ITエンジニアのやりがい・魅力とは?きついと言われる理由も解説
ITエンジニアのやりがいってなんだろう…
✓本記事の結論
- ・ITエンジニアのやりがいは、「自分の成果を実感したとき」や「システムがエラーせずに動作したとき」があげられます。
- ・チームで開発するため、チームで目標を追う楽しさもあるでしょう。
「ITエンジニアを目指している」「または駆け出しとしてスタートした」そんな方に見ていただきたい記事となっています。
ITエンジニアのやりがい・魅力を理解することで、モチベーションアップにも繋がるでしょう。
また、次の記事ではエンジニアとは何なのかについて詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。
⇒【図解付き】エンジニアとは?職種・種類・仕事内容・ITエンジニアの適性までわかりやすく完全網羅!
目次
1.ITエンジニアのやりがいとは?
ITエンジニアのやりがいは主に下記5つです。
- ・自分の成果を実感したとき
- ・チームで協力して仕事をするとき
- ・顧客に感謝されたとき
- ・システムがエラーせずに動作したとき
- ・新しい仕事を任されたとき
例を交えて詳しく解説していきます。
1-1.自分の成果を実感したとき
ITエンジニアは、自分が開発したアプリケーションやシステムを納品やリリースした際、やりがいを感じられます。
自分が開発したプロダクトが目に見える形で成果として残るため、仕事を通じて達成感を得やすいです。
また、自分が開発したプロダクトを通じて顧客や社会の役に立っていることを実感できるため、仕事によるやりがいを感じられます。
1-2.チームで協力して仕事をするとき
ITエンジニアの仕事は複数人のチームで協力して行う場合が多く、「チームに貢献している」というやりがいを感じられます。
ITエンジニアのプロジェクトは様々な知識やスキルが求められるため、専門分野を持ったエンジニア同士がチームとなって業務を行います。
お互いの長所を活かしながらプロダクト開発を進めていくことができるため、チームで目標を追うやりがいを仕事から得られるでしょう。
また、トラブルや急な仕様変更が合った際、チーム全体が同じ課題に全力で取り組むため、仕事が終わった際に大きな達成感を得られます。
チームのメンバー同士で助け合った結果、人との繋がりや感謝の言葉が得られる場合も多いため、仕事にやりがいを感じる人も多いです。
1-3.顧客に感謝されたとき
ITエンジニアは、顧客の課題を解決するアプリケーションやシステムを開発した際、顧客に感謝されるため、仕事を通じてやりがいを感じられます。
顧客が期待する成果を出すことができれば、「ありがとう」などの感謝の言葉をもらい、自分の仕事が役に立っていると実感できます。
また、要件定義などの上流工程に関わる業務に携わるITエンジニアの場合、日常的に顧客と接する機会が多いです。
丁寧なヒアリングや顧客とのやり取りを通じて感謝の気持ちを受け取ることができるため、仕事でやりがいを感じられます。
1-4.システムがエラーせずに動作したとき
自分が作成したシステムがエラーせずに動作した時、ITエンジニアはやりがいを感じられます。
システムは様々な部品が組み合わさって作られており、最初は部品ごとや結合時にエラーが発生し、システムが動作しない場合が多いです。
それぞれのエラーを解決するために修正を行い、システムが動作するようにできれば、課題解決による大きな達成感を得られ、やりがいを感じられます。
1-5.新しい仕事を任されたとき
ITエンジニアは知識やスキルを身に付ければ新しい仕事を任せてもらい、自分の成長を実感できます。
ITエンジニアの業務に必要な知識やスキルは日々アップデートされており、活躍しているITエンジニアは継続的に学習しています。
知識やスキルが増えた場合、自分のできる業務の幅が広がるため、それまでできなかった新しい仕事に挑戦し、仕事を通じてやりがいを得ることが可能です。
また、ITエンジニアの仕事はプログラミングや設計、要件定義、プロジェクトマネジメントなど幅広く、それぞれの業務で求められる知識やスキルが異なります。
そのため、新しい仕事を任せてもらえれば、スキルアップによる成長や満足感などを実感できます。
2.ITエンジニアには魅力が多い!4つの魅力
ITエンジニアは仕事のやりがいもある仕事ですが、仕事以外にも魅力が多く存在します。
ITエンジニアの魅力は主に下記4つです。
- ・年収が高い
- ・色んな業界に関われる
- ・スキルの汎用性が高い
- ・最新の技術に関われる
2-1.年収が高い
「IT人材に関する各国比較調査結果報告書」によると、ITエンジニアの平均年収は544万円となっており、一般的な日本平均年収443万円(参考:令和3年分民間給与実態統計調査結果)を大幅に上回っています。
IT化が進む現代においてITエンジニアの需要は高まっており、多くの企業がITスキルを持つ人材を募集しています。
需要に伴ってITエンジニアが得られる給与額も高まっており、ITエンジニアになれば高年収が期待できるでしょう。
ITエンジニアの年収について詳しく知りたい方はこちらの記事をご覧ください。
→【職種別】ITエンジニアの平均年収ランキング!給料アップ法なども紹介
2-2.様々な業界に関われる
ITエンジニアは顧客の役に立つアプリケーションやシステムを開発する必要があるため、顧客の業界について幅広く学ぶことが多いです。
仕事を通じて様々な業界に関わることができるため、IT業界以外の業界の知識や業務内容について詳しい人材を目指せます。
また、様々な業界の知識があれば、顧客の課題解決のために役立つ知識が増えるため、ITエンジニアとしての業務の幅を広げることが可能です。
要件定義やITコンサルタントなどのハイレベルな仕事に挑戦できるようになるため、自分の市場価値を高め、仕事を通じて得られるやりがいも増えていきます。
2-3.スキルの汎用性が高い
ITエンジニアのスキルは汎用性が高く、様々な企業や案件で活躍できます。
ITスキル全般は需要は高く、身に付けておけば自分の働きたい企業で仕事ができる可能性が高いです。
また、スキルや現場経験があるITエンジニアの場合、副業やフリーランスで自分の好きな案件に挑戦することもできます。
IT化が進む現代において身に付けたスキルが不必要になる可能性は低いため、ITエンジニアになれば仕事を失いにくいという魅力もあります。
ITエンジニアのスキルについて詳しく知りたい方は以下の記事をご覧ください。
→ITエンジニアに必要なスキル一覧!求められる能力や技術を徹底解説
2-4.最新の技術に関われる
ITエンジニアは日々最先端の技術に関わることができるため、新しい知識を学び知的好奇心を満たせます。
プロダクトを開発するためのプログラミング言語やツールなどの様々なスキルは、日々アップデートされています。
ITエンジニアとしてスキルを磨けば、最新の技術に触れながら仕事ができるため、仕事を通じて自分の成長や新しいことを学んでいるという「やりがい」を感じることができるでしょう。
また、AIやクラウドなどの最新の技術は今後需要が高まっていくため、使用経験があれば将来的に活躍するITエンジニアを目指せます。
3.やりがいもあるが、ITエンジニアは「きつい」とも言われている
ITエンジニアがきついと言われる理由は主に下記4つです。
- ・残業や休日出勤がある
- ・納期へのプレッシャーがある
- ・勉強し続ける必要がある
- ・突然のトラブル対応がある
「やりがい」や「魅力」もあるお仕事ですが、きついとも言われている職業です。
良い部分も悪い部分も理解しておきましょう。
3-1.残業や休日出勤がある
ITエンジニアはプロジェクトごとに稼働時間や出勤する曜日が異なり、残業や休日出勤を求められる場合があります。
人手が不足しているプロジェクトの場合、ITエンジニアの稼働時間を増やさないと仕事がスケジュール通りに終わらないため、残業が増えてしまいます。
プロジェクトによっては休日出勤を求められる場合もあるため、ITエンジニアの仕事をきついと感じる人も多いです。
特にSESの場合、派遣先の企業の要望に合わせて仕事する必要があるため、残業や休日出勤などを求められた場合に断りにくく、仕事に対して不満を感じる場合があります。
また、以下の記事ではエンジニアの残業について詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。
→ITエンジニアの残業って多いの?残業が多い理由や減らすコツも解説
3-2.納期へのプレッシャーがある
アプリケーションやシステムの開発には納期があるため、ITエンジニアは仕事による精神的なプレッシャーを感じやすいです。
納期に遅れてしまうと顧客からの信頼を失い、損害賠償などの責任問題に発展する場合もあるため、ITエンジニアは納期を遵守する必要があります。
また、ITエンジニアはチームで開発する場合が多く、自分の作業の遅れがプロジェクト全体に響く可能性があります。
スケジュール通りに作業を進められないとチームに迷惑をかける可能性があるため、ITエンジニアは仕事でプレッシャーを感じやすいです。
3-3.勉強し続ける必要がある
ITエンジニアは業務で最新の知識やスキルが必要になる場合が多いため、日々勉強し続ける必要があります。
業務時間外も仕事に関する勉強が必要になり、プライベートの時間が削られてしまうため、ITエンジニアに不満を感じる人が多いです。
また、時間をかけて身に付けた知識やスキルが急に新しい技術に代替される場合もあります。
そのため、技術の入れ替わりに学習のスピードが追いつかず、ITエンジニアとして今後活躍できるのか不安に感じてしまう人も多いです。
また、以下の記事ではエンジニアの勉強について詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。
→未経験から独学でITエンジニアになるには何を勉強すればいい?
3-4.突然のトラブル対応がある
作成したアプリケーションやシステムに突然トラブルが発生した場合、即座に対応する必要があります。
臨機応変に対応できる人にとってトラブル対応はやりがいになりますが、急なバグ対応などは多くの人にとって負担となります。
スケジュール通りに作業が進んでいても、予期せぬトラブルにより作業量が増える可能性があるため、ITエンジニアの仕事をきついと感じる人は多いです。
また、以下の記事ではエンジニアがきついと言われている理由について詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。
→エンジニアがきついと言われる理由は?辛いと感じた時の対処法を解説
4.未経験からでもITエンジニアになれるのか?
「やりがい」「魅力」を確認し、ITエンジニアを目指そうと志した方もいるでしょう。
結論からお伝えすると、未経験者でもITエンジニアになることは可能です。
ITエンジニアの需要は高まっていますが、少子高齢化やスキル不足などによりITエンジニアの数が不足している企業は多いです。
2023年度のDX白書でも日本の8割以上の企業がIT人材が不足していると答えており、IT業界は人材不足となっています。
近年では、未経験者でも募集している企業が多く、面接対策や業界研究をしっかり行えば、未経験者でもスタートすることができます。
未経験者の場合、研修制度や教育制度がしっかりしている企業に入社できれば、安心してITエンジニアとして成長できます。
また、ITエンジニアに必要な知識やスキル、資格などについて入社前に学習しておけば、未経験者でもより確実にITエンジニアを目指せるでしょう。
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5.【まとめ】エンジニアはやりがい・魅力はあるが、きついことも多い!
ITエンジニアのやりがいは以下の通りです。
- ・自分の成果を実感したとき
- ・チームで協力して仕事をするとき
- ・顧客に感謝されたとき
- ・システムがエラーせずに動作したとき
- ・新しい仕事を任されたとき
ITエンジニアは自分の手で動くプロダクトを開発できるため、仕事によるやりがいを感じやすいです。
また、チームのメンバーや顧客から感謝される機会も多く、日々の業務の様々な場面でやりがいを感じることができます。
また、ITエンジニアの魅力は以下の通りです。
- ・年収が高い
- ・様々な業界に関われる
- ・スキルの汎用性が高い
- ・最新の技術に関われる
ITエンジニアは一般的な職種と比較して年収が高く、様々な業界に関わることができるため、将来性の高い職種です。
スキルの汎用性が高く、一度ITエンジニアとして経験を積んでおけば継続的に仕事を任せてもらえます。
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この記事の監修者
エンジニア
大学卒業後、新卒で不動産会社に就職。その後23歳で開発エンジニアにキャリアチェンジし、3年間大手Slerにて様々な開発に携わる。その後、インフラストラクチャー企業にて人材コンサルタントとして経験を積み、株式会社ユニゾン・テクノロジーを創業。現在の代表取締役