを利用してみましょう。
6-4.スキル以外をアピールする
スキル以外をアピールする方法も効果的です。
企業によっては、人間性を重視してエンジニアの採用を行っていることがあるからです。
現在スキルがなくても、将来的に会社に貢献できる人材を育てたいと考えている企業もあります。
例えば誠実性が高く、与えられた仕事に真面目に取り組む人は、成長しやすい傾向にあります。
また、丁寧に仕事に向き合う姿勢があると、すぐに高い専門性を身に付けられます。
加えて、顧客重視の考え方も必要です。
顧客に現れている表面的なニーズだけではなく、顧客が悩んでいる潜在的なニーズまで考えて、価値提供する姿勢が求められます。
6-5.自分のスキルが活かせる企業を選ぶ
IT業界はさまざまな分野がありますが、その中で自分のスキルが活かせる企業を選んでみましょう。
例えば、自身が今まで勉強してきたプログラミング言語が活かせる企業が挙げられます。
エンジニア転職する際に自分に合う企業選びが難しいと感じている方には、転職エージェントの利用がおすすめです。
エンジニアは専門性が高いため最適な企業選びが難しく、挫折してしまうこともあるためです。
6-6.転職エージェントを使う
スキル不足でエンジニア転職をする場合、選考対策から、どのような言語を自主学習したらいいか、どんなエンジニアの仕事がいいかなどの問題があります。
しっかりと準備を行う必要がありますが、希望する企業への転職を叶えるためには、1人ではハードルが高いと感じる方もいらっしゃると思います。
IT専門の転職エージェントを活用することで、しっかりとした準備を行い、納得する転職をできる可能性が大きくなります。
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7.エンジニア転職者に求められるスキル
エンジニア転職に求められるスキルは、以下のとおりです。
エンジニア転職に求められるスキル
- ・IT全般の知識
- ・プログラミング言語の知識
- ・業界の知識
- ・コミュニケーションスキル
- ・マネジメントスキル
- ・論理的思考力
自分がどのようなスキルを身につけられていて、これからどのスキルを身につけていく必要があるのか、確認しながら読んでみてください。
7-1.IT全般の知識
エンジニア転職では、IT全般の知識が求められます。
例えば、以下のようなスキルです。
- ・PCやサーバーの知識
- ・ソフトウェアの知識
- ・Web業界の知識
- ・ネットワークの知識
それ以外にもさまざまなスキルが必要なため、自分の専門分野の知識だけでなくIT全般の知識を身に付けておく必要があります。
7-2.プログラミング言語の知識
エンジニア転職者には、プログラミング言語の知識が求められます。
開発や保守をする際には、高いプログラミングスキル、すなわちプログラミング言語の知識が必要だからです。
まずは自分の専門分野で必要となるプログラミング言語を、最優先で身に付けましょう。
例えば、以下のようなプログラミング言語があります。
- ・Java
- ・JavaScript
- ・Ruby
Javaは、社内システムやWebサイト制作、ゲーム制作など、さまざまな用途で利用されるプログラミング言語です。チームでの開発に向いており、効率的に作業できます。
JavaScriptは、アプリやサーバーなどで利用されるプログラミング言語です。Webサイト制作には必須の存在であり、Webエンジニアとなる方に習得をおすすめします。
Rubyは、Webサービスの開発に最適なプログラミング言語です。自由なコーディングが可能であり、扱いやすい言語の1つです。
このように、用途に合わせてプログラミングを勉強する必要があります。
プログラミング学習は1週間といった短期での習得はできず、スキルとして身につけるまで時間のかかる難易度の高いものです。
しかし一度プログラミング言語を身につけると、その言語が活用される様々な業界や企業から求められる人材になれるため、複数の言語を使えるエンジニアになれると良いでしょう。
7-3.業界の知識
エンジニアとして、働くうえでIT業界の知識を深めておくと良いでしょう。
例えば、インターネットWeb業界、通信インフラ業界、ソフトウェア業界、ハードウェア業界、情報処理サービス業界、というように、IT業界はさらに細分化されます。
自分が在籍する、またはこれから働きたいと考えている業界について知識を深めるようにしましょう。
また、IT業界は幅広いため、特定の業界に在籍していても他社と連携する機会があります。
自身が所属している業界以外の知識も身につけておくと、他社とのスムーズなやり取りが可能になります。
7-4.コミュニケーションスキル
エンジニア転職においては、コミュニケーションスキルが求められます。
エンジニアはひとりだけで業務を遂行するわけではなく、さまざまな人とコミュニケーションをとって業務を進めるからです。
例えば、顧客の「要望」や「システムの不満点」を聞き出す対応が必要です。
また、顧客に機能の説明をする際にもコミュニケーションスキルが求められます。
エンジニアは詳細な機能の説明をする機会が多いことから、コミュニケーションスキルは必須といえるでしょう。
具体的にどのようなコミュニケーションスキルが求められるのか知りたい方は、次の記事を読んでみてください。
7-5.マネジメントスキル
エンジニアがプロジェクトを円滑に進めるためには、マネジメントスキルが必要です。
マネジメントスキルがあることでチーム全体を俯瞰した視点から見られるようになり、メンバーの能力を最大化できるようになります。
マネジメントスキルが活用される場面としては、「担当者の割り振り」「納期までのスケジューリング」などの業務を行う時があります。
未経験のエンジニアでも、マネジメントスキルがあるとチームを動かせるため重宝されます。
特に30代以上でのエンジニア転職ではマネジメントスキルが重要視されます。
7-6.論理的思考力
エンジニア転職をする際には、プログラミングといった仕事で、論理的思考力が求められます。
あいまいな指示を受け付けない機械に対してプログラミングを行うため、正確なコーディングが必要とされます。}
それにより、物事を論理的に考え、伝える力が必要とされるのです。
論理的思考力を鍛えるためには、以下の点を日ごろから意識しておきましょう。
- ・いつ・どこで・何をするのかを考える
- ・なぜ起こったのか原因を考える
- ・数字を使って話す
普段から論理的に考える練習をしておきましょう。
8.スキルの身につく優良IT企業の見極め方
せっかくエンジニア転職をしたけれど、エンジニアのスキルが身につかない…なんて声は実はよく聞きます。
以下ではスキルの身につく優良IT企業の見極めポイントを3つ紹介します。
8-1.教育体制が整っているかを確認する
入社時にしっかりとした研修が組まれていたり、継続的に自己学習できる環境の整っている企業は優良企業の可能性が高いです。
研修などを利用してスキルを身につけられることはもちろん、それだけ実際の案件でもスキルを求められているということを意味しており、働く中でスキルを身につけていける可能性も高まります。
HPや口コミなどを確認したり、実際に社員の方に聞くなどして、教育体制がしっかりしていることを確認しましょう。
8-2.口コミを確認する
優良IT企業を見分けるためには、まずその企業の口コミを確認してみましょう。
Open Workや転職サイトなどには、その企業の現役社員や過去に働いていた社員の方々の口コミが載っています。
残業時間や職場の雰囲気、満足する仕事内容だったかなど、より実際に近い声を見ることが出来ます。
一方、退職した方の意見が多く、否定的な意見が多くなってしまう傾向があるので、完全に鵜呑みにするのも危険だと言えます。
8-3.転職エージェントを活用する
自分自身で情報収集をすることには限界があります。
例えば、実際の残業時間はどれくらいかや、スキルの身につく仕事ができるかどうかなどを自分の力で調べるのは難しい側面があります。
そこでIT専門の転職エージェントを活用することで、自身に合った優良企業を紹介してもらうことが出来ます。
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9.【まとめ】エンジニア転職はスキル不足でもできる！
スキル不足でエンジニア転職を失敗してしまう理由は、以下の通りです。
- ・自分のスキルをうまく伝えられていない
- ・企業が求める能力を身に付けられていない
- ・キャリアプランを描けていない
エンジニア転職では、企業が求めている能力を身に付け、将来的に活躍できる点をアピールする必要があります。
なお、エンジニア転職者に求められるスキルは、以下の通りです。
- ・プログラミング言語の知識
- ・業界の知識
- ・コミュニケーションスキル
そして、スキル不足のエンジニア転職者がやるべきことは、以下の通りです。
- ・スキルを証明できるものを用意する
- ・スクールを利用する
- ・自分のスキルが活かせる企業を選ぶ
スキル不足が不安な方はエンジニアに転職する前に、資格を取ったり、ポートフォリオを用意したりしてスキルを証明しましょう。
もし自身のスキルについて悩みがある方は、転職エージェントを利用してスキルアップの方法について相談しおすすめです。
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今の世の中に不安がありませんか？
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「年収が低すぎる…」「年収をアップさせたい…」
年収の高い企業に入社すべき！
ワークライフバランスを整えたい
「残業なしがいい」「週3,4日で働きたい」
ITエンジニアはスキルを磨けば仕事は選べます！
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こんにちは！
はじめに職歴をお聞かせください。
この記事の監修者
エンジニア
大学卒業後、新卒で不動産会社に就職。その後23歳で開発エンジニアにキャリアチェンジし、3年間大手Slerにて様々な開発に携わる。その後、インフラストラクチャー企業にて人材コンサルタントとして経験を積み、株式会社ユニゾン・テクノロジーを創業。現在の代表取締役
